花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を連載中。

魔神ハンターの、魔窟コンビニ開設ミッション(SWミストグレイヴ6ー2)

黄金鎧の後処理話

 

GM(ヒノキ)「前回、烈火団は黄金鎧ミッションを達成した……が、キャラ成長は割愛じゃ」

デル(リトル)「どうしてですかぁ?」

GM「一言で言うなら、獲得経験点が少ない(1000点程度)ので、現在のレベル帯ではあまり劇的な成長は望めないから。成長記事は次のミッションを果たした際に、まとめて行うことにする。ただし、ホリーのウォーリーダーは3レベルになったということで」

ホリー(シロ)「前の成長で、経験点計算を間違えていましたからね。ウォーリーダーは2レベルでプレイしていましたが、今回から正式に3レベルだと」

G太郎(ゲンブ)「しかし、経験点が少なくとも、能力値や名誉点事業の分は成長できないのでござるか」

GM「それも、次にまとめて処理する。ともあれ、お主たちは今、ムルカグンドリやノパ、それにゾ・ゴグたちといっしょに、出張鍛治炉に来ている。鍛治炉の隣には、ドワーフたちの仮設宿泊所が設けられ、それが近い将来、魔窟コンビニの酒場兼店舗として整備される手筈になっておる」

G太郎「店の建設は順調に進められている。後は、ギルギダッシュ総監から正式に開店許可をもらえばいいのでござるな」

GM「その通り。今回のミッションは『魔窟50階まで踏破せよ』じゃ。このミッションは、ギルギダッシュとムルカグンドリの2人が依頼するWミッション仕立て。つまり、達成すると、それぞれから報酬をもらえるボーナスミッションのようなもの。さらに先送りの黄金鎧ミッションによる成長と合わせて、次の成長は能力値や名誉点事業を3回伸ばせる予定じゃ」

デル「魔神を倒して、特別ボーナスがもらえる形だなぁ。魔神ハンターの最終部にはふさわしい展開だぜぇ」

 

GM「ところで、ムルカグンドリがホリーに謝りたいと言っておる」

ホリー「へっ、どうして!?」

GM「前回、バルカンメジャーアデプト率いる刺客に襲撃された際、同じバルカンというだけでスパイと疑ってしまったことじゃ。その後、ゾ・ゴグの調査から、真のスパイが誰か発覚した」

ホリー「真のスパイがいたんだ」

GM「その名もブリゴンというらしい」

G太郎「ゴブリンのアナグラムでござるか?」

GM「うむ、ムルカグンドリが信頼していた副官のゴブリンシャーマンで、今は【岩棚の城塞】の指揮を任されておる。そやつがバルカンメジャーアデプトと結託して、ムルカグンドリ追い落としを図ったらしい」

G太郎「何と。ムルカグンドリが下剋上されたでござるか?」

GM「ゾ・ゴグの調べたところではのう。ムルカグンドリは『にわかには信じ難いが、そう言われてみると、思い当たることもなくはない』と言っている。『仮にブリゴンの奴が裏切ったとするなら、【城塞】が占拠されているので、うかつに戻ると命取りになるやも知れぬ。果たして、どうしたものやら……』と悩みを打ち明けつつ、『それはそうと、余はどうも神託を受けたようだ』と発言する」

デル「神託だとぉ? どこの神だぁ?」

GM「グレンダールじゃ。驕王ムルカグンドリは〈黄金鎧〉を装着した際に、グレンダールのレベル1プリーストとして覚醒したようじゃ」

デル「ゴブリンがグレンダールって有り得るのかぁ!?」

GM「普通はない。しかし、グレンダールは己を鍛えることを推奨する神であり、ムルカグンドリもゴブリンという種族の中では珍しいほど己を鍛えに鍛え抜いた経緯があって、それがドワーフ鍛治師の鍛えた〈黄金鎧〉を装着したことで、種族の壁を越えて炎武帝の聖闘士としての資質を開花したようじゃ」

デル「つまり、ムルカグンドリは同志になるのかぁ?」

GM「ダークドワーフのノパも『ゴブリンは卑怯で気に入らない連中と思っていたが、ムルカグンドリは名誉ドワーフの称号を与えてもいいぐらい、真っ直ぐで義理堅い戦士のようだ。さもないと、黄金鎧に認められるはずがない』と評価して、『こりゃあ、グレンダール様の聖闘士にふさわしい鎧に仕上げないとなあ。採寸の儀式も、しっかり炎武帝さまに照覧してもらいたいし』と満面の笑みを浮かべる」

