花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

魔神ハンターの、葡萄酒ミッション完結(SWミストグレイヴ2ー7)

ミッションを終わらせるために

 

GM(ヒノキ)「14日めの夜、お主たち烈火団は【岩棚の城塞】にて、ガンツフォートの驕王と称するゴブリン王ムルカグンドリの酒宴に誘われ、そして深夜が過ぎて夜明け前となった」

デル(リトル)「徹夜したのかぁ?」

GM「そうしたければ構わないが、ゴブリンたちは完全に無警戒で酔いつぶれておる」

ホリー(シロ)「ボクも完全に酔いつぶれて、フカフカのイノセントの傍らで熟睡している」

デル「うう、周りがそういう状態で、一人だけ起きているのも辛いなぁ。警戒しながらも、そのうち、うつらうつらと寝入ってしまいそうだぁ」

G太郎(ゲンブ)「まあ、前回のラストで、ゴブリン王がパトロン候補になるという話を聞かされたでござるからなあ。こちらから敵意を向けない限りは、相手から攻撃してくることはないと見た。相手がこちらを騙そうとしているなら、GMも我らが不信感を抱かなかったかダイスを振らせてくれるであろう。そういう気配も見せずに、騙そうとするマスタリングは決してフェアではあるまい」

GM「もちろん、わらわはフェアなGMを心掛けておるため、警告もなしにプレイヤーキャラを騙し討ちするようなマネはせんつもりじゃ。ムルカグンドリは、強者としてG太郎の友になりたいと語ったことは本当であるゆえ、現段階では敵対するようなマネはせん。少なくとも、一宿一飯の恩義ぐらいは着せようとする」

デル「ところで、一宿は寝泊まりできる場所だからいいとして、一飯が気になるなぁ。こいつら、ワインの肴として何を食べてるんだぁ? 油断しているとイノセントを食べようとしやがるぐらいだからなぁ」

GM「それを気にすると、語らぬわけにはいかんのう。蛮族は人肉も平気で食べるし、時には共喰いだってする。昨夜、お主たちが試合の形で倒したゴブ三郎と他2名のゴブリン肉が、宴の供物として振る舞われたのじゃ」

デル「ゲッ、そういう食習慣には合わせられねぇ。オラは修行の一環と言い張って、勧められた食べ物は断り、自分の保存食だけを食べるぞぉ」

ホリー「もちろん、ボクもだ」

G太郎「ということで、我らは一宿の恩義だけで、一飯については丁重に辞退申そう。食習慣の違いゆえ、ゴブリン料理は口に合わないと述べて、悪気はないことを伝えてな」

GM「『まあ、お前たちはゴブリンじゃないからな』とムルカグンドリは受け入れてくれた。他のゴブリンたちも、自分たちの食べる分が減らないことを喜んでいた。……と言うことで、保存食を1日分減らすように。ホリーだけは、イノセントの分も合わせて2日分じゃ」

ホリー「仕方ないなあ。後で、人族の拠点で保存食を補充しておこう。ここでは寝泊まりできても、食事は自分持ちと考えよう」

 

GM「では、一晩休んで夜明け前。酔いつぶれたホリーだけは、1D振るように」

ホリー「1」

GM「では、1tb時間だけ二日酔いで、行動判定にマイナス1じゃ。まあ、昼には回復している二日酔いなぞ、大したことはないがの」

ホリー「小さい出目でよかった」

G太郎「さて、ここから南へ帰還することになるのでござるが、【城塞】の真南は【隠者の迷路】とか言っておったな。もしかして、素通りできずに迷ってしまう場所か?」

GM「その通り、とムルカグンドリは言った」

G太郎「ならば、荷車にワイン樽を乗せて進まねばならん以上、迷路をさ迷い歩くのは勘弁願いたい。迷路の中の隠者とは会っておきたいが、それはまた別の機会にするでござる。今は、葡萄酒ミッションの達成に専念しよう。そのためには、また西に戻って、【凱旋門】からまっすぐ南下するコースを辿るでござる」

GM「では、出立する烈火団に対して、ムルカグンドリは『そちらの仕事が済めば、すぐに余に会いに来てくれ。神殿のアンデッドを退治したお前たちなら、グールメイジどもも殲滅できるだろう。期待しておるぞ』と念を押すように訴える」

G太郎「グールメイジとは、どれだけの強さでござるか?」

GM「レベル5で単体戦闘力は大したことはないが、名前のとおり真語魔法4レベルを使ってきて、しかも知性を持ち、配下のアンデッドを率いて群れで襲ってくる。その上、普段は地下の迷宮に潜んでいるから、討伐が面倒くさい。さらに麻痺毒や病気を感染させてくるから、プリーストなしでは戦いたくないそうじゃ」

デル「なるほど。アンデッド退治なら、プリーストが専門家ということか」

ホリー「相手がアンデッドなら人蛮共通の敵。そういうことなら、協力してもいいだろうなあ。〈光のアミュレット〉も無駄にならないし」

G太郎「では、アンデッド退治ミッション、遠からず引き受けに来るでござるよ」

ムルカグンドリ『それでこそ、余が友と見込んだマッスルG太郎と烈火団だ。その武勲に誉れあれ』

 

