花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

ゴブスレ映画の話(とTRPG少々)

ゴブスレ映画を見たんだが

 

NOVA「ゴブスレ映画を見たので、ロードスの予定を変更して、今回もゴブスレ話だ」

晶華「私も映画見たかったなあ。どうして連れて行ってくれないのよ」

NOVA「そりゃあ、お前がブログ上の空想キャラでリアルにいないから……という身も蓋もない言い訳はさておき、晶華、お前は何才だ?」

晶華「来月の誕生日で2才になる予定だけど?」

NOVA「ゴブスレ映画は残酷描写なんかがあるので、12才以上じゃないと鑑賞しない方がいいPG12指定が為されている。やはり娘の健全な成長のためには、血まみれな映画は親として見せたくないんだよなあ」

晶華「私は精神年齢14才って設定だし。大体、吸血花粉症ガールとしてホラー風味なキャラもやっていた私が、今さら血まみれ映画を見ただけで、どうこうなると思う?」

NOVA「まあ、精霊少女に人間の法律を当てはめるのは難しいかもしれないが、もしも俺が『今日は娘(2才)と一緒にゴブスレ映画を見ました。娘はキャッキャと言って興奮して喜んでいました』なんてことをブログ記事に書いたら、『NOVAという男は物心つかない幼女をPG12指定の映画に連れて行った、悪虐非道な父親だ。幼児虐待だ』などと、勘違いした自称・良識ある人々の糾弾の的になるかもしれん」

晶華「そんなの、きちんと説明すれば分かってもらえるわよ」

NOVA「本当に? 『いや、うちの娘は花粉症ガールという空想上の精霊少女で、俺の脳内からPONと湧いて出た非実在妄想少女なんです。だから、これは決して幼児虐待なんかではなく……』と懸命に訴えても、新聞やらTVのニュースに出ると、『……というように意味の分からないことを口走っており』とアナウンサーにあっさりまとめられ、いかにも俺が頭のおかしいオタクであるかのように無慈悲なレッテル張りをされてしまうわけだ」

晶華「頭のおかしいオタクじゃないの?」

NOVA「一口に頭のおかしい、と言ってもレベルがあるんだよ。区分するならば、『自分の書いている話はフィクションのネタだと割りきって、面白おかしな芸というつもりで、エスカレートさせている人間』と、『フィクションのネタを現実と誤認して、事実と空想の境界線が見えなくなってしまって、真っ当なコミュニケーションや社会生活が営めなくなる人間』という感じだ。俺が現実世界で自分の職場の教え子に、『最近、娘の翔花が失踪してしまって、先生は心配してるんだよ』などと言ってしまえば、末期症状だと思う」

晶華「いや、NOVAちゃんの教え子にそんな話をして、どうするって言うのよ?」

NOVA「う〜ん、もしかすると、教え子の誰かが『そう言えば、翔花ちゃんらしい娘をこの前、学校で見かけましたよ。あの緑色の濃い女の子は翔花ちゃんだと思うけど〜』なんて情報を俺にくれるかもしれないじゃないか」

晶華「……本気で言ってる?」

NOVA「もちろん、ただの妄想ジョークだ。さすがに職場で、花粉症ガールの話なんてしていない。むしろ、小学5年生に『事実と筆者の意見・予想の区別を読み取ろう』なんて話をしているぐらいだ」

 

晶華「とにかく、ゴブスレ映画はPG12指定だから、私はまだ見ちゃいけないのよね」

NOVA「ああ。推奨はされていない。他にPG12映画って何があるのかなあ、と調べてみたら、『仮面ライダーTHE NEXT』や『牙狼』関連、『キングコング髑髏島の巨神』、『ターミネーター』シリーズ、『バイオハザード』シリーズ、その他、ホラー系のアニメや映画、人が酷く死ぬ戦争映画、少女との性交渉を扱った映画、未成年の喫煙描写や薬物描写のある映画などが対象になってるな。こういう指定が始まったのは1998年以降だから、それ以前の80年代に多数作られたスプラッター映画なんかは含まれていないが、それでも古い映画の劇場再上映時に改めて指定されることもある」