G太郎「つまり、ムルカグンドリとノパの間で、種族の壁を越えた友情が成立したでござるな」

GM「うむ。シナリオには書いていない展開じゃが、烈火団の働きかけのおかげで、こういう話の流れになった。問題あるかのう?」

ホリー「ムルカグンドリが、ただのゴブリンではない義侠心あふれた男だとGMが断言するなら、ボクも態度を改めないといけないようだ。『同じ種族の仲間に裏切られても大丈夫だ。烈火団が面倒を見てやるから』と声をかけよう」

G太郎「そうでござるな。烈火団は種族の壁を乗り越える組織でござる。しかし、【岩棚の城塞】がブリゴンとかいう輩の手に落ちたのは厄介でござるな。今回のミッションを終えた暁には、ブリゴン討伐に出向いて【岩棚の城塞】を奪還することを約束したい」

 

ムルカグンドリ『おお、マッスルG太郎。心の友よ(涙目)。魔窟50階からの凱旋、期待しているぞ。その間に、グレンダール様の〈黄金鎧〉の儀式を済ませておくから』

 

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魔神ハンターの、黄金鎧ミッション(SWミストグレイヴ6ー1)

魔窟コンビニを目指して

 

GM(ヒノキ)「それでは、魔神ハンターの最終部(予定)を開始する」

G太郎(ゲンブ)「最初の仕事は、驕王の黄金鎧ミッションでござるな」

デル(リトル)「第5部の最初のタイトルも、黄金鎧じゃなかったかぁ?」

G太郎「これでござるな」

GM「黄金鎧の仕事は、ミッションとしては正式に受諾していない状態じゃ。公式シナリオでは、『ダークドワーフから黄金鎧を強奪する内容』じゃったが、それを改変する際に『ゴブリン王とダークドワーフの対立した意見を折衷するために、魔窟のある【戦神の凱旋門】に魔窟コンビニの基盤となる出張鍛治炉を築こうという話』になった」

ホリー(シロ)「そのために魔窟を30階まで攻略し、さらに魔窟コンビニの準備として、コボルド商人の配達仕事を頑張って来たのが第5部だった、と」

GM「その後、第5部の終わりに『黄金鎧ミッション』を果たして完結させるつもりじゃったが、深層階の探索に時間が掛かったので、コボルドの配達仕事で締めくくることになった。つまり、第5部の冒頭に考えていたミッションを今ようやく達成するときが来たわけじゃ」

G太郎「その延長で、魔窟コンビニも完成させたいでござる。何しろ、魔窟コンビニの話を企画してから、もう一年が過ぎた」

ホリー「確か去年の夏に放送された『ゲッターロボアーク』の影響だったんだな。コンビニネタは」

デル「1年前は旬だったけど、今となっては『コンビニ、何それ!?』と死語になってるんだなぁ」

G太郎「いやいや、コンビニそのものが消えてしまったわけではござらん。ただ、1年前に設立しようとしていたコンビニが今だにできないのでは怠慢の謗りを免れまい」

GM「まあ、ゲーム内時間じゃと、魔窟コンビニ云々を言い始めたのは22日頃で、今は44日めが過ぎる辺り。一月も経過しておらんわけで」

G太郎「今一度、コンビニの設立条件を確認したいでござるよ」

 

●魔窟50階まで到達(現在30階まで)

●驕王ポイントを31点にする(現在22点)

 

ホリー「魔窟の50階までを探索するのは、驕王のミッションの中にもあったな」

GM「まずは、『黄金鎧ミッション』を完結させて、続いて『魔窟50階まで』をムルカグンドリとギルギダッシュのWミッションという形で処理する。これで、晴れて魔窟コンビニ設立に至るのを第6部の前半としよう」

G太郎「では、【コボルド窟】から【岩棚の城塞】へ向かうでござる」

●ミストグレイヴ上層階の地図

(青字は拠点および宿泊可能地点。

 青いラインは安全ルート)


