花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

魔神ハンターと、コボルド窟(SWミストグレイヴ1ー6)

コボルド窟、到着……ならず(5日め深夜)

 

GM(ヒノキ)「今回は、前置きなしに始めるのじゃ」

G太郎(ゲンブ)「まずは、マップを示しておこう」

●ミストグレイヴ上層階の地図

(青字は拠点および宿泊可能地点。赤字は目的地。

 緑字は新規に記入)

 

 (梯子)ー?

  l   l
コボルド金床ー ? ー ?

      l   l   l

     大水車ー亡者のー煌びやかな 

      l  神殿  大通路

      l   l   l

   物乞い市場ー 騎獣ー水没通路

      l  調教所 (梯子)

      l   l

     肉の穴ー処刑遊戯場

ホリー(シロ)「前回は食糧調達ミッションを引き受け、肉の穴から北上、無限の金床を抜けたところだな」

デル(リトル)「それでは、今回は早速、目的地のコボルド窟に向かうぅ。でも、ランダムイベントが5で発生だぁ」

GM「壁にスイッチがある」

デル「師匠、どうしよう?」

G太郎「罠が仕掛けられていないか探索する。探索判定は19」

GM「スイッチには、特に罠が仕掛けられている様子はない」

G太郎「罠がないなら、安心して押してみるか」

GM「押したなら、壁に穴が開いて、全員穴に引きずり込まれた」

G太郎「はい? 罠はないと言ったではござらんか?」

GM「スイッチに罠は仕掛けられていなかった。が、壁を調べるとは言ってなかったのう、ヒヒヒ」

G太郎「そんな卑怯なあ」

 

気付けば地下水路

 

●ミストグレイヴ地下水路


     リザード

      マン 

      l

    ?    ー ? ー ?

 l  l l

 ?ー梯子ー?

 l  l l

 ? ーー?
 l  l l

 ? ー?ー大水車ー?ー?ーー?

 l  l l   l l

 ? ー?ー?ーーー?ー梯子ー?

 l  l l   l l

入り口ー?ー?ーーー?ー?ーー?

 

GM「上層階から落下したお主たちは、地下水路のの位置にいた」

G太郎「幸い、すぐ北に梯子がある。多少、寄り道をしたが、さほどのロスにはなるまい」

ホリー「無意味にスイッチを押すなよ」

G太郎「とは言え、罠はないと言われたのだぞ。だったら、押してどうなるか確かめたくなるのが人情というものではござらんか」

デル「スイッチの存在そのものが罠だったんだなぁ」

GM「スイッチに気を取られると、壁そのものは調べなくなる。まさに盲点をついた仕掛けと言えよう」

G太郎「とにかく、北の梯子へ向かう」

GM「では、5日めの未明じゃ。地下水路のランダムイベントは発生せずに、梯子の区画へ到達する」

G太郎「梯子を昇るとしよう」

 

酒蔵にて(6日め朝)

 

GM「6日めの朝となった。一日経ったので、お主たちは徹夜したことになり、睡眠をとるまでペナルティー1。さらに保存食を1回分、ホリーは騎獣の分も合わせて2回分、消耗してもらおう」

ホリー「予定どおり、コボルド窟に到達していれば、必要なかったのに」

G太郎「まあまあ。飢えないための食糧でござろう。こんなところでケチっても仕方あるまい。それより梯子の上はどうなっているでござるか?」

GM「デルよ、ダイスで決めるのじゃ」

デル「はい、26だぁ」

GM「そこは【蛇の酒蔵】と呼ばれる場所じゃ」

G太郎「蛇だと?」

GM「うむ。そこは、いくつもの石柱が立ち並ぶ広間となっておる。広間の床は無数の蛇によって埋め尽くされており、柱にも大蛇が巻きついている。広間の奥には、一段高くなっている場所があり、木製の大きな棚にずらりと酒樽が並べられておる。本来なら、外から酒樽のところにたどり着くのに、蛇の攻撃を潜り抜けないといけないのじゃが、お主たちは地下から上がって来たからのう」

