花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

ロードスより先の古代魔術の話2.75(ラクシア編完結)

ドラゴンレイドについて

 

NOVA「少し前に、ここじゃなくて、『空想(妄想)タイム』に次のようなコメントがあったんだ」

★トラブったコメント

 

 TRPGタグの付いている記事ではこれが最新のようなのでここに書きこませていただきます。

 唐突な質問で恐縮です。ラグシアにおけるファールンドラゴンは、スパロボZシリーズにおけるバアル(STMC、インベーダー、アンチスパイラルなど)のような位置づけなのでしょうか? 

 恥ずかしながらシリーズ展開中金欠だったので、ドラゴンレイドシリーズはサプリメントはおろかリプレイも一冊も買えなかったのです。

ヒノキ「ああ、これが例のラグシアがどうこうという話じゃな。これがどうかしたかの?」

NOVA「このとき、俺はこっちでゴブスレ対決に忙しい状況だったので、向こうで管理代行やってるケイPが応対したんだな」

★ケイPの応対(一部抜粋)

 

 けぴっ。 現在、ここの管理人代行をやってるアシモンのケイPだ。 マスターNOVAは別ブログのコンパーニュに出向いていて、ゴブスレ対決が終わるまで帰って来ないはずなので、オラが代わりにレスを付けるッピ。
 で、質問はソード・ワールドの話題か。 だったら、コンパーニュ(翔花伝)に出向くように先月、マスターがコメントしてたはずだが。 12月10日の「忍者と怪獣の話」だな。 当記事では確かにTRPGタグが付いているが、3ブログの総括をしているんだから、そりゃ、他所の関連ブログの話もするさ。 だが、「ラグシア」の話も、「ファールンドラゴン」の話もしていねえ。誤字にツッコミ入れるまでもなく、おめえの話は場違いもいいところだ。 何の話題かは理解できるが、「何の意図があって」の質問かは分かんねえ。 「唐突な質問に恐縮してる」なら、そいつは定型句じゃなくて、本当に恐縮して、もっと、まともに記事の内容に乗るような話にしろよ。
 一例を挙げるなら「終末のものについての別ブログ記事」に乗せて、「終末のものと言えば、異世界から来た混沌として、ラクシアのフォールンドラゴンや、スパロボのバアルみたいな感じですかね」ぐらいに、スムーズな話展開をしろよ。 おめえも小説家志望だった男なら、それぐらいの伏線や話運びを工夫しろってマスターなら言うだろうさ。
 大体、フォールンドラゴンにしても、バアルにしても、一体、何年前の話をしているんだ?  今さら、そんな質問をして、マスターにも、おめえにもどんなメリットがあるんだ? おめえが仮に、「私的ソード・ワールド史ブログ」でも構築して、資料が足りないからマスターの知恵を拝借したいとか、そういう崇高な目的でもあるなら、建設的だろうが、おめえのバカな質問に答えても、「感謝もなしに、また別の質問をされて、暇つぶしの話し相手ぐらいにされて徒労に終わる」って、マスターNOVAは口に出さないまでも、内心で思っているだろうさ。
 雑談なら雑談でもいいが、ブログのコメント欄に書くなら、せめてブログ運営をフォローするなり、記事に関係するような書き込みをしろよ。 ここは、おめえのための質問場ではなく、記事内容を通じてのコミュニケーションの場だ。 もしもマスターのストーカーをしたいなら、しっかり記事内容を追っかけて、「おお、こいつは俺の記事の熱心な読者だな」と喜ばせ、感じ入らせた上で、場に合うような踏み込んだ質問をしろ。(中略)
 以上、マスターが心に思っていて言えなかったことを、オラが代弁してやった。 その上で、フォールンドラゴンの質問が、おめえにとって重要な好奇心に基づくものなら、コンパーニュで「終末のもの」に絡めて質問してみるんだな。 ただし、質問に答えてもらっての返礼リアクションはしっかりするんだな。その辺は、コミュニケーションの基本だろう。 「質問」→「答え」→「返礼」の言葉の積み上げが、おめえにはなく、「質問」→「答え」→「場つなぎのための、さらなる質問」を繰り返すから、うんざりするんだ。 おめえが他人とのコミュニケーションに飢えているのは、マスターも分かっているが、マスターは「建設的なコミュニケーション」を求めているわけで、どうしたら建設的な会話ができるかは、これからも学べよ。 オラがアシモンとして、人間性を学んだようによ。ドゴラに言われちゃ世話ねえぜ。 以上だ。 ハードボイルド気取りのケイPイチロー

