花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

新ヒーローの話(花粉症ガール夏合宿編)

夏のヒーロー&ロボット雑談

 

ゲンブ「う〜ん、シンカリオンZもいいものだ」

ヒノキ「こやつ、シンカリオンZに前作の同名キャラがいち早く登場したから、喜びおってからに。わらわもスザクの登場を心待ちにしておるのにのう」

リトル「セイリュウ君は、前作主人公のハヤト君と一緒に出るのが楽しみですぅ。ダークシンカリオンVSブラックシンカリオンも実現しないかなぁ」

シロ「ボクは、ビャッコの登場も楽しみですが、次回のハローキティも気になるところですね」

ヒノキ「う〜む、 シンカリオンとコラボする以前から超合金になったり、ガンダムとコラボしたりするとは、ハローキティも侮れんのう。そのうち、スパロボに参戦する可能性もあるのでは?」

ゲンブ「さすがに、ハローキティスパロボ参戦はあり得ないと思うでござるが、それを言うなら、ガンダムとのコラボも実現するまではあり得ないと思われていたわけで、ハロキティトピアの侵攻は留まるところを知らないのかも知れぬ」

ヒノキ「まあいい。わらわたちコンパーニュも、仮面ライダーとのコラボが決まったからのう」

ゲンブ「はい? いつから、そういうことになったでござるか?」

ヒノキ「今度のライダーは、温泉とフェニックスの力で戦うからのう。温泉といえばコンパーニュ、フェニックスといえば日野木アリナというのが、このブログ時空の常識であろう。つまり、このブログ時空においては、新たな仮面ライダーバイスとコンパーニュはコラボしたものとして扱う。すなわち悪魔と花粉の精霊は人も知らず、世も知らず契約を交わしたのじゃ」

シロ「まるで忍者みたいですね」

リトル「ここだけの秘密ってことですかぁ」

ゲンブ「リバイスは温泉ではなくて、銭湯でござる。そして銭湯なら、こちらも忘れてはならぬでござろう」

リトル「だけど、新ヒーローだと、こういう作品も誕生したですねぇ」

シロ「その作品には、キラメイグリーンもダンス部JKとして出演して、第2話でスポットが当たるとも聞きました」

ヒノキ「ハイスクールヒーローズではピンク役も男で、 ヒロインが変身しないのが残念といえば残念じゃが、サンバルカンやサイバーコップ、超神ビビューンのように変身ヒロイン不在のヒーローチームもあったわけじゃから、変身しなくても心はヒーローチームのサポートヒロインがいれば楽しめもしよう」

ゲンブ「しかし、ジャニーズヒーローと言えば、これも忘れてはいけないでござる」

ヒノキ「うむ。2021年の下半期も数々のヒーローたちが新たな風を吹き起こして、燃え盛ってくれることを、わらわは応援するばかりじゃ」

 

 粉杉シスターズ来訪

 

WPON!!

二つの閃光とともに出現す。

 

翔花「ヨホホーイ♪」

晶華「遊びに……いえ、合宿に来たよ〜♪」

ヒノキ「おお、粉っちゃん、それにアッキー。よう来た。そなたたちの到来を今か今かと、魔神ハンターのプレイも中断して待っておったぞ」

翔花「ええっ? 魔神ハンターの記事を楽しみにしている読者さんだっているんじゃない?」

ヒノキ「作者の新兄さんが仕事で忙しいのに、TRPGのプレイ記事を書く余裕はないという裏事情があるわけじゃよ」

晶華「雑談記事とか、キャラメイクとか、研鑽記事なら書く余裕があるみたいだけどね」

ヒノキ「それらは別腹なのじゃろう。ゲームのプレイは、データ管理とかストーリーの整合性とか、普通よりも考えることが多いし。わらわもGMを担当しているから分かるが、ただの雑談の方がよほど楽じゃ」