南への帰り道

 

GM「では、15日めの朝。【戦神の凱旋門】に戻る前もランダムイベントチェックじゃ。1Dを振れ」

デル「5が出たぁ」

GM「すると、みすぼらしい格好をしたレッサーオーガの物乞いが『上位蛮族さま、食料を恵んでくれませんか?』と頼んでくる。保存食5日分を与えるかの?」

デル「5日分とは、ずいぶんと欲を出すなぁ」

G太郎「まあ、私とご主人で2日分ずつ、嬢ちゃんで1日分出す余裕はあるが、どうしたものか」

ホリー「一応、ボクは矜持として『弱者を見捨てない』を持っているんだ。蛮族は嫌いだけど、向こうが下手に出るのを無下にするのもなあ」

G太郎「ここで食べ物が得られないなら、追い剥ぎになるやもしれぬからなあ。食料は後で補充するつもりだし、今なら融通してもいいだろう」

デル「では〈烈火団〉からのお恵みだ、と言って、食料5日分を渡すぞぉ」

物乞いオーガ『おお、〈烈火団〉とは神のような方々だ。ええと、ル=ロウド神の祝福あれ』

G太郎「ちょっと待つでござる。どうして、ル=ロウドでござるか?」

物乞いオーガ『え? いや、風来神ル=ロウドは幸運の神でもあるから、ラッキーなことがあれば、ル=ロウドに感謝するのが当然じゃないですか?』

G太郎「なるほど。ル=ロウドは人蛮ともに信者のいる神でござるからなあ。てっきり、地上のレジスタンスの関係者かと思ったでござる」

物乞いオーガ『では、これも何かの縁。親切な〈烈火団〉の方には、この〈漆黒のマギスフィア〉を差し上げましょう』

G太郎「〈漆黒のマギスフィア〉? それは何でござるか?」

物乞いオーガ『さあ。わしも小耳にはさんだ程度しか知らないのじゃが、このミストグレイヴには、漆黒、銀水晶、真紅、翠緑、琥珀の5色のマギスフィアがあって、それぞれ古の装置に関わっていると聞く。この漆黒は、深層階にある巨大な黒い球体の中に入るのに必要らしいけど、中に入るには別に合言葉も必要という話じゃ。さて、お主たちにはそれが見つけられるかな、ホホホ。では、これにて失礼』

GM「そう言い残して、物乞いオーガはドロンと消えた」

ホリー「一体、今のは何だったんだ?」

デル「何だか途中で話口調が変わったよなぁ」

G太郎「もしや、物乞いに身をやつしたル=ロウド神の化身ということか?」

GM「ヒヒヒ。真相は闇の中じゃ。しかし、〈漆黒のマギスフィア〉は確かにお主たちの手元に残っておる。それを手に入れたことで、★1つ進呈じゃ」

 

G太郎「気を取り直して、次に進むでござる。15日めの昼。【無限の金床】に至る途中でのランダムイベントは、嬢ちゃんが振るでござる」

ホリー「分かった。6」

GM「やれやれ、イベント続きじゃのう。1引いて5と扱うので、密偵との遭遇じゃ。登場したのはニコ・シュナウヘア。ルキスラ密偵で、お主らと同様に『防空施設』について探っておる。他のキーワードとしては『シェラシース』『ヤーハッカゼッシュ』『地底に眠るもの』といったところじゃのう」

G太郎「何でござるか、『地底に眠るもの』とは?」

ニコ『さあな。俺がそいつを知りたいんだが、このミストグレイヴが元々、ジーズドルフの地下に築かれた「人族の地下都市跡」だってことは、お前たちも薄々気づいているんじゃないか? そう、ここを作ったのは蛮族じゃなくて、人族だ。何のために作ったかは知らねえが、おそらくは地上で蛮族との戦争が始まった際に逃げ込むための避難シェルターか、抵抗するための地下城塞群ってところだろうさ。

『問題は、その地下都市が実際には建設途上で放棄されたらしいんだな。ここまでの施設をあれこれ築いておきながら、どうして、それを利用しようとしなかったのか。結局、地上の街は蛮族どもに占拠され、連中は地下都市の廃墟も見つけて住み着くようになった。しかし、「もしかすると、地下にとんでもなく危険なものが潜んでいて、そいつの眠りを覚まさないようにするために、地下都市建設が中断されたという話」が古文書に記載されているらしいんだな。もしも、それが事実なら、この地下都市がいつ崩壊するかって危険があるし、うまく利用できれば蛮族の支配を速やかに終わらせることができるかもしれねえ。凶と出るか吉と出るか、その辺をしっかり見極めれば、金になりそうだからな』

G太郎「って、金のために密偵仕事をしているのでござるか?」

ニコ『金と……そしてスリルだな。流離いのギャンブラーってのが、俺の自称している二つ名だから、危険と綱渡りして一攫千金。こいつが俺の生き様よ。そういう、お前さん方は何のために密偵をやってるんだよ?』

