未完記事を後回しにして
NOVA「前回、クロスボーンガンダムに寄り道したが、記事を完成させる前に、スパロボYの続きに移った」
ヒノキ「気まぐれじゃのう」
NOVA「その時に書きたい記事を書く。まあ、クロスボーン記事は、現在DUSTの途中で筆を止めて、残りを完結させたら、スパロボY記事の中で改めて発表するということで」
ゲンブ「あと、どれぐらい書く予定でござるか?」
NOVA「DUSTの後は、『X11』『ラブ&ピース』『ゼーロイバー』までが単行本化されているな。それと未単行本化の雑誌読み切り作品が2つあって、これも5本か6本貯まれば、単行本1冊にスカルハートみたいな外伝としてまとまりそうだ」
シロ「ゴースト以降の作品は、スパロボ未参戦ということで、いつか参戦の機会があるのでしょうか?」
NOVA「せいぜい、機体のみの参戦ってことじゃないかな。カーティスがメイン操縦者の銀色のX0(クロスボーンゴースト)、フォントの愛機ファントム、それらが折衷した最終決戦仕様のゴーストガンダムがDLC参戦なら欲しい人もいるだろう。まあ、先にDDに来る可能性もあるかもしれないが、そっちだと先にX1とかX3を出せよって声もあるだろう」
ヒノキ「クロスボーンについては、まだまだ語りたそうじゃが、スパロボYのプレイが先に進んだから、そっちについても語りたいというのが本音じゃな」
NOVA「ええ。前回、マジンカイザーとエンペラーGのお祭りシナリオの話をしていたはずが、ハーディアス他の敵キャラの参戦回数を振り返って、マジンガーZのあしゅら男爵がおそらく最多出演数、次にZガンダムのヤザンではないかという話に流れて、ガンダムコミックの話から、クロスボーンに行き着きました。きっかけはともあれ、先月、単行本になったゼーロイバー1巻を読んだ影響もあります」
シロ「作者の長谷川裕一さんは、クロスボーンがライフワークになっている感がありますが、スパロボ的には『ビクトリーファイブ』『ゴッドバード』などで1人ロボット大戦を描いてるマンガ家さんでもありますね」
NOVA「DDでライディーンやダルタニアス、ダイモスが出るたびに、この人のコミックを語っている気がする。また特撮ものとしても研究考察本の『すごい科学で守ります』で名を馳せたりしている御仁だ。氏のクロスオーバー作品にはいろいろ影響を受けてるな、俺」
わたしの歌、あなたの歌(68話)
NOVA「話をスパロボに戻して、マクロスΔのシナリオです。ええと、原作を踏まえつつも改変要素が非常に多いですね。ウィンダミアの襲撃で、とうとうワルキューレの美雲さんとフレイアがさらわれてしまいました。2人を助けようとしたハヤテが単機特攻を仕掛けますが、敵に捕まってしまって前編終了。ここで、戦闘民族のウルガルもワルキューレの歌に興味を示したことが描かれます」
シロ「MJPとのクロスオーバー・シナリオでもありますね」
NOVA「MJPは今回、遺伝子調整の絡みでSEEDとの絡みが多くなっているけど、今回の参戦作では最も影が薄い作品となっているな。初参戦の30では注目作だったけど、今回は出涸らしのお茶になったというか、敵組織が他とあまり絡まない独立独歩の気風なので、ストーリー面では脇に回るというか、まあ宇宙ではウルガルの侵攻に備えて、ネオジオンやアスティカシア、プラントといった各コロニーを防衛する背景要素でしかない、と」
ゲンブ「地上では冥帝連合と怪獣、宇宙ではウルガルがメイン敵でござるな」
NOVA「それと地球と宇宙のどっちにも出てくるのがNOAHS(ラー・ヴァル、ポセイダル軍、ドレイク軍、ウィンダミアほか)と、アンドロメダ流国で、どうしてもNOAHS所属のエルガイム系、ダンバイン系が名ありパイロットも多くて、ドラマ的に盛り上がる。まあ、戦闘民族のウルガルが歌に興味を持つようになったのは、初代マクロスのゼントラーディを思い出させて面白い。また、ウィンダミアの空中騎士団で最も好戦的なボーグが、ワルキューレのレイナに惚れて、うっかり課金してしまうというコミカル描写の伏線で、後の和解の契機になっているのが楽しい原作再現でもある」