晶華「KPちゃん、口が悪いね」

NOVA「まあ、バトルモード31859が発動している感じだな。ちなみに、ケイPに仮託して、このコメントレスを書いたのは、管理人NOVAだから、言ってみれば俺自身ということになる。ただ、何というか、このコメントが付いた時期の俺は『上原さんロス』で落ち込んでもいたし、こういう空気の読めないコメントに対して、まともに相手したい精神状態じゃなかったんだな。だから、俺の中の仮想人格たるケイPが出しゃばった形になる」

ヒノキ「つまり、良太郎が弱っているときに、モモタロスが出てきたようなものか」

NOVA「それに近いな。で、ここでコメント主が、『ああ、今はNOVAさんがまともに自分の相手をしてくれないんだな』と悟って、しばらく引っ込むなり、改めてコンパーニュでコメント付けるなり、それなりに対応する手はあったはずなんだが、最悪の一手を打ちやがったんだ」

晶華「どうしたの?」

NOVA「今度は、10日後にスパロボ記事にコメントして、『課金がどうこうという質問を連発』して、こちらの心証をますます害したんだ。つまり、『一つの場違いな質問というトラブルの種をまいておきながら、そこを解決する道を避けてスルーしたまま、別のトラブルの種をまくという愚行』に、俺の目には映ったので、何というかなあ、スパロボのプレイ意欲が一気に激減したんだよ。課金云々はともかく、『何で、こいつは執拗につまらない質問を連発する癖が改まらないのか?』ってな」

晶華「そりゃ、NOVAちゃんに話し相手になって欲しいんじゃない?」

NOVA「だったら、こっちの話にきちんとリアクションしろよってことだ。TRPG話はコンパーニュで、と言ったら、ここに来ればいいんだろうし、ここでの記事に合わせて、感想の一言でも述べてから、それに絡めて『おまけの流れで質問』するとか、『感想が主、その話題の延長での質問』なら、スッと応対できるのに。

「関係ない場で関係ない質問を唐突に振って、しかも、それが解決しない間に仕切り直しの質問をしたと思ったら、金の話を始めて、何というか生々しくてみみっちい。病気療養がどうだとか、金がどうこうとか、そんな話を趣味の場でされると、本当にシラけてしまうわけで。

「もちろん、病気や貧乏をお笑いのネタにする芸風もあるし、こちらがそれを相手の自虐ネタとして、笑って返していいのなら、まあ、そういう付き合い方もあるけどな。ただ、自分からコメントでそれを臭わせることをいっぱい書いてきて、後から病気とか収入がどうこうとか人に知られるのは恥ずかしいからと言い出して、削除を要求してきたこともあった。その後はこっちが気を利かせて、コメントから削除したりするとかも何度かあったな。どうも『学習しない自爆芸人』『自分が起こしたトラブルを解決しないままスルーして、違う話題に踏み込んでは、その度に問題発言を繰り返す』という性質に、こっちは疲れるんだよ、本当に」

ヒノキ「だったら、そのような愚か者とは付き合わないに限る。それとも、新兄さんはダメンズ好きの苦労性な女子みたいなキャラなのか?」

NOVA「まあ、トラブルシューフィッターを気取っていた時もあるが、それは問題解決を通じて、自分が学べるし、経験値を積むことができると考えていたからなんだな。で、今回、この話を始めたのは、ケイPの発言じゃないけど、『私的ソード・ワールド史的なブログ記事』を結果的に、現在書き進めている形になっているからなんだ。

「俺としては『エイジ・オブ・グリモワール』を中心に古代魔術の話をして締めくくる予定だが、ちょっとした寄り道として『フォールンドラゴンの登場するドラゴンレイド』について、いろいろと振り返ってもいいのではないか、という気にはなっているんだな」

ヒノキ「なるほど。ドラゴンレイドの話をするついでに、件の質問について、もう少し掘り下げることにもやぶさかではないということじゃな」

NOVA「ただ、ドラゴンレイドは俺個人としては、どうしても語りたいネタということでもなく、寄り道は寄り道でしかないんだ。その割に、手持ちの資料が十分でないので(文庫版のリプレイのみ)、改めていろいろ調べ直すのも手間がかかる。そこまでする価値があるのかは、結局のところ、話を振ってきたコメント主が『そういう記事を読みたい』という関心があるかどうかなんだよな。読みたい読者がいるなら、そのリクエストには答えることもやぶさかではないってことだよ」

晶華「質問してきたということは、関心があるってことじゃない?」

NOVA「そうとも限らないんだよ。世の中には『何となく聞いてみたけど、相手がそれに応じて答えても、自分は大して関心を持ったリアクションをせずにボーッと聞き流している輩』が結構いる。このコメント主もまた、『自分に関心を持ってもらいたいための話題作りの質問連発であって、相手の話には興味ない、答えは聞いてないタイプ。相手の球をきちんと受け止めずに、自分の球だけ投げてくるタイプ』なんだ。しかも、その球が明後日の方向に飛んで行くクソボールとか大暴投だらけだし。

