花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

マッスル太郎と、鮮血城の主(SWミストキャッスル6ー5)

ザバーラの最後のクエス

 

太郎(ゲンブ)「前回は、トロールのゾンネンフェレスを倒し、その廃屋で見つけた書物をサンドリーヌに解読してもらったら、とんでもない事実が分かったでござる」

ヒノキ「霧の街を統べる翠将ヤーハッカゼッシュの持つ魔剣クルルガランが、名誉蛮族の命を犠牲にして発動する代物だということじゃな」

太郎「荷物輸送ミッションのかたわら、その重要な情報を主人のザバーラのところに持ち帰るでござる」

ザバーラ『なるほど。翠将陛下は、この街の全ての名誉蛮族に対して背信行為を働いていたというわけだ』

太郎「幸い、腕輪を外していれば、問題ないわけでござるが」

ザバーラ『貴重な情報をありがとうね。少なくとも、これで翠将があたしたちをいつでも捨て駒にする気があると分かったわけだ。この落とし前をどう付けたらいいんだろうねえ』

太郎「名誉蛮族みんなにこれを知らせて、反乱を扇動するというのは?」

ザバーラ『本気で言っているのかい? そのために動こうとすれば、気配を察知した翠将が先に行動して、事情を知らない多くの名誉蛮族がたちどころに命を奪われ、決起する前に反乱の芽を摘まれてしまうのがオチさ。あたしたちにできるのは、せいぜい少人数の知り合いに腕輪の脅威を知らせて、警告するのが席の山だ。街の中だけの反乱が上手く行くはずがない』

太郎「では、街の外に脱出して、応援を募ると言うのは?」

ザバーラ『レジスタンスがそう考えているらしいね。しかし、街の外に逃げ延びたとしても、外の国を動かすだけの伝手はあるのかい? 連中の計画のネックはそこにある。外との連絡を上手く取らなければ、革命など実行できるものか』

太郎「ザバーラ様なら、そういう伝手の心当たりがあるのでは?」

ザバーラ『ないわけではないが、かなりの危険を伴う仕事だ。それでも、やる気はあるかい?』

太郎「話だけでも聞かせてもらいたい」

ザバーラ『やれやれ。そこまでして、街に破壊と混乱を招きたいのかい? だったら、教えてやろう。街の東にある牢獄に、エルラーン・ドゥルマイユ卿という人物が囚われている。ダーレスブルグ公国の貴族さまだ。もしも卿を牢獄から脱出させることに成功して、街の外まで逃げ出すことができたなら、有力な伝手となってくれることは間違いないだろう。だけど、仮に卿を助けたとしても、どこで匿えばいいか、事前に考えておかないといけないだろうね』

太郎「そういうことなら、サンドリーヌが協力してくれるかもしれないでござる。彼女は街から脱出したがっているし、その前に牧場から一人の少女の救出を依頼してきたからな」

ザバーラ『へえ。あの女がそこまで大それたことを考えるとはね。それが翠将に対する反逆行為だとは百も承知だろうに』

太郎「できれば、サンドリーヌを助けたいでござるが、ザバーラ様の許可を頂きたい」

ザバーラ『分かったよ。では、君とこういう契約を交わそう。君が助けたいと思う人物を助け、街の外に脱出しな。そして、外の世界を見聞した後で、もう一度、霧の街に戻っておいで。外の世界で魔神研究ができる拠点を見つけるか、君自身が構築できたなら、あたしも君に従い、霧の街の革命に協力してもいい。別に翠将に従う義理もないんだし、あたしはどこでも魔神の研究ができれば、それでいいんだから。君が外で、翠将を越える男に成長することを期待して、にこやかに送り出してやるよ。その時が来ればね』

太郎「では、街の脱出に全力を尽くすが、それまでは密やかに行動するでござる」

ザバーラ『ああ。先の展望も大切だけど、今できることを一手一手確実に成し遂げる。それが堅実な商売人の道さ。ドゥルマイユ卿の救出は、レベル7になってから行う推奨クエストだ、とも言っておく。ストーリーの都合で、少々前倒ししてしまったけど』

太郎「思いきり、メタ発言でござるな」

 

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マッスル太郎、鮮血城へ(SWミストキャッスル6ー4)

7月に入って

 

