花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

GMマガジン11号の話

シロとリトルの一時帰還

 

シロ「アリナ様。かくかくしかじかです」

ヒノキ「なるほど。3月27日の誕生日に一度コナっちゃんは戻ってきたものの、コロナウィルスをやっつけるためと言って、また旅立ったと言うのか」

ゲンブ「困っている人々のために、ウィルスと戦うとは見上げた心意気。で、今はどこに?」

シロ「さあ」

リトル「時空魔術師さまにも、まるで行方が分からないようですぅ」

ヒノキ「関西から旅立ち、九州にも来ておらんとなれば、やはり東京かのう?」

シロ「それはともかく、コロナ流行で誤解されないよう、今年は花粉症バッジなるものが売れているとか」

花粉症バッジ(ピンク)

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  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

ヒノキ「おお、こんなところで、花粉症関係のファッションアイテムが登場するとは」


クシャミに冷たい視線・・・「花粉症です」話題グッズが(20/03/16)

 

ヒノキ「とにかく、ヒーロー好きの花粉症ガールとしては、新型コロナウィルスなどという新参者に負けるわけにはいかないので、何とかやっつけたいものじゃのう」

ゲンブ「そう言えば、疫病対策にアマビエなる妖怪がにわかにブームになっているとか」


【ゆっくり解説】「アマビエ」って何者?疫病を予言する謎の妖怪の正体とは…


ゲゲゲの鬼太郎のアマビエ(CV:池澤春菜)

アマビエ様 缶ミラー
 

ヒノキ「アマビエか。熊本の海と言えば、阿蘇のふもとのコンパーニュに近いではないか。つまり、地元の妖怪ということじゃ」

ゲンブ「アリナ様はもしかすると、ご存知ではないのですか?」

ヒノキ「アマビエの別名はアリエともいう。わらわの名前に似ていなくもないが、わらわの体には鱗は生えておらんし、わらわは水属性ではなくて火属性じゃ。しかし、この令和の時代は古の伝説がいろいろ蘇るものやも知れんのう」

 

GMマガジン最新号にて

 

ゲームマスタリーマガジン第11号

シロ「コロナの話はともかく、新星さまからこちらの本を預かって来ました」

ヒノキ「おお、これは最近発売されたばかりのGMマガジンではないか。ソード・ワールドとロードスとゴブリンスレイヤーRPGをサポートしている、当ブログ推奨のゲーム雑誌じゃ」

シロ「新星さま曰く、『今号はゴブスレの情報に期待していたんだけど、新情報が何もない。その点はがっかりだ』だそうです」

ヒノキ「どれどれ。ああ、友野さん作のシナリオ6ページ分か。鋼鉄級の冒険者用シナリオなので、1年後ぐらいにリプレイ記事のネタで使えるかも知れんがのう。小説11巻を元ネタにした砂漠を舞台にした内容じゃが、さすがに発表されたばかりのシナリオのネタバレは厳禁というのがファンとしてのマナー。よって、この場での内容を話題にはしにくいのも確かじゃ」

シロ「一応、『TRPGも新展開を準備中なので、次号以降の本誌での告知をお待ちいただきたい』とあるので、逆を言えば、次号(6月予定)までは新商品はなし、と言うことですね」

ヒノキ「まあ、コロナ禍もあるわけで、関係者各位の健康も願いつつ、気長に応援を続けるしかないのう。で、ロードス記事は……おお、タイムリーにも【薬草師】の追加特技じゃ」

シロ「薬草や毒物の作成、そして病気治療などに関する各種ルールが記されています」

ヒノキ「新型コロナウィルスに対するワクチンの作成ルールはないじゃろうか」

シロ「さすがにそれは……。しかし、薬草や毒物に関しては、忍びの者にとっても興味深いのは確か。薬草師の特技を持ったシーフというキャラも一興かと」

ヒノキ「うむ。そして、次号はいよいよ待望の魔獣使いのルールが来るとあるぞ。それも楽しみじゃ」

シロ「しかし、今号の最大のポイントは、やはりソード・ワールドですね。160ページ中、65ページがソード・ワールドの記事です。ロードスとゴブスレは足して10ページしかないのに」

ヒノキ「ソード・ワールドは新商品もどんどん出るからのう。とりあえず、短編小説集のこちらがプッシュされておるようじゃの」

シロ「巻末リプレイやら、6月に発売予定されているキャラクタービルディングブックの紹介記事でも、元・従騎士の新米冒険者サラーナさんを始めとする冒険者ギルド《勇気の集い》(ブレイブ・ネスト)の面々がプッシュされていますね」