「仮に、そいつにとって『フォールンドラゴンとバアルの関係がどうしても気になる。その答えを得たら、趣味の創作活動の助けになる。是非とも話を聞きたい』という真剣なテーマだとか、『もう少し説明がきちんと為されて質問に至った背景や考察まで明示してくれる』なら、こちらも納得した上で話す甲斐があるが、そもそもこっちのブログを読んでもいないようなら、ここで話しても意味がないしな。そこのところは先に確認した上で、こっちの記事を読んでいるってコメントが付けば、ドラゴンレイドについて書く。さもなければ、無意味な質問ってことでスルーして問題ないかな、と」

 

ヒノキ「ところで、この質問は、場違いというが、どの記事に向けて付けられたのじゃ?」

NOVA「ああ。この記事だけど。コメントの方は、諸事情で削除したが」

ヒノキ「何と。わらわも参加した記事ではないか。ならば当然、わらわに対して『アリナ様、応援してます』とか、『TRPG好きの女の子萌え〜』とか、何かの言葉が掛けられてもいいものを」

晶華「まあ、翔花の名前をいろいろ間違える癖が抜けない、そそっかしい人だしね。日野木アリナを、猪木マリナと間違えてもおかしくないし」

ヒノキ「まるで、わらわがプロレスラー上がりの政治家みたいではないか。それよりも、その記事ではソード・ワールドとかフォールンドラゴンとかのネタは語られなかったと思うのじゃが」

NOVA「ええ。昨年1年間の総括で、TRPG関係はゴブスレとロードスの話をちらっとしたぐらいですね。明らかに記事内容にリアクションしたコメントでもなく、大体、俺もフォールンドラゴンの話をブログ上でも、それ以外でもしたことは全くないんですよ。試しにフォールンでブログ内検索をしてもらえると納得できるでしょうが。

「だから、最初に記事を読んだとき、『どうして、このタイミングでその話?』という気になりました。なお、スパロボのバアルについても、2012年に1回書いただけで、俺の中では『知識として知っているけど、つながっていない単語と話題』です」

「例えば、今、俺が唐突にモンスターに関するネタとして、『D&Dのトログロダイトと、初代ゴジラの足跡に付着した三葉虫トリロバイトって、名前が似ているけど、何か関係あるのかな?』とヒノキ姐さんに振ったらどう応じますか?」

ヒノキ「はっ? この男は突然、何を言い出すか? 頭でもおかしいのか? どこからそういう発想が出て来るのか、わらわにはちっとも理解できん。いや、もちろん、トログロダイトも、トリロバイトも知ってはおるが」

hobbyjapan.co.jp

muuseo.com

晶華「トリロバイトかあ。最近だったら、そういう名前のマギア戦闘員がよく見かけるわね」

www.tv-asahi.co.jp

NOVA「ああ。そうつながって来るな。ついでに、ドラゴンレイドも、もしドラゴンレイダーなどという怪人が登場したら、うまくツボを突くんだけどなあ」

 

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ロードスより先の古代魔術の話2.5(続ラクシア編)

ソード・ワールド話はなお続く

 

NOVA「今回も前回に続いて、ラクシアの話だ」

晶華「そう見せかけて、ゴブリンスレイヤーだったり、アルシャードだったり、セブン=フォートレスだったり、カオスフレアだったり、TORGだったり、いろいろ寄り道迷走したのが前回ね。ついて行くのが大変よ」

NOVA「いやあ、もしかしたら、そのうちのどこかに粉杉翔花がうっかり迷い込んでいる可能性があるからなあ」

晶華「お姉ちゃんがフラフラ彷徨いがちなのも、実はNOVAちゃんの影響かもしれない」

NOVA「否定はしないが、TRPGという土台からはブレていないはずだぜ。ともあれ、仕切り直したんだから、ラクシアの種族と職業の話からしてやろう。と言っても、これについては公式サイトが分かりやすくまとめているからな。そちらを改めて示す方が早いだろう」

fujimi-trpg-online.jp

NOVA「2.0時代は、人族と蛮族を合わせて30種類以上。それに2.5からリカント、メリア、ティエンスが加わることになる」

fujimi-trpg-online.jp

ヒノキ「富士見の公式オンラインでは、まだティエンスが加わっておらんようじゃの。どういう種族なのじゃ?」

NOVA「人間と魔物を古代の魔法実験で合成して作った改造人間の末裔らしい。外見的な特徴は、金属色の髪と宝石のような瞳。そして、額か胸、手の甲にマナの結晶たる宝玉が現れるという」