G太郎「もちろん、みんなの笑顔のために戦うお笑い芸人でござる」

デル「悪い魔神をやっつけるために強くなるぅ。それがオラの生きる道ぃ」

ホリー「ボクは……イノセントのため。弱き者を守るためだ」

ニコ『密偵にしちゃあ信じられねえぐらいの、お人好し集団だな。まあ、事情は人それぞれだ。とりあえず、仕える国が同じルキスラ同士、互いの邪魔をせずに仲良くやろうや。一緒に組む気にはなれねえけどよ。お互い生き延びたら、また会おうぜ』

 

黒炎の戦士

 

G太郎「一口に密偵といっても、事情は人それぞれでござるな。メカマニアなアム、裏切り者のシル、レア勲章コレクターなオスカル、流離いギャンブラーなニコ、あとは最初に会ったイゴールか」

GM「個性的な密偵との関わり合いも、ミストグレイヴの面白さの一つじゃからな。さて、15日めの夕方。【大水車】でのランダムイベントじゃ」

G太郎「1D振って、出目は6」

GM「2引いて4と扱うので、ダークドワーフの神官2人が同じダークドワーフの戦士1人を追いかけ回しているところに遭遇する」

デル「何だぁ? ダークドワーフ同士の仲間割れかぁ?」

GM「神官は6レベル、戦士は4レベルじゃが、戦士はお前たちに助けを求めてくるぞ。何でも、こいつらは炎武帝グレンダールの狂神官で、自分を生贄にするとか言い出したので、逃げてるらしい」

デル「また、グレンダール様の狂神官かぁ。グレンダール様は生贄なんて求めていないっての。オラが本当の信仰ってものを叩き込んでやるぅ」

GM「すると、戦士は恩に着るとか言って、お主たちの後ろに駆け込む」

G太郎「やれやれ。荷車も守らないといけないから、ご主人は後衛で頼む」

ホリー「ボクもイノセントがいるから後衛に回るよ。前はG太郎1人に任せることになるが問題ないな」

●戦闘開始時の状況

 

狂神官A(HP35)

狂神官B(HP35)

 

G太郎(HP48/48   MP30)

デル(HP31/31   MP25/25)

ホリー(HP22/22   MP28/28)

イノセント(HP39)

荷車(HP25)

ドワーフ戦士(HP26)

G太郎「先制判定は難なくとった後、気合充填して練技【マッスルベアー】【ジャイアントアーム】でMP6点使用。これで追加ダメージ+4されて、合計+17。4回攻撃をそれぞれ狂神官2体に振り分けて、一気に殲滅するでござる。

「まず、神官Aには2回とも命中して、ダメージはクリティカルしたが、振り足しはピンゾロで経験点ゲットしつつの27点。2回めは25点。これでどうだ?」

GM「ピンゾロをクリティカルの振り足し分で出すとは、運の良い奴じゃのう。防護点8点ずつ減らして、19点と17点の合計36点をくらったAは当然、死んだ」

G太郎「次に神官B。こちらも2回命中で、ダメージは24点と23点。倒しきれなかったか」

GM「うむ。残り4点といったところじゃのう」

ホリー「よし、とどめはボクが」

GM「後衛のホリーが前に出ようとしたとき、お主たちの後ろに回っていたダークドワーフ戦士が突如、本性を現す。『グハハハ。お人好しどもが騙されたようだな。この俺はお前たちの背後に回って、奇襲攻撃しようと狙っていたのよ。大事な荷車を破壊してくれるわ!』と宣言するが、後攻なので先に対処していいぞ」

デル「オラたちを騙していたのかぁ? 許せん! オラの怒りは爆発寸前! だけど荷車をかばう宣言して、【マッスルベアー】。さらにナイトゴーグル起動。これでMP4消費しながら、追加ダメージ+10で暗闇ペナルティーもなしだぁ。そして命中12と言って殴るぅ」

GM「回避も12なので避けた」

デル「いいや、運命はオラの味方だぁ。運命変転して、命中16に上がったぁ」

ドワーフ戦士『何? 運命変転だとぉ!? 貴様、ドレイクではないのか!?』

デル「死に行くお前には関係ないことだぁ。ダメージは19点」

GM「防護点で7点減らして、12点くらった。残りHPは14点」

ホリー「相手の防護点が高いから、魔法の方がダメージを与えられそうだな。では、【エネルギーボルト】を撃って、行使判定は11」

GM「抵抗は14じゃ」

ホリー「ダメージは6点だけど半減して3点か」

GM「残りHPは11じゃのう。では、後攻の反撃じゃ。まず、G太郎と戦っている狂神官Bは特殊能力の【黒炎の遣い手II】と《全力攻撃》のコンボでダメージ+9を宣言して、命中16といって殴る」

G太郎「回避17。当たらなければ、どうということはない」

GM「そうじゃろうなあ。よって本命はドワーフ戦士のつもりじゃ。こちらも【黒炎の遣い手I】と《全力攻撃》のコンボでダメージ+7で命中14の荷車攻撃」

デル「この卑怯者めぇ。何の抵抗もできない荷車を狙うなんて、それでも戦士かぁ。荷車の命はオラが守るぅ」

GM「ダメージは21点じゃ」

デル「10点減らして、11点くらったぁ。残りHPは20点。まだまだ行けるぅ」

●1ラウンドめ終了時の状況

 

