花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

屋久島ヴァグランツ、キャラ作り始め(SWアウトロー本キャラメイク1)

弥生ちゃんキター

 

弥生「お早うございます。弥生ウルシェードです。この度は、キングさんが、私の助けが必要とのことで駆けつけました」

ウルシェード「いや、キングではなくて、元キング。ダイゴっちのことだとは言っておらん」

弥生「元キング? ダイゴさん以外にキングを名乗るなんて……」

カニコング「こんにちは、カニコングです」

弥生「デーボモンスター?」

カニコング「誰がデーボモンスターでごわすか? 元タイムジャッカー電撃隊にして快盗団マーキュリー・バットのクラブキングと呼ばれたこの吾が、何の因果か落ちぶれて、キングの称号を剥奪されて今やただのカニコング。しかし、此度の神前キャラメイクの儀を成功させて、晴れてキングの座を取り戻そうと企てる深遠なる企画。それにヒロイン役の海の勇者として、是非とも協力願いたいでごわすよ」

弥生「そんな計画には乗れません。私にとってキングとは、ダイゴさんを除いて他に考えられません。荒れます、止めてごらんなさい、キョウリュウチェンジ♪」

ガイア(お待ちなさい、弥生ウルシェードよ)

弥生「! この神々しいスピリットは……大地の精霊力か何か?」

ガイア(さすがはスピリットレンジャーの一員ですね。素で私の声が聞けるということは、類稀なる霊感を備えている証。あなたも大地母神の巫女たる資格があると見ました)

弥生「あのう、私はスピリットレンジャーではないのですけど。2代目キョウリュウバイオレットは死んでいませんし、その後、初代メガネピンクになって百万念の儀式には参加しましたけど、別に巫女になったわけではありません。確かにスタンド使い露伴先生の編集とか、時々、不思議な事件に巻き込まれたりはしますけど」

ケイPマーク2『とにかく、弥生ちゃんが協力してくれないと、屋久島ヴァグランツ企画は失敗するッピ。詳しい話は、この企画書に書いてあるからまずは一読してみて』

弥生「何だかよく分からないけど、ケイPさんがそこまで言うのなら、ポケモン公式サポーターとしては協力しないわけにはいかないかも」

 

ケイPマーク2『ポケモンじゃなくて、アシモンだけど、弥生ちゃんが協力してくれるなら、そんなことは些細な問題だッピ』

弥生「はい、企画書は読みました」

ハイラス「って、速いでござるな」

弥生「あなたがここの管理役の次元ドルイドのハイラスさんですね。祖父がいつもお世話になっております(ペコリ)」

ハイラス「いや、お世話になっているのはこちらであるゆえ、頭を上げられよ。頭を下げねばならぬのはむしろ、こちらの方でござる。お忙しい中とは思うが、今回のキャラメイク記事には、貴女の協力なくば……」

弥生「要は、ソード・ワールドのキャラを作ればいいってことですね。大体、分かりましたので、それぐらいならお安いご用かと。ルールブックも読んだことはありますし」

ハイラス「いつの間に?」

弥生「3年前のこの記事の話です」

ハイラス「なるほど。種はすでに蒔かれていたということでござるか」

 

ケイP『それでは、弥生ちゃんの了承も得られたことで、いよいよアウトロー本を使った屋久島ヴァグランツのキャラ作りを開始するッピよ』

 

 キャラ作りの開始

 

ケイP『今回使うアウトロー本は、キャラビルドブックの続編なので、手順としては前にキャラ作りしたこの記事以降の一連記事が参考になるッピ』

弥生「なるほど。妖精郷のカシュミーラさんも、魔神ハンターのデルニール君も、ホリーさんも、ここから生まれたんですね。すると、これから生まれるキャラクターもリプレイに登場する可能性もあると?」