晶華「つまり、私がゴブスレ映画を堂々と見ても許されるのは、10年待たないといけないってことね。じゃあ10年経って、私が12才になったらゴブスレ映画に連れて行ってよ」

NOVA「10年後にゴブスレって続いているかなあ?」

 

映画の内容

 

晶華「で、結局、PG12指定の為される残酷描写って、どうだったの?」

NOVA「物語は原作小説5巻と同じなので、俺的には何のサプライズもない話だったんだが、アクション描写とかは面白かったな。基本は痛快冒険活劇で問題ないが、今回のゲストヒロインの令嬢剣士の受けた被害描写が、子供的にはキツいと思う。お前も原作を読んだんだから、大体の察しは付くと思うが、映像とか悲鳴とか、ゴブリンに襲われた彼女の恐怖が何度もフラッシュバックする演出とかは、ホラー級だな」

晶華「小説の感想は、確かNOVAちゃんも書いていたよね」

NOVA「この記事だな。チラッと概要めいたことを書いているだけで、あまり細かい話は書いていない。『雪山の砦を舞台に、小鬼聖騎士(ゴブリンパラディン)と戦い、ゲストヒロインの令嬢剣士を助ける話だ』と書いているのみ。改めて内容に触れると、令嬢剣士の一行が北の雪山のゴブリン退治に出かけて、最初は順調に攻略が進むように見えるが、雪山に篭城しているゴブリンに対して兵糧攻めを仕掛けるという策が裏目に出て、結局、返り討ちに遭うわけだ」

晶華「確か、わざわざ砦の中に攻め込まなくても、頭の悪いゴブリンが食い物に釣られて、のこのこ出て来たところを待ち伏せして、少しずつ切り崩していけば勝てる、と踏んだのよね」

NOVA「劇中では、その作戦の是非については語られていないが、原作ではゴブリンを侮った故の愚かな策だと語られている。頭の悪いゴブリンがのこのこ出てきて……というのは、ゴブリンたちに学習能力があるということを分かっていない。最初は上手く行ったと思っても、何度も成功するわけではないことに令嬢剣士は思い当たらなかった。そして、雪山での篭城というのは、外で待機している自分たちにも負担が大きくなるわけで、十分な物資を準備した軍隊による戦術と、少人数の冒険者による戦術の違いを彼女は理解していなかったことになる」

晶華「別に彼女は、頭が悪いわけではないのよね」

NOVA「後の話になるが、ゴブスレ一行に心身共に救われた令嬢剣士は、剣の乙女の庇護の元に、冒険者をバックアップする女商人としての道を歩み出すわけだ。元々、財力もあるし、物資の管理をする才覚もある。足りなかったのは経験ということになるが、自分の策が上手く行かなかったときの次善の策を用意していなかったり、逆境に対しての打たれ弱さとか、ゴブリンの群れの中に頭の良い強力なリーダーがいるだろうと想像出来なかったこととか、後は彼女のパーティーに分析能力の長けた軍師役がいなかったこととか、失敗した理由はいろいろ考えられる」

晶華「あれ? 魔法使いさんがいたと思うけど」

NOVA「いるにはいたが、令嬢剣士の意見に従うだけのマンセー要員でしかなかった。まあ、金持ちのお嬢さまに雇われただけの冒険者で、腹を割って話せるほどの相談相手にはなっていなかったわけだ。決断するチームリーダーがいて、それとは別に違った視点で意見を述べる軍師役がいて、という風には令嬢剣士のグループは機能しなかった」

 

晶華「ゴブスレさんところは、蜥蜴僧侶さんと鉱人道士さんの二人が軍師役よね」

NOVA「対ゴブリンの意思決定と、体を張ったトリッキーな戦術で状況打開を図るチームリーダーがゴブスレさんで、一歩引いたところから献策を述べるのが蜥蜴僧侶。一方、鉱人道士は軍師ではなく、魔法の専門家で知恵者ということになる」

晶華「軍師と知恵者って何が違うの?」

NOVA「軍師は戦略を考え、知恵者は戦術を考えると言ったところかな。目前の戦いにどうすれば勝てるかを考えるのが知恵者だと言えるし、それぐらいなら令嬢剣士のところの魔法使いにもできたことだ。しかし、軍師は戦いのその先がどうなるかまで見据えた慎重さが求められる。勝てぬとなれば、いち早く撤退の策まで考えるのも軍師の務めだと思う」

