戦線ミッションと遺産ミッション
NOVA「さて、話を進める前に、戦線ミッションと遺産ミッションを試してみた」
ヒノキ「それは何じゃ?」
NOVA「スパロボ30から採用されたシステムなんですが、まず戦線ミッションは何回でもできるテロリスト退治ミッションです。ストーリーは『テロリストが暴れているので、退治した』ってだけなんですけど、育成の遅れたキャラを育てたり、撃墜数や資金稼ぎを延々と続けられます。最初の南米戦線は、敵がレベル12固定なので、それ以下のキャラを効率よく育てられる他、弱いキャラだけでストレスなく遊ぶにはいい感じですね」
ゲンブ「育成マニアがハマりそうでござるな」
NOVA「まあ、本作はミッションがいっぱいなので、普通にストーリーを進めるだけでも、問題なく育てられるんですけどね。ミッションフラグを立てるための撃墜数ドーピングが主な活用法だと考えます。おかげさまで、ショウとダバの合計撃墜数が50に達しました」
シロ「すると、ビルバインがGETできたわけですね」
NOVA「今回の記事ネタはそれがメインになるな。あと、遺産ミッションは強化パーツの入手できる宝探しシナリオだけど、それを妨害する敵ユニットを条件付きで排除する、詰めスパロボ的なパズル感覚に満ちています。例えば、3ターン以内にマップ奥の敵を倒すことが目的だけど、それを妨害するために他の敵が陣形を組んで通せんぼしているとか。たった3機で敵陣を突破して、壁の一角を崩して奥に突入する戦術を考えないといけません」
シロ「普通のシナリオは、敵を全滅させることが大体の目的だけど、遺産ミッションはそうではない、と」
NOVA「昔のスパロボだと、敵を研究所などの施設に侵入させないようにせよとか、味方の輸送機を撃墜されないように守れとか、敵全滅後に爆発する基地から脱出せよとか、圧倒的に強い敵から一定ターン逃げ延びよとか、凝った勝利条件もあったけど、最近は割と力押しで敵を殲滅すればOKというシナリオばかりになっていたのを、トリッキー要素だけでショートシナリオを作ってみましたってのが遺産ミッションだな」
ヒノキ「どんなトリッキー要素がある?」
NOVA「一撃で相手機体を倒さないと、遺産が破壊されてゲームオーバーとか。まあ、一撃で破壊できる火力はないので、援護攻撃ができる配置をしてから、一撃+援護の組み合わせで倒すのが正解なんだけど、徹底的にキャラを育成した後で、ダメージ2倍の精神コマンド『熱血』などで無理やり倒すという手法もある。一応、適正レベルは15前後なんだけど、レベル30以上とかに育てれば、余裕で倒せると思う」
ゲンブ「達成困難な仕掛けはあるのでござるか?」
NOVA「わずか3ターンで5機の敵を全滅させよ。ただし、味方は3機で、しかも全ての敵を同一ターン内で破壊しないといけないという内容」
ヒノキ「3機で、5機の敵を同一ターンで全滅とは手数が足りなくないか?」
NOVA「MAP兵器で複数相手に攻撃できるならともかく、序盤でそれができる機体は限られていますからね。一応、敵ターンの反撃で倒してもいいので、最初の1、2ターンはとどめを刺さないように気をつけながら、まんべんなく敵5機のHPを削って、あと一撃で倒せる状態にしておいてから、最後の味方ターンに敵3体を倒して、残り2機は反撃ダメージで倒すのが最適解。他には、アシストクルーコマンド『連撃』(敵にとどめを刺すと、もう一回行動できる)を使うという手もあります」
シロ「アシストクルーってのは新システムですね」
NOVA「ああ。精神コマンドの一種だけど、精神コマンドはロボ操縦者とかサブパイロットに与えられたもの。だけど、メカの操縦には関わらないけど、主人公たちを基地で応援してくれるヒロインたちの能力を反映したものがアシストクルーのシステムになります。
「例えば、水星魔女のミオリネさんのアシストコマンドは、『加速』『必中』『努力』を味方機体にかけてくれます。また、彼女をアシストクルーに指定していると、マップクリアのたびに資金1万クレジットを調達してくれるので、さすがは優秀な経営戦略家ってところですね」
ヒノキ「金儲けが上手いって設定をゲームに反映しておるのか」
NOVA「同種のシステムは、スパロボTからサポーターコマンドというのがあったのですが、そこからの進化系ですね。今回はアシストクルーも経験を積んで育成できる。最大ランク4まであるのですが、ミオリネさんの場合はランク2で1万クレジット調達、ランク3で2万クレジット調達、ランク4では先のコマンドに『激励』『魂』が加わって、非常に攻撃的な効果を発動します」
ゲンブ「ロボに乗らないサブキャラにも見せ場ができたのでござるな」
聖少女たち(19話)
