チャプター6の完結編
NOVA「前回は、未来の宇宙でゲッターエンペラーの猛威を見せつけられて、地球人類とゲッターは宇宙の害悪だ、滅ぼさなければ、と絶望から自暴自棄の暴走に至ったカムイ・ショウが、我らが師匠マスター・アジアに説教されて、チームの仲間である流拓馬の熱い友情に救われ、ゲッターエンペラーの雛ともいうべきゲッター聖ドラゴンを打ち負かすことに、何とか成功した」
シロ「だけど、聖ドラゴンはまた出て来るんですよね」
NOVA「本来は、前回が顔見せで、チャプター6の最後で再戦する予定だったが、まさか何の準備もせずにHP20万を1ターンで削りきれるとは思わなかった」
ゲンブ「しかし、HP24万を1ターンで削るべく、準備して来たのではござらんか?」
NOVA「そんなわけで、今日から11月になったわけだが、11月3日がゴジラの日ということで、その日にゴジラウルティマ撃退記事を書くのがいいと思うんだが、どうだろうか?」
ヒノキ「撃退できるのか?」
NOVA「チャプター7最初のシナリオ『しゅうえんのまくあけ』で、顔見せ的な1戦めが行われる。そして本番はその2つ後のシナリオ『はじまりのふたり』(別ルートだと『ふたりのはじまり』)でゴジラとの決着になる。そこから6シナリオで本作が一応のエンディングに至る予定だ」
ヒノキ「チャプター6で4記事。チャプター7もそれぐらいになりそうじゃな。今、気づくと次の記事で、今年のコンパーニュは50記事に達するようじゃ。ウルトロピカルは42記事で止まっておるので、わらわの望みは達成できたと言えよう。あとは空想妄想タイムを抜ければ、コンパーニュがナンバー1じゃが」
シロ「そちらは62記事なので、スパロボ記事が完結しても、たぶん届かないんじゃないでしょうか」
NOVA「ここでのスパロボ記事が終われば、空想妄想タイムで『ソーサリー』記事を始める予定だからな。ウルトロピカルの方は……FFコレクション6の話題が出たら、すぐに記事書きしようと思っているのに、予想に反してまだ出て来ないので、書けずにいるのが現状だ」
ゲンブ「スパロボ脳が他に妨げられることなく、継続しているのでござるな」
NOVA「何せ、今作にはスパロボ脳だけでなく、特撮怪獣脳も刺激されているし、テーマが時空魔術師的にもツボだし、主人公が忍者ってことは時代劇脳にも通じてくる。つまり、俺の趣味のほとんどに関連づけられる傑作だ。前作に比べて異世界ファンタジー要素は少なめだが、ダンバインが一応参戦しているし」
ヒノキ「で、前回いろいろやらかしたカムイはどうなった?」
NOVA「後ろ盾となる恐竜帝国は、聖ドラゴンの襲撃で当面はおとなしく潜伏せざるを得ない被害を受けたし、神隼人司令は生き延びたけど、その後、研究所から失踪したらしい。元気なように見せかけて、実は致命傷を負っていたのを隠して、人知れず静かに息を引きとった可能性もあるし、後でちゃっかり再登場する可能性もある。今のところは、姿を消して退場したとしか言えない」
シロ「後でDLCのクローン隼人さんが登場する予定ですけどね」
NOVA「追加機体はノワール1とノワールGだけで、ハヤトのノワール2は出ないかもしれないけど、まあいいや。とにかく、ゲッターの原作シナリオはこれで終わって、後は後始末的なおまけだな。これで原作のストーリーイベントが終了したのが『ガンダムW エンドレス・ワルツ』『水星の魔女』『復活のルルーシュ』『ゲッターロボアーク』の4つになる」
ゲンブ「ゲッターは、まだ聖ドラゴンを何とかしなければいけないでござる」
NOVA「それも当記事で片付くことになっている」
NOAHS激震(74話)
NOVA「聖ドラゴンを撃退した後、今度はラー・ヴァルの方でクーデターが発生した」