ヒノキ「しばらくは、サラーナ推しで展開を続けるのじゃろうか」

シロ「次のリプレイは、これですね」

ヒノキ「後は、冒険者ギルドを題材にしたボックスセットが待機していると聞くが」

シロ「5月発売予定とのことですが、コロナ関連で遅れる可能性も想定しておきましょう。それと、ミストキャッスルやヴァイスシティの流れを汲むストーリー型サプリメントの新作が7月に出るとの情報も」

ヒノキ「そちらの作者は川人氏じゃったな。すると、そちらのサプリメントの仕事が終わるまでは、ゴブスレの新作に手が回らないと見なして良さそうじゃ。ロードス関係は、もっぱらサポート役の杉浦氏がメインで記事書きしたり、リプレイを書いているみたいじゃが」

シロ「ネットでのリプレイも第2話が公開されましたね」

www.4gamer.net

ヒノキ「うむ。ロードスは充実した内容で月刊。ゴブスレはゆっくりじゃが週刊で連載されておる。ゴブスレの方は全12回とのことじゃから、あと2話で終了するようじゃが」

www.4gamer.net

シロ「3ヶ月かけてシナリオ1つ分とは、ゆっくりしたペースですね」

ヒノキ「動画作成の手間を考えると、そんなものかな、と思わなくもないが、何にせよ、いろいろな形式のリプレイがあった方が楽しいじゃろう」

シロ「新星さま曰く『RPGってキャラの成長が楽しいのだから、シナリオ一本で終わると、何だか物足りなく感じる』そうで」

ヒノキ「まあ、わらわとしても『うわー、ホブゴブリンが出たー』と騒いで、戦わずに逃げ出すパーティーの振る舞い方を見て、ちょっとがっかりしたわけじゃが」

シロ「ゲーマーとしては、戦わずに逃げ出すのは有り得ないですよね」

ヒノキ「もちろん、1レベルキャラにとって、ゴブスレのホブゴブリンはボスキャラ級の強敵じゃから、洞窟を歩いていて、いきなりばったり出くわす時点で、GMの感覚も少し違うわけじゃが」

 

マーダーミステリーとクトゥルー

 

シロ「ソード・ワールド以外には、新作RPG『トレイル・オブ・クトゥルー』の発表と、マーダーミステリーを中心とするミステリー系のストーリーゲームの特集がポイントですか」

ヒノキ「マーダーミステリー系は、さすがにこの場でリプレイを書くわけにはいかんのう」

シロ「どうしてですか?」

ヒノキ「最大の理由は、犯人探しのネタバレ厳禁な物語じゃからな。TRPGなら、ダイスを振ってランダムで決まる要素も多いし、自作キャラクターのデータ遊びがメインということもある。しかし、マーダーミステリーでは、ランダム要素がデータ面ではなく、謎解きとキャラの目的達成を目指すプレイヤー個々の駆け引き話術に基づいておるから、ネタバレをされると、ゲームとして全く成立しない、あるいは楽しめないのじゃ」

シロ「つまり、一回プレイしてしまえば、再プレイを楽しむことはできないと?」

ヒノキ「推理小説じゃと、犯人が分かった後でも、伏線をたどり直して読む再読の楽しみというのもあるのじゃが、複数人数の謎解きゲームで最初から謎の答えが分かっているプレイヤーが混ざると、興醒めじゃろう」

シロ「役割演技という点でTRPGに近いところがあるものの、ダイスを使った判定といったランダム要素がないために、謎解きパズルと同じで一回性を重視したゲームだと」

ヒノキ「先日、ネットでマーダーミステリーの動画リプレイ配信が行われ、それが製作関係者には無許可で配信されたもので、著作権云々の訴訟問題になりかけたことがあってのう。その件について、SNEの安田社長もツイッター上で問題提起されていた」

シロ「ならば、ここでリプレイ記事を書くのも、もってのほかということですね」

ヒノキ「SNEも大々プッシュしているので、興味はあるのじゃがな」

何度だって青い月に火を灯した

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九頭竜館の殺人

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ヒノキ「世界観的には、マフィア絡みの殺人事件シナリオは新兄さんの好みじゃないらしいが、今度は人狼や友野さん製作の吸血鬼シナリオが出るそうで、新兄さんの食指がそそられているようじゃ」

人狼村の祝祭

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シロ「人狼に吸血鬼ですか。確かに人外萌えの新星さまのツボかも」

ヒノキ「じゃが、デス・コロナの影響で買いに行くのが難しい上、マーダーミステリーというゲーム性ゆえ、ソロプレイが不可能。おまけに、メンツを集めることも無理なのじゃ」