NOVA「ダバとショウの合計撃墜数が50に達したので、解禁されたシナリオだ。シーラ様のグランガランのところに、マーベルやアム、レッシィといったダンバインおよびエルガイムのヒロインが集まっていて、ショウがビルバインに乗り換え。マーベルはダンバインに、レッシィはヌーベル・ディザードに乗ってくる」
シロ「アムさんは?」
NOVA「今は乗れるヘビーメタルがないそうだ。ダバの撃墜数が55になると、エルガイムMK 2が完成するので、彼女もエルガイムに乗れるようだが、当面は先送りだな。ダバの撃墜数がまだ32なので、先が長そうだ」
シロ「とにかく、今回はダンバインとエルガイムのつながりが深いわけですね」
NOVA「あと、Zガンダムのカミーユも彼らの会話に参加してきた。TVアニメとしては、この3作が連作になっているんだな。今でこそ、Zガンダムはガンダムシリーズの重要な一本という評価だが、当時はガンダムシリーズなんてなかったから、順番としては、ザンボット3、ダイターン3、1stガンダム、トライダーG7、ダイオージャ、ザブングル、ダンバイン……とつながるわけで」
ゲンブ「ガンダムはまだスーパーロボットの中に位置づけられるでござるな」
NOVA「ポストガンダムと言われた作品は、イデオン、ダグラム、マクロスとされるのが80年代前半だ。この中では、ダグラムだけがスパロボ未参戦(クロスオメガを除く)」
シロ「同じ監督のレイズナー、ボトムズ、ガリアンは参戦済みなので、ダグラムもそろそろ来てもいいと思いますが」
NOVA「舞台設定が難しいんだよな。地球と違う惑星デロイアだから、機体だけが次元転移する形でDDに参戦するぐらいしか想像できん」
ヒノキ「ポセイダルが地球に侵略に来るのじゃから、ダグラムの敵組織が地球に来てもおかしくないのでは?」
NOVA「それは無理ですよ。ダグラムの敵って地球連邦軍ですから。ダグラムを擁するデロイア7(太陽の牙)の目的って、地球からデロイア星が独立することですから、ガンダムでいうところのジオンの立ち位置なんです。雰囲気としては『鉄血のオルフェンズ』が一番、ダグラムに近いとは思いますが、スパロボの世界観に合わせるなら、ダグラムの敵はティターンズで、とかだいぶ改変しないといけないかも」
ヒノキ「まあ、ダグラムの話はさておき、ダンバインとエルガイムの話じゃったな。ドレイク軍とポセイダル軍が手を組んだという認識で良いのじゃな?」
NOVA「ええ。ウィル・ウィプスに乗ったドレイクが健在で、ポセイダル軍のギワザと結託しているようですね。俺の記憶では、ポセイダル軍とドレイク軍がはっきり結託しているのは、今回が初です。また、このマップでは、原作での最終決戦だとすでに死んでいるはずのジェリル一味が健在というのもサプライズ。トッドといい、ジェリルといい、死んだはずのキャラがどうして? というのは気にしたら負けかなあ。スパロボDDでも、ディスコード・ディフューザーという死んだはずの敵キャラが何故か復活して再登場してますし」
シロ「もしかすると、DG細胞の影響かもしれませんね」
NOVA「その可能性も否定できないな。Gガンで、ウォンとかウルベ、東方不敗も出るみたいだし」
ゲンブ「敵が増えるのは厄介でござるが、味方の戦艦も増えたと思えば良かろう」
NOVA「残念ながら、今回はすでに戦死済みのエレ様の最後のお姿も示しておこう」
悠久のバイストン・ウェル(20話)
NOVA「シーラ様たちを仲間にした次のシナリオで、何故かオーラロードが開かれて、700年後のバイストン・ウェルに飛ばされたりするエーアデントであった」
NOVA「サーバイン自体は、ダンバイン系の定番隠し機体だったけど、パイロットのシオン自体はかなりレアキャラで、携帯機のCOMPACT3(2003)で初登場した。その後は、16年後のスパロボTでようやく参戦。直前作のXでは、サーバインはショウが乗っていたわけで」
シロ「今はスパロボDDでも、シオンとサーバインは普通に出ているんですね」
NOVA「平成ではレアキャラだったシオン君が、令和ではダンバインと時空を越えて共演を重ねているのはいい感じだな。しかも、スパロボYのシオン君は流派・東方不敗と似たような武術を使うという話になっていて、マジかよ!? って気になってる」
ゲンブ「流派・東方不敗がどんどん継承者が増えつつあるでござるな」
NOVA「どうも、東方不敗マスターアジアがバイストン・ウェルに転生して、拳法の技をいろいろ残していたらしい」
NOVA「このシナリオはチャプター6だから、当分は先の話だな」
ヒノキ「だったらネタバレ動画にうつつを抜かさんと、自分のプレイを先に進めんか!」
NOVA「それはごもっとも。何にせよ、ダンバイン系のシナリオなのに、Gガンダムが絡んできて、妙に感じ入った話でした。そして、サーバインとズワウスの激突でオーラロードがまた開かれて、元の世界に帰るまでのシナリオだったということで」
(当記事 完)