リプレイ第2部、再開のお知らせ
ヒノキ「今回から、いよいよマッスル太郎のプレイを再開するのじゃ」
ゲンブ「おお、ついにこの時が。あの衝撃の最後から、どうやったらマッスル太郎が不死鳥のように甦るか、ただただ、それだけを考えていたでござる」
ヒノキ「衝撃の最後? 何の話じゃ?」
ゲンブ「昨年末、仮面ライダーゼロワンと戦い、華々しく散った雄姿を我は忘れない」
ヒノキ「いや、それはマッスル太郎じゃなくて、仮面ライダー迅だし」
ゲンブ「同じヒューマギアなのだから、どっちも似たようなものでござる」
ヒノキ「それは空の大怪獣ラドンとキングコングを同じ怪獣だから、どっちも似たようなもの、と言ってしまうみたいなものじゃ。混同するのはよくない。仮面ライダー迅は、わらわのもので、決してお主には渡さん」
ゲンブ「いつから、仮面ライダー迅がアリナ様のものに?」
ヒノキ「もちろん、炎、鳥、赤いと来れば、わらわのものであろう。これまで、わらわはこっそりフレイミングタイガー推しじゃったが、今は復活した迅バーニングファルコンにメロメロ、いやメラメラなのじゃ」
Kamen Rider Zero-One Flaming Tiger | Henshin & Finish
ゲンブ「ということで、令和ライダー1号怪人になった腹筋崩壊太郎ロスにちなんだ『マッスル太郎リプレイ』企画も、新たにバーニング再開するでござる」
ヒノキ「うむ。ゴブスレリプレイが必殺シリーズとコラボしているように、マッスル太郎は仮面ライダーとのコラボをメインにしようと思う」
ゲンブ「ところで、マッスル太郎って何それ? って読者のために、簡単な紹介ぐらいはしてもよいのでは?」
ヒノキ「ならば、まずはこの記事からじゃ」
ゲンブ「昨年10月から1週間ほど、全6回の記事でござるな。ソード・ワールド2.0のシナリオ『ミストキャッスル』を使用したソロプレイ」
ヒノキ「前回は短期集中じゃったが、今回は作者の新兄さんが仕事で忙しくなる時期なので、すぐには終わらんじゃろう。まあ、今から始めるだけ始めておいて、勢いが加速するのは4月に入ってから。ゴールデンウィークまでには終わればいい、という考えじゃ」
買い物タイムとザバーラの話
ゲンブ「では、早速、開始するでござる。キャラデータはこちらにあるのを使えばいいでござるな」
ヒノキ「いや、その後、ポーションインジェクターをどうこうって話もしておったじゃろう」
ゲンブ「おお、確かに。では、早速購入して、その他部位にインジェクターを装備。そしてポーションの効果を上げるために、レンジャー技能を1レベルで取得するでござる」
●マッスル太郎のキャラデータ(青字は成長部分)
ルーンフォークの練体拳闘士(冒険者レベル2)
グラップラー2レベル、エンハンサー2レベル、スカウト2レベル、セージ1レベル、マギテック1レベル、レンジャー1レベル(残り経験点530)所持金:1195ガメル(ザバーラポイント1082点)
器用21、敏捷11+1、筋力23+1、生命力21、知力15、精神7
HP27、MP10武器:チェインスティック(命中6、威力15、追加ダメージ+7、クリティカル値11、2回攻撃)
防具:クロースアーマー(回避4、防護点2)特技:追加攻撃、武器習熟A/格闘
練技:マッスルベアー、ビートルスキン
所持品:冒険者セット、ヒーリングポーション3本、スカウト用ツール、救命草2つ、保存食1週間分、俊足の指輪、剛力の指輪、マギスフィア(小)、ポーションインジェクター
ヒノキ「では、簡単な買い物とキャラ成長を終えたところで、第一部のあらすじを少しばかり。蛮族に囚われて奴隷にされた、自称・お笑い芸人のマッスル太郎は、タビットの女商人ザバーラに買われることとなった」