            死者の道ーミノタウロス

              l   の門→深層
              l     l  階

蛇の酒蔵ー凱旋門岩棚のーゴミ溜め窟ー炎河橋

(梯子) (魔窟) 城塞  l     l

  l   l   l   l    腕試しの
コボルド窟ー無限隠者のー地底湖の畔ー通路→深

      金床  迷路 (人魚宮殿)   

         l   l       階

     大水車ー烈火団煌びやかな 

         本部 大通路

            l  

   物乞い市場 騎獣ー水没通路

    (蜜蜂) 調教所 (梯子)

         l

     肉の穴ー処刑遊戯場

    (解放軍) 

 

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魔神ハンター、第6部準備編(SWミストグレイヴ6ー0)

第6部スタートのお知らせ

 

ヒノキ「秋になったので、かねてからの予定どおり第6部を開始するのじゃ」

シロ「仮面ライダーシローがいきなり第1話で死んじゃうとは思いませんでした。親近感を持っていたのに(涙目)」

リトル「ギーツには、竜ライダーがいないので今のところ推しが見えないですねぇ」

ゲンブ「亀もいないでござるな」

ヒノキ「亀ライダーなぞ、電王でしかおらんじゃろう」

ゲンブ「いや、オーズのブラカワニも、コブラ・カメ・ワニのコンボでござる」

ヒノキ「まあ、亀やライダーの話はさておき、新たなゲームのバトル世界が始まったことを記念して、わらわたちの冒険物語も始まるのじゃ。今回はその準備編ということで、前回までの復習と今後の展望を話していこうと思う」

シロ「この第6部で魔神ハンターが終了して、それ以降は新タイトルで心機一転を図るそうですね」

ヒノキ「うむ、詳しい話は、この記事を読むといい」

ゲンブ「つまり、霧の街の地上に出てから、ミストキャッスルとミストグレイヴのクロスオーバー展開を行うゆえに、ミストグレイヴのみで展開した『魔神ハンター』もタイトル変更する予定ということでござるな」

リトル「烈火団が発展して、飛竜烈火団(ドラゴンファイヤーズ)になるってことですねぇ」

シロ「だったら、この6部の目的は、地上に出ることと、イノセントをワイバーンに成長させること、そして物語のラストらしい何かの大イベントで綺麗にまとめることですか」

ヒノキ「うむ。地上に出ることはフラグが立っているので、その気になれば簡単じゃし、イノセントの成長も騎獣購入費用がたまれば可能。問題は、物語のラストらしいイベントは何か、ということじゃな」

ゲンブ「ここまでの流れだと、魔窟コンビニの開店が最重要事項でござろう」

ヒノキ「そんなので本当にいいのか?」

ゲンブ「魔窟コンビニが完成する。店舗事業拡大のために、地上に進出する。地上で商売の師匠ザバーラに会う。話をこうつなげるとよろしいのでは?」

ヒノキ「しかし、お主たちの目的は、密偵としての使命を果たすことであり、その達成をもって終わらせるというのが本義であろう」

シロ「ええと、密偵としての使命は3つあるんですね」

 

1:霧の街の防空施設の秘密を探る。

2:ユリア・ミルドリスの捜索。

3:〈破剣の星槌〉の探索。


リトル「1番は、【翡翠のピラミッド】にある防空施設の魔力供給源を操作するのに、〈銀水晶のマギスフィア〉が必要みたいですねぇ」

ゲンブ「問題は、その〈銀水晶のマギスフィア〉がどこで手に入るかが分かっていないことでござるな」

ヒノキ「ヒントは【漆黒のスフィア】と言っておこう」

ゲンブ「確か、王家に関わる場所……とアム殿が言っていたでござるな。問題は、その防空施設関連を扱うと、思いきり翠将を敵に回すということでござるな。脱出手段の確保なしに、いきなり危険な秘密に踏み込むのは自殺行為に近い」

シロ「2番のユリア・ミルドリスの件も何とかしたいが、明らかに危険っぽいし」

リトル「向かった場所が翠将の居城である【瑠璃宮】ですからねぇ」

シロ「ラスボスの居城にこっそり侵入するか、あるいは何らかの大義名分を得るか、考えないといけない」

ゲンブ「翠将は烈火団に関心を持っているでござる。強者として力量を示せば、近衛に取り立てられる可能性はある。蛮族のルールで成り上がれば、行動の自由は上がるので、【瑠璃宮】に入ることも可能になろう」

