花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、TRPGの魔法研鑽を展開予定。

もう一つの魔神皇帝と聖戦士(スパロボYチャプター5の3)

魔を超える力(59話)

 

NOVA「さて、箸休めの後で、改めて本編を進めよう。今回は3話分だが、シャア加入には至らなかった」

シロ「次回ってことですね」

NOVA「チャプター5もあと3話で終わりの予定だが、前回の状況整理の続きもしたい……と考えた。本来なら、仲間の参入順でGガンダムの次はライディーングレートマジンガーに続けようと思ったが、今回がちょうど彼らの主役シナリオなので、いっしょに状況整理という名のユニット運用研鑽もできるな、と」

ゲンブ「前回は、話の流れでマクロスΔを先に研鑽したでござるな」

NOVA「ワルキューレの歌は、今回のシナリオにも関わって来るからな。当初は、冥帝連合の悪霊将軍ハーディアスが、彼女たちを拉致して、その力を闇に反転させようと計画していたらしいが、こちらの抵抗によって、それが困難だと知ると、今度は彼女たちの歌を解析して、自らの力で闇のメロディーを生み出すことに成功したらしい」

ヒノキ「すると、ミケーネ産の闇キューレが生み出されると?」

NOVA「シナリオライターはそうしたかったのかもしれないけど、今回はその作品は未参戦なので、ハーディアスが自ら歌って、怨獣ミドロというオリジナル魔獣を召喚しようというシナリオだ」

シロ「怨獣ミドロとは一体?」

NOVA「プレイヤーの推測だが、破局をもたらす対ゴジラ決戦怪獣っぽい。何だか、ミケーネやムーといった超古代文明は互いに争っていたわけだが、12000年前の災厄によって、まとめて滅ぼされた。その元凶が怪獣王だとの伏線がばら撒かれていて、冥帝連合は人類を滅ぼして地球を手に入れる以外に、対災厄、すなわちゴジラの方策を求めているらしいんだな」

ゲンブ「ゴジラには正義も悪も関係なく、全てを破壊する存在だと」

NOVA「スパロボYのタイトル文字Yの意味が、未来に待ち受ける災厄か破滅かの二分岐を示すとのことだが、その一方がゴジラウルティマで、もう一方がゲッターエンペラーらしい。で、未来人はゲッターエンペラーを恐れ、古代文明系の勢力はゴジラを恐れているようだな。だから、それらに対抗できる準備の一環として、特異点的な存在であるエーアデントを入手することを求めているっぽい」

ヒノキ「つまり、エーアデントを破壊するのではなく、入手することが目的。それを邪魔するスーパーロボット軍団を排除してから、エーアデントを自分たちが管理して、災厄の元凶を排除しようとする計画か?」

NOVA「今、プレイヤーの俺に分かる断片的な情報からの推測混じりだけどな。とりあえず、敵勢力はいろいろ情報を持っているみたいだが(古代文明の生き残りだったり、時空移動能力を持っていたりするので)、自軍にはあまり情報公開してくれないので、ゴジラの脅威も、ゲッターの猛威も思わせぶりにしか伝わって来ない。おかげで、今回召喚された怨獣ミドロが災厄の王という誤解をしてしまう始末」

シロ「実際は?」

NOVA「冥帝連合の切り札らしいが、ゴジラ様には瞬殺されるかませみたいな存在らしい。まあ、この話で初出現した際は、恐ろしい敵だって臭わせて来るんだが、とりあえずギリシャアテネで冥帝連合が何やら恐ろしい儀式のようなものを行なっているので、それを止めようとする自軍部隊というシチュエーションだ。儀式のために、ワルキューレの生命の歌を反転させた死の歌が必要だったようで、ついにハーディアスが準備を終えたようだ」

ヒノキ「ハーディアスを止めるのが目的じゃな」

NOVA「まあ、3ターン以内にマップの奥のハーディアスを倒せるかどうかを求められるが、それに成功しても失敗しても結果は同じで、ハーディアスの儀式を妨害させないために、暗黒大将軍が出現する。HP8万越えのボスキャラだ。果敢に立ち向かう甲児のマジンカイザーだが、マジンパワーを発動できない現状では圧倒される。鉄也さんのグレートとライディーンが甲児くんを庇い、甲児も気合を込めてマジンパワーを発動させるが、制御困難で暴走してしまう」

ゲンブ「今回は、何かと自軍の機体が暴走するでござるな」

NOVA「ええと、ゲーム中に実際に暴走した機体は、エーアデントだけなんだけどな。原作アニメで過去に暴走したとされる機体は、ウイングゼロとノーベルガンダム。暴走してパイロットの生命や精神を危惧されたのは、エアリアルZガンダムオーラバトラーのハイパー化。機体ではなくてパイロット自体が暴走状態になっていたのが、デスティニーのシン、これからヴァール化の危機のハヤテ、あとはナタクの五飛のこじらせぐらいか。しかし、大抵は過去に暴走したので、最強技や特殊技能を封印していたけど、暴走を制御できる自信がついたのでパワーアップというストーリーパターンになる」