ホリー「つまり、酒樽のところに出てきた、と? 脱出するのに、蛇を潜り抜けなければいけないとか?」

GM「そういうことになるかのう。蛇の中を抜けるには30メートル走らねばならんが、どうする?」

G太郎「ここには主はおらんのか? 蛇の飼い主にして、酒樽の所有者がいないものか、声を掛けてみる」

GM「ふむ。すると、2人の蛮族の女が現れた。1人はラミア。もう1人はフードで髪を隠しているが、G太郎には分かる。メデューサじゃ」

G太郎「6レベルに、4レベルか。私はともかく、ご主人や嬢ちゃんには荷が重い相手でござろう。ここは友好的に接することにする」

ラミア『おや、お客さん? それとも盗人かな? 酒が欲しいなら、代価を払ってもらわないとね』

G太郎「いや、我らは地下水路から梯子を昇って、ここに迷い込んだ者。そなたらの邪魔をするつもりはなかったでござる。できるなら、速やかに立ち去りたいと思うが、周囲の蛇を傷つけたくないものでな。ここは穏便に通してくれると双方の得だと考える次第」

メデューサ『ふ〜ん、だけど、あたしたちの眠りを邪魔した落とし前はどう付けるのさ?』

G太郎「そうでござるな。私はこう見えても、お笑い芸人。自慢の腹筋崩壊腹踊りを披露しても構わないが」

デル「だったら、オラがその踊りに合わせて、ハーモニカを演奏するぅ」

ラミア『そんなマッチョなダンスはいらないよ。仕方ない、さっさと通りな』

G太郎「おお、通してくれるか。では感謝を表明しつつ、マッスルポーズを決めよう」

GM「ラミアとメデューサは、顔をしかめながら、お主たちをシッシと追い払う。……いや、ホリーに対しては、流し目を送ったりもするかのう?」

ホリー「え? この2人もそういう趣味なのか? いわゆる姉妹(スール)な関係?」

GM「うむ。ラミアのシメーヌは外見年齢26歳の陽気なお姉さん、メデューサのメルキナは外見年齢22歳の内気な少女といったところかのう。どちらも可愛い」

ホリー「可愛いと言っても、蛮族はボクの守備範囲じゃない。じろっと一瞥して、すぐに目を逸らす」

GM「メルキナは『チッ』と舌打ちし、シメーヌは『まあまあ』となだめるのじゃ。『ドレイクとバルカンにケンカを売るべきではないわよ。それに、あのルーンフォーク。ただのバカなお調子者のように見えて、結構鍛えられて手強い感じ。下手に手を出すと……痛い目にあいそうよ』」

G太郎「やはり、ラミアの方が格上だけあって、こちらの力量を見抜いているようでござるか」

GM「ともあれ、お主たちは酒蔵の蛇姉妹シメーヌとメルキナと、この場は角を立てずに別れた。また、酒のことを知りたければ、ここに来るとよい」

 

そしてコボルド窟(6日め昼〜夕方)

 

GM「再度のランダムイベントは勘弁しておいてやろう。お主たちは少々遅れたが、コボルド窟に到着した」

G太郎「徹夜明けだが、ようやく休めるでござる」

ホリー「一応、ボクはマメにライトの呪文を掛け直しているので、MP10点を消費していることを報告しておこう」

GM「では、休息をとる前に、思いがけない遭遇が起こる。1Dを振れ」

デル「4」

GM「結局、ランダムイベントが発生じゃのう。1D+2を振れ」

デル「5」

GM「すると、密偵と遭遇した。ラミアの姿をしているが、女ドワーフ17歳のアム・ヤーセンという娘さんじゃ」

ホリー「それは守備範囲だ。ラクシアのドワーフはロリっ娘で有名だからな」

GM「もはや、性癖を完全に隠さなくなっておるな。ええと、アム嬢は【月の図書館】を始めとするいろいろな情報を知らないか、と尋ねてくるのじゃが、お主たちは彼女の求める情報を何一つ知らなかった。よって、交渉はうまくまとまらず仕舞い」