ケイP『今すぐは無理でも、ここでキャラさえ作っておけば、1年後、もしくは2、3年後のプレイで使われる可能性もゼロではないッピ。現に、妖精郷のサイバ☆リオンも、キャプテン・マークスも3年前に生まれたキャラの流用だッピよ』

弥生「最初はコース選択と、カテゴリー選択ですか。そのアウトロー本を見せてください。(パラパラ)ふむふむ、なるほど。コースは初心者用の基本コースと、難度別に発展コースとフルコースの3種類あって、選べる職種が変わってくるわけですか。だけど、サプリメントの追加職業のドルイドを選ぶには、フルコースを選ばざるを得ない、と」

ハイラス「そ、そんな、一瞬のうちにそこまでのルール把握を?」

弥生「データ解析は、私の得意分野ですから」

ケイP『弥生ちゃんはTRPGの経験が足りないだけで、プロの役者だったりもするから、役割演技の専門家だッピよ。それに持ち前のデータ解析能力が加われば、ゲームの面もバッチリ。字が満足に読めないハイラス師や、書けない字が多い翔花ママよりもTRPG素養はよほど高い人材だッピ』

ハイラス「さすがは強き竜の者の一員に選ばれただけはある。では、フルコースで、次はカテゴリー選択と参ろう。ドルイドは何を選べばいいでござるか?」

ケイP『専業ドルイドなら森羅導師だけど、ファイターと組み合わせた森羅戦士、フェンサーと組み合わせた森羅剣士も用意されているッピね』

ハイラス「前衛希望者は?」

カニコング「吾輩は当然、前衛戦士を選ぶでごわす。重装甲戦士以外は考えられないでごわすよ」

ケイP『キャラビルドブックなら、前衛戦士タイプは戦士、剣士、拳闘士の基本に忠実な3つが用意されていたけど、アウトロー本では新しい職業アーキタイプとしてファイター&レンジャーの野伏、ファイター&アルケミストの錬金戦士、ファイター(フェンサー)&ライダーの騎兵が用意されているッピ』

カニコング「馬に乗るカニというのはイメージできないので、野伏か錬金戦士のどちらかと言ったところでごわすが、よりワイルドっぽいのは野伏と見た。吾輩はカニレンジャーの道を突き進むでごわす」

ハイラス「環境を守るゴミ0戦隊カニレンジャーでござるか。ご当地エコヒーローとして悪くないでござるな」

弥生「公式でもカニライダーはいたけど、カニレンジャーはなかったですね。私は接近戦よりも銃使いをやってみたいですけど、アウトロー本には用意されていないようです」

ケイP『実は、アウトロー本では魔動機術のマギテック技能対応の職業が用意されていないッピね。だから、キャラビルドブックの魔動機師を選ぶのがいいッピよ』

弥生「つまり、アウトローの世界は科学技術には優しくないってこと?」

ケイP『海賊とか盗賊とか、アウトローは銃を使うイメージもあるのに、単独では銃使いを作れないのが、アウトロー本の欠点かもしれないッピ』

ハイラス「ともあれ、前衛野伏と後衛射手と来れば、私は中衛ということで森羅剣士を選ぶのが妥当っぽいでござるな」

 

種族の決定

 

ケイP『次は種族も含めたタイプの決定だッピ』

カニコング「カニのように装甲の硬い種族はないでごわすか?」

ケイP『カニのような種族? 装甲の硬さだと、鱗で防護点+1できる竜人リルドラケンがいるッピが、カニとは違うし……。う〜ん、ならば新種族のタンノズを試してみるッピか?』

カニコング「タンノズ? それは聞かぬ名じゃのう。一体、何じゃらほい?」

ケイP『急に口調がキレンジャーの大岩さんになったッピ』

カニコング「同じ九州出身じゃから問題なかろう」

ケイP『何じゃらほい、とは方言ではなくて、木曽節などの歌に見られる表現で、ヨホホイと同じような掛け声のほいが、何じゃと組み合わさったと思われ。つまり、九州の人がみんな何じゃらほいと言ってるわけではないッピ』