晶華「う〜ん、よく分からない」

NOVA「これは俺の仕事に関係するが、教え子からある問題の解き方を質問されたとする。すぐに分かることなら、ヒントを出すなり、きちんと解法を説明したり、相手の力量に応じて対処できる。しかし、すぐに分からないときはどうするか?」

晶華「NOVAちゃんにも、そんなことがあるの?」

NOVA「高校受験のひねった問題ならあり得るし、高校生に教えるときは、解法は分かっても途中の計算とか作業に相応の時間を要するものがある」

晶華「ああ、解き方は分かるけど、答えに到達するのに時間が掛かる場合も、『すぐに分からない』問題ってことね」

NOVA「知恵者なら『とりあえず解いてみよう』と言って、解くことに夢中になるんだ。そして、その解き方を見て教え子が理解することもあるし、理解が付いて来ていない場合は補足説明を加えたりもする。それで上手く回れば問題ないわけだが……」

晶華「軍師さんならどうするの?」

NOVA「自分がその問題を解くのに、何分を使うかをまず考える。1分以内に解けそうなら、その場で解く。時間を要しそうなら、その旨を伝えて、授業の後に教えることを約束する。思いがけず解けなかったり、解き方が見えないような時は、関連問題に当たりを付けたり、答えを先にチェックする。大切なのは、自分がその問題を解けるかどうかではなくて、生徒がその問題を解くのに何をすれば適切なのかを考える能力だ。自分の力量では解けない問題に出くわした時に、どういう手を打つかで、その教師の力量とか真剣さが図れるんじゃないかなあ、と俺は考えているわけだ」

晶華「要は、勝てない敵に出くわした時に、素早く状況を理解して、勝てない敵をどういなすか、あるいは勝利条件をどう構築し直すかというところまで考えるってことね」

NOVA「そう、今すぐは勝てない。だけど、次の授業までには考えておくわ。と一時撤退するのもありなんだ。あと、自分の頭が冴えていて難問も即ひらめいて解けるモードか、疲れていてつまらないミスを連発しがちなモードなのかも意識できないと、的確な判断はできないしな」

晶華「と、あれこれ頭の良さそうなことを口にしているけど、自分の話についつい夢中になって、今それが話すべき内容かどうかをついつい見失いがちなのがNOVAちゃんなのよね。ゴブスレ映画の感想を書くのに、どうして戦術戦略論とか、授業の質問にまで話が広がっちゃうのか、常々不思議なんだけど」

NOVA「考えがついつい横道に逸れるのは、軍師として優秀とは言えないよなあ。ただの蘊蓄野郎なだけじゃ、良き軍師にも参謀役にもなれないと思う」

 

ゴブスレさんの物語

 

晶華「で、令嬢剣士さんのパーティーが壊滅して、ゴブスレさんのパーティーの出陣になる、と」

NOVA「原作では、ゴブリンの先遣隊に占拠された雪山の麓の村を解放するイベントがあるんだが、そこは割とサクッと終わった。俺の文章と違って、映画は尺が1時間しかないので、テンポ良くアクションを見せて、細かい説明は割愛する流れだ。村を解放して、令嬢剣士の話を聞いて、すぐに雪山に登り、寒さに弱い蜥蜴僧侶を温めながら、砦の手前の小洞窟に突入。その際、この砦のゴブリンの学習能力が妙に高いというミステリーが語られ、洞窟奥の祭壇に囚われていた令嬢剣士救出の状況証拠から、覚知神と小鬼聖騎士(ゴブリン・パラディン)の情報が流れるように語られるわけだ」

晶華「ああ、覚知神ってこの話で出て来るんだ」

NOVA「というか、原作ではこの話にしか出て来ない。うちのリプレイでは主要な敵の黒幕のように扱っているけど、原作では毎回、覚知神絡みということもないわけだ」

晶華「小鬼聖騎士って、TRPGのルールブックに登場している?」

NOVA「いや。たぶん、今回の映画を踏まえて、上級ルールブックかサプリメントにでも登場するんじゃないかなあ。映画という大イベントを経て、次にどう展開するかはまだ見えて来ないが、3月発売のGMマガジンで今後の展望が語られることを期待しよう」