シロ「結果的に、本作のゲーム内で暴走したのは、エーアデントと今回のマジンカイザーだけなんですね」

NOVA「そう言えば、ライディーンも世界を滅ぼさないと言っていたけど、世界線の違う『超者ライディーン』は巨大ロボのゴッドライディーンが世界を滅ぼすラスボス扱いなんだな。スパロボ未参戦だけど」

シロ「とにかく、マジンカイザーが暴走するけど?」

NOVA「グレートの鉄也さんが体を張って止める。実のところ、今回は甲児くんよりも鉄也さんの方がドラマでの出番が多い。『神宮寺さんの代わり』に洸を守って鍛えるし、メッサーの死のドラマについても、彼の覚悟を受け止めて見守る役どころだった。大人の先輩戦士として、自軍の精神的要の一柱と言っていい。さすがはスーパーロボット機動部隊の隊長というキャラ付けだ」

ヒノキ「じゃが、グレートマジンガーが弱い、と」

NOVA「決して弱くはないんだけど、最強武器のサンダーブレークが攻撃力6000をギリギリ越えるか越えないかで、かつての主役ロボにしては物足りないってだけで。今回は最強技のグレートブースターも実装されていないし」

シロ「マジンカイザー本編では巨大なブースターが登場したけど、今回の『死闘! 暗黒大将軍』では登場せず。あくまで前座ロボとしてミケーネ相手に苦戦する役回りでしたね」

NOVA「マジンガーZが強くなると、昔は強かったグレートが割を食って、弱体化扱いという状況があったので、そこからグレートの鉄也さんの復権を目指したのが、後継機のマジンエンペラーGなんだな」

 

マジンエンペラーGの話

 

NOVA「マジンカイザーが1998年登場なので、今年27年の歴史を誇るのに対し、エンペラーの方は比較的最近。2017年発売のスパロボVが初出なので、まだデビューして8年だ。その後、X、XΩ、DDを経て、今作での採用。XΩやDDは携帯機配信なので、家庭用ゲーム機ではV、X、Yの3作しか出ていない、まだ新鮮味の強い機体ということになる」

シロ「アニメには出て来ないスパロボオリジナル機体ですね。そして、作品によって設定が異なる、と」

 

  • スパロボVマジンガーZが暴走して、ZEROに変貌するのを止めようとする鉄也さんの機体。最初のマジンカイザー同様、真ゲッターとの絡みでゲッター線の影響を受けている。
  • スパロボX:本作のマジンガーZEROは、Zと異なる敵ユニット。ZEROによって因果の果てに追いやられた甲児と鉄也が、Zに宿ったゼウス神の導きで別の世界線に存在するマジンカイザーとマジンエンペラーGを召喚して、ZEROと戦う力となる。
  • XΩ:マジンガーZが魔神パワーによって暴走するのを止めるために用意された機体。
  • DD:こちらは初めて、OVAマジンカイザー設定。甲児とカイザーがピンチの際の助っ人として準備されていた。ZやZEROの暴走を止めるためという対抗目的の他作品と違って、現状、唯一の助っ人機体として開発された役回りとなっている。本来のグレートマジンガーも、Zの兄貴分として助っ人目的で建造されたので、こっちの設定の方が原典に忠実と思う。
  • Y:DD同様、OVAカイザー設定だけど、マジンカイザーが暴走したときの対抗目的で起動した。甲児が鉄也さんの説得で暴走を抑えていたのに、気づかずにカイザーを攻撃する自動制御のドジっ子AIという「お前が暴走して、どうするねん?」とツッコミ待ち。甲児を守るために、鉄也さんはボロボロのグレートを操って、エンペラーに飛び移る。グレートが大破したので、エンペラーのコクピットに乗り込んで、自動制御を解除、自分がパイロットとして操作することに。素早く操縦法を確認し、「なるほど。こいつも魔神皇帝、マジンエンペラーか。いいか、兜。皇帝のマジンパワーの制御法の手本を見せてやる!」と言って、熟練の技と心の力で、機体の暴走を防ぎ止める。未熟な甲児以上のパイロットセンスを見せつけた。

 

ヒノキ「ええと、甲児よりも鉄也の方が強いのか?」

NOVA「そうですね。甲児くんは鉄壁を覚えるという理由で、鉄也さんよりも敵陣突撃がしやすいと言ったのですが、鉄也さんにも強みが2点ありまして……」

 