G太郎「まあ、そのうち分かることもあろう。それよりも、コボルド窟で1tbの休息をとるでござるよ」

GM「それならば、1人50G、ホリーのみ騎獣の分も合わせた100Gを支払うのじゃ」

ホリー「仕方ないなあ。このまま夕方まで休んで、MPも完全回復だ」

GM「さて、夕方になって、コボルド窟の主人、オードル・プルが初めての客人であるお主たちに面会してくれ、求める保存食20セットを引き渡してくれた。後は、これを持って帰るだけじゃが、G太郎、お主に対してオードル・プルが興味ありそうな視線を向けてくるのに気付いた」

G太郎「ん? 何用でござるかな?」

オードル・プル『つかぬことを聞きますが、ルーンフォークの旦那は、マッスル太郎という御仁ではありませんか?』

G太郎「いかにも。今はマッスルG太郎と名乗っておるが、どうして、それを?」

オードル・プル『いやあ、ここで手広く商売をしていると、地上の噂もそれなりに入って来るのですよ。マッチョなルーンフォークのお笑い芸人マッスル太郎と言えば、マニアックな闘技場ファンの間で知られていたし、奴隷の身から名誉蛮族に昇り詰めたはいいものの、ある日、突然、その消息が消え失せたという噂でしたが、なるほど、地下に潜伏してらしたとは納得しました』

G太郎「それでは、こちらも尋ねたいことがあると言って、『ユリア・ミルドリス』『破剣の星槌』『霧の街の防衛施設』について尋ねよう」

オードル・プル『すみません。わしはただの商人、情報屋ではないもので、そういう話は存じておりません。ところで、噂のマッスル太郎さんだったら、奴隷扱いされたコボルド仲間を助けていただけるのではないか、と思いますが、いかがでしょうか?』

G太郎「機会があれば、そうしてもいいが」

オードル・プル『ありがとうございます。わしらの仲間は蛮族の間でしばしばイジメられ、うまく世渡りするのに必死なのです。わしは運良く立ち回れておりますが、運の悪い仲間を助けるためには、相応の力ある者の助けが必要なのですじゃ。噂のマッスル太郎さんが、もしも協力して下さるなら、これほど心強いことはない。是非ともお願いします』

GM「……ということで、『イジメられているコボルドを助けて、コボルド窟に連れ帰れ』というクエストを授けよう」

デル「おお、もしかして師匠の顔の広さで、クエストがもらえたのかぁ」

GM「実は、このオードル・プル、地上のとある人物と懇意の関係にあってのう。まあ、今後、彼の信頼を得ることができれば、いろいろと教えられる情報やサービスもあるのじゃが、今はまだ、そこまでの関係ではないということで。それでも、マッスル太郎の名を知るからこそ、クエストという形で接触するのが妥当と考えた次第」

ホリー「そう聞くと、このミストグレイヴが地上のミストキャッスルとつながっているんだなあ、という気になりますね」

 

南への帰還(6日め夜〜夜明け前)

 

G太郎「さて、夕方からの出発で、今夜は確実に徹夜になると思うが、朝までには物乞い市場に到着できるはず。そこで睡眠をとって、それから肉の穴に帰還するという計画でどうでござろうか? どうせ、ミッションの終わりには、ボス戦が待っているだろうから、ペナルティーのない状態で戦えるようにしておきたい」

ホリー「いいんじゃないか?」

デル「師匠の提案に従うぜぇ」

G太郎「それと、一日経ってゴーレムは元の材料に戻っているのでござるが、今から作り直しても無駄になるだけだと思うので、ゴーレムの作り直しは物乞い市場を出るときにしておく。そこまではゴーレムなしで進むと宣言」

GM「まあ、いいじゃろう。では、金床でのランダムイベントじゃが……」

 

 ランダムイベントを詳細に会話表記すると時間がかかるので、結果だけをまとめよう。

 6日め夜。無限の金床付近で、蛮族のバルカンと遭遇。しかし、相手が卑屈な態度を見せて、実質的に降伏したので、戦利品の宝石(100G)2つと真鍮戦士勲章(250G相当)2つを剥ぎとって、命だけは奪わずに解放してやった。