狂神官A(HP35)→死亡

狂神官B(HP35→4)

 

G太郎(HP48/48   MP24/30)

デル(HP20/31   MP21/25)

ホリー(HP22/22   MP23/28)

イノセント(HP39)

荷車(HP25)

 

ドワーフ戦士(HP26→11)

GM「さて、2ラウンドめじゃが、むっ? 何と、ダークドワーフの扱う黒い炎には副作用があって、自分の身も焼いてしまうのじゃな。よって、狂信官Bは自らも5点のダメージを受けてしまう。残りHPは4じゃからして……」

G太郎「蹴り倒そうとしたら、勝手に炎に包まれて、自滅するでござるな」

狂神官B『グレンダール様に栄光あれ〜。(ドカーン)』

G太郎「こっちは、ポカーンでござるよ」

ホリー「まさに壮絶な自爆ギャグか」

GM「そして、ドワーフ戦士の方は3点のダメージを負って、残りHPは8点」

デル「どうして、そこまでして戦うんだぁ?」

ドワーフ狂戦士『お前もグレンダール様を信じれば分かる』

デル「分かんねえよぉ!? これ以上の押し問答は無駄だと悟ったので、狂信者の戯言には耳を貸さず、シェルブレイカーを叩き込むぅ。17で命中したけど、動揺しているからか、ダメージは低くて13点だけぇ」

GM「6点くらって、残りHP2点じゃ。ボロボロになりながらも、狂った笑みを浮かべながら、じわじわにじり寄ってくる。お前も共に黒い炎に焼かれるのだ〜」

ホリー「壮絶だな。見ていられないので、魔力撃ジャベリンで突き刺して、とどめを刺すぞ。命中13なら当たったな。ダメージは12点」

GM「それで戦闘は終了じゃ」

 

デル「グレンダール様への信仰は、こんな自滅するようなものじゃない、と涙をこぼしながら祈りを捧げて、自分の傷を癒すことにするぅ。HPは7点回復したけど、心身共に傷ついたままだぁ」

G太郎「それでも、ご主人は荷車を守り抜いたでござるよ。信仰の意味のよく分からない私は、そう声を掛けながら、ポンと肩を叩いてやるしかない」

 

 この戦いで、〈破皇のメダリオン〉(100G)を3つと、大きな武器(300G)を2つ、豪華な武器(500G)の合計1400G分の戦利品を獲得した一行であった。

 

帰還前の試練

 

 15日めの夜。

 いよいよ目的地の【物乞い市場】に到着する目前でも、ランダムイベントは発生した。レベル6アンデッドのランタンヘッド(光り輝く生首モンスター)と、レベル5魔法生物ストーンサーバント(石製の小型ゴーレム)2体が一行に襲いかかる。

 1ラウンドめ。何なく先制判定をとったG太郎が4回攻撃でランタンヘッドを粉砕し、デルとホリーは無駄な消耗を抑えるために後衛待機。

 ストーンサーバントは殴ることしかできないため、G太郎のカウンターと連続蹴りによって、3ラウンドめには戦闘終了。ピンゾロさえ出なければ、近接特化に鍛え抜かれたG太郎の敵ではないわけで。

 戦利品は、欠けた骨(80G)と魔力を帯びた石(250G)×2の計580ガメル分。

 

 ランダムイベントをこなしてから、とうとうミッション最後の大ボス戦となった。

 

GM「ワインを寄越せと出現したのは、ケンタウロスインペイラー4体とボガードトルーパー2体じゃ」

G太郎「ええと、まさか敵が6体もいるでござるか?」

GM「うむ。荷車という足手まといを引き連れていると、お主たちのパーティーは3人ではなく、4人として勘定される。4人パーティーだと登場モンスターが1体増える扱いになる上、ここでの出現モンスターはボスと部下のセット。そして、ボスがインペイラー2体という出目が出て、その部下にボガードトルーパー2体が出た。他の2組みはインペイラーが1体ずつで合計6体となった次第。

「まあ、敵はワイン狙いなので、荷車は攻撃して来ない。樽を壊して、ワインを台無しにするわけにはいかんからのう。よって、荷車をかばう必要はなく、イノセントも荷車から切り離して騎乗可能ということにしておこう。つまり、そちらはハンデなしの総力戦を挑める。どうじゃ、燃えるバトルになりそうじゃろう?」

G太郎「相手が6体なら、私1人では防ぎきれん。1、2体は瞬殺できたとしても、1人の前衛で止められる敵は2体まで。インペイラーはレベル6、トルーパーはレベル5の格上蛮族だらけで、ご主人や嬢ちゃんにとっては厳しいバトルになるでござろうが、頑張ってくれるか?」

ホリー「ああ、30体以上のゴブリンと戦うよりは、たかが6体、何とか凌いでみせる。まずはトルーパー2体を瞬殺して数を減らせば、敵の攻撃回数が減るし、前衛2人でまかなえる。いつもはG太郎はボス敵狙いだけど、今回は敵の数減らしに専念した方がいいだろうな」