  • 甲児は敵の攻撃を回避できない:彼は「ひらめき」および「直感」を覚えないので、敵の攻撃は「不屈」か「鉄壁」で受け止めて、ダメージに耐える戦法になる。一方の鉄也さんは、「直感」(必中とひらめきの効果)と「不屈」を使えるので、集中攻撃には弱いがボスキャラとの一騎討ちでは強い。つまり、暗黒大将軍との戦いでは、「不屈」で止めてもそれなりのダメージを受ける甲児くんより、相手の攻撃を避けられる鉄也さんの方がノーダメージで戦える分、操縦巧者であると思わせる。
  • 鉄也は重撃を使える:敵の装甲を弱体化させられる「重撃」は、今回初登場の精神コマンド。最初にこれを使ってダメージを与えると、後から攻撃する味方のダメージを増やせるので、鉄也さんの仕事はボス相手の先制打撃役となる。鉄也で削って、甲児がとどめをさせるように意識すると、効率よくボス戦を戦えるだろう。

 

NOVA「なお、甲児の強みは鉄壁以外に、レベル55で『勇気』を覚えること。一方、鉄也は偉大な勇者のはずなのに、勇気の代わりに『気迫』を覚えるけど、勇気を覚えるスーパーロボット乗りは、甲児、豹馬、洸、グリッドナイトの4人。他には主人公忍者、セイヴァース、MJPのランディ先輩が勇気持ち。脇役なのに勇気持ちのランディ先輩が意外です」

ゲンブ「とにかく、剣鉄也も新機体の入手で、強さを発揮できるようになったでござるな」

NOVA「攻撃力がようやく6000越えになりましたね。これで1流のスーパーロボットの仲間入りです。しかもチャプター6でもう一段階、武装強化もありますし、そもそも今回で特殊能力『マジンパワー』(気力130以上でダメージ1.2倍)をカイザーともども習得したというか、カイザーも鉄也さんを見習って習得に至ったので、マジンガー系の火力が一気に高まった形です」

シロ「攻撃力6000でも、1.2倍ということは実質、7200になりますからね」

NOVA「そんなわけで、マシンカイザーとマジンエンペラーG(Gはグレートの魂を受け継ぐ機体として鉄也さんが後付けしたという設定)のダブルマジンガーで暗黒大将軍に挑むわけだが、鉄也さん曰く『たかだか将軍風情が、皇帝に勝てると思うのか』とか、ゲッターチーム曰く『俺たちが勝ったら、お前は小将軍に格下げな』とか、いかにも将軍をザコ扱いするのが笑った*1

ヒノキ「それほど弱いのか?」

NOVA「HPが高いだけで、それほど苦労せずに倒せましたね。まあ、熱血使える機体が増えて、火力が上がったのもありますし。だけど、倒された後に、『時間稼ぎはこれぐらいでよかろう』とか言い出して、ハーディアスがこっそり隠れて、怨獣召喚の儀式を遂行していたというオチ。そのためにハーディアスは全ての怨念をミドロに注ぎ込んで、自身は消滅」

ゲンブ「ミドロが出現して、暴れ狂う、と?」

NOVA「いや、ミドロの放つ邪気が濃すぎて、こちらは身動きとれない状況です。エチカお嬢さまが危うく暴走しかけたりしている間に、暗黒大将軍は(負けたのに)妙に勝ち誇って、ミドロを引き連れて撤退。敵が目的を達成したので、これ以上の戦いは無意味と判断したのでしょう。そして、お嬢さまが気を失ったので、追撃もままならず、怨獣ミドロの恐怖について対策を考える一同ですね」

ヒノキ「2体めの魔神皇帝覚醒で、プレイヤーとしては強くなった気分なのに、ストーリーの都合で負け戦の気分にさせられたのじゃな」

NOVA「そして、お嬢さまも自分が人間じゃないことに気づきました。ミドロの邪念を受けた際に、そのことを知らされたようです」

 

聖戦士の資格(60話)

 

NOVA「前のシナリオで、シオンの撃墜数条件を満たしたので、彼が覚醒するシナリオに寄り道です」

シロ「隠し機体のヴェルビンですね」

NOVA「厳密には、チャプター6で確定入手できるので、ヴェルビンは隠し機体ではなかったようです。先行入手というのが正解。ともあれ、これもアニメに登場しない模型紙初出のオーラバトラー。映像化されたのは、19年のスパロボTが初ということで、今回が2度めのお目見えですな」

ヒノキ「サーバインがOVA版のダンバインのアレンジされた機体であるのに対し、ヴェルビンはビルバインのアレンジバージョンとして昔にデザインされたのが、30年近くを経て、発掘採用されたのじゃな」

NOVA「前に登場したTでは、ショウでないとハイパーオーラ斬りの使えない、ほぼ専属機で、ショウはビルバインのままか、ヴェルビンに乗り換えるかで迷うプレイヤーもいたとか。今回は、『ショウに渡すつもりでシーラ様が用意したけれど、シオンが頑張って努力して、聖戦士に覚醒しようとした感じなので、シオンに委ねることにした』という経緯があります」