ヒノキ「7月に入ったのじゃ」

ゲンブ「例年だと、これから作者の仕事が忙しくなる時期でござるな」

ヒノキ「うむ、夏期は平日午前から昼間も授業で忙しくなるのと、その前準備でバタバタするのじゃが、今年は子どもたちの夏休みが激減して、学校通いが多くなるので、例年どおりの講習会が行いにくくなり、結果的に時間ができる、という可能性が高い」

ゲンブ「すると、夏なのに平常運転で楽ができるということでござるか」

ヒノキ「仕事が楽とは、言い換えれば収入が……という問題もあるようじゃが、最大の問題は『世の中が不況だと、新規入塾がないということにもつながるので、夏期だけの問題じゃない』ということじゃな。まあ、わらわたち部外者が心配してもどうしようもないことなので、こちらにできるのは『頑張れ、新兄さん。応援してるから。こちらは新兄さんを明るく楽しませるように振る舞おう』とエールを送るぐらいじゃな」

ゲンブ「確かに、『心配しているように見せかけて、関係ないのにいろいろ質問してきて、かえって不安を煽る報道とかで、人の神経を苛立たせるマスゴミと、それに準じた鬱コメント』ほど頑張ってる人間を苛立たせるものはないでござるからな」

ヒノキ「世の中、特に客商売というのは、当人の頑張りだけではどうしようもないこともある。何せ、世の中の空気に大きく左右される面もあるでな。その中で、その空気に大きく影響を与えるのもマスコミの仕事じゃが、何かとセンセーショナルなニュースに飛び付きがちで、不安増幅装置になったりもする。針小棒大になりがちな報道に翻弄されないだけの自制心は、情報社会において必要じゃろう」

ゲンブ「世の中の動きに鈍感すぎてもいけないが、過敏すぎて一喜一憂のアップダウンが激し過ぎるのも問題でござるか。冷静に状況を見据えて、結局のところは自分にできることを堅実に行うしかない、と」

ヒノキ「そうじゃ。そして、今のわらわたちにできるのは、マッスル太郎のプレイじゃろう」

ゲンブ「結局、遊んでいることを自己正当化するための弁でござるな」

ヒノキ「遊び心は大事。それこそが、ホモ・ルーデンスの極意、と最近、新兄さんがハマっておる思想らしいからのう。簡単な書評は、こちらにもある」

news.kodansha.co.jp

ゲンブ「遊びは無駄じゃなく、文化発展の原動力であり、宗教上の祭礼儀式も、演劇も、ゲームも、精神的な仮想空間を構築し、一定の秩序を与えて、そこに没入することで生を充足させる。そういう場に日常を持ち込む行為は、場を白けさせる背徳行為として排斥される……でござるか」

ヒノキ「まあ、そう言われてみれば、古来、演劇というものは、神に捧げられる一種の宗教性を帯びた儀式じゃったからな。オリンピックをスポーツの祭典というのもその通り。祭りというのは、実用とは離れた文化習俗じゃが、そういう周囲の空気との一体感を得て共同体意識を構築するのも人間文化の神髄かもしれん。日本の舞台芸術も、神々への奉納儀式に端を発するということで、日常の俗事を離れて架空の精神世界を個人の脳内でなく、集団体験できるものとして共有できるということが人の文化を発展させた、ひいては経済行為にも大きな影響を与えるということかもな」

ゲンブ「すると、遊ぶために働くということが、人の営みとして正当化されるでござるな」

ヒノキ「遊び心を精神的退廃ととらえるか、それとも神事に通じる崇高性を帯びたものと見なすかは、個人の価値観にもよるが、前者の質実剛健な気質が極端になると古代ギリシャのスパルタという軍事国家の方向性に突っ走ることになるからのう。遊び心の喪失は、人間を野蛮な獣性に支配された破壊者にしてしまうやもしれん」

ゲンブ「実利偏重で文化軽視の社会は、過剰な競争に人を追いやるでござる」

ヒノキ「まあ、競争原理に対しても、ゲーム理論という数学的・経済学的なアプローチが可能なのじゃがな。つまり、ロールプレイという文系的なアプローチと、数値を扱うゲームという理系的なアプローチの両面が培えるRPGは、複合芸術と言ってもいい遊戯ということで、前置き終了」

 

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マッスル太郎、レベル6になる(SWミストキャッスル6ー3.5)