シロ「蛮族のルールに従うのは気が進まないが、ボクたちが強くならないといけないのは同意だ。あと、【瑠璃宮】に侵入するのは、竜姫ナーデージュの救出任務にも関わって来るので、同時に達成することが望ましいな」

ゲンブ「1番と2番の仕事は、脱出手段を確保しないといけない、危険度の大きなミッションでござる。それに対して、比較的危険度が少ないのは3番でござろう」

リトル「これが一番簡単っぽいですねぇ。〈破剣の星槌〉を持っているのは、ダークドワーフのツルクフさん。〈黒魔熔鉄鉱〉30個で交換してくれるって言ってましたぁ」

シロ「〈黒魔熔鉄鉱〉は、バルカンの女王が治める【溶岩湖の宮殿】で入手できるそうだな」

ゲンブ「つまり、深層階の未探索エリアにある【溶岩湖の宮殿】で、〈黒魔熔鉄鉱〉30個を入手することが、密偵仕事の最短ルートということか」

 

ヒノキ「まあ、いずれにせよ、深層階で未踏破エリアを開示する必要があるわけじゃ。すなわち、深層階の地図を完成させるだけでも、キリが良いと思う」

ゲンブ「ならば、第6部の目的は深層階のマップを完成させて、可能ならば密偵仕事を攻略することを目指す。それとは別に魔窟コンビニなど、これまでの冒険の目的をいろいろと達成するということで頑張って行きたいでござる」

 

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2022秋初めの神聖魔法研鑽

赤珠の湯、完成

 

ゲンブ「アリナ様、レッドソウルの炎霊パワーを宿した秘湯がついに完成したでござる」

ヒノキ「おお、ついにか。ゲンブ、それにリトルや、ご苦労だったのう」

リトル「はい、レッドソウルを入手できたのは翔花さんのおかげなので、最初に翔花さんに試し湯してもらいたいですぅ」

翔花「ええ? 試し湯って言っても、わたしはお風呂の専門家じゃないし、コンパーニュの主人のヒノキちゃんが最初ってのが筋ってものでしょう?」

ヒノキ「ならば、わらわと粉っちゃんのスーパー風〜呂〜タイムと洒落込もうかのう、ヒヒヒ」

晶華「何だか笑い方がイヤらしいので、二人きりにさせるのは反対です。ここは花粉症ガールの3人で入るのがいいと思うわ。それに今は9月に入って秋だし、秋風の化身アキカイザーを差し置いて、一番風呂なんて許せないし」

ヒノキ「何を言っているのかよく分からんが、3人で入ればいいのじゃろう。それに9月1日から秋という考え方もあるが、天文学の上では『秋分から冬至までを秋』とする見解もあって、今の時点ではまだ夏とも言える。ナツカイザーたるわらわの時代はまだまだ終わっておらぬ」

翔花「ハルカイザーは?」

ヒノキ「春と言えば英語でspring、温泉も英語でhot spring。つまり温泉に浸かると、気分がポカポカ春うらら〜って感じで良いのでは?」

翔花「へえ、春と泉は同じ英語なのね〜」

ヒノキ「元々、springには湧き出る、はねるという意味合いがあって、そこから派生して、バネ、水が湧き出る泉、命が湧き出る春に転化したらしい」

晶華「秋は英語でfallね。何だか落ちちゃいそう」

ヒノキ「落ち葉が語源じゃからのう。しかし、秋の英語はautumnというのもあってのう」

晶華「どう違うの?」

ヒノキ「fallはカジュアルで、アメリカ人がよく使う。autumnは古風で、イギリス人がよく使うみたいじゃのう。autumnは収穫期を意味するラテン語から来たそうで、日常会話よりも格式ばった文章表現で使われるらしい。成熟したというイメージも付くらしいのう」

翔花「キュアサマーってプリキュアはいたけど、秋だったらキュアフォールよりもキュアオータムの方が良さそうね」

晶華「オータムの方がおしゃれって感じよね」

ヒノキ「まあ、雑学タイムはこれぐらいにして、赤珠の湯に入るのじゃ」

晶華「温泉ライダーのリバイス最終回記念で、今回はお風呂回ってことで」

翔花「ドンブラは最終回にならなくてよかったわ♪」

 

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騎芸の研鑽話

ドンブラザーズ最終回!?

