花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

魔神ハンター、魔窟初攻略後の成長タイム(SWミストグレイヴ3−5.5)

今回はミニ成長

 

GM(ヒノキ)「前回は、魔窟の初挑戦で地下10階まで降りたということで」

G太郎(ゲンブ)「一先ず迷宮に入って出たら、ミッションクリアというのはお手軽でござるな」

ホリー(シロ)「これって、入り口から何度も入って、地下10階の敵を倒し続けて行けば、無限に経験点稼ぎできるのかな?」

GM「可能じゃが、そういう単調作業をTRPGで続けても楽しいとは思えぬ。ましてや記事書きの上では、ストーリーの進展が感じられず、経験点稼ぎのバトルを繰り返すだけでは、読者も読んでいて、つまらんじゃろう」

デル(リトル)「魔窟の次の目標は地下20階だぁ。敵が強くなることを想定して、オラとホリー姐さんのレベルが5になったタイミングで、再び挑戦するってことでぇ」

ホリー「ともあれ、1ミッションクリアしたので、名誉点事業の方も発展できるわけだ」

GM「まずは、前回の獲得名誉点じゃが、魔神を倒すと剣の欠片によって12D点の名誉点が得られる」

G太郎「1人4個を振るとしよう。私は16点」

デル「オラは13点だぁ」

ホリー「12点」

G太郎「合計41点でござるな。これを元手に事業発展を頑張るとしよう」

GM「現在の本部経営は、名誉点180、投資額1150Gとなっておる。では、各自D66を振って、事業イベントを決めるといい」

G太郎「52は何も起こらないでござる」

デル「23は、利益発生が0だぁ。神殿として施すだけに終わったぁ」

ホリー「41は何も起こらない。だけど、利益0とはつまらないなあ」

G太郎「それでも損はしないためにも、名誉点を各自10点ずつ注ぎ込むでござる」

ホリー「分かった。じゃあ、全員の獲得名誉点は31点。本部の名誉点は210点になったわけだな」

GM「では、損も得もせず、名誉だけを注ぎ込んで、名誉点210、投資額1150Gというのが今回の結果じゃ。確かに変化がなくて、つまらない結果と言えよう」

G太郎「しかし、こういう地道な経営が、いつか華を咲かせることもあろう。事業とは継続維持することにも意味があるわけで」

ホリー「注ぎ込んだ名誉点は消えないんですよね」

GM「注ぎ込んだ名誉点が300を越えると、国家レベルの有名施設となる」

デル「すると、毎回30点ずつ注ぎ込めば、あと3回で本部の名声が上がるんだなぁ」

GM「では、続いて、キャラの個別成長じゃ」

 

続きを読む

魔神ハンター、魔窟に挑む(SWミストグレイヴ3ー5)

影の邂逅

 

GM(ヒノキ)「久方ぶりの魔神ハンターなのじゃ」

G太郎(ゲンブ)「前回のプレイはこの記事でござるな」

ホリー(シロ)「アリナ様、その前に忍びの者として、彼の御仁に黙祷を捧げさせてくれませんか?」

GM「おお、千葉の真さんじゃな。半さんとか、新さんとか、十兵衛とか、ハンス王子とか、いろいろな名を持つ御仁」

デル(リトル)「お頭の生前の勇姿を偲びながら、その躍動感あふれる動きと威厳を備えた風格を称えたいと思うんだなぁ」

G太郎「うむ、武人としても、芸道としても、一時代を築き上げて、後進に伝え残した名優にして匠(マイスター)と言える御仁であった。謹んでお悔やみ申し上げる」

GM「炎の中の殺陣はまさに伝説級の鮮やかさじゃったよのう。日本のアクション活劇のレベルを大いに引き上げ、未来を支える土台を構築したという意味でも、稀代のスターそのものじゃ。合掌」

 

G太郎「それで、前回は魔道食屍鬼ことグールメイジを退治して、ゴブリンキングの盟友の称号を得たのでござったな」

GM「日数にして、21日めの朝にミッションクリアして、その日の昼に疲れを癒した。今回は21日めの夕方からスタートという形じゃ」

●ミストグレイヴ上層階の地図

(青字は拠点および宿泊可能地点。赤字は目的地。

 緑字は新規に記入。青いラインは安全ルート)

 

              ?
              l

蛇の酒蔵ー凱旋門ー岩棚のーゴミ溜め窟ー?