ヒノキ「ポセイダル軍、恐竜帝国に続き、3度めのクーデターとはのう。ええと、軍師のネグシスが天帝ヴァルベルムに反旗を翻したのか?」
NOVA「そうです。ここでネグシスと天帝の方針の違いについて、再確認しましょう。天帝は武闘派で、ラー・ヴァルが暗躍を止めて表舞台に立つことを決断したのも、その意向が強い。一方のネグシスは、名前がネゴシエーターから来ていると思われますが、交渉能力が非常に高く、NOAHSを結成したのも彼の才覚によるもの。セイヴァースからは、上から目線で陰険な性格と見なされていますが、平和志向であることは間違いない」
シロ「すると、ラー・ヴァルともこれで和平交渉できるということですか?」
NOVA「この場合の平和志向というのは、共に手を取り合って仲良くしようという対等関係ではなくて、降伏して奴隷になれば命の保証はしてあげましょう、というもの。武力を使わずとも、交渉的手腕で相手を屈服させようという策謀的スタンスです」
ヒノキ「地球人と対等に未来を築こうではなくて、労せず地球を自らの戦略資源に組み込もうということじゃな」
NOVA「そこで地球の代表として、オリジナルキャラのエード・ストラディオが正体を表します。彼は新地球連邦の大統領であり、地球連邦解体後の新国際連合の代表という重要人物。エーアデントを独立国家に認定して、いろいろ配慮して来たので味方上層部の人だと見なされていたら、実は当初からラー・ヴァルと結託したスパイみたいな立ち位置だったのです。ラー・ヴァルの方針としては、エーアデントを育成して、上手く提携できれば良い、と考えていたわけですが、天帝は違うことを考えていたようです」
ゲンブ「力で叩き伏せるということでござるか?」
NOVA「いいや。力を持つ者同士、協力して宇宙に覇を唱えようではないか、とエーアデントを対等の武将として認めて、ゲッターエンペラーや怪獣王をも凌駕する戦力を誇りとし、永遠の闘争を満喫しようではないか、と超脳筋覇王思考ですね」
シロ「天帝ってそこまで武闘派だったのですか?」
NOVA「どうもイヴォルバーにとって、果てしない闘争と進化が理想みたいですね」
ヒノキ「でも、それってゲッターエンペラーと立場が違うだけで、やっていることは同じなんじゃな」
NOVA「セイヴァースもそれはおかしい、以前の陛下とは違うと考えていましたし、ネグシスもやり方は違うけど、天帝のそこまでの覇権主義には付いて行けなくなったのが実情。そして、セイヴァースは天帝を止めるためにエーアデントと手を組み、一方のネグシスはドレイクやポセイダルと結託して、適度なところで天下を分け合おうという方針に至ったわけですな」
ヒノキ「つまり、地球を侵略者の間で分割し、支配者として君臨して平和を保とうというのがネグシスの理想。一方で、地球人の中でも強い戦力の持ち主とは対等の立場で同盟を結び、果てしない闘争に邁進しようというのが天帝の理想か」
NOVA「ネグシスは平和主義だけど、自由や平等を保証してくれず、従順な飼い犬とか奴隷扱い。天帝は力ある者の自由や誇り、機会均等は認めるけど、弱肉強食が世の理で、戦わなければ生き残れない武断政治だ、と」
シロ「まず、天帝のやり方を是とするなら、ゲッターエンペラーと変わらないので、そこに否を主張した以上は、永遠の闘争なんて同意できないですね」
NOVA「ラー・ヴァルは軍国主義の戦闘民族なので、天帝の考え方が普通で、セイヴァースやネグシスが変わり者なんだと思う。セイヴァースは、規律よりも自由な生き方を愛する人間で、天帝を戦士として尊敬しているけど、武人の長として同胞の命を大切に考える人格にも敬意を抱いているから、戦火を過剰に広げるのはどうかという立場。ネグシスはもっと頭がいいので、誇りや自由よりも合理性を重視して計算高く、WinWinの最適解を示して、相手をコントロールするけど、文化や芸術的価値を解さないタイプ。ただ、天帝よりはマシに映るかな。飼い犬の生き方で満足できるなら」