 

晶華「とにかく、令嬢剣士を救出して、彼女のトラウマに苛まれながらの砦攻略になるのよね」

NOVA「そう。このトラウマ描写が、このアニメの見どころなんだよ。とにかく、原作と比べても、そこは非常に濃密に描写されていて、物語の中身を知っているはずのこっちまで泣けてきた。お前が見たら、涙目溢れて止まらなくなっていたはずだ」

晶華「令嬢剣士さん、可哀想(涙目)……って感じ?」

NOVA「そう。原作ではそれほどでもなかったが、映画ではとにかく令嬢剣士の心情とか悲劇とか蘇る恐怖とかをこみ上げるように描いているせいで、寡黙なゴブスレさんの頼もしさとか、何かと世話を焼いてくれる女神官さんの優しさとか、妖精弓手さんの明るさとか、引き立つように描写されている。もう、この映画で俺の心は令嬢剣士さんに感情移入しまくったわけだ」

晶華「NOVAちゃん、男でしょう?」

NOVA「男が女性キャラに感情移入したらいけないのかよ。映画がそういう風に演出しているんだから、俺は監督さんの意図どおりに、うまく感情移入しちゃってるんだよ。俺のキャラのジャンも、次の成長時には魔術師レベルを上げて、彼女の得意な《稲妻》(ライトニング)を修得しようかと思っているぐらい、彼女に感情移入した。念のため、この気持ちは惚れたとかじゃなくて、自分が令嬢剣士とイコールになったような感覚なんだ。分かるか?」

晶華「つまり、NOVAちゃんのブルーアイズが令嬢剣士さんに装着されて、令嬢剣士さんがブルースタンドフォームになっちゃったみたいなもの?」

NOVA「令嬢剣士は、花粉症ガールじゃねえ。何だよ、その例えは? 俺は別に感情移入したキャラ全てに、ブルーアイズを装着させたいわけじゃねえ。とにかく、俺は作品内のキャラに結構、感情移入しやすいところがあるし、うまく感情移入できれば、作品の雰囲気をより濃厚に感じることができるわけで、まあ綺麗にハマりこめるわけだな。原作では令嬢剣士にここまでハマることはなかったのに、映画を見てから令嬢剣士改め女商人さんを見る目が変わっちゃうじゃないか」

晶華「う〜ん、どうすればNOVAちゃんをそこまで感情移入させられるんだろう?」

NOVA「そいつは、俺も知らん。まあ、強いて言うなら、彼女の誇り高さと、それが挫折して、それでもゴブスレさんたちに助けられて、最後に失った剣を取り戻すことができて、泣きながら笑顔を見せるハッピーエンドに感情移入できたというか。これがもしもハッピーに終わらないとなれば、うかつな感情移入が危険なので、即座に感情を切り離す防衛措置を講じたろうが、原作を知っていたから素直に感情を合わせることができたんだな。

「やっぱり令嬢剣士の目で作品を見ると、ゴブスレさんの格好良さや頼り甲斐も引き立って見えるし、女神官ちゃんの優しさも癒されるし、ゴブリンの恐怖もよく分かるし、令嬢剣士の感情演出に焦点を向けたことで、ゴブリンスレイヤーという物語の魅力を強調した作りになっていたなあ、というのが感想だ」

晶華「NOVAちゃんって、そういう風にキャラに感情移入して、映画を見てるんだ」

NOVA「全てがそうだと言うわけじゃないけどな。感情移入できるキャラの条件というのも、自分ではよく分かっていないし。意図的に感情移入の度合いを決めることは今だと簡単なんだけど(どうしても感情移入できない場合を除いて)、意識していないのに勝手に感情移入してしまったのは久しぶりだ。この場合の感情移入というのは、単純な好き嫌いの感情ではなくて、自分がそのキャラで一人称小説を書けるような気になってしまうぐらい、心情がフィットしてしまったというか、うまく引きずり込まれたというか、もしかすると当ブログのゴブスレリプレイを書いた影響もあるのか、などなど」

