花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

マッスル太郎と、魔動機術の話(SWミストキャッスル3ー2)

マギテックについて

 

ヒノキ「前回で、マッスル太郎はマギテックレベルを2に上げたのじゃな」

ゲンブ「うむ。回復を充実させるためでござる」

ヒノキ「初代ソード・ワールドでは、回復魔法の使い手がプリースト一択だったので、冒険者パーティーには必ずプリーストが参加しないといけなかったが、2.0以降では、その点が改善されておる。もちろん、プリーストが回復のエキスパートであることは間違いないのじゃが、レンジャーがポーションや薬草の効果を駆使することもできるし、マギテックやコンジャラー、フェアリーテイマーといった職業にも回復魔法が用意されておる」

ゲンブ「マッスル太郎は、神や妖精の声の聞けないルーンフォークであるゆえ、プリーストやフェアリーテイマーにはなれないでござるから、レンジャー以外だとマギテックとコンジャラーの二択。そしてマギテックの回復魔法ヒーリング・バレットはMP1で威力0の回復ができる点でコストパフォーマンスが良い優れもの」

ヒノキ「確かにコンジャラーの回復魔法アースヒールじゃと、MP3で威力0じゃからの。長所と言えば、使役するゴーレムやアンデッドも回復できるぐらいか」

ゲンブ「それにしても、ソード・ワールドが2.0から2.5に改訂したことで、魔動機術の使い手としては、一つ損をしたと感じるでござる」

ヒノキ「何じゃそれは?」

ゲンブ「2レベル魔法のシャドウボディが消えたことで、回避力アップの魔法が削られたこと」

ヒノキ「確かに、それは少し痛いのう。元々、シャドウボディはフォーセリアの精霊使いが使う魔法じゃったのが、ラクシアではマギテック魔法になっておった。じゃが、結局は練技のガゼルフットで十分ということになったと思われ」

ゲンブ「そんなわけで、今回はマギテックの1レベルと2レベル魔法について、おさらいしてみるでござるよ」

 

 1レベル魔動機術

 

ゲンブ「マギテックの1レベルでは、ソリッド・バレット、ターゲットサイト、フラッシュライト、マナサーチの4つが使えるでござるが……」

ヒノキ「マッスル太郎は一度も使っておらんな」

ゲンブ「ソリッドバレットは、銃弾に魔力を込めて発射できるようにするもの。ラクシアの銃器は、火薬ではなくマナの力で弾丸を射出するものでござるが、銃使いになろうと思えば、マギテック技能の他にシューター技能を習得しないといけない。しかし、マッスル太郎は前衛武闘家であるため、シューター技能は未習得。後衛マギテックシューターならば有効活用できる技でござるが」

ヒノキ「フラッシュライトは、マギスフィアをいわゆる懐中電灯に変形する技じゃな。暗視能力を持つルーンフォークには無用な術と思われ」

ゲンブ「マナサーチは、マギスフィアの魔力探知機能でござるな。これは割と使い勝手がいいと思われるが、ミストキャッスルの冒険では今のところ使う機会がなかった。今後、屋内探索の機会があれば、役立つかも知れんでござる」

ヒノキ「そして、近接戦闘キャラでも役立つのが、命中率アップのターゲットサイトであるが……」

ゲンブ「MP2を支払って、1ラウンドだけ命中プラス1というのが、どうにも使う気になれん」

ヒノキ「練技のキャッツアイの方は、MP3で3ラウンド有効じゃからな」

ゲンブ「そもそも、太郎は命中率自体は悪くない。悪いのは肝心な時に外すダイス目だけで」

ヒノキ「2.0時代のターゲットサイトはMP3消費だったため、2.5になって改良された形じゃが、よほど回避率の高い相手と戦う場合を除けば、やはり常時使って行くものではないのかもしれんのう」

 

2レベル魔動機術

 

ゲンブ「で、今回習得した2レベル魔法でござるが、エクスプローラーエイド、クリティカル・バレット、ヒーリング・バレット、ノッカー・ボムの4つでござる」

ヒノキ「シャドウボディが消えて、代わりにエクスプローラーエイドになったのじゃな」

ゲンブ「探索者の補助という意味の通り、探索判定や解除判定にプラス2のボーナスが得られるでござる。迷宮探検では重宝すると思われ」

ヒノキ「ノッカー・ボムも探索用の呪文じゃな。鍵を爆破して強引に解除する」

ゲンブ「解除判定に失敗した時の非常手段でござるが、爆破時に大きな音を立てるのが問題でござるな。まあ、緊急に脱出しないといけないのに、鍵が開かないような時に重宝するやも知れぬ」