シロ「後にデルタ小隊の6人めになるんですね」
NOVA「今回は該当作品が未参戦なので、そこまでは至らず。次回の参戦を期待しよう。ともあれ、捕まったハヤテたちを救出に来たのが、キラとアスラン。コーディネーターの彼らは、生身の戦闘能力も高くて、ウィンダミアの船に潜入して、ハヤテとフレイア、それと意外にも美雲まで救出に成功する」
ヒノキ「意外にも、とは?」
NOVA「美雲は『星の歌い手』クローンとして、『風の歌い手』ハインツ王以上の逸材ということでウィンダミア宰相のロイドから注目されて、TV版や劇場版の終盤でロイドに拉致されて操られて、彼の望む魔性の歌を歌わされたりする。で、スパロボYでも拉致されたままかと思いきや、あっさり救出されたわけですな」
ヒノキ「それは……もう一度、拉致されるのではないか?」
NOVA「かも知れません。まあ、アシストクルーのシステムのために、美雲さんがずっと拉致されたまま使えないという展開を避けたのだと考えます。他に違う点は、ハヤテとフレイアが拉致された(劇場版ではワルキューレが拉致されて、機体を撃墜されたハヤテがワルキューレの救出のため、敵艦に侵入した)際に、ミラージュもハヤテに同行していたわけですが、スパロボではミラージュが取り残されて心配するだけの役回りにトーンダウン」
シロ「ハヤテの戦闘面でのパートナーという立ち位置が、ドラマ面では激減したのですね」
NOVA「とは言え、実際のゲームでは、ハヤテとミラージュはコンビで活用しているけどな。あくまでドラマ演出で、ハヤテとフレイアにスポットを当てるために、ミラージュは意図的にシーンから引き離された形になったわけだ。おかげで、劇場版の終盤では、ハヤテとミラージュは撃墜された自機をそれぞれ乗り換える形になるわけだが、ミラージュの方は撃墜されなかったので、乗り換えもなし、ということになる」
★マクロスΔ、TV版と劇場版の乗り換え機体の話
- VF31J:ハヤテがデルタ小隊に参加時から乗っている青い機体。TV版では、4話から13話まで搭乗した。メッサーの死が10話、その葬儀が11話なので、ハヤテが即座にメッサー機を引き継いだわけではない。惑星ラグナにおける遺跡爆発に巻き込まれてハヤテ機の撃墜、その際に脱出したハヤテがミラージュ機に救出された経緯は、13話前半のクライマックスに近いエピソードだが、スパロボYでは大きく割愛。ただの会話で、ハヤテが愛機を撃墜されたことがあっさり触れられて、メッサー機に乗り換えとなる。劇場版では、メッサーが戦死した惑星アル・シャハルの遺跡を巡る戦闘で、撃墜される。機体を失ったハヤテは辛くも脱出し、同じく撃墜されたミラージュとともに、敵に拉致されたワルキューレ救出のために敵艦への潜入活動を行う流れ。
- VF31F:戦死したメッサーの機体で、白地に黒いライン、背面に描かれた死神のパーソナルマークが特徴。スパロボでも敵機撃墜時に死神マークの背中を見せる演出が示される。TVでは、愛機を撃墜されたハヤテが13話の後半で、修復されたこの機体に乗り換えて戦場に復帰して、メッサーのライバルだった白騎士キースに、メッサーの後継者として挑むところから後半の主役機となる。スパロボYでも、劇場版ではなく、TV版を踏まえた流れで、ハヤテの機体となった。