(梯子) (魔窟) 城塞  l

  l   l   l   l
コボルド窟ー無限ー隠者のー地底湖の畔

      金床  迷路  

         l   l

     大水車ー烈火団煌びやかな 

         本部 大通路

         l   l

   物乞い市場ー 騎獣ー水没通路

    (蜜蜂) 調教所 (梯子)

         l

     肉の穴ー処刑遊戯場

    (解放軍) 

G太郎「岩棚の城塞から西隣の凱旋門に向かえばいいのでござるな」

デル「とうとう噂の魔窟に挑戦して、魔神狩りに挑める時が来るでさぁ」

ホリー「では、その夜、凱旋門に向かう3つ、いやイノセントも含めて4つの影があったということで」

GM「その影の烈火団に対して、ランダムイベントが発生したか1Dを振るがいい」

G太郎「4が出たでござる」

ホリー「何やら不吉な目ですね、お頭」

GM影の軍団ごっこに誘われたかどうかは知らぬが、一人の密偵が姿を現す。2Dを振れ」

ホリー「なに奴!? 9」

GM「登場したのはオーガ姿のニコ・シュナウヘア。お主たちと同様、ルキスラ帝国に雇われたナイトメアじゃ」

G太郎「前に会ったのは、実プレイで半年ほど前のこの記事。流離いギャンブラーのニコとか言ったでござるな」

GM「ゲーム内時間では、15日の昼なので6日前じゃのう。ニコの欲しがっている情報はまだ入手していないのじゃが」

デル「ええと、ニコさんはどんな情報が欲しかったんだっけかぁ」

GM「防空施設、シェラシース、ヤーハッカゼッシュ、地底に眠るもの、とある」

G太郎「ヤーハッカゼッシュなら、先日会ったでござる。ゲーム内時間では……20日の朝なので、つい昨日の話ということになるな」

ニコ『何、昨日ヤーハッカゼッシュに会っただと? それで奴の能力は分かったか?』

G太郎「奴は私よりもはるかに強い」

ニコ『そんなことは分かりきっている話だ。それより、奴の側には一人の少女がいるという噂だが?』

ホリー「確かにいたけど」

ニコ『その少女の正体も知っておきたい。どうも、その娘がヤーハッカゼッシュを影で操る支配者という噂もあって、決して侮ってはいけないという予感なのだ』

G太郎「一応、癒し手ではあったので、何かの神の神官なのでござろうか」

ニコ『もしかすると、神そのものという荒唐無稽な話も聞いたが、まさかな』

デル「GMがぶっちゃけた情報によれば、光の剣少女とか言ってなかったかぁ?」

ホリー「つまり、これだな」

GM「もう、そろそろ、このネタも賞味期限が切れようとしておるがのう」

G太郎「9月になると、光の剣少女改め、契約悪魔少女になるやもしれぬ」

GM「なるほど。それならシナリオを書き換えて……」

G太郎「いやいや、勝手に書き換えて良いものではござるまい。重要キャラであろうに」

GM「まあ、重要なのは間違いないが、結局のところ魔剣少女なのは事実じゃからして」

G太郎「その情報をニコ殿に伝えると?」

ニコ『それもまた荒唐無稽な話だな。もう少し確かな情報が欲しい』

G太郎「では、引き続き調査を進めるでござるよ」

ニコ『ああ、こっちは地下水路に関する情報をいくつか手に入れた。脱出する際に役立つと思うぜ』

G太郎「では、また、いずれ」

 

 こうして、ルキスラの密偵同士の短い邂逅は終わったのである。

 名もなく地位なく姿なし。

 されど、この世を照らす光あらば、この世を斬る影もあると知れ。

 うん、知った。

 天魔覆滅。

 

続きを読む

合宿の果てに(花粉症ガール夏合宿編3)

緑と赤の混交

 