ゲンブ「どっちにせよ、ネグシスがラー・ヴァルの帝位を簒奪したのでござるな」
NOVA「天帝を地下に幽閉し、エーアデントには交渉という名の降伏を要求してくる。そして、地球の代表として、エード・ストラディオを据える形ならよろしいのでは? と持ちかけてくるけど、エーアデント側から見れば、彼がギワザと変わらない策謀家の小物にしか見えないうえ、彼が展開している戦力が、ドレイクのウィル・ウィプス、ジルクスタンの元王と山賊、そしてデビルガンダムを制御したウォン・ユンファなど、平和主義とは無縁の連中ということで、ネグシスの美徳や真意はプレイヤーにしか読みとれないものとして描写されている」
ヒノキ「武力を背景とした和平交渉は、複雑な国際社会の常套手段であるのは理解するが、NOAHSの場合は、理念なき野合としか思えんしのう。もっとマシな戦力は用意できなかったのか?」
NOVA「実は、ネグシスは敗れた後に『天下三分の計』を考えていたことが分かります。ちょうど太平洋、大西洋、インド洋の3ヶ所にイヴォルバー遺跡が発見されていて、太平洋の遺跡を天帝ヴァルベルムに託し、大西洋の遺跡はポセイダルとウィンダミアの異星人連合に託し、インド洋の遺跡はシロッコ、ジブリール、ウルベのガンダム系の敵役に託していたんですね。NOAHSの戦力をそちらに配備した結果、自陣には残り物というか、まあ、エーアデント相手に時間稼ぎ程度はできる、と見ていたんでしょう」
シロ「だけど、無理だったんですね」
NOVA「デビルガンダムのHP12万が、ザコに思えてしまう程度には、自軍も強化されていますからね。もちろん、強くはあるんだけど、苦戦した印象はなくて、しかもデビルガンダムを倒すと『石破ラブラブ天驚拳』の習得イベントが、ウォンのGMガンダムを倒すと『シャッフル同盟拳』の習得イベントが入るという。ただでさえ強いゴッドガンダムが、攻撃力7000台の石破天驚拳を越えて、8000越えの合体攻撃を2つも習得するなど、もう大盤振る舞いなシナリオです」
ネグシスの最期
NOVA「ここで、ジルクスタン残党、ウォン・ユンファ、そしてドレイクがことごとく討ち死にして、いよいよ終盤特有の敵キャラ一掃セールが始まったなあ、と思いました。そして、エチカたちは非戦闘員のネグシスとエード新国連代表との最終交渉に入ります」
ゲンブ「相手の抵抗力を完全に奪ってからの恫喝外交でござるな」
NOVA「先に攻めて来たのは、NOAHSの方ですからね。相手の戦力を封じてから、裁きに入るのは、水戸黄門もよくやること。しかし、スパロボでの定番は、無力な相手にとどめを刺すのは、プレイヤーキャラ以外のNPCに任せられます。負けたネグシスに裁きを与えに現れたのは、幽閉されていたはずの天帝ヴァルベルム」
ヒノキ「自力で脱出して来たのか」
NOVA「さすがは陛下、と喜ぶセイヴァースですが、見張りの兵士を斬殺して来たと天帝が言うと、ちょっとドン引きしてますね。セイヴァースにとっての天帝は、『同胞殺しを厭う誇り高さと優しさを兼ね備えた理想の武人』という印象らしいですが、どうもセイヴァースというキャラはラー・ヴァルがこの時代に転移してきたときには見習い騎士みたいな立場で、天帝が先帝を倒して帝位を勝ち得た過去をよく分かっていなかったらしい」
シロ「下から崇める立場で、ヴァルベルムの抱えて来た闇については見えていなかった、と?」
