花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

エルフの森編から王都編へ(ゴブスレ話2ー8&9)

 

今回はゴブスレメインの話

 

NOVA『12月に入って、ゴブリンスレイヤーIIもとうとう原作の8巻に入った』

ヒノキ「いよいよ大詰めの『王都および死の迷宮編』じゃな」

NOVA『エルフの森編のクライマックスの8話は、地母神のお叱りを受ける女神官の描写が、アニメではいまいち分かりにくい演出だった。原作を知っているファンならともかく、アニメが初見の視聴者には、女神官がどうして《浄化》の呪文でゴブリンシャーマンを戦闘不能に追い込んだ際にショックを受けたのか、いまいち分かりにくいという感想を聞いた』

ヒノキ「うむ。原作の地の文で描かれた部分を表現しきれず、セリフをそのままなぞっただけらしいからのう。せめて地母神の声が聞こえるなり、女神官のセリフでフォローするなりしないと、女神官の信仰の危機が見ていて、いまいち伝わらないと思ったのう」

NOVA『そして、昨夜見た9話ですが、サブタイトルは「かつてあった青春 今そこにある灰」ということで、原作8巻の第1章の過去編を膨らませてくれるかなあ、と期待したんですな』

NOVA『OPで、死の迷宮を攻略した六英雄が映ったことで、どういう形でアニメで出て来るのかな、とワクワク期待していたんですな。それで、いざ出て来たら、9話のOP前のアバンタイトルで短いシーンのみ。いやあ、もう少し膨らませてくれるかと思っていたけど、原作8巻で8ページほどのシーンですから、原作に忠実だと、あんな物かと』

ヒノキ「不満そうじゃのう」

NOVA『9話のサブタイトルが、3章の「小鬼殺し、都へ行く」だったら、そこまで過去編を期待しなかったんですよ。実質、今回のストーリーの眼目はそこだったじゃないですか。過去編が8ページで、海編が32ページで、都までの旅編が52ページですから、それを30分番組のたった1話で詰め込もうとしたのだから、まあ、よくまとめたものだと思います。でも、いろいろと説明不足なもので、アニメのみ視聴のファンを置いてきぼり感が強い作品になってるな、と』

ヒノキ「そういう者は、原作を読むか、ネットであれこれ調べることを推奨するアニメじゃな」

NOVA『俺は原作履修済みだから、理解に問題ないのですけどね。ただ、今期のアニメは1期と比べても、ずいぶんと初見のハードルが上がったな、と思います。とりわけ今話は、伝説の六英雄について、もう少し紹介が欲しかった』

ヒノキ「それはともかく、女神官の鎖帷子盗難イベントは、次回の10話になるかのう」

NOVA『それは楽しみです。そこが感じ入れる演出なら、今期のアニメの全ての不満を払拭できると信じていますから』

ヒノキ「浴場で、よく似た外見の王妹殿下に衣装や装備品を丸ごと盗まれてしまうんじゃったな」

NOVA『女神官さんが、王妹ちゃんの双子の姉妹説があるんですけどね』

ヒノキ「本当か?」

NOVA『王家に双子は縁起が悪いということで、一人が孤児院送りになったような話がダイカタナで語られていて、まあ、来週出てくる王妹ちゃんの声が小倉唯さんの一人二役なら、ほぼ確定と思ったりしますが、次回の王妹と女神官の対面でもどういう演出がされるかが楽しみです』

 

そして12月の新刊

 

NOVA『ゴブスレ新刊ではありませんが、同作者の今月出る予定の新刊ですな。まだ、画像が挙がっていませんが』

ヒノキ「ダイカタナの完結後に、改めてシリーズ化されたウィザードリィ小説じゃな」

NOVA『バスタードというのは非嫡出子って意味もあって、パーティ仲間の野生娘ガーベイジ(生ゴミの意)の出自が高貴な家柄という可能性が2巻で示唆されているわけですが、ゴブスレの女神官の出自が判明するのが先か、それともガーベイジの方を先に仕上げるのか、作者の今後の力の入れようとかスケジュールを気にしている次第』

ヒノキ「アニメの2期が完結した後に、年明けでゴブスレ新刊の予定が発表されるといいのう」

NOVA『コロナ禍の影響もあって、ゴブスレのアニメ2期はいろいろと遅れていた感があったので、そのスケジュールが達成できた後で、改めて小説の続きを展開しようという出版計画もあるのかな、と推測します。以前は、年に3冊か4冊の刊行ペースだったけど、今年は新シリーズの「モスクワ」と「ブレバス」を出していますから、作者がサボっているわけではない。ゴブスレの方は、例えばコミックの巻末に付くミニ小説とかの仕事もあるだろうし、他にもアニメやゲームの監修仕事もあるかもしれない。要は別シリーズやメディアミックスの仕事に時間をとられたから、ゴブスレ小説の続きが後手に回っているのだと理解しています』