晶華「ええと、額にビームランプが付いていたり、胸にカラータイマーが付いていたりするの?」

NOVA「今だと、宝玉をキラメイストーンになぞらえることも可能だな。全身が宝石なのがフロウライトで、ピンポイントで宝石パーツが付くのがティエンス。本当に、この種族の充実ぶりは凄いなあ。蛮族を抜きにしても、人間、エルフ、ドワーフ、タビット、ルーンフォーク、ナイトメア、リルドラケン、グラスランナーの8種が定番で、そこにシャドウ、フィー、フロウライト、ハイマン、ミアキス、ダークドワーフ、ソレイユ、レプラカーン、ヴァルキリーなんかが加わって、17種類。旧ソード・ワールドでは5種類しかいなかったのが、大きく拡張したわけだ」

晶華「それで職業は?」

NOVA「ああ。公式が種族みたいに提示していたら楽ができると思ったんだけどな。どうやら、手抜きは許してくれないみたいなので、頑張って職業リストを作ってみるか」

 

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ロードスより先の古代魔術の話2(ラクシア編)

改めてソード・ワールドの話

 

NOVA「今回は改めて、ラクシアの話をするぞ」

晶華「前回は、フォーセリアからラクシアに至るまでの業界背景事情やら、NOVAちゃんの個人的な過去話やらに走っちゃったもんね」

NOVA「俺の過去話にどれだけの価値があるかは分からんが、自分としてはもうネタ的に時効だと思うし、個人的に大切な思い出としてアピールしたかったからな。ただ、昔は良かったという未練に終わるつもりじゃなくて、昔があるから今の自分がいる。哀しいこともあったし、一時期は夢破れて……とネガティブに感じていたことも事実だけど、それでも良い経験させてもらったと前向きに捉えている今の自分を示したい。それが、平成から令和への切り替わりに際して考えていたことなんだ」

ヒノキ「そんな新兄さんの心情吐露とかに、わらわたちは付き合わされたわけだが、今回はきちんとラクシアの話をしてくれるのじゃろうな」

NOVA「ああ。では、ソード・ワールドの話に専念するとして、まずは質問だ。旧ソード・ワールドの職業技能を8種答えよ」

ヒノキ「それは、アッキーではなく、わらわへの質問か?」

NOVA「ああ。晶華は前回、ソード・ワールドのことが分かっていない、と言ったからな。だったら、ヒノキ姐さんに尋ねるしかないじゃないか」

ヒノキ「フォーセリアであれば、ファイター、シーフ、プリースト、シャーマン、ソーサラー、セージ、バード、レンジャーの8種がプレイヤーキャラの冒険者技能で、NPC専用のダークプリーストやドラゴンプリースト、それに多数の一般職業技能(商人マーチャント、職人クラフトマン、猟師ハンター、貴族ノーブルなどなど)がキャラの個性付けのために用意されておる」

NOVA「おお、そこまで答えてくれるとは、隙がないな」

ヒノキ「ヒヒヒ。ソード・ワールドプレイ歴20年以上を誇る、この日野木アリナをナメるでないわ」

晶華「あれ? 30年じゃないんだ」

ヒノキ「それだと発売直後からプレイしていたことになる。残念ながら、わらわとTRPGの出会いはもう少し後、新兄さんがウォーロックの下で見習い生活を始めた頃という設定じゃ」

NOVA「何で、そのタイミング?」

ヒノキ「それは、空の大怪獣ラドンが1993年末の映画『ゴジラVSメカゴジラ』で復帰した頃合いで、わらわがいろいろアクティブに行動を再開したからじゃ。それまでは虚な半覚醒状態の神霊であったが、もう一度、人の世界との交わりを強く持ちたいと思うようになっての。そこでサブロー殿と契約を交わしたり、コンパーニュの塔を築いたり、精霊ネットを立ち上げたり、まあ、新兄さんに負けず劣らずのドラマがあったわけじゃが、今はわらわの過去を話しても仕方なかろう。主題はソード・ワールドじゃ」

NOVA「ヒノキ姐さんの昔話も、いろいろ気になるなあ」

ヒノキ「その話は機会があれば、いずれそのうちな。コメント欄でリクエストがあれば、わらわの記憶もつながるやもしれんし。せっかくのコメントじゃから、創作設定のヒントになるようなものを歓迎したいところじゃ」

NOVA「確かに、コメント欄で記事とは関係なしに、個人的な質問とか相談事とか度々訴えられても閉口するからな。ブログにとって建設的なコメントなら歓迎だし、ここは趣味ブログだから、『同じテーマの趣味を満喫してます』あるいは『ブログ記事を読んで興味を持ったので、試してみたい』ってコメントなら書き手として嬉しい。やはり、趣味に対してポジティブな方面で感化できるブログを目指したいなあ、とは思うわけで」