NOVA「セイヴァースは23才、天帝やネグシスは同世代の親友同士で48才とのこと。この辺で敵側のドラマが機能していて、セイヴァースは天帝に憧れの目を向けていたのが、誤解していたかもしれない、と葛藤するような描写が示される、と。一方、ネグシスは策謀家の印象が強かったけれど、暴走する親友の天帝を止めるべく仕方なく……というニュアンスがあって、決してギワザのような権力欲に駆られてクーデターを起こしたのではないことが分かります」
ヒノキ「新兄さんは、ネグシスを持ち上げておるようじゃな」
NOVA「交渉能力の高さと、親友想いの心情と誇り高さを備えていて、慇懃無礼な敵の軍師キャラとしては完成度が高いです。彼に落ち度があるとしたら、交渉相手に関して節操がなさすぎた点。まあ、過去の歴史を研究して、自分が扱いやすそうな(使い捨てても問題なさそうな)連中を選んで来たのかもしれないし、クーデターを勧めたのがドレイクという背景もあるらしいし、現実の歴史を見ても、クーデターや革命は玉突きのように連鎖波及して行くものかもしれない、と考えたり。まあ、終盤という作劇の都合上という理由はさておき」
シロ「ネグシスがエーアデントの代表選挙に勝っていれば、状況は変わっていたでしょうね」
NOVA「その場合、マクロスエリシオンとワルキューレはどう動いていたかな。ネグシス率いるエーアデントと提携しているうちに、ラー・ヴァルとウィンダミアの関係も変わって来るかもしれないし、ポセイダル軍とラー・ヴァルも提携していたかどうかは曖昧になる。いずれにせよ、ネグシスがラー・ヴァルの交渉役としては動けないと思うので、NOAHSは結成できず。
「一方、エーアデントはただの無尽蔵エネルギー源として、そしてイヴォルバーの遺跡への手がかりとして利用されていたかもしれないけど、エーアデントの自警軍Yzネクストが規模縮小して、多くはマクロスを中心に動いて、他にはグランガラン中心の聖戦士部隊とは別行動。ダイナゼノンはエーアデントに滞在して、ゲッターチームやライディーン、グレートマジンガーは早乙女研か光子力研預かりで……自軍が分裂する可能性は大きい」
ヒノキ「エチカお嬢さまがラー・ヴァルに拉致されて、朧がネグシスの正体を突き止めて、他のスーパーロボット軍団と協力して、お嬢さまとエーアデントを奪い返すエピソードが描かれて、元のスパロボYの流れに合流すると見た」
NOVA「いずれにせよ、エーアデント市民は、口は達者だけど、情に訴えかけるものが乏しいネグシスの慇懃無礼な合理主義に否を突きつけたんでしょうな。あるいは、ラー・ヴァルは上意下達な組織なので、庶民の声を聞く親しみやすい古典的なドブ板選挙を実施しなかった。人口2万人程度の小都市では、マスコミによる政策論争よりも地元の要望を聞き入れてくれそうな現場主義の方が受け入れられたとか、商店街の高度な自治活動が行われ、上から目線の職業政治家よりも、みんなが応援したくなる少女の方に人気が集まったとか」
ゲンブ「そもそも知名度の点で、エチカお嬢さまは八神市の地主の令嬢として知られていて、ジモティーだった。ネグシスは他所から来た謎人物で、うさん臭いおっさんだったという点で、人気を得なかったのではござらんか?」
NOVA「と、今さらながら、エーアデント代表選挙を振り返ってみたわけですが、ネグシスさんは選挙に負けたことで、特にごねることなく、次のエーアデント入手手段を求めて、策謀を続けるわけですな。もちろん、新国連代表を通じて、その動きを間接的にコントロールしたけど、天帝からすれば、いろいろとまどろっこしくて迷走しているようにしか思えん」
シロ「NOAHSとして地球に宣戦布告したのが失敗ですね。うまく地球を間接統治できていたのなら、ラー・ヴァルの正体を隠し通したままの方が良かったのでしょうが、天帝がそれで納得できなかったとか?」