- VF31F改(リル・ドラケン装備):劇場版のクライマックス機体。自分に勝ったライバルに敬意を評したキースの意向で敵艦に回収、修復改修されていた。美雲を除くワルキューレの面々を救出したハヤテが脱出のために乗り込むことになる。敵の武装であるリル・ドラケンを接続して強化を図ったのは、ワルキューレのメカニック少女マキナの功績という話だが、尺の都合で劇場版ではそのシーンがカットされたとのこと。スパロボでは、敵に捕まっていないマキナではなくSEEDのキラが救出の際に、持ち前の工学技術でリル・ドラケンを装着したように改変された。なお、機体データとしては、リル・ドラケンは新しい武装ではなく、従来の必殺技演出に取り込まれただけということになる。数値データのパワーアップではなく、演出面での強化に過ぎないが、この機体はもう1段階、最強技が加わることになる予定。
- VF31J改:TV版最終話に登場したハヤテのクライマックス機体。後継機に乗り換えた主人公が最終決戦で、最初に乗っていた愛機に乗り直す演出は、エルガイムやガンダム00のエクシアなど、ファンの感動を呼ぶこともあるが、マクロスΔでも「メッサー機は白騎士とのライバル対決のため」「最初のハヤテ機は、フレイアを守って、戦いよりも自由な空を飛ぶため」というドラマ的な意味が込められている。現にメッサー機に乗っていた時期のハヤテは「もっと強くならないと、という想いが暴走して、自我を失うほどの狂戦士化モードに入る」のだけど、それを克服して白騎士との対決を制し、自分を取り戻した象徴が、自分の愛機の同型機(大破した愛機が修復されたわけではないが、デザインや操作性などは元機に基づいている)だったわけで、死神の後継から自由な空を取り戻した感がある。スパロボYでは、メッサー機の改と同じ性能で、本シナリオ終了後にハヤテが好きな方にいつでも乗り換え可能になっている。TV版の最終機である本機を選ぶか、劇場版の最終機であるリル・ドラケン装着型を選ぶかはプレイヤー次第。なお、自分はハヤテには青が似合うということで、本機をメインにしている。
- ドラケンIII:劇場版では愛機を失ったミラージュが敵艦からの脱出とクライマックス戦闘の際に、赤紫色に塗り替えたこの機体に乗り込むことに。スパロボではミラージュが撃墜されるイベントがなくなったうえ、敵艦への侵入にも出向かないため、本機は割愛された。
- コードナンバーについて:ハヤテ機は当初デルタ05で、愛機のVF31JおよびJ改にもそう映し出されている。メッサー機は02だが、ハヤテはメッサー戦死後にミラージュの04を受け継いだ。だけど、機体グラフィックには反映されていない。また、ミラージュも当初は04だったのが、メッサー戦死に伴い、副隊長の02に昇格。戦闘セリフも「デルタ02の名に恥じない戦いをしなければ」という気負いが見られるんだけど、戦闘グラフィックは04のまま。ここをしっかり番号を書き換えてくれると、おおって感じ入るわけですが、グラフィック上は、ハヤテが02に出世して、ミラージュは変わらず、と。なお、続編映画ではアラド隊長が負傷のためにパイロットを続けられず、代わりに新たなマクロスの艦長になるのに伴い、ミラージュがデルタ小隊の隊長になるという。最初の劇場版がワルキューレメインで、ミラージュの扱いが割をくった形だけど、そこをフォローするかのようなミラージュメインのドラマ要素(祖父のマックスとの因縁と葛藤、彼女の才能の開花など)が描かれているらしい。スパロボで、そこまでフォローされて欲しいものです。あと、ハヤテ機とミラージュ機のグラフィックも、コードナンバーの変更パッチが後から付いて来ると、マニアックに嬉しいな。
NOVA「ともあれ、ハヤテの機体の乗り換えと、美雲が人間でないという秘密がロイドの口から美雲に語られるというストーリー展開で、マクロスΔのクライマックスへの布石が積まれた話です。ただし、美雲の件はロイドと美雲の間だけで秘密保持され、それを先に疑っているのはワルキューレではなく、SEEDのキラとラクスだけという(研究コロニーのメンデルで、美雲に関する遺伝子データの資料が見つかったので)。まあ、人間じゃないという秘密は、オリジナルヒロインのエチカ絡みでチャプター5の終わりにやったので、今さらという気もしますが、彼女にまつわる1番の驚きは、『まだ3歳』という年齢設定の方ですね」