 6日め深夜。大水車付近ではイベントなし。

 6日め未明。物乞い市場付近では、6体のケンタウロスと遭遇。ケンタウロスは、敵として戦うこともできるが、彼らに300Gを支払うと、上層階の好きな場所に即座に運んでくれるという「便利な移動手段」として利用できる。ランダムイベントの2番は、移動のショートカットができてお得なのだ。

 結果、朝が来れば徹夜ペナルティーを受けることを懸念して、今夜は物乞い市場の宿で泊まる予定だったのだが(宿泊料は騎獣込みで400G)、ケンタウロスタクシーのおかげで、その日のうちに肉の穴にたどり着けることができたのは、僥倖であった。

 バルカンからカツアゲした真鍮戦士勲章1つと、すでに11個持っている黒鉄剣士勲章1つで合計300G相当の代金を支払い、時間のロスと宿代との差引き100G分を節約できたことで、一行はケンタウロスタクシーに感謝しながら、ギリギリ6日めのうちに拠点のある区画に帰り着いたのだった。

 だが、その前にて……

 

GM「夜明け前に、肉の穴に帰還したお主たちの前に、3体のケンタウロスが立ちはだかるのじゃ」

デル「さっきの親切なタクシーの連中とは別なのかぁ?」

GM「先ほどのは3レベルのケンタウロス。今、目の前にいるのは格上のケンタウロス・インペイラー。6レベルの強者じゃよ。1体はボスで剣のかけら入りHP73。残り2体はHP43。そいつらはお前さん方の持っている食糧が目当てらしいのう。食糧を渡せば、命だけは助けてやると親切に申し出てくる」

ホリー「ええと、それはミッション失敗ということなんだけど?」

ケンタウロス強盗『命と食糧、どっちが大切だ?』

G太郎「どっちも大切でござるが。しかし、3レベルのケンタウロスが堅実に運送業を営んでいるのに、より格上のインペイラーが追い剥ぎまがいの悪事を行うとは、ケンタウロス族の誇りはどこに行ったのか?」

ケンタウロス強盗『誇りじゃ飯は食えないのでな。それに地道に運送業を営むよりも、欲しいものは力で奪いとる方が、よほど実入りがいいことをオレたちは知った。そう、力は正義。強ければ、何でも許されるのが、ここのルールなのだよ』

G太郎「その言葉、後悔するといい、でござる。7レベルの武闘家の力を思い知らせてくれるわ」

デル「師匠ぉ。師匠は強いからいいけどぉ、オラとホリー姉さんはまだ2レベルと3レベルだから、そんなレベルの戦いには付いていけねえよぉ」

ホリー「6レベルの敵が3体なんて、アリナ様、ゲームバランスを間違えていませんか?」

GM「そうは言っても、お主たちの平均レベルが4なのじゃし、この食糧調達ミッションは推奨レベルが一応、3以上となってはいるが、何度も受注できるゆえ、ボス敵の強さはパーティーレベルによって変動する仕様。

「そして、このミッションボスはランダム強敵とランダムボスのセット。強敵はパーティーレベル+0.5、ボスはパーティーレベル+1に基づいた表を見るため、レベル4.5以上5.5未満の表を振った結果が、ケンタウロスインペイラー3体となったに過ぎん。文句は、シナリオ作成者の川人氏に言うべきじゃろう」

ホリー「……念のため、レベル7のG太郎がいなければ、ここのボスはどうなってました?」

GM「その場合は、パーティーの平均レベルが2.5じゃから、レッサーオーガ3体ぐらいになっていたかのう」

ホリー「それはそれでキツい戦いになっていたのか……」

G太郎「とにかく、敵は強敵3体ゆえ、私が前衛、ご主人や嬢ちゃんは後方支援に徹する方がいいと見た。何にせよ、最初にすることは同じ。魔物知識は16で、大切な先制判定は22でござる」