NOVA「あるいは、チャプター3の最後で、エーアデントが未来に飛ばされた際に、これ以上は騙しきれないと判断して、先手を打ったか。ともあれ、終盤になると、これまでのストーリーの流れを俯瞰して考えるのが楽しいです。そして、ネグシスの最期は『潔く反逆の罪で天帝に斬られる覚悟を示した』点で、格好いい。一方で、エードさんが保身に走った小物の態度で情けなく映る。スパロボの政治家上層部の人間にしては、なかなか親切で腰が低い(偉ぶらない)良い事務官に見えたんだけどな」
ヒノキ「調整型のリーダーではあるけど、裏でテロリストや侵略者と結託していたとなれば、断罪されても仕方あるまい」
NOVA「そんなわけで、天帝によって反逆者が粛清されて、イザナの超パワーで天帝は転移して脱出。そして、3大洋にイヴォルバーの遺跡が出現したという報に加え、冥帝連合の軍勢がこちらに近づいているという緊急連絡で、チャプター6の最終シナリオに突入、と」
過去と今と未来と(75話)
NOVA「チャプター6の最終シナリオは、冥帝連合のガルーダと、アンドロメダ流国の残党、兎猿猴が結託して、自軍に襲いかかって来ました」
シロ「兎猿猴って、まだ生きてたんですね」
NOVA「後で分かるんだけど、マクドナルドも生きてるらしい。未来から過去にタイムスリップして、冥帝連合の客将になってるそうな」
ヒノキ「ウザーラもまた出て来るとはのう」
NOVA「とは言え、このシナリオでのボスキャラは彼らではなく、ガルーダが連れて来た怨獣ミドロです。そして、そいつが前座ボスでしかなく、真のチャプターボスはゲッター聖ドラゴン。前座ボスといってもHPは10万越えだし、もはや10万以下の敵はボスと名乗る資格はないと言っていい感じですね」
ゲンブ「前回記事の72話では、HP9万のウザーラが強敵だと言っていたでござるが」
NOVA「未来に行って帰って来たら、世界が切り替わった感じですね。ボスのHPが10万を越えるのが当たり前のHPインフレタイムです。まあ、目的はHP24万のゴジラ様をいかにして1ターンで倒せるかですから、それに比べると怨獣ミドロなんて大したことない、とプレイヤー的には思ってしまいます」
ヒノキ「キャラクター的には?」
NOVA「ガルーダが勝ち誇っていますね。『いくら貴様たちが強かろうと、怨獣ミドロにはかなうまい』と。でも、こいつ、昔からこんなことを言っていたような気がする。『フハハハハ、愚かな地球人どもよ。いかにコン・バトラーが強かろうと、今度のどれい獣にはかなうはずもない。覚悟を決めるのだな』とか偉そうなことを言って、負けたら『おのれ、コン・バトラー。この次こそは!』と撤退していくのが定番」
シロ「しかし、10万越えが強いのは確かでしょう? 暗黒大将軍でもHP8万代ですから、冥帝連合では最大戦力じゃないですか?」
NOVA「ボスのバラオで、どれぐらいだろうな。……検索してみたけど、それを書いている攻略記事はなさそうだ。一応、バラオとの決着は、ゴジラ撃退後、3話か4話経ってからみたいだが、ミドロとの戦いでは重要イベントがある」
ヒノキ「何じゃ?」
NOVA「前のシナリオで、ネグシスを倒した褒美として、イヴォルバーのイザナが一つの情報をくれたんだな。エーアデントとルーンドラッヘを構成しているヴィル・メタルは、パイロットの意思に反応する思念増幅効果があるんだけど、そこにはイヴォルバーの残留思念が込められているそうだ。つまり、ヴィル・メタルのシステムを活性化させるほど、死んでいったイヴォルバーの思念が蘇り、戦闘意欲をも高めるらしい」
ヒノキ「ということは、エーアデントもルーンドラッヘも、死者の怨念で動いているマシンじゃというのか?」
