花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

ガメラと腹筋崩壊

ゲンブさんの太郎ロス 

 

ゲンブ「うぉーー、腹筋崩壊太郎〜。お前の最期に、我が泣いた、でござるッ!」

ヒノキ「何じゃ、ゲンブ。日頃は寡黙なハードボイルドキャラなお主が、そこまで号泣するとは珍しい」

ゲンブ「はっ、アリナ様。こ、これはお見苦しいところを……。しかし、これぞと見込んだ漢があっさり散ってしまうと、いかなる武人とて冷静ではいられないもの。我は血も涙もない機械ではないゆえに」

ヒノキ「ふむ。お主ほどの武人がこれぞと見込んだ漢とは……おお、令和の1号怪人であるべローサマギア。絶滅した昆虫種クジベローサ・テルユキイ、和名はクジコハクトガマムシの能力を持った怪人であるな。漢字で書くと、久慈・琥珀・利鎌虫で、岩手県久慈町で琥珀内の化石にて発見されたカマキリモドキな昆虫。学名のテルユキイは俳優の香川照之氏にちなんでいるそうじゃ」

ゲンブ「香川照之とは、意外なつながりでござるな」

ヒノキ「何でも、氏は昆虫マニアだそうで、カマキリ先生の異名も持つそうじゃ。クジコハクトガマムシのことも自分の番組で紹介し、世間の認知にも一役買ったという」


香川照之の“カマキリ先生”再出動 『昆虫すごいぜ! 特別編』12日放送


✅ 香川照之さんもビックリ? カマキリ化石、別の虫だった

 

ゲンブ「なるほど。一部、カマキリマギアと呼んでいる御仁もいるようでござるが、正確にはカマキリモドキマギアとか、トガマムシマギアと呼ぶべきでござるか」

ヒノキ「素直にべローサマギアでいいと思うぞ。それより、そのべローサマギアの何がそこまでお主の琴線に響いたのじゃ?」

ゲンブ「ふむ。これを見て下され」


映画『ガメラ2 レギオン襲来』より抜粋


仮面ライダーゼロワン 腹筋崩壊太郎 【なかやまきんに君】 Kamen Rider 01

 

ゲンブ「我がレギオンを倒すのに使ったウルティメイト・プラズマ。その後継者こそ腹筋パワーの腹筋崩壊芸。つまり、子供たちの笑顔のために命を掛ける彼さえいれば、この令和の時代も安泰……と考えていた矢先に、あのような悲劇に見舞われようとは(涙目)」

ヒノキ「ふむ。令和の時代は、我ら怪獣の眷属にとって生きにくい時代なのかも知れんのう。せっかく映画に復活したと期待されたのに、ゴマスリクソバードなぞと不名誉な呼称を付けられた、わらわのラドン族のように、腹筋崩壊族にとっても過酷な時代よ」

ゲンブ「いや、別にガメラは腹筋崩壊族ではござらんが。あくまで技に共通する要素があるだけで」

ヒノキ「ゴマスリ何ちゃらの元ネタは『けものフレンズ2』らしく、ラドンは巻き添えを食ったという意見もあるのじゃが、それでも、わらわはラドンの汚名返上のために、今日も強く生き抜くのじゃ。いつか返り咲く日が来ることを願ってな。ガメラ族も、そろそろ復活して、腹筋崩壊太郎の無念を晴らすとよい」

ゲンブ「本当にそう願っているでござる。昭和ガメラ平成ガメラに続く新たな令和ガメラの時代を」

ヒノキ「それはそうと、腹筋崩壊太郎の早逝を嘆いているのは、お主だけじゃない。世間的には、腹筋崩壊太郎ロスと呼ばれる現象が蔓延しておるそうじゃ。次回放送では、どんなマギアロスが発生するかは知らんが、世間の太郎ロス者はその想いを動画や文章に託して、一種の芸術に昇華しておるとも聞く。ゲンブも何か作ってはどうかの?」

ゲンブ「我には、動画も文才もござらん。一人、早すぎた弟子の死を悼み、号泣するのみでござる」

ヒノキ「いつから、腹筋崩壊太郎がお主の弟子になったのじゃ?」

ゲンブ「2019年9月1日からでござる。将来の令和を背負って立つ程の漢になると、期待をかけたものを」

ヒノキ「そこまで?」

ゲンブ「諸君らの愛してくれた腹筋崩壊太郎は死んだ!  どうしてか?」

ヒノキ「うっ、(坊やだからさ、とはとても言えない雰囲気じゃのう) い、いや、腹筋崩壊太郎はお主らの心の中に生き続けている。そして、時代が求めた時に、必ず復活するのじゃ。その日のために、わらわたちは今できることをしてやろう」