ヒノキ「そこじゃ! 朱雀覇王拳!」

ゲンブ「おお、アリナ様の高速正拳突きとは!」

翔花「遅い! 時を見切った今のわたしの目には、止まっているようにしか見えないんだから」

ヒノキ「何! 粉っちゃんが消えた! しかし、気配まで消えたわけではない。朱雀飛翔脚!」

ゲンブ「突きが避けられた時のための二手目! 跳躍蹴りでござるな」

翔花「空中戦が得意なのはヒノキちゃんだけじゃない。わたしだって翔の字を持つのをお忘れなく! 飛翔十文字斬!」

ヒノキ「何っ!? 粉っちゃんが分身して、真上と真横から突っ込んでくるじゃと? 片方は高速移動の残像か?」

翔花「違う。どっちも実体よ」

ヒノキ「縦と横から来るなら、斜め方向に避ければ済むこと。翼があれば、空中機動は容易い!」

翔花「甘いわね」

ヒノキ「何とッ! 避けた先にもう一人の粉っちゃんが? 2人のように見せかけて、3人じゃと?」

翔花「いいえ、4人よ」

 

 驚きのあまり、態勢をよろめかせた日野木アリナに対して、四方から粉杉翔花が風の刃で切り刻む……ように見せかけての寸止め。

 日野木アリナは着地し、続いて分身の術を解いた翔花も舞い降りる。

 

ヒノキ「やられたわ。どのような仕掛けじゃ?」

翔花「花粉粒子を4分割しただけの話よ。1人1人の密度は小さくなるので、肉弾戦の攻撃力は落ちるけど、スピードと切断力は上昇するし、何よりも奇襲効果が大きい」

ヒノキ「驚いたのは、十文字斬という技名じゃ。真に受けると、縦と横の二方向と思うじゃろう? しかし、時間差で斜め方向の伏兵を用意しておいて、斜めに避けた相手の不意を討つとは、良く言えば駆け引き達者。悪く言えばイカサマというか、ズルいというか(涙目)」

翔花「あれ? ヒノキちゃん、泣いてるの?」

ヒノキ「言っておくが、負けて悔しいからではないぞ。純粋可憐な粉っちゃんが薄汚い小細工を覚えてしまった感じなのが、何とも哀しいのじゃ」

翔花「花粉分身って、そんなに卑怯かしら? 本気を出せば時空に干渉して、別次元の自分を召喚して9人ぐらいの分身は作れるんだけど、今は屋久島に力を封印しているし、NOVAちゃんにも迂闊に時空に干渉するなって言われているから、4人が限界なの」

ヒノキ「分身はともかく、十と言いながら、斜め攻撃するようなやり方が卑怯と言うておるのじゃ。面と言いながら胴を攻撃したり、ライダーパンチと言いながら銃を撃って来るようなフェイントは美しゅうない。斜め方向の攻撃があるなら、技名にもそう名付けるのが正統派のヒーロー・ヒロインの姿であろう」

翔花「だったらズルくないよ。十で縦と横に攻撃して、文で斜め方向の攻撃を後から加えるように考えたんだから。頑張って漢字を勉強したんだよ。それのどこが卑怯だって言うのよ?」

ヒノキ「……ムッ。十文字斬には、そのような意味合いがあったとは。なるほど、そう言われると確かに筋は通っておる。済まなんだ。どうやら悔しまぎれの言いがかりを付けてしまったようじゃ。この日野木アリナともあろう者が、そなたの武芸の熟(こな)れように、いささか動揺したらしい。

「いずれにせよ、そなたの身のこなし、鋭い突きと切り崩し方、気配の隠し方も含めて、相当の鍛錬を経てきたようじゃの。これ以上の対決をするなら、この道場では狭すぎる。わらわも本気を出そうものなら、辺り一面を燃やし尽くす危険があるゆえ、コンパーニュの中での稽古はもう十分じゃ」

翔花「うん、本気を出したヒノキちゃんには、今のわたしが勝てると思わない。わたしの技は、相手を滅殺するための破壊力は持っていないから。相手の不意をついて無力化できれば十分かなって」