NOVA「カミーユもそれを肯定した。さらに、怪獣優生思想の面々もエーアデントは人の強い情動が溜まりやすいから、怪獣が発生しやすいと発言していた。そんなわけで、エーアデントのヴィル・メタルを起動させることが、イヴォルバーの怨念に惹き込まれることにつながる、とイザナは宣言してから、天帝を連れて去って行ったわけだな」
シロ「それが分かってしまえば、エーアデントを動かすことに躊躇しますよね」
NOVA「しかし、同じイヴォルバーの遺産である怨獣ミドロを倒すには、エーアデントの力が必要と判断したエチカは、一度、艦の動力を切った後で、国民たちに呼びかけるんだ。みんなでエーアデントが勝つように祈ってください、と。つまり、死者の怨念以上の生者の想いをヴィル・メタルに注ぎ込めば、ポジティブな想いの力でイヴォルバーの思惑とは異なる光のパワーで戦うことができるのではないか、と」
ゲンブ「負の力を聖の力に反転させる、と。そんなことが可能なのでござるか?」
NOVA「エチカお嬢さまと都市の人たちの絆の力で、それが上手くいって、Yzルーンドラッヘとの合体攻撃に結実したんだな」
ヒノキ「これで主人公機も最強技を手に入れたんじゃな」
NOVA「攻撃力7000越えの技ですね。終盤戦で、どんどん武装が強化されていくのが燃えます。これであと、最強技を獲得していないのがジェットジャガー、マクロスΔのハヤテ、カイゼルグリッドナイトの3機だけっぽい。まあ、ジェットジャガーは最強技を手に入れてしまうと、今の攻撃力7000槍無双ができなくなるのが残念っぽいけど。最強技は燃費が悪いので、連発できないらしいし」
ヒノキ「とにかく、エーアデントとルーンドラッヘが最強合体技を入手して、怨獣ミドロを倒したのじゃな」
NOVA「ええ。すると、ガルーダや兎猿猴はまさかの事態に慌てて逃げちゃいました。しかし、こちらにとってはミドロなんぞ気色悪いだけで、前座ボスでしかない小物という認識」
ゲンブ「ゴジラウルティマを基準に考えるから、それ以外が小物に見えてしまうというのは、ゲームプレイヤーとしてはバグってるでござろう」
NOVA「攻略サイトのネタバレ情報を見てから、プレイを進めているので、HPの多寡だけで格付けを決めているような気がします。今回もミドロを倒せば、ゲッター聖ドラゴンが来るのは分かっていたので、出現と同時に待ち伏せ作戦でフルボッコにした気がする。HP20万なら、普通に落とせることが分かって何よりです」
ヒノキ「あっさり聖ドラゴンを倒したというのか」
NOVA「一度倒せた相手だから、それほど怖くないように感じたり。ただし、敵のターンに回さずに、自ターンで集中攻撃できた結果だから、もしも落としきれずに相手のターンに回していたら、マップ兵器で酷い目にあっていた可能性がある。もしもミドロを落とすのに、全力を費やしていたら、直後に出現した聖ドラゴンに対処できなかったかもしれないな」
シロ「先に情報を知っていたからこそ、事前準備ができたってことですね」
チャプター7に向けて
NOVA「そんなわけで、聖ドラゴンとの2回めの戦いを終えて、チャプター6のバトルは終了した。その後は会話イベントで、次回への引きとなる。
「まず、NOAHSが3つの組織に分裂して、太平洋のラー・ヴァル天帝およびイヴォルバー組と、大西洋のポセイダル&ウィンダミア組と、インド洋のガンダム敵連合(Z、Gガン、種D)のそれぞれと決着をつけるのがチャプター7になる。
「それとは別に冥帝連合およびアンドロメダ流国残党がいるので、全部で4つの組織を順に巡る最終盤になるんだが*1、その前に対処しなければならないことがある」
ゲンブ「ゴジラでござるな」