ヒノキ「クローンで急成長したという設定なら、外見年齢と実年齢が違っていても驚くには当たらんが」
NOVA「歌を歌うためだけに育成されて過去の記憶が薄いので、『私には歌しかないから』と言ってしまう精神年齢・幼女なミステリアス美女、そしてワルキューレのエースって設定詰め込みすぎでしょう、と。TV版の終盤21話でワルキューレの過去話なんかも語られて、チームの風通しが良くなってからがドラマとして面白くなるのに、改めてストーリー構成がもったいないと感じたな。エンジンが掛かるのが遅すぎたって感じで、それを再構成したのが劇場版なんだろうけど、今度は尺の短さで、ハヤテの成長物語としての側面が削ぎ落とされた感。まあ、TVの最大の問題は、主人公陣営よりも敵の空中騎士団の描写に尺を使いすぎたことだと思っている」
ゲンブ「敵のキャラ数が多すぎて、ワルキューレ個々の個性描写が後手に回ったってことでござるな」
NOVA「アイドルチームが5人構成で、戦闘チームも5人構成。味方だけで10人はいて、さらに敵の名ありパイロットが6人。個々人のドラマよりも、チーム色の大きな構成で、しかもワルキューレは民間人ではなくて、潜入工作の訓練も受けている半軍人だから(メカのパイロットでないだけで)、従来のマクロスシリーズと比べても、キャラクターの情報量が多すぎるな、と」
シロ「TV版では描写しきれなかったワルキューレの個性を、劇場版で深めるという方向で、作品展開的には良かったんじゃないでしょうか」
NOVA「まあ、後はスパロボ参戦までが長すぎたとも思うが、それだけに今回はこれでもか、とワルキューレ推しなのが目立つなあ、と」
動き出す野望(69話)
NOVA「敵に捕まったワルキューレの美雲とフレイアを無事に救出することに成功したエーアデント。その後、ポセイダル軍の首都スヴェートで、ギワザが反乱を起こしたという情報が入り、この機会にポセイダル軍を打倒できると考えて現場に赴く流れだ。
「ええと、クワサン・オリビーをポセイダルから解放して、ギャブレーとトッドも敵を見限って、自軍に参入してくれた。バーンも仲間になるフラグが順調に立ってそうなので、あとはチャプター7のポセイダルやドレイク軍との最終決戦を待つのみだな。てっきり、このシナリオでバーンも付いて来ると思い込んでいたけど、勘違いだった」
シロ「エルガイムは原作を再現していると見せかけて、終盤は微妙に違うんですよね」
NOVA「敵を倒した順番が、原作は先に真のポセイダル(アマンダラ)を倒して、その後でダバが大破したエルガイムMK2から、アムに渡っていたエルガイムに乗り換えて、ギワザを討つという展開だからな。大物ボスを先に倒してから、反乱を起こした小物ボスをついでに倒すという流れ。スパロボでは昔から、ギワザ→ポセイダルという正攻法な攻略順番の作品が多く、そこを原作の順番に則った作品はGC(XO)くらいだと思う」
ヒノキ「策謀家のナンバー2がトップに対して下剋上を起こすという、悪の組織の内紛劇はしばしば描かれるのう」
NOVA「強大な敵組織が、最終回が近づくにつれて内部から自壊していく様子は、最初は弱小勢力だった主人公が信頼と協調を旨に成長発展していくドラマと対を為して、説得力があるからな。もちろん、仲良しの敵組織が主人公の成長に力負けする形もあるが。
「ともあれ、ギワザはスパロボで誰からも小物呼ばわりされてしまうという、イジメられ方が目立つ敵キャラだ。今回は、彼の反乱がポセイダルに事前に発覚していて、組織の膿を出す形で反乱を誘発させられた流れ。そして、ポセイダルの同盟者にパプテマス・シロッコがいたことが表明された。これまでシルエットでの登場はしていたが、正式に自軍の前に顔をさらして、首都のスヴェートを捨てて、ポセイダル軍が撤退する形になる」