翔花「まあ、いいや。それよりも、シロちゃん、リウ君、それにゲンブさんもお久しぶり〜。いろいろと心配かけました(ペコリ)」

シロ「あ、ああ、無事に帰って来れてよかった(赤面&涙目)」

翔花「あれ? シロちゃん、泣いている?」

シロ「泣いてない! ただの心の汗だ。夏だし、暑いからな」

リトル「汗だったら、温泉に入って流したらいいですぅ」

ゲンブ「うむ。いつでも入れるように、準備は万端整えておる。新たにハッピーの湯と、ラッキーの湯と、LOVE湯〜チェンジの湯を用意したでござる」

晶華「悪魔の湯は?」

ゲンブ「これで良ければ」

晶華「ゲッ、お風呂なのに、何だか体が穢れそう」

翔花「うん、体が溶けちゃいそうなので、わたしはパスだよ」

ゲンブ「やはり、悪魔の湯は不評っぽいでござるな。ネタとしては面白そうでも、自分が入りたいとは思わない。罰ゲームの類でござろうか」

シロ「鬼とか地獄と名が付くのは、観光地として大人気なんだけどな」

翔花「地獄よりは天国の方がいいなあ。天国温泉ってのはないの?」

ゲンブ「こういうのでござるか?」

ヒノキ「ともあれ、今年の秋は温泉推しなのは確かじゃが、今は温泉よりも先に海でトロピカる流れじゃろう」

翔花「うん、そのための合宿だもんね。わたしたちも南の海に行ったりするの?」

ヒノキ「それは屋久島ヴァグランツが、海賊人魚がどうこう言いながら、海の蛮族ワイルドライフを満喫していると聞く。わらわたちが今さら同じことをしてもマンネリで面白くなかろう。それに琉球が盛り上がるのは今年ではなくて、来年じゃ。何せ50周年じゃからな」

晶華「えっ? 50周年は今年でしょ? NOVAちゃんも『ライダー50周年で盛り上がってくれると、まるで自分の50歳も祝ってもらえている気分でウキウキするぜ〜』って言ってたし」

ヒノキ「ああ、新兄さんは、ウルトラマンジャック仮面ライダーと同じ71年生まれじゃったか。だが、来年はマジンガーZウルトラマンAの50周年であり、そして沖縄返還50周年でもある。さらに1972年には札幌オリンピックが開かれ、時代劇の必殺シリーズが始まり、中国から日本にパンダがやって来て、ゴジラガイガンと戦い、科学忍者隊がギャラクターと戦い始め、バロム1が悪魔の使いのドルゲと戦い、変身忍者嵐キカイダーアイアンキングが活躍し、悪魔の力を身につけたデビルマンがデーモン族を倒しまくったメモリアルイヤーなのじゃ」

翔花「今からそういう話題って、ちょっと気が早くない? 50周年記念だったら71年ネタがまだいっぱいあるでしょ?」

ヒノキ「むっ、確かにのう。では、ライダーの影に隠れておるが、今年の50周年ネタを漁ってみるか。ええと、71年と言えば、大阪万博、新婚さんいらっしゃい、日本マクドナルドカップヌードル、テレビマガジン、それに森永の小枝チョコが生まれ、水木一郎がアニソン歌手デビューし、スペクトルマンミラーマンシルバー仮面が戦い、ゴジラヘドラと戦い、ガメラがジグラと戦い、ルパン3世が初のアニメ放送されたメモリアルイヤーなのじゃ」