ヒノキ「銃使いなら、クリティカル・バレットが強力じゃが」

ゲンブ「MP2で、威力20の攻撃魔法を使えるのはかなり強いでござるな。攻撃魔法の専門家であるソーサラーのリープ・スラッシュが同じ威力20だが、3レベル魔法な上、消費MP7でござる」

ヒノキ「しかし、マッスル太郎の主武器は銃でないゆえ、この魔法も宝の持ち腐れなのが残念じゃのう」

ゲンブ「2レベルの本命は回復用のヒーリング・バレットでござる。そして、マギテックレベルが3になった時、マッスル太郎はさらに強くなる。武器に属性魔法効果を付与するエフェクトウエポンによって、炎のマッスルヌンチャクを振り回し、相手の防護点を貫通したりできるようになるでござるよ(注・後にできないと判明。魔法の武器にはなるけど、与えるダメージは物理ダメージで、防護点無効の魔法ダメージにはならず)」

ヒノキ「では、そこまで強くなることを目指して、プレイを続けるとするかの」

 

次なるミッション

 

太郎(ゲンブ)「これより実プレイを開始するでござる。まず、ランダムミッションを決めるとしよう。出目は……6」

ヒノキ「また、魔物の討伐か。同じようなイベントが続いてもつまらないので、振り直すのじゃ」

太郎「つまらん、という理由で振り直していいのでござるか?」

ヒノキ「リプレイ記事は面白くなければのう。読者だって『ダイス目は絶対だ。ランダムに決めたイベントなんだから、それに従え。つまらなくても、フェアな記事なら俺は我慢して読む!』と覚悟を決めて読む者は少数派じゃろうて。それよりも『前向きに努力して、面白い読み物になるように期待してます』と良い読者なら考えているに違いない」

太郎「悪い読者なら?」

ヒノキ「他人の不幸を蜜の味と思って、さらに自分の不幸に引きずり込もうとする輩じゃろうか。前向きに頑張ろうという記事に対して、ネガティブなコメントを付けて恥じない輩とかな」

太郎「それは……可哀想な御仁でござるな。まあ、さておき、振り直して3」

ヒノキ「インクの入手じゃ」

太郎「インクでござるか? また、どうして?」

ザバーラ(ヒノキ)『蛮族のスパイに読めないようにした特製インクなのさ。この前、君が上位蛮族のヒューリカに妨害された件もあって、こっちも用心しないといけないからね。露天市場に行って、道具屋のアイテラに例のインクを調合してくれと頼んで来てくれ。購入代の300Gを預けておくよ』

太郎「では、翡翠の塔を経由して、昼前に市場に到着。早速、道具屋に向かうでござる」

アイテラ(ヒノキ)『いらっしゃいませ……。ええと、あなたは……確かザバーラさんところの使いの人……』

太郎「何だか陰気な感じの人でござるな。こういう時は、お笑い芸人の出番。マッスルパワー!」

アイテラ『……ええと、ごめんなさい……。脅さないで……(涙目)』

太郎「いや、別に脅しているつもりじゃなくて……これは私の持ち芸であって……(あたふた)」

アイテラ『今は……インクの材料……ちょうど切らしてて……。材料集め……お願い。インク代……半額にするから……』

太郎「材料集めって、どこに行くでござるか?」

ヒノキ「1d振れ」

太郎「6」

ヒノキ「黒の丘で、黒い土玉10個を入手せよ」 

 

●霧の街のマップ(3ー2話時点、青字は宿泊可能)

 

    牧場    ー 娼婦街ー黒の丘   ?

     l               l     l    l

  路地裏  ー 施療院泉の広場鮮血城ー?

     l               l     l               l

 常夜      l      サカロス          l

 回廊ー 涸れ井戸ー 神殿跡 ー    ?        ?      ?

     l               l          l             l   l       l

     港ー   三色の天幕ー庭園ー翡翠の塔ーー叫び

                   (拠点)      l                   屋 の門

                           l         l          l    l     l

              ダルクレム    l             l            l      l

      神殿 ー骨の川ー 処刑場ー市場ー?

                           l         l   l         l

         剣闘士の宿舎 ー 追い剥ぎー?   ?

          l          小路

                           l   I

                       闘技場ー麻薬窟ー?

 

太郎「完全に反対側ではござらんか?」

アイテラ『ごめんなさい……。他に取りに行く人……いなくて……』

太郎「仕方ないでござる。一度、拠点に戻って出直せば、難なくたどり着けるはず」

 

 こうして、インクの材料を求めて、黒の丘に向かうことになったマッスル太郎。果たして、行く手に待つのは何だろうか?

(当記事 完)