終わりに前置き雑談をどうぞ
NOVA「今回で、長かったイベントも終わりだ」
晶華「おめでとうを言うのは、まだ早いけど」
NOVA「まあな。全部が終わったわけじゃないからな。『2020新春私的必殺祭り』は」
晶華「あれ? そんなイベント名だっけ? 『令和VS珠保ゴブスレ対決』だったはず」
NOVA「どっちも似たようなもんだ。細かいことは気にするな」
晶華「似てるのかしら。大体、新春って何よ。そういうのは、お正月に言うものでしょう? もうすぐ2月になるんだから、少し遅くない?」
NOVA「旧暦だったら、まだ年明けて1週間になってないんだよ。と言うことで、旧暦で生きている江戸時代の皆さん、明けましておめでとうございます。今年も必殺仕事人があれば、よろしくお願いします。まだ、仕事人2020の情報は入って来ていないですが」
晶華「2020年は江戸時代じゃなくて、令和だし。だから、今度のは令和仕事人になるのよね。『昭和仕事人VS平成仕事人VS令和仕事人』の対決劇があれば、NOVAちゃんと多くの必殺マニアが喜ぶと思うわ。特に、昭和仕事人の大物ゲスト出演に」
NOVA「まあ、昭和は仕事人以外でも、いいけどな。大分、亡くなっている人もいるが、仕舞人の直次郎とか、うらごろしの若とか、渡し人の大吉とか、仕切人の新吉とか、橋掛人の新吉とか、まっしぐらの東吉とか、剣劇人の娘のお七とかだったら、まだ健在だし、出せるんじゃないかな」
晶華「それって、分かる人にしか分からない顔ぶれよねえ」
NOVA「役者は凄いんだぞ。本田博太郎さんに、和田アキ子さんに、渡辺篤史さんに、小野寺昭さんに、宅麻伸さんに、西郷輝彦さんに、工藤夕貴さんだ。なお、工藤さんは俺と同じ年な。彼女は剣劇人の実質、密偵役みたいなものだからな。身が軽いし、成長して元締め格になっていても不思議じゃない。あの頃は無邪気だったお七が酸いも甘いも噛み分けて成長した姿も見てみたいなあ。いや、別にお七そのものじゃなくても、役者がゲストで出てくれば、こちらで勝手に脳内変換するんだけどさ」
晶華「私にはついて行けない世界なので、ここらが潮時と言って、足抜けさせてもらうわ。とにかく、今は必殺ゴブスレ人の話なんだから。前回でクライマックスバトルが終わって、今回は『これで私たちの令和は守られた。後は野となれ花となれ』って感じの締めくくり回なのよ」
NOVA「正しい言い回しは『野となれ山となれ』なんだけどなあ。ただ、この言葉の意味は『もうやるべきことは終わったんだから、後はどうだっていい』って感じで、肩の荷を下ろして片付いたってことなんだ。で、それを改変アレンジした『野となれ花となれ』は野に咲く花のように、終わるなら美しく終わって、命をつなげて欲しい、と前向きな祈りが込められている美しい言い回しだと思うぞ」
晶華「だけど、『野放し、NOVAなしの翔花お姉ちゃん』のことも何とかしないといけないわね」
NOVA「うむ。このゴブスレ対決の後で、翔花の行方に関する手がかりが得られるはずだったんだが、肝心の予言者が逃げたからなあ」
晶華「逃げたというか、実質的に追い出したんだけどね」
NOVA「令和を邪魔する奴なんて、うちのブログにはいらないからな。それより、前回のプレイで3点ばかりミスに気付いてな。ここで自己ツッコミを入れておこうと思う」
晶華「いや、何も言わずに、こっそり直しておけばいいのに」
NOVA「いやいや、そういうトラブルの起因になりそうなことに直面して、『何もなかったようにスルーするような態度。自分の過ちに無頓着な態度』はよくないと思うぞ。俺は自分の過ちを正せる男でありたいんだ」
晶華「で、3つの過ちって何?」
NOVA「まず一つ。この記事で、学術騎士ジャンのキャラクター紹介で、修得呪文が『力矢(マジックミサイル)』とあるが、正しくはマジックアローだな。元ネタであるD&Dのマジックミサイルと無意識に混同してしまったと思われる」
晶華「D&Dのマジックミサイルって、確か術者のレベルによって出現する本数が変わるのよね。1レベルだと1本だけど、2レベルごとに1本ずつ増えて、最大5本になる。マジックミサイルの矢が5本になると、『うわ、この魔法使いは最低でも9レベルかよ。とても太刀打ちできねえ』と初級の冒険者に対して、絶大な威嚇効果があるらしいわ」
NOVA「ロードスの最初のリプレイで、カーラが使っていた奴だな。それと、ディスインテグレイト(分解魔法)を使っているのを見て、スレインのプレイヤーが驚いて解説を加えている様子が当時は印象的だった。D&Dのことを何も知らない時期に読んだリプレイで、『へえ。相手の使った魔法でレベルを推測できるなんて、テクニカルなゲームなんだな、D&Dって』とか無邪気に感心していたり、青箱エキスパートルールにカーラ様の使った魔法が掲載されているのを見て、『ほう、これが噂のディスインテグレイトか』と思ってみたり、いろいろ懐かしい思い出が蘇るわけだ」