GM「弱点は見抜けなかったが、先制はそちらじゃ」

G太郎「全員後衛スタート。敵の数が3体でござるが、1人で止められるのは2体までなので、1ラウンドのうちに1体は撃破しないといけない」

デル「オラの方が打たれ強いので、イザとなれば前に出てもいいけどなぁ」

G太郎「いいや。ここは前衛1人の方が効果的だ。というのも、私にはカウンターがあるからな。接近戦なら、全ての攻撃を私に引き付ける方がいいのでござるよ。ご主人は回復魔法、嬢ちゃんは支援魔法に徹して、相手の数が減ったら畳みかける形で前に出てきて欲しい」

デル「分かったぁ。とりあえず、初手は範囲防護魔法の【フィールド・プロテクション】でぇ、パーティー全員、受けるダメージを1点減らせるようにするぞぉ。(コロコロ)呪文はうまく掛かったぁ」

ホリー「G太郎、【プロテクション】と【エンチャント・ウエポン】のどっちが欲しい?」

G太郎「私は回避キャラだから、ダメージをくらう可能性は低いと見た。よって、エンチャントをお願いする」

ホリー「だったら、G太郎とデルにエンチャント」

デル「オラもかあ?」

ホリー「後で前に出てもらうかも知れないからな。ボクは防護点が薄いし、敵のレベルが高い以上は回避も期待できない。それでも万が一、前に出たとしても、武器攻撃はダメージが期待できないので、結局、魔法主体になってエンチャントに意味がないと判断した」

G太郎「では、エンチャントを受けとって、さらに練技の【マッスルベアー】【ビートルスキン】【ガゼルフット】【キャッツアイ】で一通り強化。これでダメージ+3、防護点+2、回避+1、命中は〈狩人の目〉効果も含めて+2。そのまま前に出て、ボスではないザコを4回蹴りつける」

デル「どうしてボスじゃないんだぁ?」

G太郎「さすがにボスはHPが高すぎる。防護点を含めると97点ダメージを与えないと倒せないので、ギリギリの勝負になる。ここは確実にザコを1体ずつ倒すのがいいと見たでござる。では、相手の回避14だと、ピンゾロ以外なら命中でござるな。(コロコロ×4)ゲッ、ピンゾロが2回も出るとは……このダイス、ピンゾロ率が妙に高くないか?」

GM「ヒヒヒ。ここぞというところで、攻撃を外すのがマッスル太郎の伝統じゃのう」

G太郎「うう。当たった2発のダメージは20点と26点でござる」

GM「ならば、防護点6を減らして、34点ダメージ。敵は生き残ったようじゃのう。さて、この有り様を見て、相手はG太郎を武闘家として大したことはないと見くびるじゃろうか。とりあえず、ランダムに行動を選んで、ボス魔法、ザコA魔法、ザコB射撃と出たのう。射撃はできないから、接近戦か。まずはG太郎に殴られた相手が接近戦を挑む。命中は15じゃが」

G太郎「もちろん、カウンター。成功して、ダメージは21点」

GM「それで仲間が撃退されたのを見て、残りの2体が妖精魔法の攻撃に切り替えたのじゃろうな。妖精魔法4レベルは、威力20の【カオスショット】が当リプレイのセオリーということで」

G太郎「くっ、2.5環境では遺失魔法となっているのに」

GM「シナリオが2.0時代のものじゃからな。敵の使う妖精魔法のみ、2.0最初のバージョン扱いという裁定じゃ。とにかく、魔法行使13に抵抗するがいい」

G太郎「精神抵抗基準値は10であるから、これもピンゾロ以外で抵抗でござるよ。よし、どちらも抵抗できた」

GM「G太郎は単に7レベルなだけでなく、様々なマジックアイテムで強化もしているからのう。ともあれダメージは6点が2発じゃ」

G太郎「フィープロの防護効果で1点ずつ減らして、10点ダメージでござるか。さすがに魔法を使ってくる敵は厄介でござる」

●1ラウンドめ終了時の状況

ケンタウロスボス(HP 73/73、MP29/34)

ケンタウロスA(HP43/43、MP23/28)