 

晶華「だったら、ポジティブにラクシアの話を展開しましょう♪」

 

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ロードスより先の古代魔術の話1.5(フォーセリア→ラクシア)

ちょっとした昔話

 

NOVA「今回はラクシアの話をするぞ。ところで、晶華。ラクシアって何だ?」

晶華「NOVAちゃんは私のことをバカにしているの? そんなのソード・ワールド2.0および2.5の背景世界に決まっているじゃない。今を生きるソード・ワールドファンの常識よ」

NOVA「ああ、念のため確認してみた。世の中には、ラクシアのつもりでラグシアと書いて質問してくる人間がいるからな。ベッドをベットと書いちゃう人はたまにいるが、わざわざ付けなくてもいい濁点を付けちゃうミスは珍しいな、と思って」

ヒノキ「まあ、そういう些細なミスはよくある話じゃろう。わざわざネタにしてツッコむほどのこともあるまい」

NOVA「ああ。ミスと言えば、俺も昔、ルナル関係の原稿を書いた際、鳥型種族のミュルーンをミョルーンと勘違いしていたことがあって、友野さんにご迷惑を掛けたことがあるんだ」

ヒノキ「新兄さんにそのような過去が?」

NOVA「今さらながら言い訳すれば、雷神トールのミョルニール(今だとマイティー・ソーのムジョルニアという表記が一般的)というイメージが頭にあって、小説のルナルを読んでいた時も、そう空目をしていたんだな。で、ゲーム自体はプレイ経験がなかったから、耳でミュルーンという発音を聞いたことがなくて、それがこの本の原稿記事を手伝っていたときに発覚した、と」

晶華「ところでルナルって何?」

NOVA「ポスト・ロードスを期待されたTRPG背景世界だよ。そして、今もSNEの重鎮である友野詳さんの代表作の一つと言っていい。俺が見習いをしていた時に、一番お世話になった先輩ということになる。

「90年代半ばだと、水野さんや山本さんといった初期SNEの重鎮さんは本職の小説執筆活動が忙しく、SNE本社に顔を出す機会が比較的少なくて、本社に割と常駐して若手新入りを取り仕切ることが多かったのは清松さんと友野さんだったと記憶。そして、若手代表が北沢慶さんで同期の出世頭がモンコレの加藤ヒロノリ君、そして最近SWなどのサポート役からロードスおよびゴブスレのデザイナーとして俺がプッシュしているのが川人忠明君ということになる」

ヒノキ「ほう。新兄さんの過去話ということか」

NOVA「まあ、3年ほど見習いであれこれ手伝って学ばせてもらったことがある程度だし、今も個人として付き合っている関係じゃない(ツイッターでフォローはしているけど)。ただ、まあ、その時期にあれこれ学ばせてもらった経験は、今も俺のネット活動で重要な土台になっていると思うんだよ。とりわけ友野さんの特撮ヒーロー魂に触れていなかったら、特撮ヒーロー関係のサイト『ホビー館』を立ち上げて、あれこれ記事書きしていなかったと思う。隠れオタクとして自己アピールするのを避けていたろうな」

ヒノキ「つまり、友野氏が新兄さんの直接の師匠ってことになるのかの?」

NOVA「俺としては学生時代から、TRPGの師匠が安田社長で、小説の師匠の一人が水野さんで、友野さんの場合は特撮を初めとするマニア道の師匠って感じがする。人生全体で考えるなら、見習い時代は決して長くはない薫陶期間だったとは思うし、向こうはその後もいろいろな後輩クリエイターにいろんなことを指示したり、注意したり、説教したりしているから、俺のことなんてとっくに忘れていても不思議じゃないだろうが、こっちは今もファンとして友野さんの記事を『おお、面白いし、参考になるや』と思いながら読んだりしているし、こういうクリエイターに憧れる気持ちはいつまでも大事にしたいと考えている」

ヒノキ「前回、コクーンワールドに迷いかけたのも、そういう想いを書き記したかったからじゃな」

NOVA「いや、逆。最初はフォーセリアに専念しようと思ったんだけど、うっかりガープスのことを書いてしまって、そこからコクーンとかルナルとかつながってしまうと、ああ、そう言えば、昔、友野さんにはいろいろお世話になったなあ、という想いが抑えきれなくなって、だだ漏れているのが現状」

晶華「だったら、もしもこの記事を友野さんが読んでいて、万が一コメントを書いてくれるようなことがあったら?」

NOVA「うおー、と叫んで、感謝感激感涙雨あられになるだろうけど、実は最近ツイッターでちょっとしたコメントレスに返信をいただいて、それで十分だって気持ちなんだ。別に俺は向こうに自分の相手をして欲しいと執着しているわけでもないし、本気で会いに行こうと思えば、TRPGイベントなんかに顔を出すこともできる。