カニコング「何と。何じゃらほいの起源が九州ではないとは、おどれキレンジャー、吾輩をたばかったか?」

ケイP『キレンジャー語の「おどま阿蘇山たい」のおどま(俺)は、九州のおい、おいどんが訛ったもので、確かに九州弁だッピが、おどれ(おのれ、お前)は踊れヨホホイではなくて、大阪の河内弁起源であって、広島県民も使うみたいだけど九州までは伝わっていないようだッピ。九州弁での二人称は、お主から転じた主(ぬし)が一般的らしいッピ』

カニコング「なるほど、勉強になるのう……って感心してる場合ではなかたい。おいが知りたいのは、タンノズという新種族が一体何じゃと言うことでごわす」

ハイラス「無理やり、にわかな九州弁にこだわらなくても、ごわすという語尾だけで十分でござろう」

弥生「タンノズ。レベル7蛮族。海辺や川辺に生息する醜い蛮族と、ソード・ワールドのモンスターデータにはありますね。背は低く、しわくちゃ顔、右手がカニのようなハサミになっているとか。起源はスペインの蠍型魔獣タムズという説がありますが、ほぼソード・ワールドのオリジナル種族と考えて問題ないか、と」

カニコング「醜い蛮族でごわすか。そいつはお断りしたいところ……」

弥生「あっ、でも、今回プレイヤーキャラ用に改変されたウィークリング種は、例外的に背が高く美形が多い、とありますね。右腕の肘から先がカニバサミの特徴を残した外骨格となっていて、両手を扱うには不器用な面もあるけど、水中適性を備えた異形の拳持ちの戦士として有能っぽいですね」

ケイP『アウトロー本の表紙にも描かれているッピよ』

ソード・ワールド2.5サプリメント アウトロープロファイルブック

ケイP『向かって左の女性が、吸血鬼から転生したアルヴで、右の青い拳を持つイケメン男子がウィークリング・タンノズ。中央下の地味に光り輝いているマッチョが太陽の子ソレイユ。右上の忍びルックな女性がシャドウということだッピ』

カニコング「おお、PC用のタンノズはイケメンでごわすか。種族は人間基準で醜い中にあって、美形に生まれて軟弱者と迫害されたために、故郷を出奔し、自らの安住できる地を求めて旅立った宿命の戦士。まさに吾輩が演じるにふさわしい。これぞ放浪者ヴァグランツというものよ」

ウルシェード「セリフの主がカニコングでなくて、ごわす口調がなければ、なかなか格好いいキャラになりそうじゃな」

カニコング「では、吾輩は美形タンノズの野伏として、放浪者海道を突き進むでごわす」

 

弥生「では、次に私が決めます。海の勇者としては、今が旬真っ盛りのマーメイドを希望しますが、アウトロー本にはないのですね」

ケイP『蛮族ウィークリング種は、2.0のバルバロスブックに記載されていて、その際は空のガルーダ、石化邪眼持ちのバジリスク、海のマーマン(マーメイド)、マッチョ牛人のミノタウロスの4種類が選べたッピ。ただ、アウトロー本でのウィークリング再登場の際、他の3種は続投できたものの、マーマンだけはタンノズに置き換えられたことで、2.5への出演はならず。もっともラミアと違って、2.5でのモンスター本でのマーマンは確認されているので、アルフレイムにマーマンが存在するのは間違いないッピ。いずれ再登場する可能性はゼロじゃない』