NOVA『まあ、俺が中毒級のゴブスレマニアなら、去年の年末に出たこっちのスマホゲーもプレイしているのでしょうがね』

ヒノキ「コンピューター系はプレイしておらんのか?」

NOVA『そんな時間があれば、ゲームブックをプレイしてますよ。俺は基本アナログ系のゲーマーですからね。まあ、来年2月発売予定のアナザー・アドベンチャラーには興味を持ってますが、同じタイミングでこっちが発売するようですから』

ヒノキ「ゴブスレよりも、ゲームブックの方が大事と」

NOVA『まあ、ゲームブックのFFシリーズあってこそのゴブスレ、という認識ですからね』

 

アニメ7話と8話のダンジョン話

 

NOVA『さて、前回のゴブスレ記事で、「削られたダンジョンネタを次回の感想時に書こう」なんて言ってましたが』

ヒノキ「うむ、言っておったな」

NOVA『あれから、2週間が経って、正直どうでもよくなりました』

ヒノキ「おい」

NOVA『まあ、アニメだと、7話であっさり地下の拷問室に降りてから、8話で昇降機(エレベーター)からの屋上クライマックスバトルという要所要所だけを見せて、細部をだいぶ端折りましたからね。原作で描かれた「地下に降りる階段途中の戦い」「地下拷問室の戦い」のシーンを削って、一気に拷問室での休憩タイムに流れました』

ヒノキ「城砦侵入前に、野外でのバトルを見せてるからのう。ルーティンワークな戦いは割愛しないと、尺が足りないのじゃろう」

NOVA『バトルを削って、その分を妖精弓手との会話シーンに当てたのは良かったと思っています。以前に、7巻のメインキャラはゲスト出演の彼女の従兄さまと思って、そこをいろいろ削ったのが残念発言をしていましたが、改めてエピソードを振り返ると、メインは妖精弓手自身だったんですね。彼女に関係する場面は一切削らないでいてくれたことを、改めて高く評価したいと思います』

NOVA『まあ確かに、女神官や妖精弓手の靴下に石詰めて、にかわを塗りたくって、ゴブリンの顔にぶつけて呼吸を封じる戦術は完全に割愛されましたが。一部の足フェチ性癖の人間にはツボだったでしょうに』

ヒノキ「足フェチとは、そなたのことか?」

NOVA『いや、俺は足フェチじゃなくて、脚フェチです』

ヒノキ「どちらでも変わらんじゃろう?」

NOVA『大違いですよ。足はくるぶしから下で、脚は太腿より下。俺の脚フェチは、厳密には腿フェチと脛フェチであって、そこから下には興味ありません。ですから、レッグラリアットはごほうびですが、かかと落としはそれほどでも。足の裏に萌えるわけではありません』

ヒノキ「おぬしは何を力説してるのか!?」

NOVA『妖精弓手さんの衣装は、しっかりと絶対領域を確保しているのがいいですな』

ヒノキ「女神官だって、確保しておろうが」

NOVA『う〜ん、剣の乙女になると、露出があからさま過ぎて、萌えラインを通り越して、俺的にはダメですな』

ヒノキ「だったら、フリーレンは?」

NOVA『いや、ゴブスレの前の時間に見てはいるんですけどね。原作は読んでないし、特にハマっているわけではないですが、「アウラ、自害せよ」辺りのネタから楽しんでます。惜しいキャラを亡くしましたが、ネットでのネタキャラとしては今なお健在です。キャラデザインとしては、一番気に入ってますよ』

NOVA『まあ、フリーレンはネットで原作コミックの序盤をチラ見して、アニメも途中から見ただけなんですが、アウラネタを楽しんでる程度の浅い視聴者ですな。ファンというレベルにも達していない』

ヒノキ「だったら、ゴブスレ話に差し挟む必要はなかろうに」

NOVA『一応、ゴブスレの前座で見てますよ、程度の話ですね。でも、絶対領域つながりで思い出してしまったから、寄り道脱線です』

 

明日(12月3日)の買い物予定

 

NOVA『で、明日のニチアサ視聴後に、こいつを買いに行く予定です』

ヒノキ「ほう。ならば、次はドラゴンランスの話になりそうじゃな」

NOVA『そんなわけで、明日の買い物を楽しみにしながら、当記事 完ってことで』

(翌日につづく)