ゲンブ「つまり、拠点をなくして、組織としては行方不明になったのでござるな」
NOVA「まあ、今回のポセイダルは、ラー・ヴァルやドレイク軍と一蓮托生な感じだから、後はラー・ヴァルとの最終決戦で出てくるぐらいじゃないかな」
ノア・ブランドの執念(70話)
NOVA「チャプター4の挑戦、チャプター5の覚悟、そしてチャプター6の執念と続いたノア・ブランド系シナリオも、この4つめで終了だ」
シロ「過去の経緯を整理してみましょう。最初の挑戦は、この記事ですね」
NOVA「44話かあ。リアルタイムで3週間前の話になるが、NOAHSが出現して、各地を荒らすテロリストの背後に異星人勢力のラー・ヴァルが潜んでいたことが明らかになった。ラー・ヴァルは今の地球の政府組織にも陰謀の手を伸ばしていて、世界の政治的混乱状態を長引かせることを目的としていた。そして、ペンタゴナやドレイク軍とも結託しながら、自軍のエーアデントにも挑んでくる因縁の敵組織となっている」
ヒノキ「その精鋭部隊がノア・ブランドで、当初は天騎士セイヴァースを隊長に、各作品のライバルを率いて、ライバル・オールスターチームみたいな集団となっていたのじゃな」
NOVA「最初は配下の天闘士が非常に強いと感じて、なかなか面倒な敵と思っていたんだが、しっかり自軍を鍛えた結果、ドモンさんが剣を振るえば、次々と返り討ちにあうザコ集団と成り果てた」
ゲンブ「それは自軍を鍛えたというより、ドモン殿を鍛えたということではござらんか?」
NOVA「うちの最強候補はカイゼルグリッドナイトだが、ことザコ戦での継戦能力はゴッドガンダムや主人公のルーンドラッヘが上だと思う。ドモンさんはカウンターで殴られる前に撃破する。ルーンドラッヘは攻撃が当たらない。カイゼルグリッドナイトは当たるんだけど、ダメージがあまり通らない。ただし、武器の燃費が非常に悪いので、調子に乗って無双していると、EN枯渇が速いという欠点があるが、フィクサービームでの回復パーツを持つから、自力での回復立て直しが可能だ」
シロ「そこまで強くなったのは、ドモンさんが明鏡止水を会得し、主人公が後継機に乗り換えて、ダイナゼノンがグリッドナイトと合体できるようになった後ですね」
NOVA「明鏡止水はチャプター3の終盤だが、カイゼルはチャプター4の途中、そしてルーンドラッヘ輝夜はチャプター4の最後だから、最初の挑戦(チャプター4の初め)はまだ戦力も整っておらず、ノア・ブランドを5ターン以内に全滅させるという条件が成功するかは自信がなかった。その意味で、ノア・ブランドが自軍の強さをストレートに感じさせてくれる試金石のように思える」
ゲンブ「天騎士セイヴァースは、ルーンドラッヘ輝夜に負けた後に、NOAHSから離脱するのでござるな」
NOVA「ああ。後任に就いたのが女騎士システィスだ。『ノア・ブランドの覚悟』からは、彼女の率いる部隊と戦うことになる」
NOVA「57話。今からリアルに2週前。自軍がレベル50超えで、力任せの攻略ができるようになった、と発言してある」
シロ「力任せとは、熱血や魂、愛や勇気といったダメージ倍増コマンドを普通に使えるようになったということですね」
NOVA「それまでは、敵のHPが5万というのは強敵だったんだけど、ダメージが倍にできると、強敵の基準が変わって、8万から10万超えが強敵と思える。ただし、目的はHP24万のゴジラ様だから、今は24万ダメージをいかに1ターンで出せるか、という検討に当たっている。相手の防御力にもよるが、1回の攻撃で2万から3万ダメージは普通に出せるようになったから、HP5万なら主力機体が2、3回本気を出せば、軽く倒せる。そういう攻撃を援護攻撃や精神コマンド・覚醒を駆使して、8回以上連発できれば、ゴジラ様も倒せるって寸法だ」