ゲンブ「強い機体なのでござるか?」

NOVA「サーバインと比べた場合、基本性能は向上していますが、武器の方がオーラソードとオーラ斬りの威力が200減、しかしハイパーオーラ斬りが100高いので、最大火力は向上している、と。まあ、200は多少の誤差の範囲ですので、基本性能の向上からヴェルビンの方が強いと言っていいでしょう」

シロ「ビルバインとヴェルビンを比べると?」

NOVA「移動力と照準値はビルバインが上で、HP、EN、運動性はヴェルビンが上。武装は飛び道具を備えたビルバインが明らかに多いですが、ハイパーオーラ斬りの威力はヴェルビンが上。ただし、ビルバインは最強技のオーラシュートが加わりましたので、総合的にビルバインの方が強いと言っていいでしょう」

シロ「つまり、ショウが乗り換える意味はあまりないってことですね」

NOVA「Tに比べると、ずいぶん下方修正された感じだな。サーバインの上位機体にはなっているが、ビルバインの上位機体ではないので、おそらくシーラ様はまだチューンナップの施されていない未完成のプロト・ヴェルビン的なものをシオンに渡したのではないだろうか? シオン用に性能のリミッターを外していないとかで」

シロ「せっかくの新型機なのに、ずいぶんな言われようですね」

NOVA「いつものことだが、劇的に強くはないんだが、決して弱くはない。だけど、あまり特筆することはない凡庸な機体に成り下がったな、ヴェルビンって感じ」

ヒノキ「しかし、戦闘演出は格好いいじゃろう?」

NOVA「原作映像がない分、スパロボスタッフの想像力が溢れた映像美になっていますね。まあ、それを言うなら、サーバインだって原作映像以上によく動く。オーラバトラー武装がシンプルな分、戦闘演出でいろいろと差を付けているな、と。さて、ここで問題は、シオンがヴェルビンに乗り換えたためにサーバインが余ってしまったんですね。マーベルをダンバインからサーバインに乗せ替えるかどうかを考えました」

ヒノキ「ダンバインとサーバインのどちらが強いかじゃな」

NOVA「サーバインの方が強いというのが、昔からのスパロボファンの常識だと思うのですが、昔のサーバインには致命的な欠点がありました」

ヒノキ「何じゃ?」

NOVA「接近戦しかできない。具体的には、射程1の武器しか持たないので、敵ターンにはろくに反撃できず、射程外から攻撃されまくって、何もできないのです」

ヒノキ「それは……欠陥機ではないか」

NOVA「ただ、敵の思考ルーティンが単純なので、近くの相手を狙うとか、HPの低い機体を優先するとかなので、ショウのビルバインを前線に出して、マーベルを乗せたサーバインは後からショウの削った敵にとどめを刺す形の運用をすれば、普通に強いオーラバトラーです。要は、敵ターンにサーバインよりも狙われやすい囮を配置するだけでいい。むしろサーバインは、打たれ強いオーラバトラーであり、ビルバイン以上の回避能力と破壊力を持つ隠し機体という位置づけだったので、ショウより弱いマーベルが乗ると戦力バランスがとれる、と」

シロ「だけど、今のサーバインはそれほど強くないですよね」

NOVA「サーバインがビルバインよりも強かったのは、2003年のCOMPACT3までだな。その次にサーバインが登場するのは、2013年のOEにてDLC機体だったが、家庭機では2015年のBX以降の復活となる。その10年ほどの間に、スパロボ武装に関する環境が変わった」

ゲンブ「どのように、でござるか?」

NOVA「剣や格闘などの近接武装が射程1ではなく、2から3と攻撃範囲が延びた。これによって恩恵を受けた近接戦闘用MSは数多い。例えば、ガンダムデスサイズ。これも昔のスパロボでは、射程4のバスターシールドを飛ばす機体で、愛用の鎌は射程1だから使いにくかった。そして、64ではデスサイズ→デスサイズヘル→ヘルカスタムと強化されていくのだが、ヘルカスタムはシールドを持たないために射程1の鎌しか持たなくなり、射程距離が減ってしまうという残念な機体だった」

シロ「それを言うなら、ゲッター1やドラゴンだって、残念な機体になりますね。トマホークブーメランだけが射程3で、トマホークも、ゲッタービームも、必殺技のシャインスパークも射程1という超近接特化ユニット」

NOVA「旧世紀のスパロボは大体、そんな感じだったな。長射程の必殺技を持つスーパーロボットって、ガイキングかゴーショーグン、後はダンクーガぐらいか。敵ボスの周囲1マスがスーパーロボットの指定席で、そこにゲッタードラゴンのシャインスパーク、ダイターン3のサンアタック、コンVの超電磁スピン、ライディーンゴッドバードを叩き込む他、ライディーンビルバインのハイパーオーラ斬りになったり、Gガンの爆熱ゴッドフィンガーになったり、とにかく最強必殺技の多くは射程1だった」