6レベル成長の儀

 

ヒノキ「では、6ー3.5と称して、成長の儀と今後の展望を行うのじゃ」

ゲンブ「つまり、6ー0話と同じような内容でござるな」

ヒノキ「うむ。冒険を終えた後の幕間ということじゃな」

 

ゲンブ「では、早速、能力値の成長から。望みは2、さもなければ6でござる。しかし、出目は3と4。ならば、さらに生命力を鍛えて26になるか」

 

ヒノキ「次は経験点の清算じゃ。前回までで入手した経験点は3140点。これに手持ちの2470を加えると、5610点になるのう」

ゲンブ「グラップラーとスカウトをともに6レベルに上げて、4500点を消費するでござる」

ヒノキ「すると、冒険者レベルも6に上がるのじゃな。ルーンフォークの場合、種族特徴の[HP変換]が戦闘準備や補助動作で行えるようになる」

ゲンブ「今までは、HPをMPに変換するのに主動作を使わなければならず、戦闘中には扱いにくかったが、これからは戦闘中にMP切れを起こしても、即時回復できるようになったでござる」

ヒノキ「その分、HPを一気に消耗することになるので、ダメージを受けそうな局面では扱いが難しいがの」

ゲンブ「どちらかと言えば、後衛魔法使い向きの能力でござるが、HPの即時回復能力を高めれば、かなり有効活用できそうでござる。いずれにせよ、レベル6に上がったので、ゴールまでの目標としては、あと1レベル。グラップラーは3000点、スカウトは2500点でミストキャッスルをクリアできるまでに至ったわけだ」

ヒノキ「第6部でゴール目前に達し、第7部で完結編になる見通しがついたということじゃな」

 

ゲンブ「最後に、お金の清算と買い物でござる。6992ガメル貯まったので、足装備のサイレントシューズを5000ガメルで購入するでござるよ。これで隠密判定が+2できる。また、顔に赤の眼鏡を装着して、眠りに対して耐性を得た。まあ、実用性もさることながら、ちょっとしたファッションアイテムとも言えよう。これで、ウルトラセブンあるいは赤いあいつになった気分というもの」


レッドマンOP/子門真人

 

ヒノキ「しかし、ゲンブよ。赤は本来、わらわのパーソナルカラーじゃぞ。お主のカラーは黒であるゆえ、赤を使うのはおこがましいとは思わんのか」

ゲンブ「お言葉ですが、アリナ様、マッスル太郎はすでに仮面レンジャーとして、赤マフラーを装着しているでござる🧣。それに、黒と言えば、ブラックベルトも装着しているうえ、エピックトレジャリーには黒の眼鏡なるアイテムが存在しません」

ヒノキ「サングラスがあるじゃろうが🕶」

ゲンブ「そんな物、何の特殊効果もないフレーバーアイテムではござらんか。それなのに1000ガメルもするなど、高すぎる。普通のメガネが150ガメルで買えるのに、サングラスが6倍以上もするなんて、理不尽極まりない」

ヒノキ「それなら、ルミエルレガシィ所収の黒の眼帯などどうじゃ。『知覚:魔法』を得て、常夜の回廊の暗闇でも無効化できる優れ物じゃよ」

ゲンブ「それは、回廊を攻略する前に仰って欲しかった。今さら『知覚:魔法』を得ても、有効に使える場面が他にあるとも思えん。当面は、赤の眼鏡を着けておいて、いずれは4000ガメルの〈ひらめき眼鏡〉か、9600ガメルの〈狩人の目〉に置き換えるゆえ、しばらくは大目に見て下され」

ヒノキ「うむ、ならばよかろう。他に毒や病気に関する判定に+2ボーナスがもらえる〈水飲み鳥のマスク〉が6000ガメルでお勧めじゃ。これさえ装着していれば、新型ウィルスも恐れるに足りず」

ゲンブ「それは、リアルで欲しいでござるなあ」

 

●マッスル太郎のキャラデータ(青字は成長部分)

 

ルーンフォークの魔動武人(冒険者レベル6
グラップラー6レベル、エンハンサー3レベル、スカウト6レベルセージ5レベル、マギテック2レベル、レンジャー1レベル、コンジャラー2レベル(残り経験点1110)

所持金:1992ガメル(ザバーラポイント3913点)