「じゃあ、どうしてそれをしないかと言えば、昔の思い出は思い出で大事にしたいし、直接会わなくても、記事のファンとか作品のファンというだけで十分いろいろ話を楽しめている。作家という特定個人に執着しなくても、ネット上でいろいろな人と定例的に付き合ったり、話を聞いたりするのも楽しいし、仕事で面倒を見ている教え子や話すべき保護者もいろいろいるし、リアルフレンドも多数とは言えないが必要十分程度にはいるわけで(さすがにTRPG仲間4〜5人を一度に集めることは困難だけど、2〜3人のボードゲーム仲間なら何とか)、人への関心もいろいろと分散してしまうんだ。

「要は自分も忙しいし、相手も忙しいだろうと考えると、じゃあ、この人とはどういう付き合い方をすれば、お互いにWinWinで楽しく、互いに負担にならない付き合いができるかって考える。逆に、そういう配慮のできない、どこまでもベッタリ絡みつくような人間にはなりたくないし、絡みつかれたくもない。趣味にはベッタリ執着しても、人間関係は淡白に、趣味を通じて気が合う友人と程よくボールを交換する程度でいいかな、って考える」

 

晶華「確かに、NOVAちゃんはベッタリ付きまとわれる関係を、気持ち悪いと考える人だし、付き合う相手は『自分と同じ物を見て、楽しんでくれる相手。自分の好きな物をやたらと攻撃して来ない相手』と明言しているし、『見てもいないものに対して、愚にもつかない偏見だらけの批判をするような手合いは嫌うし、相手するだけムダ』ととことん見下すところがあるものね。私もそうならないようにしようっと」

 

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ロードスより先の古代魔術の話1(フォーセリア編)

ロードス魔術話の続き

 

NOVA「さて、今回はロードス職業づくしから話を切り替えて、新しいテーマで展開しようと思う。一応、この記事の続きなんだが、話題が広がるので、もはや『ロードスRPG編』じゃなくなるよなあ、ということで。むしろ、新章スタートという位置づけだ」

ヒノキ「ロードスの話は打ち切り、ということか?」

NOVA「RPGシステムとしては、いろいろ掘り下げることも可能だが、ここまで続けた職業メインの話としては、前回でほぼ語り尽くしたんだ。もしも、今後ロードスRPGについて語る際も、違うテーマで1から再スタートすることになるだろうな。それはともかく、今回からはロードスを始点にして広がる魔法世界観の俺的雑感を語っておこうと思う。対象となる世界は、フォーセリアラクシア、そしてグランクレストだ」

晶華「すると、世界ごとに全3回という予定かしら」

NOVA「もしかすると、ラクシア前編とラクシア後編に分かれるかもしれないがな。さて、ここで晶華に大事な質問だ。ロードスを含むフォーセリアの魔術体系は大きく3つに分類される。その名前を答えよ」

晶華「基本的な質問ね。ソーサラーの使う古代語魔法、プリーストの使う神聖魔法、シャーマンの使う精霊魔法の3つ。今までの職業話を聞いていれば、間違えようのない常識だわ」

ヒノキ「補足するなら、古代語魔法の技術を簡略化した共通語魔法、邪神の授ける神聖魔法である暗黒魔法、そして竜司祭の使う竜語魔法、さらにクリスタニアの神獣の加護であるタレントなども挙げられるな」

NOVA「さらにマニアックに攻めるなら、ケイオスランドに痕跡が残る混沌魔術というのもあるが、詳細がはっきり語られていないわけで、結局、プレイヤーキャラクターが一般的に使えるのは、古代語魔法(共通語魔法も含む)、神聖魔法、精霊魔法の3種が基本だ」

ヒノキ「共通語魔法については、ロードスとソード・ワールド旧版では微妙に扱いが異なることも注意じゃな」

NOVA「ああ。ソード・ワールドの共通語魔法は、オランの大賢者マナ・ライが指輪などのアイテムに簡単な古代語魔法を行使する力を封じたもので、魔法使い系の技能を持っていなくても合言葉を唱えれば誰でも使えるようにした道具だ。これで、戦士や魔法の使えない種族のグラスランナーなどが、魔法の明かりを灯したり、武器に魔力を付与することもできるようになる。

「一方で、ロードスの共通語魔法は、古代語魔法とは切り離された魔術体系で(起源は大陸の大賢者の研究によるものとされるが)、ソーサラーの他にナイトが使える簡易魔術ということになっている。道具に封じられた魔法ではなく、学習で習得する必要があり、誰でも使えるわけでないところが違う」