NOVA「ああ。南極にゴジラが出現したとの報が入って来て、それこそ古代文明を滅ぼした破局の正体だと、ライディーンが言っている」
ヒノキ「東京湾から上陸するのではないのか?」
NOVA「原作ではそうなんだけど、スパロボではゴジラとの決戦の地が南極になっている。そして、ゴジラ出現に際して、グリッドナイト君がかねてから感じていた違和感をようやく表明するわけだ」
シロ「どんな違和感ですか?」
NOVA「未来世界で知った事実は、ゲッターエンペラーが超特大の特異点であるため、時空に干渉して、あらゆる歴史の分岐の可能性をつぶして回り、ゲッターエンペラーの存在しない未来は誕生しないという話なんだが……」
シロ「それは聖ドラゴンを倒すことで、無効化されたんじゃないですか?」
NOVA「確かに聖ドラゴンは倒した。しかし、拓馬曰く、聖ドラゴンは倒されて消滅したのではなく、俺たちの強さを確認することで自ら消えた。俺たちに何かを警告するために来たのではないか? と」
ゲンブ「それがゴジラの脅威でござるか?」
NOVA「グリッドナイト曰く、ゲッターエンペラーが存在することで、あらゆる並行世界の可能性は収束する。しかし、グリッドナイト自身は別の並行世界(グリッドマンの世界)から来た……ということは、ゲッターエンペラーの定めた運命の理を覆す大物がいるってこと」
ヒノキ「エーアデント自体がその大物になろうとしているのでは?」
NOVA「ゲッターエンペラーは未来の超特異点。エーアデントとYzネクストは現代の小特異点の集団。それに対する過去の超特異点がゴジラ、という説になる。ゴジラはかつて、ムー大陸、イヴォルバー、妖魔帝国、ミケーネ、キャンベル星の先遣軍を1万2000年前にまとめて崩壊させたと語られている。この地球にある全ての文明、善悪関係なく、何もかも滅ぼそうとする厄災だって話だ。
「そして、ゴジラとゲッターエンペラーの二つの大きな特異点の理がぶつかると、この宇宙が消滅するという話が出て来るそうだ」
シロ「それを避けるためにも、みんなで力を合わせて、ゴジラを倒さないといけないって話ですね」
NOVA「正直に言って、アニメ版のゴジラは『怪獣惑星』にしても『SP』にしても、特撮ゴジラ以上に設定盛り過ぎだろうと思うが、スパロボYでさらに盛り込んだからな。宇宙消滅って何だよって話だが、SPゴジラは生物ではなくて、ゴジラの姿をした異次元の悪魔や邪神みたいなものだし、この世界の理とは異なる存在ってことで。とにかく、チャプター7の最初にゴジラと戦うため、もう一度、彼我の戦力を確認しておきたい」
VSゴジラの準備
まず、何よりもゴジラの膨大なHPを削りとるための火力が必要である。
ここで、自分の高火力機体を挙げると、カイゼルグリッドナイト、ゴッドガンダム、マスターガンダム、Yzルーンドラッヘ、ゲッターロボアーク、マジンカイザー、マジンエンペラーG、コン・バトラーV、ライディーン。これにジェットジャガーを付け加えると、1機で3万ほどのダメージを与えれば、8回以上の攻撃で十分削りきれる計算になる。
懸念しているのは、ゴジラの装甲や底力、それに周囲を覆う紅塵の作用で、ダメージ減衰効果が働くこと。
3万ではなく、平均2万ぐらいしか与えられないなら、12回以上の攻撃が必要になって、もっと火力が必要になる。
そのためには、リアル系のエルガイムMK2やらビルバイン、Zガンダム、それにエアリアルなどの必殺技も追加しないといけなくて、とにかくダメージ源になるユニットをいかに用意するかが重要。
次に、複数回行動が行える機体の吟味。