器用24、敏捷15+1、筋力24、

生命力26、知力18、精神8

HP44、MP20

探索・危険感知9、先制8、隠密10、知識8

生命抵抗10、精神抵抗8

魔動機術魔力5、操霊魔法魔力5

 

武器:ハードキッカー(命中9、威力30、追加ダメージ+11、クリティカル値11、2回攻撃)
防具:ミモレの上質布鎧回避11、防護点4)

特技:追加攻撃、武器習熟A/格闘、防具習熟A/非金属鎧、マルチアクション、トレジャーハント、鋭い目

練技:マッスルベアー、ビートルスキン、ガゼルフット

所持品:冒険者セット、スカウト用ツール、救命草3つ、魔香草3つ、保存食1週間分、サーペンタインガン、弾薬28発、アンチドーテポーション、キュアストーンポーション、月光の魔符+1、月光の魔符+2、北向きの針、3点魔晶石×10、トリートポーション×3 

 

部位装備(括弧内は仮面レンジャーへの扮装時)

:ディスプレイサー・ガジェット

顔:赤の眼鏡(仮面レンジャーのマスク)

耳:蝙蝠の耳飾り

首:ポーションインジェクター

 (仮面レンジャーの赤マフラー)

背中:マギスフィア(小)

右手:俊足の指輪

左手:発動体の指輪

腰:ブラックベルト

足:サイレントシューズ

その他:名誉蛮族の腕輪

その他:信念のリング

 

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マッスル太郎の、続・亡者狩り(SWミストキャッスル6ー3)

亡者狩りを続けるぞ

 

太郎(ゲンブ)「今回も、亡者狩りを続けるでござる。前回は、常夜の回廊の秘密をあれこれ知ったりして、★稼ぎができたでござるが、その際に『この暗闇回廊に出入りするだけで、★を無限に稼げてしまうという美味しい裏技ポイント』だということが分かった。ウルスラは面倒な仕事を回してくるなあ、と思ったものだったが、ここで鍛錬できることを教えてくれたのでござるなあ」

ヒノキ「他に、ナヴァリア婆さんからいろいろと情報を購入したのじゃったな」

太郎「3つめの水門コードがありそうな場所の手がかりと、そして最終コードが数字の配列に隠されていること。さらにヒューリカとゾンネンフェレスの居場所とかデータとかが分かったでござる。ゾンネンフェレスはレベル6なので、今回のミッションが終わって、こちらのレベルが6に上がったら、退治しに行っても良さそうでござるよ」

ヒノキ「では、経験点稼ぎの亡者退治クエストを続けるとしよう」

 

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マッスル太郎の、亡者狩り(SWミストキャッスル6ー2)

これより、亡者狩りを始めるぞ

 

太郎(ゲンブ)「今回は、常夜の回廊を中心にアンデッドを倒しまくるクエストを行うでござる」

ヒノキ「常夜の回廊といえば、当リプレイの序盤でいきなり行き当たって、醜態をさらした区画じゃのう」

太郎「1日めの夕方でござったな。あの時の私は、霧の街に来たばかりで右も左も分からず、まだまだ未熟であった。それなのに、いきなり闇で視界を塞がれ、幽霊に脅かされても、セージ技能すらないので相手の正体も分からず、ただ逃げるしかなかった屈辱は今でも忘れん。

「しかし、今の私は違うでござるよ。40話を越える冒険を重ね、攻略ミッションも20回に達する。そして、暗闇対策のために〈蝙蝠の耳飾り〉を準備した。これは視界が効かないペナルティーをマイナス4からマイナス2に軽減する優れもの。これさえあれば、透明怪獣ネロンガだろうと、ウルトラマンジャックと戦ったエレドータスだろうと、ゴルバゴスだろうと、ステルガンだろうと恐るるに足りず」

ヒノキ「いや、ウルトラ怪獣ならまだしも、グリッドマンの怪獣を出されても分かる人にしか分からんじゃろう」


【TOMICA】消防車vsステルガン 電光超人グリッドマン Stop motion

 

太郎「とにかく、今回は強くなったマッスル太郎をたっぷり見せるでござるよ」

ヒノキ「まあ、ひたすら戦って戦って戦うだけの作業クエストをリプレイにしても、読み物としてはつまらないだろうから、10体のアンデッド退治を(中略)して、お送りすることになるじゃろうがの」