シロ「3、4人ぐらいなら集められるんじゃないですかね」

ヒノキ「コロナがなければの。まあ、仮に新兄さんの現在の交友関係だと、ボードゲームなんかで数人を集めることは年に何回か可能なんじゃが、マーダーミステリーだと必要なプレイヤーが7人以上で個人の家だとなかなかプレイしにくい。どちらかと言えば、パーティー会場の余興イベント用のゲーム、あるいは大学なんかのサークルでの遊びに向いたシステムなのじゃ」

シロ「7人かあ。確かに、コンパーニュに今いるメンバーでも4人で、そこにマーキュリー・バットやメガネンジャーのメンツに声を掛けたら揃えられるかなってメンツですね。社会人が日常的に遊びで付き合うメンツとしては、数が多いのかな」

ヒノキ「一応、マーダーミステリー関連のイベントを企画するゲームカフェとかバーとかがあったのじゃが、今回のコロナで営業停止となって、店をたたむ羽目になったという話も聞く。これから日本でも盛り上がるかもしれないジャンルだったのに、いきなり出端を挫かれた形じゃ」

シロ「つまり、アナログゲーマーにとっても、新型コロナウィルスは敵だと言うことですね」

ヒノキ「あくまで一時撤退で、今後の再起が期待はされておるが、人と会うという文化活動に対して、会うこと自体が禁じられている現状はやるせないのう。全てがオンラインになってしまうのが推奨される流れじゃが、多様性あってこその文化だとも考える」

シロ「結論として、マーダーミステリーはあくまで大人数用のパーティーイベントゲームであって、個人が友人と気軽に楽しめるものではない。その意味ではLARPと同様、インドア派の引きこもりゲーマーが楽しめそうなゲーム形態ではない。ただ、イベント運営の客寄せ作品にはなるかも知れなかったのに、コロナのせいで、それも現状おじゃんになった。おのれコロナ、人類文化に対する敵め、絶対に許せんってことですね」

ヒノキ「まあ、新兄さんのライフスタイルに合ったゲームではないけど、せっかくSNEがプッシュしているものを、食わず嫌いするのも視野狭窄に陥るからのう。少なくとも、こんな物があると知っておくことぐらいは必要じゃろう。その上で、クトゥルーじゃが……」

シロ「これとは別のゲームなんですよね」

ヒノキ「まあ、D&Dに対するパグマイアというか、CoCに対するToCという形で、対抗馬を出して行こうという戦略じゃな。英語版は2008年に出て、それなりに年季を経ておるようじゃ」

Trail of Cthulhu RPG

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  • 作者:Hite Kenneth
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: ハードカバー
 

シロ「つまり、ホビージャパンのD&DやCoCに対抗する戦略ですけど、当たるのでしょうか?」

ヒノキ「あわよくばCoCのおこぼれぐらいはもらえるかもしれんがのう。何にせよ、多様性という意味では応援したいところじゃが、面白いのはToCの翻訳チームが実は今のD&Dの翻訳チームでもあるという点。ええと、今のD&Dからこっちに鞍替えしたの? と思わなくもない。ホビージャパンのD&D出版ペースだけじゃ商売にならないから副業でToCに手を出したの? とか、この辺の業界の裏で何が起こっているんだろうとか、いろいろ気になるところじゃのう」

シロ「気になると言えば、雑誌でサポートするゲームが増えると、ロードスやゴブスレの比重がその分、減りやしないか、ということですが」

ヒノキ「まあ、その辺は、雑誌のページ数もさることながら、何よりも人手じゃのう。少なくともToCにはSNE内部の人間はあまりタッチしていないようなので、あくまで外部の人間との折衝で立ち上がった企画と見る。ホビージャパンの方は、D&Dとパグマイアの共存を認めたようなので、CoCもToCと共存できればいいのじゃが、果たしてどうなることやら。まあ、この作品の追っかけは、ここではなくGTライフの方に委ねようと思う。わらわたちはそれよりも、ソード・ワールドのマッスル太郎に力を注ぐつもりじゃ」

シロ「では、ボクとリトルは、また新星さまのところに戻ります」

ヒノキ「その前に……わらわのためにスイーツを作って欲しいのじゃ。コロナに負けないスイーツをな」

 シロ「こういうのですか?」

ヒノキ「ああ、蘇じゃ蘇じゃ。阿蘇のふもとのここ、コンパーニュで、蘇を食べて気分一新、蘇るのじゃ」

シロ「今のは、蘇と阿蘇をかけた高度なギャグです」

 (当記事 完)