ゲンブ「そこまで緻密に計算しないと倒せないのでござるか?」
NOVA「いや、近年のスパロボで、ここまで与ダメを気にすることはなかった。普通にプレイしていて、ボスにも1ターンで8〜10万ぐらいダメージを与えて、2ターンから3ターンぐらいかけて、じっくり倒すこともできたんだ。仮にボスがHP回復能力を30%ぐらい持っていても、それ以上のダメージを与え続ければ、必ず倒せる。あとはボスの反撃に倒されずに、凌げばいい。しかし、今度のゴジラはそんな悠長なやり方じゃ絶対に勝てないんだな」
シロ「何しろHP回復100%という触れ込みですからね」
NOVA「そんなのは、スパロボでは前代未聞だ。これまでの標準ボスのHP回復は最大30%だったんだが、前作30ではグリッドマンのラスボスであるアレクシス・ケリヴが回復(超)という技能で50%回復という芸を見せつけた。なお、HPの方は20万弱だし、あまり苦戦したという記憶がない。1ターンで普通に倒せたから、HP回復が厄介という記憶もないし」
ゲンブ「グリッドマンなら、アレクシス・ケリヴを倒すことができた。ならば、カイゼルグリッドナイトなら、ゴジラウルティマを倒すことができるか、という話でござるな」
NOVA「1対1なら絶対に無理だと思うけど、3万ダメージを与えるスーパーロボットで8回攻撃を与えることができれば、勝てるという計算だ。カイゼルグリッドナイトで覚醒を使えば、3回か4回は攻撃できる。Gガンダムで1回、主人公機で援護攻撃を積み重ねながら1回、コン・バトラーなら覚醒+熱血で2回*1、ライディーンで1回、他にゲッターアーク、マジンカイザー、マジンエンペラーG、ジェットジャガーを組み合わせれば、何とかなるんじゃないか、と思うけど、ゴジラの防御力も考えると、想定どおり3万ダメージを与えられるとは限らない。平均2万なら12回攻撃が必要だし、とにかく1ターンでどれだけダメージを与えられるかは、今後の検証が必要だってことで」
シロ「ゴジラウルティマを倒す前に実験台となる検証材料のボス敵が必要ってことですね」
NOVA「さて、ゴジラの話はさておき、ノア・ブランドの話に戻ろう。チャプター4では強敵だと感じたノア・ブランドが、チャプター5では味方が強化されたことで、それほど怖くもなくなった。そして、チャプター6の3度めのバトルだ」
NOVA「先週プレイした65話だが、天帝のHP8万代を相手にした後では、ドジっ娘ザコ騎士扱いだな」
ヒノキ「もはや、天騎士など恐るるに足りず、ということじゃな」
NOVA「そう思ってたんですが、今回のバトルでは想像よりも激強なシスティスを経験しました。最初から気力たっぷりで突っ込んで来たら、ダメージが上手く通らないです。こちらの気力が十分に溜まっていない状態で、速攻で攻められるとキツいことが判明しました。仕方ないので、いきなり切り札を切ることに」
シロ「カイゼルグリッドナイトと、明鏡止水ゴッドガンダムと、ルーンドラッヘ輝夜ですね」
NOVA「それらの機体で大ダメージを与えて、一気に倒してしまおうと思ったら、HP半減したところでイベント発生。死なばもろともの体当たりをエーアデントに仕掛けて来たところ、戦場にセイヴァースが乱入して来て、体当たりを止めてくれることに」
ゲンブ「元・天騎士どのが味方してくれたでござるか?」
NOVA「エーアデントを守ってくれたのもあるけど、システィスの命を救う意図もあったらしい。セイヴァースは、エーアデントも、システィスもどっちも好きなので、無駄に死んで欲しくないそうだ」
ヒノキ「中立を気取るということか?」