太郎「では、マッスル太郎の亡者狩り10番勝負を始めるでござる」

 

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マッスル太郎と、太陽神殿跡(SWミストキャッスル6ー1)

ウィル君探しから始めて

 

ヒノキ「では、エンディングも近いマッスル太郎の第6部、本格的にスタートじゃ」

太郎(ゲンブ)「ランダムミッションで、『ウィル君を探せ』と出たでござるな」

ヒノキ「うむ。なお、この人探しミッションは全部で6種類あって、その名前が順にアリス、イライザ、ウィル、エダ、オスカー、カーライルとなっておる」

太郎「五十音順でござるか。カーライルとイライザはこれまで探したので、ウィル以降は、アリス、エダ、オスカーでござるな」

ヒノキ「さすがに、ランダムミッションを6巡する前に当リプレイは終わらせるつもりじゃがの」

太郎「とりあえず、橋に着いて、渡し守の老人に金を払って、ウィル少年がどこに行ったか聞くでござるよ」

ヒノキ「情報料は40Gで、少年は翡翠の塔に向かったようじゃ」

太郎「すぐ南ではござらんか。ミッションクリアするだけなら簡単だが、それではろくに経験点稼ぎができないので、少年はしばらく放置して、北のヤムール酒場へ向かうとしよう」

ヒノキ「少年の情報を得たので、★1つ進展じゃ。そして、ヤムールは太郎の顔を見て、『よう、いいところへ来たな。一仕事頼まれてくれないかい』と言う」

太郎「金と経験になるなら喜んで、でござる」

ヒノキ「『頼み人はこいつだ』と一人の若者を紹介してくれる。『名前はメルキオレ。風の旅団のメンバーの一人だ』」

メルキオレ『あんたが名誉蛮族のマッスル太郎さんか。実は、俺の妹ムーランが蛮族に捕まって、奴隷市場に売られたんだ。このままじゃ競りに掛けられてしまうので、妹を助けるために競り落として欲しい。金なら用意した。4000ガメルもあれば十分なはずだ』

太郎「そんな金を持っているなら、自分で競り落としたらどうか?」

メルキオレ『俺は浮民だから、競りの会場には入れないんだよ。名誉蛮族のあんたなら問題なく入れるはずだ。頼む、妹を助けてくれ。競りで余ったお金が、あんたへの報酬ってことで引き受けてくれないか?』

太郎「奴隷市場で大暴れして、全ての奴隷を逃がせって仕事ではないのでござるな」

ヤムール『そうなったら、何人を相手にすることになると思ってるんだよ。あくまで、依頼は競り落としだけだ。それほど難しくないはず』

太郎「この街で、浮民と奴隷のどちらが幸せかは一概に言えないでござるが、家族と引き離されて奴隷に売られるというのが不幸であることは間違いない。ならば、このマッスル太郎、妹を想う兄心を尊重して、引き受けたでござる」

エドガー『おお、さすがはマッスル太郎の兄貴だ。良かったな、メルキオレ。この人に任せておけば、たとえ火の中であろうと、水の中であろうと、構わず飛び込んで、正義を貫いてくれるはずだ』

太郎「さすがに、そこまで無謀ではないでござるよ。プレイヤーの我なら、ともかく」

 

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マッスル太郎、今後を展望す(SWミストキャッスル6ー0)

ゼロからのプロローグ

 

ヒノキ「今回のマッスル太郎は、第6部開始前のプロローグ、つまり序章なのじゃ」

ゲンブ「6ー1話ではなく、6ー0話なのでござるな」

ヒノキ「うむ。仮面ライダーゼロワンやアークゼロ、ウルトラマンゼロおよび押しかけ弟子のZなどが旬である現在、どこかでゼロという数字を使いたいとも思った」

ゲンブ「で、今回は、第5部の最後にできなかったミッション達成後の成長タイムでござるな」

ヒノキ「まず、それを終えて、続いて今後の果たすべきクエストの整理、今後の展望を見ていこうと思う」

ゲンブ「未クリアなクエストや、霧の街のマップが完成した今、探索終了した区画と改めて探索すべき区画の再確認をするということで」

ヒノキ「ストーリーもそろそろ終盤に入ろうとしているゆえ、何を既に果たしておって、何をこれから果たすべきか整理しておくのも悪くはあるまい」

 

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