ゲンブ「今できること、でござるか?」

ヒノキ「そう。我らはTRPGゲーマー。ならば、腹筋崩壊太郎をTRPGのルールに基づいて、キャラ作りするのじゃ」

ゲンブ「おお。その手があったか。では早速(筆記用具とダイスを装備)」

 

腹筋崩壊太郎inラクシア

 

ヒノキ「使用システムはソード・ワールド2.5。種族は当然ルーンフォークじゃな」

ゲンブ「ルーンフォークですと?  リルドラケンではなく?」

ヒノキ「腹筋崩壊太郎のどこに竜や爬虫類の要素があると言うのじゃ?  第2話に登場する宅配太郎のオクレルなら、絶滅トビトカゲマギアなのでOKかもしれんが」

ゲンブ「宅配太郎!  そんなものまでいるとは?」

ヒノキ「第2話には、さらに会社警備太郎のマモルが絶滅キバネズミ(カンガルーの祖先らしい)マギアに変身し、さらに第3話には寿司太郎の一貫ニギローが絶滅イカマギアになるそうじゃが」(後日、これは間違いと判明。イカマギアになったのは散髪太郎のシザーメンズで、一貫ニギローはイカ触手で戦闘員マギアに変貌したのが事実)

ゲンブ「ヒューマギア男性の愛称は全て太郎なのでござるか?」

ヒノキ「公式名称は違うが、ファンの間では腹筋崩壊太郎に敬意を表して、後の怪人素体は全て職業要素太郎で呼ぶのが通例になりつつある」

ゲンブ「しかし、寿司太郎とは……」

ヒノキ「そう言えば、昔、新兄さんの教え子で、ポーツマス条約時の外務大臣小村寿太郎を小村すし太郎と読んだ生徒がいたそうじゃが……」

ゲンブ「今このタイミングでは、どうでもいい話でござるな。寿司太郎みたいな未来の話はともかく、今は腹筋崩壊太郎を偲ぶのみ。それにしても、華奢な体格のルーンフォークで、あの筋肉が再現できるのでござろうか?」

ヒノキ「生まれ表で7を振って戦士となれば、基礎能力値の体が12となって、十分であろう。ルーンフォークの戦士の筋力期待値は19、最大値は24で、これはルールブック1の種族中、最高を誇る。基礎値ではナイトメアの傭兵の15に負けておるが、ナイトメアは筋力を決めるランダムダイスが1Dしか振れんからのう。ルーンフォーク戦士が14から24の筋力を持つのに対し、ナイトメア傭兵は16から21の筋力に収まる。すなわち、筋力を期待するなら、やはりルーンフォークが最適解となるわけじゃ」

ゲンブ「なるほど。リルドラケンはルールブック2に登場する種族でござったな。念のため、そちらもチェックすると、リルドラケン戦士が体基礎値14で、2Dが振れるから、16から26の筋力を持つでござる。やはり、筋力重視ならリルドラケンでござろう」

ヒノキ「しかし、お主が去年ソード・ワールドで作ったキャラは、商人の生まれで体11でしかなかったではないか。ダイス目も冴えず、器用11、敏捷11、筋力17、生命力27、知力12、精神13という戦士としてはどうもお粗末な能力」

ゲンブ「戦いの後で、筋力が成長して18になったでござる。筋力ボーナスがプラス3になって、これから戦士として活躍が期待されようものを、あれから1年経っても、プレイする機会を得られず仕舞い」

ヒノキ「コナっちゃんとシロが今だ、屋久島から戻って来ないから仕方ないじゃろう。全てはゴブリンにうつつを抜かし、コナっちゃんたちの屋久島での冒険をなかなか完結させない作者が悪い。まあ、ゴブスレはゴブスレで楽しいシステムじゃが。わらわもプレイヤーとして楽しんだしのう」

ゲンブ「とにかく、ルーンフォーク戦士の基礎値は、技9、体12、心5でござるな。初期所有技能はファイターではなく、格闘家のグラップラーを取得。ここから、ダイスを振るでござるが、ルーンフォークは2番目の敏捷と6番目の精神が1Dで、他は2D。では、振るぞ。腹筋崩壊太郎の霊に祈りを込めて(コロコロ)9、5、10、2、5、5」