晶華「精霊魔法も確か、ソード・ワールドとロードスとでルールが違っていたはず。ロードスの精霊魔法はいつでもどこでも使えるけど、ソード・ワールドでは対応する精霊力が働いていない状況では使えない。例えば、屋内では風の精霊魔法が使えないとか、火のないところではファイアボルトが撃てないので、シャーマンは松明とか、水袋とか、精霊力を働かせるための道具を持ち歩くのが必須だったようね」

NOVA「さすが精霊魔法のことは、しっかり勉強しているなあ。これをシステムの違いと割り切るか、あるいはロードスの方が精霊力が強くて偏在しているのに対し、大陸では無の砂漠の影響から精霊力が弱まっているために、場所によってムラが生じやすいと解釈することもできるかも」

ヒノキ「おっと、新兄さん。一つ失念しておるようじゃのう」

NOVA「何かな?」

ヒノキ「バード(吟遊詩人)の呪歌も、魔法体系の一つに入れるべきではないか?」

NOVA「おっと、いけねえ。一応、古代語魔法の亜流とされるが、混沌魔術なんてマイナーなものを挙げているのに、呪歌のことを失念するとは迂闊だった。以降も、見落としがあれば、ツッコミよろしく頼む。コメント欄でもそういう指摘があれば歓迎するぜ」

 

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クリスタリアと、キラヤバMOVIEパーティーの話

宝石王国の前章

 

NOVA「今回はロードスの話ではなく、クリスタリアの話だ」

ヒノキ「おお、伝説の神獣世界の話じゃな」

NOVA「ヒノキ姐さん、勘違いしているようだな。俺の言っているのは、クリスタニアじゃなくて、一文字違いのクリスタリアだ」

晶華「また新しい世界が観測されたの?」

NOVA「ああ。今日の昼間に早速、観測してきたぜ。ただ、観測した途端、闇の帝国ヨドンヘイムに侵略されて、滅んでしまったんだが。宝石人間の王女マブシーナが地球に逃げてきて、新たな戦隊チームの物語が始まる前のエピソード0だ」

晶華「それって、失踪したお姉ちゃんの手掛かりがあるという……」

NOVA「そう。魔進戦隊キラメイジャーの世界だ」


【魔進戦隊キラメイジャー】番組事前スペシャル映像


劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO【スーパー戦隊MOVIEパーティー】 SPOT映像(30秒)

 

ヒノキ「なるほど。クリスタニアとクリスタリアをかけた高度なギャグのつもりか」

NOVA「ああ。キラメイジャーに登場する力の源キラメイストーンと、亡国の王女マブシーナの故郷の名前が光り輝く宝石の国クリスタリアというんだが、その設定を前に字面で見たときは読み流していた。だが、映像で見て、いかにもファンタジーの王国っぽい城を目で見、その音の響きを耳で聞いた際に、こいつとつながってしまったわけだな」

 

ヒノキ「で、コナっちゃんは、そのクリスタリアとやらで発見されたのか?」

NOVA「いや、そこにはいなかった。とりあえず、エピソード0ということで、異世界のクリスタリア王国が滅亡し、逃げ延びたマブシーナ姫が王の旧友である地球の博士を頼って、チーム結成に至るまでの物語。一応、レッド以外のメンバーが集結し、レッドだけはTVの第1話で参入する流れになる」

晶華「ええと、ガオレンジャーさんだったかな? 先にレッド以外のメンバーがチームになっていて、そこに後から主人公のレッドが加入するって話。元々、暫定リーダーだったイエローさんと、チームの行動方針を巡って対立するのが序盤のエピソードであったような」

NOVA「よく、チェックしたな。合ってるよ。イエローの孤高の荒鷲は元自衛隊空軍のパイロットという経歴があって、当初は軍隊っぽい堅苦しいやり方でチーム運営しようとしていたんだが、ヤル気満々かつ世話焼きな獣医のレッドを認めることになる。そして、レッドがリーダーだと認めた途端、自分はチャらい軽薄な本性を表すという。何が孤高だよ、とツッコミどころにもなっていた」

晶華「で、今度もイエローさんが暫定リーダーなの?」

NOVA「射撃の得意なアクション系のeスポーツゲーマーで、チーム戦における戦術判断能力も高いという設定だからな。グリーンとブルーがそれぞれスピードと斬撃で前衛戦士を務め、ピンクが医師としての冷静な判断力・観察力で後方支援担当。レッドがいなければ、イエローが司令塔、ピンクが補佐する感じだろうか。そして、レッドが予測できない行動で奇跡の逆転を起こす主人公格になると予測される」