ヒノキ「今では逆に珍しいようじゃのう、射程1しか届かない武装は」

NOVA「逆に、射程1が死角の武装が多いですね。ゲッターアークのサンダーボンバー(射程2〜4)とか、マジンカイザーのダイナマイトタックル(2〜4)とか自機の隣には撃てないので、標的に突っ込ませた後で立ち位置を決め直すこともしばしば。ゲッターやマジンガーは相手に隣接させて……という感覚が癖になっているなあ、と」

シロ「オーラバトラーは、オーラソード(1〜4)、オーラ斬り(1〜3)、ハイパーオーラ斬り(1〜2)と強くなるほど射程距離が短くなるようですね」

NOVA「それはサーバインやヴェルビンだな。ダンバインビルバインは、オーラソードやオーラビームソードの射程が(1〜3)で短くなっている。つまり、近接戦闘の間合いはサーバインやヴェルビンが長いんだ。飛び道具も含めるとダンバインが最長射程5、ビルバインが6なので長いが、敵陣に斬り込む有効攻撃範囲(移動力+移動後攻撃可能な武器の射程)は、ビルバインが最長で12、ヴェルビンとサーバインが11、ダンバインが9ということで見劣りするか」

ヒノキ「ならば、ダンバインよりもサーバインが便利そうじゃのう。より遠くの敵に斬りつけることができる」

NOVA「それで乗り換えようと思ったのですが、武器の攻撃力がダンバインの方が上なんですね。何だこれ? サーバインも地に落ちたなあ、と思って、倉庫に寝かせた状態ですが、この記事を書きながらあれこれ調べているうちに、気づいたことがありました」

ヒノキ「何じゃ?」

NOVA「ダンバインの武器の攻撃力データには、パイロットのオーラ力によるボーナスが加えられていることに。サーバインは今、乗り手のいない状態だから、ボーナスのない素のデータだったんですね。マーベルがサーバインに乗り換えたら、彼女のオーラ力で武器の攻撃力も上昇するはず。後で試してみて、マーベルはサーバインに乗せ換えたいと思います」

シロ「最長射程はダンバインの方が上ですよね」

NOVA「俺、今作のマーベルでオーラショットを撃ったことがないんだよ。つまり、射程4や5から攻撃されたことがない。マーベルの方から斬り込んで行くだけの使い方で、だったら移動力と近接射程の長いサーバインの方が使いやすいと判断する。倉庫送りになるのはダンバインの方だ」

NOVA「さて、機体性能の話はこれぐらいにして、シナリオストーリーだ。700年後のバイストンウェルからこの世界に転移してきたシオン・ザバ。その目的は、黒騎士ラバーンに拉致されたレムル王女を救出することなんだが、あまりストーリーに登場しないため、俺もこの記事を書く際に失念してしまっていた」

ヒノキ「なるほど。レムルとやらは、20話の『悠久のバイストンウェル』で登場しておったが、新兄さんは失念していた、と」

NOVA「そんなことよりも、シオンが流派・東方不敗の初歩を身につけていたことが気になっていて。しかし、そのネタもここまでちっとも掘り下げられることなく、伏線としても長すぎる。ショウがシオンのお世話係を任されたんだけど、ショウはダバやカミーユとの交流ばかりで、シオンに対しては、ほとんど放任に近い。その割に、シオンに対して何かと上から目線で接しがちで、このシナリオにおいてシオンの反抗を招いてしまう」

シロ「同じ魂の分身なのに、ですか?」

NOVA「周りからは似た者同士と言われているのに、本人たちは認めないって形だな。そして、ショウとダバとカミーユが聖戦士トリオと言われて、シオンは疎外感を覚えるわけだ」

ゲンブ「ダンバインの世界の聖戦士とは、そもそも、いかなる定義でござるか?」

NOVA「そうだな。作品タイトルの『聖戦士ダンバイン』というのは、聖戦士にオーラバトラーという英語が当てられている。つまり、聖=オーラ、戦士=バトラーで、『オーラバトラーを操れる強いオーラ力を備えた、地上界から召喚された戦士』を意味するらしい。元々、バイストンウェルに住んでいた現地人(コモンと称される)は、総じて情動が弱く、強いオーラ力を発揮できないそうだが、劇中のドラマを見る限りは、バイストンウェル人の情動が弱いとは考えにくい。まあ、コモンでもメインキャラになれる人物は例外的に高いオーラ力を持つという設定だけど、彼らは聖戦士とは呼ばれない」

ゲンブ「つまり、聖戦士=高いオーラ力を持った地上人、という定義でござるな」

NOVA「その意味では、シオンは地上人ではないから聖戦士ではないのだけど、ショウの魂の転生という理由で、強いオーラ力を備えている、ということになる。スパロボでの聖戦士の定義は、聖戦士技能で反映されて、聖戦士じゃないニー、キーン、リムルといったコモンのパイロットはオーラ斬りが使えなかった」