デル「オラたちは後衛待機って手もあるぞぉ。師匠が前衛で戦って、なるべく多くの敵を抑え込んでくれぇ。オラたちは無理に前衛の戦いに巻き込まれることをせずに、師匠を突破してきた敵だけを相手するってのはどうだぁ? 下手に前に出ると、敵が師匠を無視して、オラたちだけを集中砲火する可能性もあるからなぁ」

G太郎「ほう、それはいい戦術でござるな。全員が前に立って無闇に乱戦状態に持ち込むよりも、前衛と後衛で敵を分断する方が、結果的に集中砲火を免れる。もちろん、後衛に無力な魔法使いがいるなら危険な戦術と言えようが、我らには完全に無力な者は一人もいない」

ホリー「そうさ。力量の差こそあれ、全員が戦士で術使いなんだからな」

●ボス戦開始時の状況

 

インペイラーボスA(HP73)

インペイラーボスB(HP73)

インペイラーC(HP43)

インペイラーD(HP43)

トルーパーA(HP32)

トルーパーB(HP32)

 

G太郎(HP48/48   MP18/30)

デル(HP27/31   MP17/25)

ホリー(HP22/22   MP23/28)

イノセント(HP39)

G太郎「さて、戦う前に注意事項を述べておこう。今回のバトルは実質的に、第2部で一番厳しい戦いになったと考える。と言うのも、荷車という足手まといの効果で、戦う相手が倍になった上、嬢ちゃんがまだレベル3というタイミングの悪さ。その上、我らはランダムイベントによる連戦でMPを消耗して回復しないまま、ボス戦に臨むこととなった。下手をすると、戦闘不能に追い込まれる可能性も十分あると思われ。よって、この戦いで『剣の恩寵』は積極的に使うべきでござろう」

デル&ホリー「了解」

G太郎「では、まず一番大切な先制判定は……19。これで初手の4回攻撃は確保して、次に魔物知識判定でござるが、トルーパーでピンゾロ。インペイラーは成功したが弱点値には届かず。まあ、トルーパーは瞬殺予定だから、問題なかろう」

ホリー「一応、ボクもセージ持ちなので、トルーパーの魔物知識判定は成功したぞ」

デル「では、オラが後衛に位置して、ホリー姉さんをかばう宣言してから、【フィールドプロテクション】を使用。MP2消費して、全員ダメージがマイナス1されるぞぉ」

ホリー「続いて、ボクもMP4消費して【プロテクション】4倍がけ。さらにダメージ1点減で、合計2点の防御効果だ」

G太郎「仲間からの支援を受けた後で、私は【マッスルベアー】【ジャイアントアーム】さらに【キャッツアイ】で命中率も高めて、前衛に突撃するでござる。標的はボガードトルーパー2体。まずAに対しては2回命中して、ダメージは25点と21点」

GM「一応、【ビートルスキン】で防護点+2点されて9点。16点と12点に軽減して、残りHP4点で生き延びた」

G太郎「何だと? 計算が狂った。が、Bに対しても攻撃を続け、ダメージは24点と23点」

GM「そちらは残り3点で生き残ったのう」

G太郎「まさか、6体全員、残してしまうとは。これはピンチでござる」

GM「その時じゃ。どこからともなく、一本の銀色をしたエネルギーの矢が飛んできて、ボガードAの首筋にチクリ。トドメを刺したその様は、まるで蜂の一刺しのようにG太郎の目には映った🐝」

G太郎「おお、思わぬ支援の手が。これは〈銀の蜜蜂〉の誰かと見て良いのでござろうな」

GM「うむ。このミストグレイヴのシナリオでは、場所やイベントによっては『味方援軍からの支援ダメージ』というルールが実装されておる。これでハイリスクなシナリオも多少は緩和されて……と言いたいが、支援ダメージを受けられる場面がごくごく限られていてのう。あまりリスク緩和になっておらんと思う。まあ、この支援ダメージのルールが発展したのが、2.5版のフェロールールじゃと考えておるが、本作では試作ルールと言えよう。よって、GMがこの場面では支援ダメージがあるのがふさわしいと見なせば、アドリブ処理的に採用しても構うまい、と判断した。

「とりあえず、今回の支援ダメージは『威力10+5点、クリティカル値10の魔法ダメージ』という形で処理させてもらう。毎ラウンド、味方の攻撃の最後に支援ダメージが発動するので、次からはそちらが使ってくれてよい。ただし、この後は敵の行動に移る。まず、ボスの2体はG太郎を狙うとして、残り3体がフリーになっておる。よって、フェアに処理する形でダイスでランダムに目標を決めるとしよう。1〜3で前衛に留まり、G太郎を狙う。4〜6で後衛に突撃するということで、インペイラーCは1、Dは2、トルーパーBは5と出た。では、先に後衛を攻めるか」