ヒノキ「前半はいいが、後半がひどいのう。器用18、敏捷14、筋力22、生命力14、知力10、精神力10じゃが」

ゲンブ「生命力が1ゾロなのが心許ない。2回目行くでござる。11、2、9、9、10、1」

ヒノキ「器用20、敏捷11、筋力21、生命力21、知力15、精神力6か。ほぼ腹筋崩壊太郎のイメージどおりじゃと思うが、どうじゃろう」

ゲンブ「一応、最後の3度目も振ってみるでござる。7、1、9、9、9、4」

ヒノキ「器用16、敏捷10、筋力21、生命力21、知力14、精神9と来た」

ゲンブ「1番目が打たれ弱い戦士、2番目が精神的に脆い戦士、3番目が2番目の劣化仕様で唯一精神力にアドバンテージがある。お笑い芸人に精神力は必要でござろうか?」

ヒノキ「ソード・ワールドには残念ながら、お笑い技能判定がないからのう。ドラゴンハーフRPGなら、ギャグメーカー・レベルとかバツ技能があったのじゃが」

ドラゴンハーフRPG (富士見ドラゴンブック)

ドラゴンハーフRPG (富士見ドラゴンブック)

 

ゲンブ「お笑いにバツ技能があるのは、腹筋崩壊太郎ではなくて、アルトじゃナイト社長の方でござろう。バツ技能は、本人が上手だと思っているのに失敗ばかりの技能であるからして」

ヒノキ「ともかく、コメディアンは一般技能でまかなうことにして、あの腹筋崩壊芸をソード・ワールドのルールで、どう処理するかが問題じゃのう。あれは、魔法か何かか?」

ゲンブ「いいえ、エンハンサー技能による練技の賜物か、と。腹筋崩壊は演出的な副作用で、実際は筋力ボーナス+2の【マッスルベアー】に相当するものと思われ」

ヒノキ「うむ。さすがに『自分の腹筋を崩壊させて、観客を爆笑させる魔法』なぞは、ソード・ワールドにはないからのう。しかして、エンハンサー技能の使用にはMPを3点消耗する。MPは精神力に基づくゆえ、腹筋崩壊パワーでMPを消耗することを考えるなら、精神力が低いのはキツくないか?」

ゲンブ「それですが、ルーンフォークはHPをMPに変換できる種族特徴があるゆえ、何とかなると考えるでござる」

ヒノキ「つまり、腹筋崩壊パワーでMPを削って、それをHPから補うとなれば、文字どおり自分の身を削って、戦闘力を向上させておるのじゃな。さすがは腹筋崩壊太郎と言うべきか」

ゲンブ「では、能力値は2番目で決定ということで。ところで、今さらな質問でござるが、どうして腹筋崩壊太郎がラクシアに登場するのでござるか?」

ヒノキ「それは、近年流行した異世界転生もののお約束というものじゃ。トラックにはねられたり、バイクに乗って事故ったり、突然オーラロードが開いたり、理由はいくらでも考えられるであろう。ゼロワンのライダーキック、ライジングインパクトを受けたべローサマギアこと腹筋崩壊太郎が、その衝撃で世界の壁を突破して、気づけばテラスティア大陸なり、アルフレイム大陸なりで意識を取り戻したとしても何の不思議もない」

ゲンブ「いや、十分不思議ですが、この手の不思議は時空魔術師の新星どのと付き合っていれば、割と日常茶飯事に思えて来るでござる。うむ、ゼロワンの世界で消滅したと思われていた腹筋崩壊太郎は、異世界転生して、そこで新たな人生、いやヒューマギア生を歩むのでござるな」

ヒノキ「おそらく、ライジングインパクトには、次元の壁を突破する力が隠されているに違いない」

 

技能とか戦闘特技とか

 

ゲンブ「能力値が決まったので、次は技能を習得するでござる。初期状態でグラップラー1レベルを持っていて、経験点は2000点。500点消費して、エンハンサー1レベルを習得。練技は【マッスルベアー】。ここまでは確定として、残り1500点」

ヒノキ「無難に考えるなら、グラップラーを2レベルに伸ばして、残り経験点500点というところじゃな」

ゲンブ「うむ。将来的にはMP確保のためにマギテック技能にも手を伸ばしたいところでござるが、初期作成では経験点が足りない。だからまずは、グラップラー伸ばしで行くでござる」

ヒノキ「まあ、そのキャラに将来があるかは分からんがの。とりあえず、キャラを作ってみるだけで、冒険には出たことのない水子は山のようにいるわけで」

ゲンブ「腹筋崩壊太郎にも、ラクシア世界で冒険させたいでござる」

ヒノキ「読者の要望があれば、それも叶うかもしれんが。何しろ、当ブログにおいて一番人気の記事は、ソード・ワールド2.5の『突然ですがキャラ作り』じゃからな。グーグル検索では5人に1人、ヤフー検索では4人に1人が、その記事を目当てにここを見に来ているようじゃ」

ゲンブ「2位は何でござるか?」

ヒノキ「どちらの検索でも2位は『剣の世界の神さまたち2版』じゃな。3位に変化が出て、グーグルではゴブリンスレイヤー記事が、ヤフーではロードスの誓約の宝冠関連が挙がっておる」