ゲンブ「彼女の下で働きながら、危険な霧の街を探索し、脱出を目指しているわけでござるな」
ヒノキ「そう。このミストキャッスルの第一目的は、街からの脱出。まあ、その過程で、街を蛮族から解放しようとするレジスタンスと接触したり、延々とキャラを育てまくって、領主の14レベルなバジリスク、ヤーハッカゼッシュを倒すまで頑張ってもいいが、とりあえずはレベル7ぐらいで街から脱出できるらしい」
ゲンブ「今はまだレベル2だから、先が長いでござる」
ヒノキ「ソロだから、技能も役割分担できぬからのう。一人で何でもできるように育てるなら、その分、成長が遅くなるのも止むを得まい。何にせよ、街から脱出するには、まず首にはめられた奴隷の首輪を外さなければならない。それには、6000ザバーラポイントを貯めないといけないので、そのために本日もザバーラの与えるお仕事ミッションを遂行すべしってことじゃな」
ゲンブ「ヒューマギア、もといルーンフォークにとっては、ご主人様のために尽くすのが本義ですから、お仕事を頑張るでござる。私のお仕事は、お笑い芸で人々を笑顔にすること」
ヒノキ「違うよ。君の仕事は人類を滅亡……ってネタも、もう旬ではなくなったのう。今だと、霧の街を蛮族から解放すること、というのが旬になっておるが、その前に自分自身を奴隷の身から解放しなければな。それと、今回の冒険に先がけてザバーラが太郎にある物を渡してくれる」
ゲンブ「ある物?」
ヒノキ「それは顔に装着するマスク、仮面というか覆面というか、デザインは想像にお任せする。とにかく、素顔を隠すためのアイテムじゃ。マッスルマスクとでも名付けようか。特殊効果は特にない、フレーバーアイテムということで」
ゲンブ「どうしてこんな物を?」
ザバーラ『君がこの前、蛮族と派手にやり合ったからね。隠蔽工作はうまく行ったけれど、今後も素顔をさらして暴れ回られたんじゃ、こっちにまで火の粉が飛んで来かねない。だから、もしも今後、蛮族相手に大立ち回りをするなら、必ずマスクを付けて、素顔を隠してやること。いいわね』
ゲンブ「おお、人族の笑顔と自由のために戦う、正体不明な謎のヒーロー、仮面レンジャーでござるな」
ヒノキ「ライダー技能は持ってないけど、レンジャー技能は今回、取得したからのう。むしろ、仮面グラップラーが正確なところじゃが」
ゲンブ「では、仮面レンジャー・マッスルの次なる使命はどうなるでござるか?」
ヒノキ「現段階では固定ミッションやクエストは特に発動しないので、ランダムミッションを決めるとしよう。(1dコロコロ)1が出たので『手紙の配達』じゃ。届け先は2件。(2dコロコロ)1ゾロが出たので、1通は露天市場のメイル、もう1通は施療院のウルスラとなる」
ゲンブ「ウルスラは顔見知りで、すぐ行けるが、露天市場は少し遠いでござるな」
ヒノキ「マップ上にはすでに配置されておるがの。どちらを先にするかは自由じゃ」
●霧の街のマップ(今話時点)
牧場 ー ? ?
l l l
路地裏 ー 施療院ー泉の広場ー?
l l l
常夜回廊ー 涸れ井戸ー 神殿跡 ー?
l l l l
港ー 三色の天幕ー庭園ー翡翠の塔ー?ー叫び
(拠点) l l l の門
l l l l
ダルクレム神殿 ー骨の川ー ?ー露天市場ー?
l l l
剣闘士の宿舎 ー ? ?
l
?
ゲンブ「とりあえずは、先に新しい場所を開拓する方が面白いでござる。まずは、東に進んで中心の翡翠の塔を見てから、南下して?を開けて、それから露天市場に入るコースを選択するとしよう」
ヒノキ「では、方針が決まったところで、今回はここまでじゃ。続きは次回『マッスル太郎と手紙の配達』を楽しみに」
(当記事 完)