デル「来るなら来い。受けて立つぞぉ」

GM「では、これもランダムで、1Dを振って決めるとしよう。デル、ホリー、イノセントの順で。ふむ、6が出たのでイノセントじゃな」

デル「ホリー姉さんはかばっているけど、イノセントまではかばっていないなぁ。すまねぇ、イノセントぉ」

GM「ヒヒヒ。トルーパーは【マッスルベアー】を使って、ダメージ+2じゃ。さらに全力攻撃でダメージ+4。命中14を避けられるかのう」

ホリー「イノセントの回避は4しかないけど、ここはイノセントを愛する騎手としては、剣の恩寵の使いどころと見た」

G太郎「ここで使うのでござるか?」

ホリー「だって、トルーパーの攻撃に当たると、2D+11点もくらうんだよ。しかも、当たったら、さらに連続攻撃だよ。最悪46点のダメージが来たら、イノセントが死んじゃう」

G太郎「嬢ちゃん、落ち着くでござる。イノセントの防護点は、魔法による2点ダメージ減少も合わせて8点ある。それで防げば、イノセントが死ぬことはござらん」

ホリー「だけど……イノセント、耐えてくれるか?」

イノセント(要は、ダイス目で10を出して、避けてみせればいいのでしょう? それぐらい、お安い御用……6。無念)

GM「ヒヒヒ。まずは19点ダメージ」

イノセント(11点くらって、残りHPは28点。まだまだぁ)

GM「そして連続攻撃」

イノセント(次こそ避けてみせる。……また6)

GM「ダメージは17点じゃ」

イノセント(くっ、残りHPは19点。半分ほど持って行かれちまったみてえだ)

ホリー「イノセント、よく耐えてくれた。おのれ、蛮族、この恨み、必ず晴らしてやる!」

GM「で、他はG太郎を狙うのじゃが、命中15ではピンゾロでなければ当たらんのじゃろうな」

G太郎「とりあえず、ボスじゃない方のインペイラーCにカウンターしておくでござる。成功して、ダメージは25点」

GM「19点くらって、残りHPは24点じゃ」

G太郎「他の3体の攻撃は全てかわしたでござる」

●1ラウンドめ終了時の状況

 

前衛

インペイラーボスA(HP73)

インペイラーボスB(HP73)

インペイラーC(HP43→24)

インペイラーD(HP43)

トルーパーA(HP32)→死亡

 

G太郎(HP48/48   MP9/30)

 

後衛

トルーパーB(HP32→3)

 

デル(HP27/31   MP14/25)

ホリー(HP22/22   MP19/28)

イノセント(HP19/39)

 

衝撃! 身を斬る電光

 

ホリー「2ラウンドめ。イノセントの仇は、ボクが必ず討つ。【エネルギーボルト】。行使判定は10」

GM「抵抗はしたがのう」

ホリー「そんなの関係ねえ。ダメージは9点で、半減しても5点。魔法ダメージは防護点無効なので、お前はすでに死んでいる」

トルーパーB『ば・く・しっ(無惨に飛び散って死亡)』

ホリー「イノセントを傷つけた者は、みんなこうなるんだ」

デル「何だか、ホリー姉さんがおっかないけど、また敵が来るかも知れないのでかばいつつ、イノセントに回復呪文をかけてやるぞぉ。とりあえず、少ないけど6点回復してくれぇ」

イノセント(あざっす。おかげでHP25点。これなら、さっきの攻撃が来ても耐えられそうっす)

G太郎「では、前衛の始末でござるが、そろそろMPが心許なくなって来たので、まずは補助動作でHP変換。HP20点をMP20点に換えて、それから練技【リカバリィ】でMP3点消費して、HPを9点回復。結果、HP37点、MP26点になって、さらに【マルチアクション】宣言して、マッスル【スパーク】。前衛全てを巻き込んで、範囲呪文をブッ放すでござる」

GM「それは自分も巻き込むのじゃが、よいのか?」

G太郎「フッ、マッスル奥義、肉を斬らせて骨を断つ、でござるよ。魔法行使の達成値は出目が大きくて17。しかし、精神抵抗判定も17を出したので、私が受けるダメージは、たったの4点。いや、2点減少して2点くらったのみ。さて、敵に与えるダメージは、8点、クリティカルで12点、6点、9点でござるな。さらにインペイラーDに2回蹴って、23点と25点。さあ、これで、倒せたでござるかな?」

GM「ちょっと待つのじゃ。処理が追いつかん。ええと、インペイラーDは魔法で9点くらって、HP34点。さらに防護点6点なので、17点と19点をくらって、ああ、死んだ」

G太郎「ついでに、支援ダメージをインペイラーCに。7点でござるな」

GM「そっちの残りHPは9点か。おのれ、自分を巻き込んで範囲攻撃呪文を仕掛けてくるとは、何たる暴挙。公式では絶対やらないようなプレイを見せつけてからに」

G太郎「自分の魔力よりも精神抵抗力の方が高くて、ほぼ確実に抵抗できそうな場合に、お勧めの戦術でござる。まあ、敵の数の方が多いときでなければ、有効ではないがな」

GM「そんなことをされては、インペイラーも黙ってはおられん。魔法がお主の専売特許でないことを見せてやる。接近戦ではカウンターされることも分かったゆえ、ここからは妖精魔法を使えるケンタウロスらしく、呪文攻撃に切り替えよう。ただしザコのCは、後衛に突撃じゃ」