シロ「オーラ斬りの使えないオーラバトラー乗りって役に立ちませんね」

NOVA「まあ、今回はアシストクルーとして支援してくれるんだから良しとしよう。ともあれ、シオンもこのシナリオまでは聖戦士技能が封印されていたんだが、ヴェルビン入手時に聖戦士の能力が解禁される。そこに至るまでに、ショウとシオンでアスティカシアの流儀に則った決闘イベントが行われたりして、なかなか面白い展開だった」

ヒノキ「決闘の理由はただの反発心か?」

NOVA「聖戦士の話題が出た際に、チャムがシルキーに『シオンの代わりに、カミーユのところに行けば? 聖戦士の応援ができるわよ』と冗談めかした暴言を口にしたから。シルキーを守るために、自分も聖戦士に負けない実力があることを証明しないとって気になった」

ゲンブ「で、決闘の結果はどうなったでござるか?」

NOVA「対等の戦いの末に、一瞬の隙を突いたショウの勝ち。直後に敵のオーラバトラー部隊が出現して、ダメージの大きなシオン機(サーバイン)はグランガランに撤退。ショウと仲間たちが戦っているのを見ながら、彼がどうして戦うのかを考え直すシオン。敵のフェイ・チェンカがハイパー化しそうになったのを、以前のエレさまのように自身のオーラ力で抑え込もうとしたシーラ様。その激しい消耗を見せられ、『この世界は自分の物じゃないから守りたいとは思えないけど、世界を守るために頑張っている姫さまなら守りたいって思える』との発言をして、シーラ様に『本当はショウ・ザマに託すつもりで用意したけど、今のあなたなら託すに足るでしょう。この機体で聖戦士であることを示してください、シオン・ザバ』とヴェルビンを受け取るわけだ」

シロ「これでシオンも聖戦士技能が覚醒する、と」

NOVA「今作では、聖戦士技能とオーラ力技能は別の技能で(BX以降のダンバイン参戦作はそうなった)、聖戦士技能は気力の上昇が早くなり、気力150でダメージ1割増しになる仕様。一方のオーラ力は、レベルによって回避、オーラ斬りなどの攻撃力上昇、オーラバリアの耐久性などが増加する技能。昔は『聖戦士』技能だったものが今は『オーラ力』技能と呼び名が変わって、例えばバイストンウェル人のバーン(黒騎士)がどうして聖戦士なんだよ? ってツッコミが無効化された」

シロ「オーラバトラーの力を発揮するのは、聖戦士という肩書きではなくて、オーラ力が強いかどうかだとゲーム内での解釈が、より原作寄りになったんですね」

NOVA「それでも『聖戦士』という言葉は使いたいので、気力が上昇しやすく、気力が一定に高まると攻撃力が上昇するような効果が付くようになった、と」

ヒノキ「これでシオンも一流のオーラバトラー乗りとして認められたわけじゃな」

NOVA「ショウとやり合ったことで、お互いを理解できるようになったのも、さすがは拳で会話する武闘家、流派・東方不敗といったところか」

 

よみがえる古の記憶(61話)

 

NOVA「そして、コンV、ライディーンジェットジャガーのサブシナリオだ。ムーの遺跡を調査中の洸の父と祖父が連絡不能になったとの知らせを受けて、彼らが探索に赴くと、同じくキャンベル星の古代遺跡を調査中のガルーダと遭遇するストーリー」

ヒノキ「すると、戦闘になるんじゃな」

NOVA「いや、ガルーダは一時休戦を申し出る。というのも、この近辺の海は紅塵に染まって、いつ怪獣が出現するか分からない。怪獣を共通の敵と認識しているガルーダは、豹馬と協力したいそうだ」

シロ「彼は冥帝連合の一員じゃないのですか?」

NOVA「妖魔帝国の神官ベロスタンによって復活させられたんだけど、かつてのシャーキンと同じで、悪魔としての覚悟が足りないから弱いとか言われる。自分がキャンベル星人として戦う理由を求めて、古代遺跡を探してみようと決意したわけだな。

「一方、遺跡探索の途中で行方不明になった洸の父と祖父の話を聞くと、ガルーダも情報をくれる。遺跡は海中にあり、彼らの潜水艇が海の中で何らかのトラブルにあって浮上できずにいるのではないか、と推測するわけだが、そこにラドンとクモンガの群れが出現する。自分は海に潜って、行方不明の者を探して、遺跡の調査を続けるから、怪獣の相手は任せたと言い出すガルーダ」

ゲンブ「信じていいのでござるか?」

NOVA「キャンベル星人の大将軍ガルーダの誇りにかけて、と誓うガルーダを豹馬は信じることにした。そして、怪獣の群れと付近の島で戦うコンV、ライディーンジェットジャガージェットジャガーの攻撃力7000槍と、鉄壁かけたコンVを前に出すと、快適な無双状態だ」

