突然のハンバーガーTRPGネタ
NOVA「ロードスの話をしていたはずが、何故か料理話に飛躍して、気がつけば英語のルールを紹介する記事になってしまった」
ヒノキ「まるで、帰らずの森に迷い込んだ気分じゃのう」
翔花「よくあることじゃない」
シロ「いや、よくはないと思うぞ。ボクは迷子の子猫ちゃんになるのは勘弁だ」
NOVA「全員いるか? ゲンさんと、リトル君と、ケイPは?」
ゲンブ「ここにいるでござる」
リトル「リウもいます」
ケイP『私もここに』
NOVA「俺を入れて全部で7人か。昔のTRPGリプレイだと、GMを入れて6人パーティーは当たり前だったんだが、キャラが6人もいると、口数の少ないプレイヤーのセリフを編集するのが大変だったりするんだなあ。うなずきエルフのマイス君とか、懐かしいぜ」
ヒノキ「最近のリプレイは、4人パーティーが標準じゃからの」
NOVA「俺が実プレイで慣れているのはGMを入れて4人だな。6人パーティーが標準のウィザードリィRPGなんかは、一人2キャラを担当してもらったりしたり、3人プレイヤーでプレイする方法をいろいろ考えたこともある」
ヒノキ「で、唐突に紹介しようと思った『伝説の宴TRPG』では、どんなキャラを作れるのじゃ?」
NOVA「うむ。君たちは女王ウェンディーの治めるフレッシュトヴィア王国の城塞ビーフズキープに集う勇士部隊(オーダー)の若者だ。このオーダーというのが、騎士団と料理の注文のオーダーの2つの意味を掛けていて面白いな。
「オーダーのメニューは14種類。例えば、スパイシー・チキン・サンドイッチ部隊所属の団員は、炎の魔法を使う魔法使いだったり、チキンナゲッツ部隊は、奇襲攻撃の得意な盗賊的なキャラだったり、ベーコンネイター部隊は重武装のファイターだったり、ファストフードのメニューそれぞれがキャラクタークラスになっているんだ」
ヒノキ「だったら、フライドポテト🍟には何ができるというのじゃ?」
NOVA「英語だとフレンチフライ部隊になるな。説明文を訳すと、こうなっている。『あらゆる場面で、究極の付き人になってくれます。フレンチフライ部隊で研鑚した者がいなければ、パーティーは本当に完成しません。あなたは少し塩辛く、時にはソース味であったりもします。誰もがフレンチフライを愛しています。そう、誰もが』」
翔花「それは、料理の説明か、それとも職業の説明か分からないわね」
NOVA「うまく掛けてあるんだよなあ。付き人の元はサイドキックなんだが、助手ともサイドメニューとも受け取れるし、パーティーも冒険者仲間の意味と、食事会の意味がある。塩辛くも、性格が辛辣と受け取ることも可能。こんな掛け言葉をセンス良く訳すには、いろいろと言葉遊びが必要だろうな」
ヒノキ「しかし、それだけだと、結局、何ができるか分からんぞ」
NOVA「基本的には支援系のキャラになるな。レベル1だと、味方のフロスティ部隊員と連係してスキル使用が有利になったり、相手の妨害を受けずに戦場を駆け抜けたりできる。レベル2だと、近くの相手のHPを回復できる。レベル3だと、飛び道具攻撃に+2ボーナス。レベル4だと、仲間がダメージを与えた際に追加でD6ダメージを加算する攻撃支援能力。レベル5だと、毎食事ごとに一回だけ使える必殺攻撃ボトム・オブ・ザ・バッグ。これは盗賊のバックスタブ(背後からの奇襲攻撃)みたいなもので、12D4+4ダメージを与える大技だ」
ヒノキ「要は、HP回復能力を持った盗賊みたいなものか」
NOVA「そういうことだな。しかし、12D4というのは恐ろしいぜ。4面ダイスをそれだけ振るゲームは初めて見た。このゲーム、やたらとD4推しなところがあって、能力値を決めたり、HPを決めたり、何でD6じゃなくてD4なんだろうと思わなくもない。基本はD&Dと同じD20システムだし、ルールの表記スタイルもD&D的なので、経験者には分かりやすいルールなんだがな」
翔花「フレンチフライの話はいいから、もっと順を追って話して欲しいな。このゲームには、花粉症ガールは出てくるの?」
NOVA「お前は、ハンバーガー店のメニューに、杉花粉入りの何かがあると思うのか?」
翔花「アメリカの健康ドリンクに、花粉エキスが売られているかもしれないじゃない」
NOVA「少なくとも、このゲームで飲める回復ドリンクは、レモネード(D8回復)とストロベリー・レモネード(D12回復)だけだ」
翔花「じゃあ、NOVAちゃんが作ってよ。花粉エキスを飲めばD20回復するゲーム」
NOVA「一応、スウェーデンだったら、花粉エキスが健康志向の薬であるらしい。事実は妄想よりも奇なり」
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