 

翔花「ふえ〜ん、ドンブラが来週、最終回だなんて〜(涙目)」

晶華「まさか、26話で終わるとは、思いもしなかったわ。ジャッカーさんよりも短い2クール終了なんてね」

ヒノキ「よもや、本当に来週で最終回だなんて信じてはおらんじゃろうな」

翔花「だって、桃井タロウ様は嘘をついたら死んじゃうのよ。つまり、最終回が本当なら、最終回である。最終回がウソなら、主人公が死んで番組が終わりそうになる。どっちにしても、ドンブラザーズが終わってしまう(涙目)」

ヒノキ「いや、仮に桃井タロウが死んで終わるドンブラなら、とっくに終わってタイトルがドラゴンファイヤーズに変わったり、脳人主役のドンフレグランスに変わったり、あるいはドンブリーズとして再スタートする可能性だってある」

翔花「そうしたら、ドンブラ脳からドラファイ脳とか、ドンフレ脳とか、ドンブリ脳になってしまう。そんなのイヤよ(涙目)」

晶華「ドンブラ脳も、ドンブリ脳も大して変わらないと思うけど」

晶華「とにかく、来週でドンブラザーズが最終回になって、9月から『ドンブラザーズ2』とか『ドンブラザーズZ』とか『ドンブラザーズR』とかになるのが東映の伝統ね」

ヒノキ「それは東映アニメの伝統であって、実写ものは違う。戦隊もので言うならば、カクレンジャーに一つの先例がある」

晶華「え? 何の先例?」

ヒノキ「カクレンジャーは、24話で第1部が終了し、翌週の25話から『第2部 青春激闘編』が開始されたのじゃ。よってドンブラも、仮に次回を最終回とするなら、あくまで第1部の最終回であり、9月から第2部がスタートする可能性を挙げてみよう。これなら、桃井タロウは嘘つきにならず、ドンブラも終了しない」

翔花「それって本当、ヒノキちゃん?」

ヒノキ「わらわはあくまで可能性を挙げたまでじゃ。しかし、まあ、突然最終回になって驚いた作品と言えば、『必殺仕事人V旋風編』があるのう。メンバーが突然死んで、翌週から新設定の『必殺仕事人V風雲竜虎編』が始まった。詳しい話は、必殺脳の新兄さんに聞くがよい」

翔花「風雲竜虎編かあ。竜虎と言えば、桃谷ジロウさんね」

晶華「そう言えば、『ちゅうかなぱいぱい』も突然2クールで終わって、後番組の『ちゅうかないぱねま』に変わったそうだし、『イナズマン』だって半年で終わって『イナズマンF(フラッシュ)』に変わった前例もある」

翔花「だったら、『ドンブラザーズ 風雲竜虎編』とか『ちゅうかなドンブラザーズ』とか『ドンブラザーズF(フラッシュ)』になったりするのかな?」

ヒノキ「まあ、タイトルがマイナーチェンジする可能性はゼロじゃないが、決して高い確率でもないと思うがのう。いずれにせよ、9月放送の第2部(仮)から、物語が急展開する可能性は大いに考えられる。獣人の侵攻が本格化したり、ドンブラザーズに新たな秘密基地や母艦が登場したり、桃井陣が釈放されて重要な秘密をベラベラ明かしたり、マスター介人の正体が判明してゼンカイトピアとつながったり、イヌブラザーの正体がようやく仲間に知られたり、などなど」

翔花「うん、まだまだ未解決な謎がいっぱいあるんだから、こんなところで最終回になってる場合じゃないもんね。最終回で、悪魔と相乗りする必要は全くないわ。さようなら、リバイスさん。終わるなら、ドンブラを巻き込まないで、一人で勝手に逝ってよね」

ヒノキ「いや、別にリバイスがドンブラを道連れにしようとしたわけじゃなく、ドンブラが勝手にノリを共有しようとしただけじゃろう。リバイスに罪はないが、まあ、来週はリバイスの最終回とドンブラの総集編を楽しむとしよう」

 

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レッドソウル到着

屋久島からの帰還

 