ゲンブ「ライディーンは?」

NOVA「集団に囲まれると弱い機体なので、後方から援護だな。そうこうしているうちに、自軍も応援に駆けつけてくるが、ガルーダも海底遺跡から上がってきて、洸の家族を助けてくれた。ただ、遺跡で何やら重大な秘密を知ったようで、やはり地球人は殲滅しないととか激怒して、敵対する」

ヒノキ「一体、どうしてそんなに怒っているのじゃ?」

NOVA「さあ。だけどガルーダは約束はしっかり守ると宣言して、洸の家族はきちんと返してくれた。そのうえで、正々堂々と地球人は叩きのめすとか言って、『何があったか事情を説明しろ』と訴える豹馬にも、『問答無用。穢らわしい地球人の中にあって、お前は尊敬できる男であったが、全てを知った以上は倒すしかない。覚悟を決めろ』と言ったように、取りつく島もない。『分かったぜ。そっちがその気なら受けて立ってやる』と説得をあきらめて、勝負に挑むコン・バトラー。ベロスタンがガルーダの増援に送り出したドローメや合体巨烈獣なども含めて、殲滅戦が始まった」

シロ「殲滅戦なんですね」

NOVA「ボスのガルーダを除けば、大物のいないザコ戦なんだ。ゲームとしては楽勝で、ストーリー重視のシナリオだな。ガルーダを説得して仲間にすることもできないので、悩むことなく、コンVで撃退。一時は旧友のように仲良く皮肉交じりに話し合い、敬意を持って接してきたガルーダに対し、『畜生、ガルーダ。一体どうしたってんだ!? まだ話し足りなかったのによ』と未練を口にする豹馬」

ヒノキ「本当に何があったんじゃろうな?」

 

NOVA「敵との戦いを終えてからのエピローグで、洸の祖父たち曰く、『海底で潜水艇の故障で立ち往生していた自分たちを助けてくれたガルーダは終始、紳士的な態度で接してくれた。だから調査資料を提供したんだが、その後、遺跡の奥で何かを発見して、急変した。怒りのあまり、遺跡を破壊すると、浮上して、自分たちを解放した後で戦闘に入った』そうだ」

ヒノキ「遺跡で何を発見したのかは分からんのか?」

NOVA「ガルーダが怒った原因については何にも。ただ、12000年前に地球に来たキャンベル星人が、ムーや妖魔帝国、ミケーネ文明とともに壊滅的被害を受けた元凶は、これまでは天災だと思われていたが、破局をもたらす破壊神的な何か巨大な魔獣らしい。それを聞いて、ミケーネの復活させた怨獣ミドロのことを想像する一行だけど、ライディーンだけはそうでないというメッセージをこっそり洸に伝える」

ゲンブ「ゴジラでござるからな」

NOVA「プレイヤーには分かっていても、劇中ではまだゴジラの名前は出ていません。しかし、ゴジラSPのユンは洸の祖父たちに『研究資料を自分にも提供してくれませんか? 知り合いに破局のことを調べている者がいるので、照らし合わせると何かが判明するかもしれませんから』と言って、ムトロポリスの研究チームとゴジラSPの天才研究者の破局対策プロジェクトが共同調査を続けることになった」

シロ「これで12000年前に何が起こったか、よりはっきり分かるといいですね」

NOVA「本作は、超古代文明が多すぎるよな。整理すると以下のとおり」

 