弥生「それでも、職業に銃使いの海賊がなかったり、種族に人魚がなかったり、アウトロー本があまり時流に乗れてないのは確かみたいですね」

ケイP『弥生ちゃん、それを言ってしまえば、この記事の意義そのものが失われてしまうッピ』

弥生「私、今はボッチ飯を食べてるひねくれ女ですし、前は暗黒女子でしたし、言いたいことはズバっと言え、とダイゴさんに教わりましたから」

ケイP『実は、花粉症ガール並みに毒舌ヒロインだった?』

弥生「とにかく、海の勇者としては今が最も旬の人魚になれないソード・ワールドなんて、魅力激減です。そこのところ、何とかなりませんかね。キョウリュウジャーになるのと同様、マーメイドになるのは夢だったんです。電撃戦隊さんにもチェンジマメイドさんっていましたし、魔法戦隊の青の人だってマーメイドに変身できますし」

ケイP『ううっ、弥生ちゃんにそこまで言われては、この無理無茶無謀のスイッチが入ったケイPジローとしては、妄想回路を全力全開させて、マーメイドルールをアウトロー本と混ぜるしかないようだッピ。これが公式サプリのルールを逸脱した、真のアウトロー海道と言うことだッピ』

弥生「それでは人魚の魔動機師・銃使いとして、詳細はケイPさんにお任せします。データ解析はできても、それですぐに応用までできるわけではありませんから、その辺は経験者が頼りですね」

ケイP『キャプテン・マークスの初代プレイヤーとして、海賊兼マギテック騎士は経験済みだッピ。やったことがないのは、銃使いと人魚だけど、その辺はドゴラの対応力で何とかしてみるッピ』

 

ハイラス「それにしても、プレイヤー2人までが海の蛮族出自という変化球だとは、このハイラスがまともな王道を選ばねば、このキャラ作りは色物暗礁に乗り上げてしまう気がしたでござる」

ウルシェード「海と宇宙を愛する者としては、ハイちゃんには宇宙キャラを担当してもらいたいものよのう」

ハイラス「ソード・ワールドには宇宙はないでござるよ。私としては、宇宙よりも大地に根ざしたドルイ道を貫くのみでござる。種族は王道の人間。ただ、先ほど森羅剣士と言ったが、やはりフェンサーよりはファイター技能を持った森羅戦士を選ぶ方がいいと見た」

ウルシェード「それはまたどうしてじゃ?」

ハイラス「ドルイドの武器は、やはり杖というのが王道。しかし、杖は刃を持たぬゆえ、フェンサーの長所であるクリティカル率の高さがあまり機能しない。それよりは両手用の杖をぶんぶん振り回し、敵をなぎ倒す豪快ドルイ道士に時流を見た」

ウルシェード「それはまさに水戸の御老公の道じゃな。斉昭ではなくて、光圀公か」

ケイP『ミツクニという名前は、ウルトラ界隈でも目下の旬だッピ』

 

セイリュウ(おお、この人間はゴジラ1984で、後にビオランテとなる沢口靖子の兄を演じた御仁ではないか)

 ケイP『その後、必殺橋掛人にも出演したッピ』

 

ウルシェード「タクマという名前だと、こちらのGも目下の旬らしいな」

 

 

ハイラス「杖をぶんぶん振り回す、と言っただけで、どうしてここまで寄り道脱線できるのでござるか?」

弥生「聞いて、驚きですね。ミツクニ→トリガー→タクマ・シン→ゴジラや必殺やゲッターにまでつながってしまうなんて」

ウルシェード「これぞ司令の妄想回路のパワーじゃな。いくつもの次元への門につながっているという自称・多元宇宙研究者の名は伊達じゃないと言ったところか」

弥生「必殺時空は、私も行ったことはありますが、もう少しで命を落とすところでした」

ケイP『普通は、あの状況の犠牲者役で生還する方が珍しいッピ。さすがは弥生ちゃん、強き竜の者だけはある、とマスターNOVAは絶賛していたッピ』

 

ハイラス「何だか、種族を決めただけで、寄り道時空から帰って来れなくなった感なので、今回はこれにて当記事 完でござる。次は、3人のヴァグランツの経歴をどんどん決めて行く予定」

ガイア(陸の人間と、海の蛮族2人がどのような関係を結ぶのか、期待して見守るとしましょう)