晶華「もしかすると、ジャンと令嬢剣士に通じるものがあったのかもしれないわね」

NOVA「まあ、職業的には魔法の使える戦士ということで、通じるのかもしれないし、令嬢剣士の令の字が令和の象徴のように見えたのかもしれないし、声優の上坂すみれさんの声に俺の魂を引きつける催眠効果でもあったのかもしれない」

晶華「そこまで言う?」

NOVA「で、この機に上坂すみれさんについて調べてみたんだが、実はこの娘だったという」


【スター☆トゥインクルプリキュア】キュアコスモ へんしんシーン

 

晶華「って、NOVAちゃん、キュアコスモはずっと見てきたじゃない」

NOVA「ああ、見てきたが別に彼女のファンということもなく、声優さんの名前も特に意識していなかったんだ。だけど、番組が終わった直後に見た映画で、いきなり気になり出したわけで。あと、このキャラもいた」


【スパロボT】決戦マジンガーINFINITY超光子力ロケットパンチ習得イベント&武装紹介

 

晶華「ええと、兜甲児さんの未来の娘さんのリサさんだっけ?」

NOVA「それは最終的にそういう未来の可能性がエンディングで描かれただけで、劇中ではインフィニティ遺跡から発見されたアンドロイド少女だな。とりあえず、リサ→キュアコスモ→令嬢剣士という形で声が受け継がれているなら、俺が上坂すみれ声の令嬢剣士に萌えても、問題ないわけだ。リサはアンドロイドだし、キュアコスモは猫人だからな」

晶華「令嬢剣士さんは只人だから、NOVAちゃんの萌えのツボにはならないけど、中の人が人外を演じていたら問題ないってこと?」

NOVA「演じていたら問題ないというか、演じたキャラを俺が認知していることが条件だな。声優さんなんだから、いろいろな役を演じるだろうが、俺の知らないところで人外萌えキャラを演じてようが、俺の心には伝わらないだろう? 大事なのは、俺が見た作品にその声優さんが何度か出てきて、俺の心に響くかどうかなんだから。そして、心に響いた後で、改めてその声優さんについて調べて、そこで『おお、このキャラもそうだったのか』って分かることが重要。まあ、俺のアニメアンテナは特撮に比べて、それほど高くないから、声優マニアってわけでもないんだし、それでも機会があって注目することになった声優さんは今後も気にして行きたいものだ」

晶華「とにかく、今回の映画はNOVAちゃんが上坂すみれさんをしっかり認知するきっかけになったということね」

 

NOVA「なお、俺の贔屓の妖精弓手さんを演じる東山奈央さんは、プリンセスプリキュアの妖精パフを演じたことはあるが、まだプリキュアにはなっていない。マクロスΔの歌姫ワルキューレの一人でもあるが、俺が一番認知しやすいスパロボでは未登場だ。スパクロでは、アシベのゴマちゃん役で出ているんだが、さすがにアザラシに萌えるほどケモナー属性は高くないからな、俺。まあ、女声声優さんの追っかけを本格的にしたいなら、アイマス見てるよ、とか、艦これにも出てるとか、いろいろ薀蓄は調べられるんだが、俺の視野の焦点に声優さんが入ってくるのを待つってことで」

晶華「女神官さんの小倉唯さんは?」

NOVA「Hugプリのキュアエトワールだったんだな。分かってなかったや。キャライメージも全然違うし」

晶華「本当に、声優さんのことをあまり知らないのね」

NOVA「俺は今まで、自分が声優マニアだと宣言したことは一度もないぜ。俺の友人の一人が、2008年頃に能登麻美子萌えだと話したときに、初めて彼女を認知したほどだ。観測範囲がスパロボと特撮だけだと、今どきの声優のことを何も知らなくなって、知識が10年、あるいはそれ以上遡ってしまうわけだな」

晶華「能登麻美子さんって、マリみてとか地獄少女の主役よね。全然知らなかったの?」

NOVA「さすがに名前と作品タイトルぐらいは聞いたことがあるけど、声優さんを認知するってのは、その声を聞いて、いろいろ頭の中で繋がって来るってことだろう? 名前だけ知っている程度じゃ語れないだろう。その名前を聞いた時に、演じたキャラと声が脳内再生できるレベルじゃないと、認知しているとは言えないじゃないか。林原めぐみと聞いて、綾波レイとかリナ・インバースとかクリスチーナ・マッケンジーとか女らんまの声とつながらなければ、彼女のことを認知しているとは言えない」