翔花「へえ。カップヌードルさんは、仮面ライダーさんと同じ年なんだ〜」

ヒノキ「マクドナルドはよくハッピーセットでライダーとコラボしておるが、カップヌードルもコラボすればいいのにのう」

シロ「一応、こういうコラボはあるんですけどね」

翔花「カップヌードルさんの話はこれぐらいにして、せっかくなんだから、合宿らしいことをしようよ〜。海でトロピカるんじゃなかったら何をしたらいいのかしら」

ヒノキ「うむ、それなんじゃが、アッキーが良いアイデアを出してくれおったわ」

晶華「えっ、私?」

ヒノキ「うむ。この記事を見よ」

晶華「それは先日、私たちがNOVAちゃんと一緒に魔法を研鑽した記事!」

ヒノキ「うむ、この記事でアッキーは『季節戦隊シキレンジャー』という新企画を提案し、自らアキカイザーを名乗りおった」

晶華「ああ、それは勢いで口走っただけの妄想で……」

ヒノキ「誰かの冗談や妄想が別の誰かの心に火を付けることもある。そう、アッキーの想いが、このわらわ、日野木アリナの心にアイデアの火を灯して、この企画を形にしなければ、と情熱をたぎらせたのじゃ。したがって、わらわは情熱炎の南風、ナツカイザーに立候補する!」

晶華「え? ウソ!?」

 

新戦隊誕生!?

 

ヒノキ「嘘でも冗談でもない。わらわはナツカイザーとして、アキカイザーを応援する。なお、ハルカイザーは粉っちゃんで決定な」

翔花「わ〜い。そうか、アキちゃんが新戦隊を結成するんだったら、羨ましがらずに自分もメンバーに立候補すれば良かったんだ。花粉を運ぶ春風の化身、ハルカイザー♪ 春の嵐をお見舞いよ」

晶華「だったら、フユカイザーは?」

ヒノキ「花粉症ガールは確か、もう一人おったじゃろう。そなたの分身の4号が」

晶華「バットクイーンのダイアンナ……アナちゃんのこと?」

ヒノキ「そう。その名は、いかにも冬、雪や氷を司る北風の化身、フユカイザーにふさわしい」

ゲンブ「雪の女王はエルサの方であって、アナは彼女の妹であったはずでは?」

ヒノキ「細かいことはどうでもいい。それに続編の2では、最終的にアナがエルサの後を継いで女王に即位し、エルサは彼女と国を守る氷雪の精霊としての運命を選んだらしいのじゃ。つまり、アナは氷雪の精霊の加護を宿した女王となったわけで、うちのアナがフユカイザーの役を演じるのも道理と言っていい。これで4人揃った。戦隊結成じゃよ」

シロ「アリナ様、ボクも仲間に加えて欲しいです」

リトル「リウも、リウもぉ」

ヒノキ「むっ。しかし季節は4つしかないからのう。シキレンジャーは4人でいっぱいじゃ」

シロ「追加メンバー枠はなしですか?」

リトル「正規メンバーとは別に、ゴーバスターズのバディロイドみたいな相棒枠を設定すればいいのではぁ?」

ヒノキ「おお、それなら何とかなりそうじゃ。よし、シキレンジャーは花粉症ガール4人から成る戦隊で、植物と季節ごとのエレメントの力で戦う。そうじゃなあ、季節戦隊のネーミングも変更して、花の精、花精パワーで戦う花精戦隊にした方がいいか。花精はカセイ、すなわち火星とつなげれば、トリガーとかルルイエにも通ず。それに、シロたちはサポートする獣、加勢獣の意味でカセイビーストという設定で、ハルカイザーにはシロが、ナツカイザーにはゲンブが、アキカイザーにはリトルがパートナーになれば良かろう」