シロ「アリナ様、ただいま帰還しました」

翔花「ヒノキちゃん、遊びに来たよ〜。水着ありがとう。屋久島は楽しかった♪ 録画したドンブラ見せて〜」

晶華「お姉ちゃん、神霊候補だったら、もう少し礼儀作法を学ぼうよ」

翔花「神霊は人の世界のルールに従わなくていいって、ガイアちゃんが言っていたし〜」

晶華「でも、お姉ちゃんはあと3年は人の世界で暮らしていいってガイア様は言っていたのだから、お姉ちゃんは人の世界のルールも、神霊の法も両方勉強しないといけないの」

翔花「2つも勉強しないといけないの?」

晶華「私はガイア様から、お姉ちゃんのサポート係を仰せつかったんだから、人の世界でも、神霊の世界でも通用するように立派に振る舞ってもらわないと、私とNOVAちゃんが恥をかくの」

翔花「精霊少女は自然体なのが魅力なんだから〜」

晶華「自然体と、しつけられてない無作法なのは違います」

 

ヒノキ「お主ら、人の塔に遊びに来て、いきなり姉妹ケンカか? しつけはいいが、時と場所をわきまえよ。公の場で子どもをガミガミ叱りつけて騒がしくする無作法な教育ママのような振る舞いはよさぬか!」

翔花「ふえ〜ん、ヒノキちゃんに怒られた〜(涙目)」

晶華「……場をわきまえない無作法な教育ママ……そんなあ、私が?(呆然)」

ヒノキ「お主らは人や神霊である前に、客としてのマナーを身につけるがいい。さて、リトルよ。屋久島でレッドソウルを獲得したようじゃな」

リトル「はい、ここにぃ」

ヒノキ「ブルーソウルに似た質感の赤い勾玉か。強い炎気を感じるのう。魔炎気……いや、そこまで破壊的ではない、炎霊気と言ったところか。温かい熱気はまるで温泉のように心身ともに癒してくれる精霊力を感じおる。ゲンブ、お前も分かるじゃろう」

ゲンブ「はい、アリナ様。このレッドソウルの力を温泉に活用して『赤珠の湯』にすれば、さぞ霊験あらたかな効能が得られるかと」

ヒノキ「バカなことを。このような貴重な霊石を温泉に利用するなど、ガイア様が許されまい」

リトル「いえ、ガイア様は当面、アリナ様に託すように仰せでしたぁ」

シロ「屋久島での事の次第はこの報告書に」

晶華「レポート作りには私も協力したんだからね」

ヒノキ「なるほど。後でじっくり読むとしよう」

翔花「グリーンソウルは天空宮殿の動力源に使っているんだから、レッドソウルも温泉の元に使ってもいいんじゃないかなあ。『赤珠の湯』に浸かって、みんながレッドソウル温泉パワーで強くなることがガイア様の思し召しかもしれないし」

ヒノキ「むむむ、それは一理あるが、悪魔の誘惑にも聞こえるのう。しかし、コンパーニュと言えば温泉。コンパーニュで管理するとは、すなわちTRPGか温泉に活用せねば、レッドソウルの存在感が失われるというもの。よし、リトルよ、ゲンブと協力して『赤珠の湯』の造営に力を尽くせ。場所は……そうじゃな。『ビッグボディ温泉』の隣の区画が空いてあるはず。久方ぶりの大造営作業じゃ。責任は粉っちゃんが取る」

翔花「ええっ、わたしが?」

ヒノキ「そりゃあ、ガイア様の思し召しという言葉を、花の巫女が使ったのじゃからな。神託を口にする巫女には相応の責任が伴うというもの。それとも、今さら冗談だったとか、軽口だったとかで責任逃れをするつもりか? お主の言葉はそれほど軽いものなのか?」

翔花「ううっ、ヒノキちゃん、言い方が厳しくない?」

ヒノキ「アッキーの言い分ではないが、人の世界でも、神霊の世界でも通用するだけの責任感は修得してもらいたいからのう。力ある者、立場ある者は、自らの言動に責任を持たなければ、国が乱れ、世が乱れる元となる。自らの発言の影響力をわきまえない輩に、力や立場を与えることは甚だ危険というのが世の理。お主も、いつまでも幼子ではないのじゃから、自らの為すべき役割を意識した発言を身に付けねばのう」