ケンタウロスB→撃破

G太郎(HP37/47、MP16/28)

デル(HP25/25、MP19/21)

ホリー(HP21/21、MP13/21)

イノセント(HP39/39)

 

ケンタウロス突撃屋との決着

 

G太郎「さて、2ラウンドめでござるな。ザコ1体でも、倒すのに3回攻撃が必要みたいだから、少し長期戦じみて来た気がする」

デル「師匠、回復呪文はいるかぁ?」

G太郎「練技の【リカバリィ】があるから必要ないと言えば、それまで。それより、前に出てザコを殴ってくれぬか?」

デル「師匠にとってはザコでも、オラにとっては強敵なんだぁ。命中基準値5のオラでは、回避14に当てるのに、ダイス目10が必要なんだよぉ」

G太郎「【ファナティシズム】の魔法で命中+2にすれば、ダイス目8で当てられるようになる。これなら、上手くいけば、このラウンドでザコを仕留めることができる」

デル「そういうことなら、やってみるかぁ。先に師匠の行動からだなぁ」

ホリー「いいや、ボクからだ。敵が魔法を使ってくるなら、【プロテクション】を4倍掛けする。発動成功。これで全員ダメージがさらにマイナス1される。MPは4点消費」

G太郎「かたじけない。では、まず【マルチアクション】宣言。デルに【ファナティシズム】。発動成功」

デル「師匠の魔法を受けとったぁ。回避はマイナス2だが、元々避けられそうにねえからなぁ。それより命中プラス2の方が大事だぁ」

G太郎「では、ザコを殴るでござるよぉ。2回ともピンゾロは出なくて、ダメージは……おっと、クリティカルが出て、36点と21点でござる」

GM「……それで相手は倒された」

G太郎「ついでに自己回復で9点治った。MP残り10点」

デル「師匠、何だかんだ言って、結局は自分で倒しちゃうもんなぁ。だったら、オラはボス狙いだぁ。【マッスルベアー】でダメージ+2して、当てるには8以上ぉ。出目5は外れぇ」

GM「まだまだじゃな。では、ボスの攻撃じゃが、飛び込んできたデルに反撃しておくか。一応、避けてみるがいい」

デル「6ゾロが出れば避けられるぅ。だけど無理ぃ」

GM「では、ダメージが16点じゃ」

デル「12点弾いて、4点のみぃ。何だ、その攻撃は? くすぐったいぜぇって挑発してみるぅ」

G太郎「さすがはご主人。硬さが取り柄の重戦士だけはあるでござる」

デル「へへっ、師匠に誉められたら、前に出てきた甲斐があるってもんだぜぇ」

●2ラウンドめ終了時の状況

ケンタウロスボス(HP 73/73、MP29/34)

ケンタウロスA→撃破

G太郎(HP46/47、MP10/28)

デル(HP21/25、MP19/21)

ホリー(HP21/21、MP9/21)

イノセント(HP39/39)

ホリー「相手が残り1体になったので、ボクも前に出て構わないだろうか?」

G太郎「どうしてでござるか?」

ホリー「いや、イノセントにも攻撃させたいし、後ろにいても、これ以上できる支援がないからな。デルが庇ってくれたなら前に出ても危険は薄いし、G太郎が【ファナティシズム】の呪文を掛けてくれたら、ボクも出目7で攻撃を当てられる。わずかなりとも、敵を攻撃したいじゃないか」

デル「オラはそれでも構わないぜぇ」

G太郎「分かったでござる。まずは、私がマルチアクションで支援魔法を掛けてから、嬢ちゃんの前衛突入、それからご主人の庇う宣言でござるな。では、まず【ファナティシズム】は発動成功。続いて蹴りの2連発。どちらも普通に当たって、ダメージは21点と25点」

GM「34点くらって、残りHPは39点か。次のラウンドには終わりそうじゃな」

ホリー「そのために少しでもダメージを増やす。ボクの攻撃は命中して、ダメージは魔力撃の分も乗せて、あ、クリティカル出た、それで何とか15点」

GM「残りHPは30点」

デル「オラも続くぜぇ。ホリー姉さんを庇う宣言してから、ヘビーメイスで殴るぅ。出目8で命中。ダメージダイスは……3だけど、ここで運命変転して11にひっくり返して、16点だぁ」