晶華「フユカイザーのアナちゃんには、アストがビースト枠ってことね」

ヒノキ「うむ。それで花精戦隊シキレンジャーの大枠は決まった……と言いたいが、シキレンジャーか。ふう」

晶華「何よ、リナ老師。その溜め息は?」

ヒノキ「いや、このシキレンジャーというネーミングにも、もう少し手を加えたい気がしてのう」

晶華「どこまで、私のアイデアにダメ出ししたら気が済むのよ!?」

ヒノキ「いや、少しでも企画を良いものにブラッシュアップしたいと思う創作スピリットの発露じゃよ。ちょっと発音してみよ、シキレンジャーって」

晶華「四季連者ー。これに何か?」

ヒノキ「仕切れんじゃー。仕切りたくても仕切れない。ヤラネーダと同じネガティブさを感じんか?」

晶華「感じないわよ!」

ヒノキ「ならば、4キレンジャーとなって、大岩大太と熊野大五郎がそれぞれコピーされて、キレンジャーが4人になったように思えんか?」

晶華「……思いたくないけど、イメージが湧いちゃったわよ。私のシキレンジャーがカレー臭まみれで大変なことに(涙目)」

ヒノキ「いや、大岩はカレーじゃが、熊野はカレーキャラじゃない。混同すると、戦隊マニアとは名乗れんじゃー」

晶華「私は戦隊マニアなんて名乗っていないわよ。NOVAちゃんじゃないんだから。とにかく、シキレンジャーが気に入らないんだったら、どうする気? ゼンカイジャーみたいにシキカイジャーとか?」

ヒノキ「いや、それはそれで語呂がよくない気がするし……粉っちゃん、ここはお主の知恵が必要じゃ」

翔花「そこで、わたしに振るの? ……ええと、だったら、ここはNOVAちゃんになったつもりで……仕切る、仕切り、シキリンジャー? 四季輪者ーとか、四季林者ーとかだったらどう?」

ヒノキ「ほう、五輪の輪とか、スギやヒノキなどの林と来たか」

晶華「それはNOVAちゃんだったら、必殺シリーズとつなげるわね、絶対」

ヒノキ「では、粉っちゃんのアイデアに乗るとして、花精戦隊シキリンジャーで決定かのう」

晶華「○○リンジャーっていう戦隊はないけど、だからこそオリジナルっぽいわね。NOVAちゃんのツボにもハマりそうだから、異論はないわ」

翔花「そう? 麒麟が4頭とかツッコミ入れたりしない?」

晶華「キレンジャーが4人よりマシよ。だったら次は色決めね」

ヒノキ「もちろん、わらわは赤じゃ」

翔花「わたしは緑ね」

晶華「お姉ちゃんはピンクと兼任にして。私は秋らしく稲穂の黄で、プリキュアカラーだとピンクがリーダーってことで」

ヒノキ「何じゃと? 赤がリーダーじゃない?」

晶華「企画原案者は私なんだから、リーダーを決める権限は私にある。当然、リーダーは花粉症ガール1号のお姉ちゃんを置いて他にないと思うの」

ヒノキ「まあ、それもそうじゃな。春夏秋冬、リーダーはハルカイザーで決定じゃ。そして、ナンバー2は赤のわらわってことで」

晶華「言っておきますが、私は3人めで黄色だけど、カレーは食べませんからね。カレーは九州出身のリナ老師に任せた」

ヒノキ「阿蘇山の噴火山は引き受けようが、カレーはごめんこうむるのじゃ」

晶華「老師なんだから、カレー(加齢)も引き受けなさいよ」

ヒノキ「華麗な朱雀の舞は見せてやるが、年のことをいちいち持ち出すでない。それに、コンパーニュはスナックではなく、フルーツパーラーで行く。だから、カレーよりもスイーツをメインにするのじゃ。頼むぞ、シロよ」

 

シロ「分かりました。じゃあ、手伝ってくれ。リトル、それからアッキー」

リトル「了解ですぅ」

晶華「ちょっ、何で私が?」

シロ「アッキーは、ボクの料理の弟子だからな。手伝うのは当たり前だ」

晶華「お姉ちゃんは?」

シロ「お客さんだ」

晶華「私だって客よ」

シロ「客である前に、アリナ様の武術の弟子であり、ボクの料理の弟子なんだ。さあ、ボクがいない間に、どれだけ料理の腕を磨いたか見せてくれ」

晶華「あれから全然、料理なんてしてないし……」

シロ「やれやれ。だったら、ここにいる間は、たっぷり仕込んでやる。グダグダ言わずに行くぞ」

翔花「アキちゃん、頑張って。応援してるから」

 

 果たして、晶華はシロからパティシエ技能を伝授できるのだろうか?

 そして、花精戦隊シキリンジャーの企画の行方は?

 花粉症ガールの合宿はなおも続く。

 

(当記事 完)