これは、精神コマンド・覚醒を持っている機体ということだけど、近年のスパロボには他ユニットをもう一度、行動させる精神コマンド・再動もなくなっているし、その代わりにスパロボV以降で採用された母艦によるエクストラオーダー(行動回復)も今回はなくなった。それをサポーターコマンドと組み合わせたのが、新たなアシストクルーのシステムだけど、覚醒を可能にするアシストクルーがゴジラSPの神野銘だけなんですね。で、彼女がアシストクルーになるのは、ゴジラとの戦いを終えてからなので、VSゴジラ戦では使用できない。
なお、再行動に近いコマンド・連撃は、「敵を倒した場合に、追加行動できる」(従来のマルチアクション)というものなので、これもゴジラ戦でゴジラに2回攻撃するような使い方はできない。
結局のところ、覚醒で自前の複数行動をできる高火力機体を頼りにするわけですが、スーパー系ではゲッターアーク(拓馬)とカイゼルグリッドナイト、ジェットジャガーのみ。以前、コンVは覚醒可能と思い込んでいましたが、古い知識だったorz。
リアル系だと、アムロさん、MJPのイズル、それにシオンのお付き妖精のシルキーが覚醒持ちですけど、それらの機体は火力を鍛えてないから、ダメージ源としては扱いにくいので、やはりゲッターとグリッドナイトとジェットジャガーが勝利の鍵か、ということになりますね。
そして、ルルーシュの技能・戦術知識で攻撃力にバフを与えて、大技を仕掛けまくる。
一方、ゴジラへのデバフですけど、精神耐性持ちなので、脱力による気力下げが100までしか下がらない。この辺がゲッター聖ドラゴンとの差ですな。
ゲッター聖ドラゴンは、攻撃力が高いけど、防御用の特殊技能が控えめで、大ボスにしては打たれ弱い性能でした。脱力で気力を削ることも、重撃で装甲デバフすることも普通にできる。つまり、ゲッターにはダメージを通しやすい。
一方、ゴジラは「オールキャンセラー」持ちなので、そういう小細工が通じない。
通用する効果は、ジェットジャガーの戦術アナライズ(相手に分析をかけたうえで、気力マイナス10)、そこにモラルブレイクを養成して、援護攻撃もいっぱいできるようにして、覚醒かけてゴジラに突っ込ませて(反撃は先見のコマンドで避ける)、後から攻撃する味方をその都度、援護して、ゴジラの気力を削りまくることが彼のお仕事。
他に、対ゴジラ必須戦術は、精神コマンド・威圧による能力値デバフ。これはゴジラ様にも通じるらしいので、東方不敗師匠に「だから、お前はアホなのだ〜!」と叱ってもらおう。
覚醒によるゴリ押し戦術を考えるなら、精神ポイントを回復できる「期待」は欲しいな。
期待持ちは、シーラ様にラクスさん。これで出撃させる母艦も決まったな。マクロスの突撃戦法も強力だけど、メイン火力がスーパー系だと、長距離砲必殺技はグリッドナイトだけだし、彼は自前で突撃持ってる。
やはり、ゲッターとダイナゼノンで何回ゴジラに大ダメージを与えられるかが勝利の鍵と見た。
他には、アシストクルー。
SP回復ができる筆頭は2代目さんで、他にはサブパイロットのSP回復もできるカナメさんがいいな。カイゼルグリッドナイトは、ガウマさんの愛と闘志も強いので、ナイトさんは覚醒に専念して、蓬くんの熱血と、ガウマさんの愛を主力にする方がいいかも。
ゲッターは、熱血と覚醒の両方を拓馬が担っているのが、グリッドナイトほどの強さに至れない理由ですな。まあ、そこまで最強与ダメージにこだわるのも、ゴジラ相手にする時ぐらいだろうけど。
たぶん、ラスボス相手でも、ここまで事前準備を考えることはないと思う。
すべては、HP回復100%だから、1ターンで削り切らないといけないという制約が悪いんだ。
マップ兵器も含めた3回攻撃で、相手のターンに回せば、はなはだ危険という理由もあるけど。
ともあれ、これでVSゴジラの準備は整った。
次回、チャプター7。
(当記事 完)