晶華「NOVAちゃん古い。全部、80年代から90年代のキャラじゃない。今どきの林原さんのファンは、コナンの灰原哀ポケモンのムサシを追っかけてるわ」

NOVA「いや、そいつらも90年代からずっと続いているキャラだと思うんだが、俺は別に番組を追っかけているわけじゃないからなあ。知識として知っているのと、声を聞いて実感しているのとでは、語れる範囲も違ってくるだろう」

晶華「話が声優論に展開したけど、最後にゴブスレさんの梅原裕一郎さんについて語れる?」

NOVA「渋くていい声だよな。他に認知しているキャラは、オルフェンズのユージンか。演じているのは聞いたことがないけど、作品キャラとして知っているのは、2018年から声を担当している銀英伝キルヒアイスキャプテン翼の若島津。ユージンとゴブスレさんのイメージはすぐにはつながって来ないが、最終回での鉄華団壊滅後に生き残った副団長ユージンがゴブスレさんになったと思えば、感慨深いものがあるな」

晶華「これで、声優話は終わり?」

NOVA「いや、最後に。蜥蜴僧侶の杉田智和さんと、鉱人道士の中村悠一さんには、特撮ヒーロー関連でも、スパロボ関連でも、常々お世話になってます。キラメイジャーでもよろしく応援してますから、と挨拶を述べて映画話は終了」

 

ゲームの話(またもミス発覚)

 

NOVA「そして、おまけにまたもゲームのミスプレイが発覚したので、自己ツッコミを入れておきたいと思う」

晶華「また、ミスしたの? それでもプロなの?」

NOVA「プロじゃないぞ」

晶華「それでも元プロなの?」

NOVA「正確には、20年以上も前にプロの見習いをやっていて、そこから後は未練たらしく、細々と趣味として付かず離れず継続しながらくすぶっていたのを、平成末期に開き直って、大々的に追っかけ直していると言ったところか。気持ちとしては、甲子園に出場してプロとして活躍しているチームメイトがいる、才能そこそこの元野球部員。今は時々、草野球をしながら、昔を思い出したりしているって感じ?」

晶華「まあ、くすぶっているって自覚しているならいいけど、プロじゃなければミスってもいいって開き直ったりはしていないよね」

NOVA「まあ、仮にも公の場でリプレイとして発表する以上は、ミスはしない方がいいと思うが、そのミスから何かを学べるなら、転んでもただでは起きない。俺の好きな四字熟語は転禍為福だ、と断言するぞ」

晶華「で、今回はどんなミスが発覚したの?」

NOVA「今年になって、ゴブリン洞窟に入った後の武器戦闘で『ダメージに職業レベルを足し忘れていた』んだよ。昨年の終わりに書いた2話を読み直して、ヒノキ姐さんの丸子が見張りのゴブリンを倒す際に、斥候レベルを足していることで気がついた。あれ? 職業レベルを足せるなら、洞窟内でもダメージがもっと大きくならないかって」

晶華「つまり、私たちは不利な状況で戦っていたの? 私の弓だって、野伏レベルの+2ダメージになるなら、眠っているゴブリンを倒せたはずなのに。ゴブリン2体を一気に倒せたはずよ」

NOVA「いやいや、忘れたのか? 【速射】技能の初歩では2体を狙えないことに」

晶華「あ、そうか。ミスが重なって、結局、1体しか倒せなかったという戦況は変わらないわけね」

NOVA「その通り。ストーリーには影響しない程度のミスだ。そして、問題はゲンさんの用心棒がプラス3、ヒノキ姐さんの丸子がプラス4のダメージを加えずに戦闘を処理していたことだな」

晶華「用心棒さんの攻撃で、ホブゴブリンは残り生命力3になっていたから、プラス3していたら倒せたわね」

NOVA「いや、だけど、もう一つのミス『炎の追加ダメージにも、装甲によるマイナス8のダメージ減少があるのを考慮に入れなかった』んだから、正しく計算するならプラス3マイナス8で結果的に、ホブゴブリンは残り生命点8点で健在ということになるわけだ」

