花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

コンパーニュ年始あいさつ2023

本年もあけおめ、ことよろなのじゃ

 

ヒノキ「また1年が過ぎたが、わらわぐらい年季を重ねると、あまり変わりばえがしないのう。去年は格別、何かを成し遂げた気がちっともせん。ところで、今年は一体、何年じゃ?」

ゲンブ「2023年、または令和5年のウサギ年でござる」

ヒノキ「去年の正月は、どんな話をしたかのう?」

シロ「アリナさま、こちらです」

ヒノキ「おお、思い出した。2022年は仮面ライダーシノビの年であったな」

シロ「それは白ウォズが作り出した異なる時間軸の話だったようですね。ボクたちの時間軸では、仮面ライダーギーツがデザイアグランプリなんて世界改変ゲームを続けているのが、昨年からの状況です」

ヒノキ「世界改変ゲームか。ならば、『仮面ライダーシノビが放送された世界』というのも実現できそうじゃな」

シロ「まあ、令和と異なる珠保時代というものを、ゲームを通じて成立させようとするゲームマスターも、当ブログでは存在していたわけですし」

リトル「『令和VS珠保のゴブスレ対決』ですねぇ。2019年末〜2020年始の大イベントですぅ」

ヒノキ「世界改変を賭けたゲーム。今考えると、これがコンパーニュ版のデザイアグランプリじゃったのかもしれんのう」

ゲンブ「ジオウが放送された2018年以降、あるいはディケイドが放送された2009年辺りは、時空が不安定だったために、無数のパラレルワールドが発生しやすい状況だったでござる」

ヒノキ「ショッカーが時空改変装置を作った話もあったしのう」

リトル「ジオウと言えば、昨日配信された『平成ライダージェネレーションズFOREVER』の他に、こんな映画もあって、平成が危機でしたぁ」

ヒノキ「で、無事に平成の歴史が守られ、令和になったと思ったら、こんな映画があったんじゃな」

ゲンブ「まさか、飛電或人の父親ヒューマギアがメフィラス星人としてブレイクし、大河ドラマでも主人公の親友(悪友?)として暗躍する時代になるとは、思いもよらず」

ゲンブ「俳優の山本耕史氏が、仮面ライダー1型からシン・ウルトラのメフィラスに至って、特撮ファンにも注目が当たるようになり、鎌倉殿の三浦義村役とのキャラ被り(主人公を陰から支えるアドバイザー的親友ポジションを示す一方で、暗躍している悪質な謀略家。そして、決定的な激突を避けて、土壇場で手を引く身の処し方の巧さ)で、昨年一番の特撮&時代劇俳優と言っても過言ではないでござる」

シロ「主演の小四郎義時を演じた小栗旬氏も特撮出演作はあるのでは?」

ヒノキ「『ゴジラVSコング』の芹澤博士Jrの役で、鳴り物入りで登場しておきながら、情けない最期を遂げたのが印象的じゃのう。他には、CGアニメの『キャプテンハーロック』とか、コミックやアニメの実写版で『ルパン3世』『テラフォーマーズ』『銀魂』などにも出ておる」

シロ「ガオシルバーこと玉山鉄二さんが次元大介ですか」

ゲンブ「特撮ヒーロー出身者が、その後、実写アクション映画で活躍しているのは痛快でござるな」

シロ「アクションに限らず、連続ドラマでも固定の追っかけファンを引きつけながら、演技力をつけたりすることも多々ありますね」

ヒノキ「そうやって、人気を獲得した後で、古巣に帰って来たりすると、感動を生んだりすることもあろう」

ゲンブ「しかし、ライダー界で一番の大御所はこの御仁でござろう」

ヒノキ「今年は、この大御所が大河ドラマにまた出演するのもトピックじゃ」

 

新年早々、本郷猛話

 

ヒノキ「と言うことで、今年は仮面ライダー本郷猛の新生の年でもある」

シロ「本郷猛の新生だと、この作品も忘れてはいけないと思います」

ヒノキ「この1号役者は、後に騎士竜戦隊の先代リュウソウレッドを務めた後、今はウルトラ防衛チームの隊長じゃからなあ」

リトル「2号ライダーも、かつてはウルトラマンアグルであって、仮面ライダーライアでもあるそうですねぇ」

ヒノキ「高野八誠氏は、戦隊に出演すれば、特撮3冠達成になるのう」

ゲンブ「本郷猛は息子さんも本郷猛でござったな。1年前の話でござるが」

ヒノキ「藤岡氏は、自分の息子以外の後輩ライダーたちも激励しておる。これが最新映像じゃ」

シロ「まあ、全仮面ライダーと言いつつ、真とGとアマゾンズがハブられているのがツッコミどころですかね。BLACKはRXと同一人物扱いだとして」

ヒノキ「なら、この場で補完すれば良かろうて」

ヒノキ「で、藤岡氏の本郷猛に話を戻すと、この作品も忘れてはいけないじゃろうな」

ヒノキ「2年前の夏映画『スーパーヒーロー戦記』に、若き日の石ノ森章太郎役で出演された鈴木福氏。そんな彼が昨年末のギーツ最終放送回で、仮面ライダーたちのデザイアグランプリの大物観客ジーン役として、『君たちの生き様も死に様もしっかり見届ける』的なセリフを発したときに、『いや、お前も変身して戦うんじゃないかよ!?』とツッコミおよび期待と応援をしたのは、わらわだけではあるまい」

ゲンブ「何と。ライダー愛に満ちた子役上がりの若者俳優が、原作者の若き日を演じ、藤岡氏に激励を受けて、とうとうライダーのTV放送に出演して来たのでござるか」

ヒノキ「シリーズのマニアックなファンの子役が、成長してから若手俳優としてヒーローに変身した前例じゃと、ウルトラマンジードの例もある。こうしたヒーロー魂が継承される姿は、長年のシリーズ追っかけの歴史では暖かい目で見守りたく思うのみ。そして、わらわたちも身近な若者の成長を期待したくなるものじゃ。のう、シロに、リトルや」

シロ「ええ。今年も謹んで精進してまいります」

リトル「リウも、レッドソウルの力を引き出せるよう、頑張って行きたいですぅ」

 

ヒノキ「そんなわけで、ライダー話が中心になったが、年始あいさつは以上じゃ。次は、年末年始に読んだゴブスレ外伝3巻の感想でも語って行きたいのう」

(当記事 完)