デル「来るなら来い。返り討ちにしてくれるぅ」

ホリー「ただし、イノセントだけには来るな」

GMケンタウロスの移動攻撃は、チャージ効果が乗ってダメージが大きいのじゃ。狙うは、やはりイノセントぉ」

ホリー「だから来るなって言ってるのに」

GM「ヒヒヒ。ランダムにダイスで決めたら、そうなったのじゃから、仕方なかろう。命中14を避けられるかの?」

イノセント(出目6。やっぱりダメだぁ)

GM「ダメージは19点じゃ」

イノセント(8点減らして、11点くらった。残りHPは14点。フッ、まだ、俺の命には届かなかったようだな)

GM「ボス2体は、G太郎にダブルカオスショットを仕掛ける。精神抵抗判定13を2回せよ」

G太郎「どちらも成功でござる」

GM「それでも5点ダメージが2発じゃ」

G太郎「2点ずつ減らして、6点くらったでござる」

●2ラウンドめ終了時の状況

 

前衛

インペイラーボスA(HP73→65)

インペイラーボスB(HP73→61)

インペイラーD(HP43)→死亡

 

G太郎(HP29/48   MP21/30)

 

後衛

トルーパーB(HP32→3)→死亡

インペイラーC(HP43→24→9)

 

デル(HP27/31   MP11/25)

ホリー(HP22/22   MP14/28)

イノセント(HP14/39)

 

烈火団、怒りの猛攻

 

ホリー「さて、3ラウンドめだ。イノセントを傷つけられたボクの怒りは爆発寸前なんだが、ケンタウロスの回避は14もあるので、命中基準値が5とか6のボクやイノセントには、たぶん当てることもできないんだな。魔法も抵抗されて、ダメージが低いだろうし。だけど、こんな時に役立つのが、回避と引き換えに命中値を2点増やせる【ファナティシズム】の魔法だと思うんだ。今から、デルとイノセントを凶暴化した戦闘マシンにしようと思うんだけど、それでもいいかな?」

デル「分かったさぁ。それでホリー姉さんの気が収まるなら、オラが奴を仕留めてみせるぅ。凶暴化準備OK」

ホリー「ではMP6点消費して【ファナティシズム】2倍がけ」

デル「うおおおお、燃えて来たぜぇ。さらに【マッスルベアー】でダメージ増やして、シェルブレイカーで人馬野郎をぶん殴るぅ。命中判定15で命中。ダメージは18点」

GM「それでインペイラーは粉砕された」

ホリー「よし、これで後衛の仕事は完了。後はG太郎に任せれば、前の敵2体を始末してくれるはず」

G太郎「一応、頑張ってみるでござるが、とりあえず【マルチアクション】だけ宣言しておいて、ボスBを2回蹴る。27点が2発」

GM「42点くらって、残りHPが19点じゃ」

G太郎「【アースヒール】をイノセントにかけると共に、自分は【リカバリィ】で回復。MP6点使って、自分は9点、イノセントは6点回復でござるよ」

ホリー「G太郎。お前、イノセントのために……」

G太郎「次のラウンドは、全員、前に出て来て、生き残ったインペイラー・ボスをフルボッコ祭りにしたいでござるからな。そして、支援ダメージをBに。8点ダメージ」

GM「残り11点か。では、G太郎にカオスショットを仕掛けるしかなさそうじゃの。プレイヤーの嫌がることをするなら、後衛に呪文攻撃をする方がいいのじゃろうが、そこまで戦術的なことを考える余裕はもうインペイラーにはなさそうじゃ。自分を巻き込んで範囲呪文を仕掛けるG太郎の狂気と、イノセントへの愛が暴走して殺意をむき出しにしたホリーの狂気を目の当たりにして、完全に及び腰になっておる。それでも必死にカオスショットをG太郎に浴びせるが……」

G太郎「問題なく、抵抗したでござる」

GM「ダメージは5点と3点じゃ」

G太郎「受けたダメージは4点だけでござるな。残りHPは34点。そんなものでは、我ら烈火団の炎を吹き消すことはできぬわ、と威圧するようにマッスルポーズを取るでござるよ」

●3ラウンドめ終了時の状況

 

前衛

インペイラーボスA(HP73→65)

インペイラーボスB(HP73→61→11)

 

G太郎(HP34/48   MP15/30)

 

後衛

インペイラーC(HP43→24→9)→死亡

 

デル(HP27/31   MP11/25)

ホリー(HP22/22   MP8/28)

イノセント(HP20/39)

G太郎「4ラウンドめでござるな。今さらという気もするが、【マルチアクション】からの【ファイア・ウエポン】でダメージをさらに+2してからの、炎のマッスルキックでボスAを攻撃するでござる。ダメージは28点と23点」

GM「39点くらって、残りHP26点じゃな」

ホリー「ボクとイノセントは前衛に飛び出して、ボスBへのとどめを狙う。 まず、練技【キャッツアイ】で命中+1してからのショートソードで魔力撃。8以上で命中だけど……出目4。外してからのイノセントは同じく8以上で命中で……7かあ」