NOVA「彼は天帝にも変わらず忠誠を誓っているけど、戦いに取り憑かれた天帝は以前と異なる衝動に突き動かされているらしい。セイヴァースには天帝を諌めることはできなかったが、システィスならそれが可能かもしれないので、そういう役割を頼みたい、と要望」
ゲンブ「そんなことを引き受けるものでござろうか?」
NOVA「覚悟を決めたシスティスに対して、セイヴァースも己の命をかけて挑みかかる。勝った方の要求を聞き入れるということで誇り高い騎士の決着法ってことだな」
シロ「まるでアスティカシア流ですね」
NOVA「実は、システィスがエーアデントに対しても、同じことを言って来てる。彼女が勝てば、エーアデントを引き渡す。こちらが勝てば、ノア・ブランドは2度とエーアデントに手を出さないという条件付きだな。勝っても負けても、ノア・ブランドの戦いはこれが最後という彼女の決意だけど、そこにセイヴァースが条件を付け加えたわけだ」
ヒノキ「しかし、セイヴァース1機でシスティスを相手できるのか?」
NOVA「無理です。味方になると、HP量的に弱体化するというのが、スパロボでのお約束。HPが1万に満たないセイヴァースの機体ステーラ・ヴェロスでは、HP5万弱のシスティス機ステーラ・ブルスに勝てるはずもない。同型機なのに、この性能差は残念すぎる」
シロ「その代わり、味方は精神コマンドが使えますので、HP格差を凌駕するゲーム性ですよね」
NOVA「まあ、セイヴァースは精神コマンド・不屈を覚えるうえ、機体がプロフォトン・フィールドという全属性バリア持ちなので、1000点のダメージ軽減能力を持つから、デルタ小隊の機体同様8000ダメージを無効化できる。攻撃面では6000の攻撃力を持つ必殺技があるので、SPさえ枯渇しなければ、システィス機とタイマンで勝つことは十分可能だが、周囲の敵はシスティスだけではないし、フォルテの好意で共同戦線という形になる。なお、このシナリオを終えても、セイヴァースはまだ味方にならないので、彼に敵を撃墜させても損をするから、削りに徹するべし」
ヒノキ「いつ味方になるのじゃ?」
NOVA「次のシナリオの終了時です。セイヴァース登場後は、突出していたシスティスも後方に下がるので、セイヴァースを支援しながら自軍はいつものかく乱戦術を駆使して、前進しつつ敵軍を殲滅させましょう。一応、ダバでネイを撃墜し、ドモンでウルベを撃墜することで後のフラグに影響するかなあ、と思いつつ」
未知への突入(71話)
NOVA「連続シナリオの前編です。ここからゲッターシナリオが3つほど続きます。前回までの戦いで、ポセイダル軍を撤退に追い込み、ノア・ブランドを解散に追い込んだあと、いよいよ恐竜帝国から、アンドロメダ流国の本拠地の宇宙に向かう時空ゲートが完成したとの連絡が入って、敵の宇宙へ突入する流れです」
ヒノキ「スヴェートを攻め落とし、アンドロメダ流国にもこっちから反転攻勢に移るわけじゃな」
NOVA「その前に、ユンと銘の遠距離通話でとうとうゴジラの名前が表れました。古文書に『古史羅』と記されているのが『荒ぶる神』と関係しているのではないか、という仮説ですね」
ヒノキ「ようやくゴジラの名が出たか。長かったのう」
NOVA「本当に、71話めでようやくですからねえ。たっぷり伏線だけ張って、いろいろ思わせぶりな演出ですが、ドキドキハラハラ感が収まりません。しかし、その前にゲッターエンペラーと先に対面する流れかな」
NOVA「ゲッターエンペラーを構成する未来のゲッター艦隊がアニメで初めて描かれたのは、OVA『真ゲッターロボ』ですが、それ以降、未来世界の最強ゲッターとして語り伝えられた存在が、アークにおいて初めて合体シーンが描かれた、と」
ヒノキ「ゲッターエンペラーはそんなにすごい存在なのか?」
NOVA「本作では、期待外れでした。未来ムサシとの会話で名前を挙げられただけで、1枚絵の演出のチラ見せぐらい。まだ、過去のスパロボでの戦闘演出で登場するエンペラーの姿の方が動きがあって、ワクワクするというもの」