晶華「ロードスの魔法の話は、後日にたっぷり話しましょうよ」
NOVA「ああ、そうだな。さて、次は俺のミス第2弾。ゲンさんの用心棒にかけたエンチャント・ファイヤなんだけどな。その運用方法を間違えていたんだわ」
晶華「ええと、炎の剣になる奴よね。4d6の追加ダメージがミスってこと?」
NOVA「いや、それは達成値が高かったから、普通は3d6になるのが4d6で間違いないんだが、前回のプレイでは、剣のダメージ12点に炎の追加ダメージ13点を加えて、そこからホブゴブリンの装甲8点を引く処理をしていた」
晶華「12+13ー8で、ダメージ17点って奴ね」
NOVA「だけど、実際のルールは、剣ダメージと炎ダメージは別計算で、それぞれから装甲を引くのが正解なんだ」
晶華「ええと、つまり(12ー8)+(13ー8)で、ダメージ9点だけってこと? 意外と大したことなかったってわけね」
NOVA「まあ、そうでないと強すぎるってことだな」
晶華「だったら、ホブゴブさんはもう少し長く戦えたってこと?」
NOVA「いや。結局は、リプレイの展開どおりで問題ない。正しいルールでもホブゴブの残り生命点は11点。こいつを倒すには、アカミドリは《火矢》で19点のダメージを出す必要があるんだが」
晶華「私は25点のダメージを出したのよね。結果は同じってことか。さすがは私」
NOVA「あえて言うなら、ヒノキ姐さんの行動が変わっていたかもしれないな。残り3点の相手なら、丸子の槍でトドメを刺せる可能性が高かったが、残り11点のホブゴブリンだったとしたら、あえて攻撃したかどうか。先に雑魚を倒して、ホブゴブに対する支援効果を削る選択をしていた可能性が大きい。まあ、今さら戦況を巻き戻すつもりもないんだが、次からは気を付けようと思う」
晶華「本当に気を付けなさいよね」
NOVA「最後の一つは、お前のミスだぞ」
晶華「え?」
NOVA「お前の【速射】技能だけど、まだ修得段階は初歩だから、同じ敵に2回射撃はできるが、別々の敵を狙うことはできない。それができるようになるのは、習熟に達したときだ」
晶華「だったら、早く習熟に達したいところね。次の成長の目標ができたわ」
NOVA「まあ、そのシーンも、一射めはダメージが通らず、二射めで敵一体を倒した流れだったから、結果的に同じ展開だったんだけどな。とにかく、ルールの運用ミスで大きく展開が変わるような場合は、うわあ、と感じるが、今回の場合は結果は同じなので気にする必要はあまりない、という結論なんだな」
晶華「それでも気にしちゃう神経質さんがNOVAちゃんなのね」
NOVA「まあ、気にするというか、たとえ、それがミスであっても、ルールについて吟味して語り合うのって、ゲーマーとしては楽しいんだぞ。俺は『こんなミスをやらかしちゃいました』ってのをネタに楽しく語れる男だから、これからもどんどん楽しいミスをしていくぞ」
晶華「こらこら。そこまで開き直っちゃダメでしょう。ミスなんて、しない方がいいのは確かなんだから」
NOVA「しかし、ミスからも学べることはある。ドント・ビー・アフレイド・オブ・メイキング・ミステイクスって奴だな」
晶華「『ミスることを恐れるな』ってことね。ただし、自分のミスで人に迷惑を掛けてしまったときは、きちんと謝りましょう」
NOVA「迷惑を掛けたのかどうかは分からんが、先に謝っておこう。ゴメンなさい」
晶華「はい、よくできました」
NOVA「って、最後のはお前のミスだろうが」
晶華「子供の不始末は、親の不始末よ。親が謝るのは当たり前じゃない。それに、この記事を書いているのはNOVAちゃんだし、NOVAちゃんが謝るのは当然なの」
NOVA「そいつは確かにその通りだが、お前に偉そうに言われるのはどうもな」
晶華「親は、子供から学ぶもの。そう言ったのは誰かしら」
NOVA「それは子供に対しても親は時として謙虚たれ、と言うことだ。決して、子供に偉ぶらせていいってものじゃない。子供が慢心に駆られたときは、親はそれを諫める義務がある。子供に好き放題に威張らせるのは、俺の教育理念じゃねえ」
晶華「はい、そういう話はもういいから、そろそろ本編に行きましょう。前置き雑談終了」
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