G太郎「イノセント。そこで腹に力を入れて、踏ん張るでござる。腹筋パワーと叫べ……と剣の恩寵を使った」

イノセント(腹筋パワー! +2のボーナスをもらって命中したあ。ダメージは13点)

GM「まさか、イノセントが腹筋パワーを使うとは。しかし、とどめには至らなかったようじゃの。防護点で6点減らして、残りHPは4点じゃ」

G太郎「とどめは〈銀の蜜蜂〉の支援ダメージに任せるとして、ご主人はボスAを狙ってくだされ」

デル「分かったぁ。ホリー姉さんをかばう宣言しつつ、前に飛び出してボスAを殴りつけるぅ。命中判定は13。これじゃあ当たらないぃ」

G太郎「まあ、仕方あるまい。では支援ダメージで、ボスBは蜂に刺されて死亡」

インペイラーA『バカな。6人もいたのに、わずか40秒の間に、俺を除いて全滅だと!? 〈烈火団〉とは化け物か!』

GM「破れかぶれになったボスAは、G太郎に単騎突っ込む」

G太郎「そう来るか。ならばカウンターキックを当てて、27点ダメージ」

GM「防護点は有効なので、21点くらって残りHP5点じゃな」

G太郎「では、5ラウンドめ。とどめはご主人が刺して下され」

デル「出目6以上で当てられるぅ。ピッタリ6で命中して、ダメージは20点だぁッ」

GM「これでインペイラーのワイン強盗団は全滅した」

 

 第2部最大の激戦は、こうして幕を閉じた。

 戦利品は合計1700G分の武器と、46点分の蛮族名誉点、黒鉄剣士勲章6個と真鍮戦士勲章3個。

 そして、ワインを積んだ荷車を無事にビシャナの宿屋に届けた烈火団は、敵撃退とミッション達成による★3つ、およびビシャナチケット1枚を獲得するのだった。

 ここからの成長記事は、次回につづく。

●ここまでの冒険成果

 

日数経過:15日めの夜(ビシャナの宿屋に到着)

 

経験点:6人の囚われ人を救出★2つ

    解放軍の同士6人め到達★1つ

    ワインの配達を頼まれる★1つ

    ゴブリン王と交流を深める★2つ

    漆黒のマギスフィアを入手★1つ

    ワイン強盗団を撃退★1つ

    ワイン運送ミッションを完了した★2つ

     (合計★10個)

    魔物退治分810点

              ピンゾロ分(G太郎3回)

収支結果:戦利品(4960ガメル分)

     クエスト報酬(9000ガメル分)

     蛮族名誉点64点(前回分も精算済み)

     黒鉄剣士勲章5個(宿代引いて精算済み)

     真鍮戦士勲章3個

     保存食(各人3日分消費)

ミッション:蛇の酒蔵でワインを買ってきて→達成

エスト:ジーズドルフ解放軍の同志を集める

     (現在10人)

    コボルドを助けて、コボルド窟へ連れ帰る

     深層階で【月の図書館】を探す

     地下世界から外への脱出方法を探す

 

情報

・煌びやか卿アー・ヌルチェとは緩やかな関わり合い。

・〈銀の蜜蜂〉からティアハートの花ミッションを受注できる。

・【呪われた神殿】が【解放の神殿】として新たな拠点候補に。

・いっそのこと【烈火団の本部】にする?

・解放軍同志6人め達成で、いろいろフラグが立った。

・【ゴミ溜め窟】にいるリザードマンの情報屋ゾ・ゴグが略奪品に詳しい。

・【ゴミ溜め窟】に、カレンの密偵仲間が行方不明に。

・【死者の道】に〈真紅のマギスフィア〉があるらしい。

 ・略奪品は【地底湖の畔】のマーマンが詳しい。

・【地底湖の畔】のマーマンは地上への抜け道にも詳しい。

・地下水路のリザードマンの集落の位置情報。

・ギルマン王ブグプリとの面会には、地下水路で手に入る〈ストロベリーオイスター〉が12個必要。

・〈ギルマン王の冠のかけらI〉入手。

・【コボルド窟】のオードル・プルは地上に伝手があるかも。

・【戦神の凱旋門】の魔窟で、魔神狩りができる。

・魔窟総監ギルギダッシュと知り合う→魔窟ミッションの予定

・ゴブリン王ムルカグンドリからグールメイジ退治を依頼される→ミッションの予定

・四祖の1人シェラシースの秘密は?

・漆黒のマギスフィアは、深層階の黒い球体に入る鍵。別に合言葉が必要。

 

密偵の知り合い

・アム・ヤーセン(ドワーフ娘→ラミア)

 キーワード「月の図書館」「隠者ヴァラルト」「黒炎の工房」「巨大格納庫」「漆黒のスフィア」

イゴール・ぺステリ(エルフ男→トロール

・ニコ・シュナウヘア(ナイトメア→オーガ)

 キーワード「防空施設」「シェラシース」「ヤーハッカゼッシュ」「地底に眠るもの」

・オスカル・バロー(シャドウ→バジリスク

 キーワード「白銀以上の勲章コレクター」

・シル・メリル(人間女→バルカン)

 キーワード「レジスタンスを探す裏切り者」

 

冒険達成度:合計3%

(当記事 完)