NOVA「本作のゲッターエンペラーは、未来世界で話に出ただけの概念的存在で、現代世界では誕生すらしていない。エンペラーの脅威につながる存在は、これから遭遇するゲッター聖ドラゴン次第なので、奴の強さを実体験してから、続きを語ることにします。今回は未来突入編で話を終えるということで」
ゲンブ「うむ。今話では時空ゲートを開いて、突入するまでの話でござるな」
NOVA「時空ゲートが開くところは当然、次元の境界線が不安定になるので怪獣がたくさん出現します。怪獣にゲート発生機を破壊されないように、その侵入を防ぐのがシナリオ目的です。出て来る怪獣は相変わらず、ラドンとクモンガだけ。HPが1万弱と強化されたラドンたちを迎え撃つ内容ですが、こちらを攻撃せずに移動を優先して、防御でダメージを減らす怪獣が半分ぐらい混ざっているので厄介ですね。そういう相手をマップ兵器のサンダーボンバーなどでまとめて焼くのがゲッターアークのお仕事です」
シロ「マップ兵器相手だと、防御コマンドが使えませんからね」
NOVA「ラドンとクモンガの群れと戦っていると、アンドロメダ流国の部隊がこちらの妨害に出現します。司令官は相変わらずの兎猿猴ですが、会話で彼の上官であるマクドナルド(拓馬の母親の仇)と、さらに上級軍師のコーメイが出て来て、アンドロメダ流国本隊の層の厚さを感じさせます。だけど、大女王メルドウサ様とか名前しか出て来ないので、実態がまだはっきりしないまま、未来編が手短かに終わるので、原作でも消化不良に終わった感がありますね」
ヒノキ「とにかく、アンドロメダ流国が本気を出して、こちらを止めに来たのじゃな」
NOVA「そこに出現する黒い真ゲッタータラク。このシナリオでは、彼のチームメイトだった橘翔が登場していて、ようやく號と会話を交わすのですが、號は自分の使命がアークチームを未来に送ることだと自覚し、自分を犠牲にしてゲートを守って光に消える展開。原作コミックにはないアニメオリジナル展開ですが、タラクが原作コミックへのファンに向けた顔見せサービス的なものですからね」
シロ「ネオゲッターの號は、原作コミック版の性格に近いと聞きますが、ずいぶんとガラが悪い印象ですね」
NOVA「翔から、山猿と称されたキャラだからな。アークに出て来たタラク乗りの號は、ずいぶんと冷静なキャラになったと思うぞ」
NOVA「タラク乗りの號は、號本人ではなくて、號の記憶からゲッター線が作り出した仮初のクローン体みたいなものだからな。公式設定では、そこまではっきり解説されていないけど」
ゲンブ「とにかく、號のおかげでアークは未来へ飛ぶことができたでござるか」
NOVA「未来へ飛んだのは、アークだけでなく自軍全体だけどな。エーアデントも、さすがに市民を連れて別宇宙に向かうわけには行かず、見送るだけの予定だったが、何だか巻き込まれて予定外に未来に飛ばされてしまった。また、號だけでなく、セイヴァースもゲート付近の死角に出現した怪獣を撃破することで、自軍をフォローしてくれる。そして未来世界での真実で、こちらが絶望するところを見届けるために付き合うそうだ」
ヒノキ「絶望するのか?」
NOVA「いや、絶望せずに、どうやって未来を変えられるのか考えるようになって、前向きというか、能天気というか、という呆れた感想を述べるが、その件については次回の記事で語るとしよう。ともあれ、到着した先は2500年後の未来。一行を出迎えたのは、この男のクローンだ」
(当記事 完)
*1:これはミス。今作の葵豹馬は覚醒を覚えない。昔の記憶で勘違いしてました。なお、その昔とは20年前のαシリーズにまで遡る。また、豹馬が最後に覚醒を使えたのは、2010年のLだけど、そこから家庭用ゲーム機では10年ほど引退していたからの、覚醒を忘れたのが現在なり。