晶華「つまり、どっちにせよ、用心棒さんはホブゴブリンを倒せず、私の魔法でとどめを刺したというストーリー展開は変わらないわけね」

NOVA「ああ。これを中学2年生にも分かる数学で例えるなら、『方程式を解く際に、移項して符号を変えるのを忘れたが、直後に負の数で割る際に符号を変えるのもまた忘れたために、結果的に答えは合っていた』というラッキーな偶然が生じたことになる」

晶華「マイナスが二つ重なってプラスになったように、ミスが重なった結果、うまく辻褄が合ったということか」

NOVA「そう。まあ、リプレイ作者としてはミスをしまくるというのは恥ずかしいことだが、ミスしたのにも関わらず、功を奏したというラッキー現象については嬉しく語っておきたいんだよ。もちろん、ミスはミスなので、今後は気をつけようと心に銘じる意味でもな」

晶華「だけど、これって、本当はリナ老師と亀おじさんのミスよね。他のプレイヤーさんのミスなんだから、NOVAちゃんの責任じゃないような」

NOVA「いや、リアルにプレイヤーがいればそうなんだが、ヒノキ姐さんの分も、ゲンさんの分も、俺がダイスを振って俺が計算しているんだから、普通に俺のせいってことになるんだよ。ソロで全てを回すとなると、自分がミスった時に、場にいる誰かが指摘してくれないから、自分で気づかないといけないってことになるわけで」

晶華「NOVAちゃんは器用な人間だから、複数キャラの人格を使い分けて(演じ分けて)書けるという特技があるみたいだけど、ミスした時のフォローはなかなか難しい、と」

NOVA「少なくとも、書いていて興が乗っている時は、ミスっていても、そのまま流すことになりがちだな。まあ、ミスと言えば、川人GMのゴブスレリプレイも『ミスやGMの思惑違いを正直に暴露しながら、そこからどう立て直したり、面白いストーリー展開に利用するかの実例を示している』のが割と好印象に感じている。TRPGで面白いのは、ミスとかダイス目によるアクシデントに際して、GMやプレイヤーが機転を利かせて上手くまとめようとするハプニングだと思うし、臨機応変の才のテキストとしてもいい勉強になるな、と思ったり」

晶華「だけど、NOVAちゃんってズルいよね」

NOVA「何がだ?」

晶華「学術騎士ジャンだけは、ほとんど武器戦闘していないから、ダメージに職業レベルを加え損なうミスをしても、実害が全くないんだから」

NOVA「まあ、ジャンは自分のキャラだからな。一番丁寧に扱っているのは間違いない。ただし、強さを追求せずに趣味に走ったキャラなので、弱さは否めない。

「それと、今、思いついたんだが、このゴブリン洞窟は『武器のダメージが減って、魔法の効果がアップするような異空間に変わっていた』のではないだろうか。だから、お前の《火矢》や召喚呪文、それにジャンの支援魔法の効果もダイス目の影響にせよ、高まっていたわけだし」

晶華「だけど、ゴブリンシャーマンの攻撃呪文は、ジャンにあまり影響しなかったよ」

NOVA「きっと、抵抗で因果点を使った際に、異空間が解除された。だから、武器の効果が一気に高まったとか、そんな裏設定があったと後付け考察しておこう」

晶華「ミスの言い訳に、後から設定を構築するのってズルくない?」

NOVA「それで物語が面白くなったり、納得できるようなものなら、辻褄合わせの後付け設定はありだと思うけどな。もちろん、こういう言い訳三昧を人間関係のトラブル発生時に多用するような奴は、信用度という意味で問題外なんだが。あくまで、これは物語を破綻なく回すためのテクニックであって、ミスはミスで潔く認めた上での修正案とか打開案の検討を意図している。決して、責任逃れの言い訳じゃないつもりだ」

晶華「ミスを提示し、検証し、対応策や解決方法まで提案することは、責任逃れじゃないってことね」

NOVA「だけど、結局はミスしないのがベストなんだけどな。同じミスを繰り返さないようにしないと」 

(当記事 完)