GM「あと、20点じゃのう。では、反撃はランダムに的を決めると、G太郎にカオスショットじゃ。だが、ダメージはショボくて、8点しかない」

G太郎「もちろん抵抗して、受けるダメージは4点のみ。いや、防護魔法も働いているので、さらに2点減らして、わずか2点。これじゃ、屁の突っ張りにもならんですよ。どうやら、貴様の悪行もここまでのようだな。力に驕れる者は、より強大な力に粉砕されるのが世の常でござる。では、とどめの一撃、行くぞ……(コロコロ)ピンゾロ」

GM「それだけ大口叩きおって、そのザマか。これで、この戦闘、3度めじゃぞ」

G太郎「おかげで経験点150点を稼いだでござる。大丈夫、2撃めは命中して、ダメージは22点」

GM「16点くらって、残りHPは4点じゃ」

G太郎「よし、とどめは若い者に任せた。私はさも計算どおりという顔をして、腕組みをしながら、ご主人と嬢ちゃんにうなずいてみせよう」

デル「何と。師匠がとどめを譲ってくれるのかぁ? だったら、その期待には応えねえとなぁ。8で命中。ダメージは……ダイス目が低くて、9点だぁ」

GM「残り1点。とどめを刺し損ねたようじゃのう」

デル「これも計算どおりという顔をして、ホリー姉さんにうなずいてみせるぅ」

ホリー「だったら、最後はエネルギーボルトの魔法が確実か。呪文行使が10で発動して、ダメージは低くて4点」

GM「抵抗してダメージ半減でも、それでとどめを刺されたのう」

G太郎「3人で力を合わせての勝利でござったな」

 

 こうして、一行は6日めの深夜に無事に拠点に帰還して、食糧調達ミッションを達成するのであった。

 なお、ケンタウロスを撃退した戦利品は、紋章の槍(150G)と普通の槍(50G)2本、剣のかけら6個、真鍮戦士勲章(250G)1個と黒鉄剣士勲章(50G)4個となった。

 ミッション達成後の★3つと、報酬1000G分のアイテムを得ての成長タイムは、また次回。

 (当記事 完)

 

●ここまでの冒険成果

 

経験点:★4つ

    魔物撃退分(300点)

    ピンゾロ分(G太郎4回)

収支結果:戦利品(510G分)、魔香草×3

     5点魔晶石、弾丸−4発

     真鍮戦士勲章3個、黒鉄剣士勲章3個

     宿代で50G減(ホリーのみ100G減)

     保存食1日分減(ホリーのみ2日分減)

     ミッション報酬(1000G分)

獲得名誉点:24点

 

ミッション:コボルド窟で食糧を調達せよ→達成

エスト:ジーズドルフ解放軍の同志を集める

    コボルドを助けて、コボルド窟へ連れ帰る

 

情報

・物乞い市場の宿の女主人ビシャナが仕事をくれる(ミッション予定)

・彼女はユリア・ミルドリスのことを何か知っていそう。

・【ゴミ溜め窟】にいるリザードマンの情報屋ゾ・ゴグが略奪品に詳しい。

・【ゴミ溜め窟】に、カレンの密偵仲間が行方不明に。

・【死者の道】に〈真紅のマギスフィア〉があるらしい。

・物乞い市場の顔役は、紅の水魔ソニア・ゾラである。

 

・ユリア・ミルドリスの情報は《銀の蜜蜂》が知っている。物乞い市場のビシャナが関係者?

・略奪品は【地底湖の畔】のマーマンが詳しい。

・地下水路のリザードマンの集落の位置情報。

・ギルマン王ブグブリとの面会には、地下水路で手に入る〈ストロベリーオイスター〉が12個必要。

・【亡者の神殿】にライフォス神像がある?(ミッション予定)

コボルド窟】のオードル・プルは地上に伝手があるかも。