ゲンブ「なるほど。本ブログのメイン記事は、『粉杉翔花殿の冒険譚』のはずなのに、ここに来る読者の多くが求めるものはTRPG記事というのが現実でござるな」

ヒノキ「さらに言うなら、花粉症ガールの物語よりも、メガネンジャー記事(とりわけ仮面ライダーブレン)やら、げんとくん記事の方が受けているのが実態じゃ」

ゲンブ「何と、げんとくんが今なお人気とは、同じゲンさんとしては喜ばしいでござる」

ヒノキ「傾向的には、ヤフー検索の方がマニアックな客層が多いみたいじゃのう。ともあれ、げんとくんが人気であれば、腹筋崩壊太郎のタイトルで、今後どれだけ人が集まるか期待したいところじゃ」

 

ゲンブ「では、次に言語取得は飛ばして、戦闘特技の習得に移るでござる」

ヒノキ「グラップラーなので、《追加攻撃》は自動取得じゃな」

ゲンブ「両腕の鎌で2回攻撃が可能でござる」

ヒノキ「グラップラーは鎌を装備できんぞ」

ゲンブ「鎌(シックル)は斧に分類されているでござるな。グラップラーが装備できるのは、格闘系列の武器のみ。基本はパンチやキックでござるが、ルールブック2にはトンファーや、エッジドアームという刃も用意されている。そこを目指すのが正解と見た」

ヒノキ「それらはSランク武器じゃから、《武器習熟A/格闘》を取った後、冒険者レベルを5まで上げて、《武器習熟S/格闘》を取らねば使えんぞ」

ゲンブ「ゴブリンスレイヤーの技能に比べて、ソード・ワールドの戦闘特技はあまりたくさん取れないでござるからな。軽い気持ちで選ぶわけには行かぬ。しかし、グラップラーが《武器習熟》を取って、攻撃力を高めるのは悪い選択ではござらん。よって、まずは《武器習熟A/格闘》を取るでござる」

 

ヒノキ「次に装備購入じゃが、実プレイを伴わなければ、買い物タイムは記事として面白くならないのでパスして、ここは経歴などのプロフィールを決めるとしよう。腹筋崩壊太郎の知られざる過去という奴じゃ」

ゲンブ「まずは(コロコロ)Aー3ー3」

ヒノキ「『奇妙な予言をされたことがある』 お前は将来、魔王になるであろう」

ゲンブ「いやいや。それは前番組の主人公でござる。腹筋崩壊太郎が王になる物語など……いや、お笑いキングを目指すのは悪くないかも。次は(コロコロ)Bー1ー3」

ヒノキ「『異種族の友人がいる』」

ゲンブ「人間が友だちでよかろう。3つめは(コロコロ)Aー1ー5」

ヒノキ「『罪を犯したことがある』」

ゲンブ「うおー。ハッキングされて、人類滅亡のために暴れまわったことがあるでござる。この私は何てことをしてしまったのか〜と苦悶に咽び泣くでござるな。だったら、冒険に出た理由は(コロコロ)6ー4」

ヒノキ「『人々を守るため』  なかなか上手くハマったようじゃな」

ゲンブ「人間の友だちって、滅亡迅雷netの迅ってことはないでござろうな。彼に『君は人類を滅亡させるんだ』と予言的に宣告されて、それを断ったんだけど、抵抗できずに暴れて罪を犯してしまった。ラクシアに異世界転生して、贖罪のために『人々を守り、みんなを笑顔にすること』を目的にしている。これぞ、The 腹筋崩壊太郎ってキャラに仕上がったでござる」

 

ヒノキ「そんなわけで、ラクシア世界で腹筋崩壊太郎がいかなる冒険をすることになるかは……新兄さんがそういう記事書きをしたいかどうかに掛かっておるな。今度、総括記事のために呼ばれておるので、その折に話すとしよう」

ゲンブ「では、留守番を任されたでござる。これがT&Tのキャラであれば、ソロアドベンチャーで一人でも冒険できるのでござるが」

ヒノキ「ならば、T&Tでも無敵の万太郎みたいに腹筋崩壊太郎を作って、カザンの闘技場で戦わせるというのはどうじゃ?」

ゲンブ「ラクシアどころか、トロールワールドにまで腹筋崩壊太郎が異世界転生するのでござるか?   世界を股にかける腹筋崩壊伝説を紡ぎ出せ、とでも?」

ヒノキ「世界の破壊者ならぬ、腹筋の破壊者という奴じゃな」

ゲンブ「おのれ、ベローサ太郎。また一人の腹筋が破壊された」

トンネルズ & トロールズ 完全版 カザンの闘技場

トンネルズ & トロールズ 完全版 カザンの闘技場

 

(当記事 完)