翔花「うん、分かった。じゃあ、今からガイアちゃんに連絡をとって、温泉の許可をもらうから。『もしもし、ガイアちゃん? この前のレッドソウルだけど、コンパーニュの温泉に使っていい? えっ、好きにしろって。ありがとう、ガイアちゃん。分かった。また、困ったことがあったら連絡するから。えっ、困ったときじゃなくても、楽しいことでも連絡して来いって? 分かった。じゃあ、ドンブラの感想を聞いてくれる? えっ、それはいいって? ドンブラよりも、TRPGの話を聞きたい? 分かった、だったらエマ・ショーカの冒険譚をまた話してあげるから。じゃあね』……ということで、レッドソウル温泉、作ってもいいって」

ヒノキ「……そんな軽い話でいいのか!?」

翔花「うん、ガイアちゃんはこれぐらいでいいって」

 

晶華「大地母神と精霊巫女の関係って、思ったよりもフランクなのよね。もう少し格式があったっていいと思うんだけど」

ヒノキ「まあ、この天真爛漫さが粉っちゃんの魅力じゃと思うとしよう」

シロ「同感です、アリナ様。しかし、ボクには翔花のマネはできそうにありません」

リトル「凄いですぅ、翔花さん。これぞ自然体にして、飾らぬままのドラゴンの道ぃ。そこに痺れる、憧れるぅ。今後とも学ばせてもらいたいですぅ」

ゲンブ「皆が皆、同じことができるとは思わんが。大地母神の遠き孫娘という身内感覚があればこそでござろう」

 

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ゴブリンスレイヤー16巻&ダイカタナ下巻の感想

最初にミスの修正話と、アニメネタ

 

ヒノキ「う〜む……」

ゲンブ「アリナ様。眉間に皺を寄せて、どうされたでござるか?」

ヒノキ「おお、ゲンブ。実はシロのキャラのホリー・カーシェインじゃが、前回の成長で一つミスを発見してのう」

ゲンブ「シロがミスでござるか。どのような?」

ヒノキ「シロはライダー技能7レベルの経験点を2000点と発言しておったのじゃが、正しくは2500点。どうやら、経験点表を1マス分ズレて、6レベルの欄を見ていたと思われる」

ゲンブ「すると、あと500点余分に経験点を消費してもらえばよろしいのでは?」

ヒノキ「残り経験点が279点じゃから、それもままならぬ。何かのレベルを下げてもらうしかないのう」

ゲンブ「ライダー技能を下げると、冒険者レベルにも関わって来るし、騎獣のデータにも影響するので、被害が大きすぎる。コンジャラー技能を下げると、新しく作ったゴーレムのシーサーが使えなくなる。ならば、ウォーリーダーのレベルが無難でござろうな。次の冒険では新規習得の陣率を使えなくするだけでいいので、処理が一番容易い」

ヒノキ「やはり、そうじゃろうな。シロが屋久島から戻って来たら、忘れずに伝えねばならぬのう」

ゲンブ「我も覚えておくでござる。して、今回は何の話でござるか?」

ヒノキ「タイトルにもあるように、ゴブリンスレイヤーの新刊とダイカタナの完結編じゃ」

ゲンブ「9月には、外伝のイヤーワン3巻も予定されているでござるからな。ゴブスレに注目したい頃合いと言えようか」

ヒノキ「アニメの2期の追加情報はまだ入って来ないので、来年と思われ」

ゲンブ「何でもゴブスレのスタッフは、バスタードを製作中という話も聞いたので、そちらを優先ということでござろうか」

ヒノキ「制作会社は異なるが、監督が尾崎隆晴で、脚本は黒田洋介倉田英之コンビということか。全24話で、6月30日にネフリで前半13話が一気に配信されたと聞く。いずれは地上波あるいはBSでも見られるのじゃろうが、アニメファンの話題として盛り上がるのは見られる入り口が増えて、毎週1話ずつの溜めが構築されてからじゃろうな。一気に独占配信じゃと、一部の先行ファンだけの一時的な話題にはなっても一般的な広がりを持たぬゆえ、息の長いコンテンツにはなりにくいのでは、と思う」

ゲンブ「いずれにせよ、ゴブリンスレイヤーとバスタードのアニメのダークファンタジー演出に類似点を見出すのが通の見方でござろうか」

ヒノキ「それでは、話を元に戻して、小説版の感想に移るのじゃ」

 

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