ヒノキ「そりゃ、イエローと対立しそうじゃの。戦術リーダーのできる者は、計算できない動きをする味方を何よりも嫌うものじゃからな」

NOVA「クールなナンバー2ポジションなんだけど、クールキャラではブルーとかぶりますからね。まあ、ブルーとイエローのどちらが先にコミカルキャラとして崩れていくか見どころです」

 

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古代語魔術師の話(ロードスRPG編その9)

ロードス職業づくし最後の章の開幕

 

NOVA「ゴブスレ記事も一段落したので、今回から、ロードス話だ」

ヒノキ「おお、新兄さんの魔術師解説じゃな。時空魔術師にして言霊魔術師を自認する男が、どのような魔術師講座を示すか興味津々じゃ」

NOVA「いきなり、ハードルを上げてくれるなあ。なお、このロードスRPGのプレイヤーキャラクター職業を題材にした話を、去年の2月から延々と続けてきたわけだが、いよいよ、この魔術師の話で完結となる。一回の記事で終わらせるつもりはないので、まあ、2月のテーマとして考えている。マッスル太郎は3月になるかな、と」

晶華「そこまで長く続けるの?」

NOVA「魔術の話はそれだけ奥が深いってことだよ。もちろん、途中で飽きたり、違うネタが書きたくなったり、話が広がりすぎて収拾つかないと判断したりすれば、適当なところで強引に打ち切るつもりだけどな。とりあえず、3回ほどで完結できればいいな、と考えている次第」

ゲンブ「魔術師の話は、我にはあまり関係ないことではござるが……」

NOVA「生粋の戦士のゲンさんはそう言うかもしれないが、魔術のネタは幅広いので、関連づけることは可能。だが、まあ、その前に総括として、また書く方の勢い付けとして、ロードス職業話の過去記事について振り返っておきたい。まあ、ロードス島タグで簡単に検索もできるんだが、一応、これまでの話のリンクを構築しておく。晶華、手伝え」

晶華「はいはい、アシスタントガールの仕事だもんね。まず、最初は『騎士と戦士の話』よ。去年の2月に3回に渡って行われたわ。講義してくれたのはゲンブさん。キャラ別にテーマを決めて講義する形式って、何だかビヨンド学園みたい」

ゲンブ「講義など慣れておらんかったが、アリナ様やアッキー殿に支えられて、一応の形式は整えられた形でござるな」

NOVA「1回めは、騎士の仕える国という流れで、ロードスの簡単な地誌を紹介していたな」

晶華「NOVAちゃんの主観と偏見まみれな内容だけどね」

ゲンブ「2回めは、騎士をメインに共通語魔法と上級職の話をしたでござるな」

NOVA「騎士と戦士の違いを論じる上で、共通語魔法に目を付けたのは、いいセンスだと思った。小説だけを読んでいると、なかなか気付かないんだが、ロードスRPGの騎士は限定的ながら魔法も使える。ロードス島伝説の主人公であるナシェルは、ベルドから武術を習い、ウォートから魔術を習い、どちらにも非凡な才を示したように描かれている。たしなみ程度の魔術が使える戦士というのは、作者の水野さんにとっても理想の英雄っぽいんだよな」

ヒノキ「好きなRPGの一つがルーンクエストで、魔法戦士リウイの作者でもあるからな。もしかして、新兄さんの学術騎士ジャンもその路線を狙っておるのか?」

NOVA「俺はどちらかというと魔術師メインだがな。一応、戦士や騎士を演じたこともあるぐらいで……というか、長いゲーマー生活でプレイしたことがない職種は、乞食とか船乗りとか精霊使いぐらいだな」

晶華「精霊使いや船乗りはともかく、乞食をプレイできるゲームってあるの?」

NOVA「少なくとも3つはすぐに挙げられる。『ストームブリンガー』と『ウォーハンマー』と『混沌の渦』だな。基本は裏世界の情報収集に長けた盗賊の亜流だが、好き好んでプレイしたい者は相当の物好きだと思う。ペテンの場合もあるが、身体障害などのハンデを伴うケースもあるので、野外での冒険行動にはまず随行できない。まあ、味のあるNPCとして都市冒険に時々出て来るのが印象的だな」

ヒノキ「何で、騎士の話を復習している時に、乞食の話に脱線するのか?」

NOVA「おっと、いけねえ。ゲンブ先生の3回めは、戦士の上級職の話をさらっと流していたが、まだ物足りなさを感じるな。オルソンの狂戦士とか、もっと掘り下げてももらいたかったが、結局、狂戦士は職業ではなく、竜騎士同様、特技として扱われることになったから、今後、ルールの話を深めるなら特技に展開するかな」

ヒノキ「まあ、それは雑誌やサプリメントの新刊が出た際に、語る機会はあるじゃろう」

NOVA「そうだな。では、ここまでがまず前置きってことで」

 

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