  • ムー文明:ライディーンのルーツ。善良な勢力。大陸ごと太平洋の底に沈んで滅亡したが、王女がコールドスリープで現代に甦り、洸の母となった。
  • 妖魔帝国:ライディーンの敵。悪魔文明を自称して、闇の魔術を使う。地上征服を狙ってムー文明と戦って、封印されたらしい。本作では、ムーに敗れたのではなく、別の要因でムーともども滅亡したようだが、怨念の力で復活を遂げたのが今。
  • ミケーネ帝国:マジンガーシリーズの敵。ドクターヘルはミケーネの遺産ロボを独自に復活させて、機械獣として世界征服を志したが、兜甲児のマジンガーZマジンカイザー)の力で倒される。ヘルの敗北後に出現したのがミケーネの本隊で、より強大な戦闘獣と7つの軍団を率いて、グレートマジンガーと死闘を繰り広げた……のがTV版設定。OVAでは、主役ロボがグレートからカイザーに置き換わる、暗黒大将軍の背後にいる闇の帝王は登場しないとの違いはあるが、ドクターヘル亡き後の人類の脅威となるという基本設定は変わらない。本作では、ミケーネが12000年前の破局で完全に滅びて怨霊になっていたのが、妖魔帝国の呪術で受肉して復活したという設定に変わっている。原作では「滅びてなくて地下に潜伏していた(実は生きていた)」という設定だったのが、「滅びたのが呪術で復活した(死んだのが甦った)」と改変されているため、完全に妖魔帝国に従属している。ただし、妖魔帝国もライディーンの最終回目前の設定のために、前線で戦える幹部が全滅して、首領の妖魔大帝バラオと量産ザコのみの組織構成だったので、ミケーネを取り込むことで中間層を補強。ミケーネ的には、バラオが闇の帝王みたいな立ち位置となって、TV版同様の組織態勢を構築できたと言える。暗黒大将軍は首領ではなくて、中間管理職の前線大幹部の立ち位置で、ミケーネはスーパーロボット作品でもトップレベルの層の厚さを持つ敵組織だったと主張しておく。でも、スパロボでは扱いが悪いんだなあ。
  • キャンベル星人:コン・バトラーの敵。古代に地球に来ていたのに、何故か現代(昭和50年代)に侵略を開始したという不思議な設定の異星人。一応、理由は当時の地球が氷河期だったので、侵略する相手がいなかったために眠りに就いていたから、という。人類の文明が成熟するのを待ってから、という理由だが、別に人類を支配してどうこうじゃなくて、ただの破壊活動をしているだけで、侵略目的もはっきりしない(地球の資源が欲しいわけでもなさそうだし、故郷が滅びたので移住先を求めていたわけでもないし、矛盾だらけの設定。この辺をブラッシュアップさせたのが、ボルテスやダイモスとなる)。で、本作では、キャンベル星人が古代の地球に来ていたのに、すぐに侵略活動を開始しなかった理由として、12000年前に破局に遭遇したから組織が半壊したために活動停止していた、という事情が語られる。侵略のために地球に来たら、恐ろしい怪獣に返り討ちされたから、滅亡する地球文明を前に地下にこもって、ほとぼりが冷めるまで眠っていたという事情があったらしい。
  • プロトカルチャー:マクロスシリーズの共通設定。超古代文明で、第1作の敵ゼントラーディを戦闘種族として創造したのも、マクロス7の敵プロトデビルンを生み出したのも、マクロスF宇宙生物バジュラを研究して、マクロスゼロの人造バジュラというべき「鳥の人」を作り出したのも、マクロスΔウィンダミア周辺宙域(ブリージンガル球状星団)にいろいろな遺跡を残したのも全部プロトカルチャーでつなげてくる。プロトカルチャーが関わらないマクロスシリーズは、マクロス2とマクロスプラスぐらい。ともあれ、マクロスΔウィンダミアの宰相ロイドが「自分たちはプロトカルチャーの後継者である」という思想を強く持っているので、プロトカルチャー遺跡の探索と発掘にこだわっている。だけど、本来は他所の宙域のいろいろな惑星に点在している遺跡が、全部、地球上に秘密裏に隠されていたという本作独自の設定のため、プロトカルチャーはどれだけ地球を愛しているねん? というツッコミが入る。なお、原作ではプロトカルチャーの文明があったのは紀元前50万年前とのことなので、本作の地球の(復活してきた)超古代文明よりも、はるかに前の話である。ウィンダミアスーパー系の敵とはあまり絡んで来ないけど、冥帝連合がプロトカルチャーに興味を示すことはないのかな。
  • 怨の一族:本作オリジナルの超古代文明。ここまで伏線的に名前がちらほら示され、チャプター5の最後にエーアデントとエチカ絡みで設定がピックアップされる。ミケーネ人からは崇められていたようで、怨獣ミドロは彼らの生み出したもの。地球人類の進化を促す者(イヴォルバー)とも称され、地球人に闘争本能をかき立てる因子を仕込んだらしい。そのせいで、地球人は闘争を全宇宙に蔓延させる存在に進化する可能性があるようだが、ゲッター線との相性が良く、ゴジラとの相性は悪い(怨の一族の文明もゴジラに滅ぼされた)。

 

シロ「ええと、怨の一族が地球人の争いの元凶ってことですか?」

NOVA「チャプター5の最後に、設定が出てきたところだから、詳細はこれから分かるんだろうけどな。ということで、次回の記事でチャプター5を終わらせる。デビルガンダムの話、エンドレスワルツの最終決戦、そしてエーアデントとエチカの秘密の3シナリオだ」

(当記事 完)

*1:原作アニメの暗黒大将軍は、グレートマジンガーと中盤で死闘を広げて劇的に散る威厳ある武人キャラ。格好いいキャラなのだが、スパロボで登場する彼は何かと不遇というか、昔から自軍にバカにされがち。あしゅら男爵辺りと似たような扱いを受けていると思う。今作はまだ大物めいた演出に思えたが、OVA版では対面していないのに、剣鉄也をライバル視。だけど、鉄也さんは小バカにした感じで鼻であしらう。ええと、暗黒大将軍は武人なので、彼が新機体に乗り換えている間は、待ってあげたというのに、この仕打ちよ。NOVAは暗黒大将軍を敵ながら天晴れと応援したいと思います。