ヒノキ「じゃが、過去にスペースGを倒したほどではないか。それだけの破壊力は隠し持っているのじゃろう?」

翔花「それは、花粉不思議時空という異空間で、多くの想いと時の理が混じり合って紡ぎ出された奇跡の技なの。99の必殺剣は必ず相手を殺してしまう究極奥義だから、練習で軽く手合わせする場合に出せる技ではないわ」

ヒノキ「うむ。本気を出せば、粉っちゃんがどれほど凄いか。そして普段でも侮れない腕と戦闘センスを備えていることは分かった。もはや武芸で、わらわが粉っちゃんに教えることは何もない。日野木流の免許皆伝としておこう。わらわに負けず劣らぬオーラ、俊敏性、風の技、それほどの力を備えていれば、シキリンジャーのリーダーも任せられよう。わらわは2番手とサポートに回る」

翔花「あっ、でも、わたしには絶対にヒノキちゃんに勝てないことがあります」

ヒノキ「何じゃ?」

翔花「知識の絶対量が足りないので、相手の技がどういうものか見極めて解説することができないの。自分の技は説明できるけど、他人の技の特性とかを見て、弱点とかを見極めることはできないので、やられる前にやらないと、防戦一方じゃ不利になるだけ。まあ、その時はKPちゃんのサポートとか、NOVAちゃんのアドバイスがあれば何とかなると思うけど」

ヒノキ「なるほど。奇襲とスピードと、攻撃力に特化しているので、花粉分解と時空転移以外の防御手段は持っていないということじゃな。そういう欠点は誰だって持っておる。それだからこそ、自分の欠点をカバーしてくれる仲間の存在が心強いのじゃ。のう、ゲンブ」

ゲンブ「はっ。我はアリナさまの盾であれば」

 

 こうして、シキグリーン(翔花)とシキレッド(アリナ)のリーダー決定試合は、グリーンの勝ちという形で終了した。

 なお、余談だが、グリーンがリーダーのチームはトリプルファイターである。

 

続きを読む

料理と武道の話(花粉症ガール夏合宿編2)

イカから始まる心技体

 

シロ「今日のスイーツメニューはスイカだ」

晶華「これね」

シロ「ジョークでやってるのは分かるが、真面目な料理の研鑽で茶々を入れるのは感心できないな。遊び心も大切だが、料理の作法としての心技体を今日は教えたいと思う」

晶華「心技体って武道の心得じゃないの?」

シロ「武道の心得は料理にも通じるんだ。だから料理マンガは、しばしば武道のバトル要素を演出に含む。その典型的な例がこれだ」

晶華「う〜ん、よく分からないけど、この今川演出がGガンダムに通じるという話は聞いたことがあるわ。つまり、優れた料理人は優れた武道家に通ずってことね」

シロ「もちろん、名料理人が即、名武道家というわけではない。それぞれの技能は別々の物だけど、食の道は体を作り、武の道は体を鍛える。腹が減っては戦はできない。戦いに勝つ上でも、食を軽視してはならないってことなんだ。だから、中華料理と中国武術は通じるし、プリキュアだってスイーツ道を極めしチームもいた」

晶華「分かったわ。では、料理の心技体を私に教えて下さい、シロ先輩」

シロ「では、料理の心とは何か? リトル、答えてみよ」

リトル「はい。料理は食べる人のことを考えて、愛を込めて作れということですねぇ」

シロ「美味しい料理の基本だな。作る人ではなくて、食べる人の笑顔のために料理は作るもの。もちろん、自分のために作る場合でも、自分で食べて美味しいと思えるものを作るだろう。自分で食べるのだから多少の手抜きはあるかもしれないけど、それでもわざわざ不味い料理、憎しみや怒りの気持ちを料理に込めたい者はいないはず。食べた自分が満足できるように作るはずだ。誰かのために作る際も、食べた人が喜んでくれることを願うはず。それは技術以前の心構えとして大切なことだ」

晶華「うん。料理は食べる人のことを考えて、美味しく味付けしようと目指すもの。これは創作においても言えることね。鑑賞する人のことを考えて、面白く味付けするのが創作の道だ、とNOVAちゃんなら言いそう。自分のことしか考えない独り善がりな物語、自分が読んでもつまらない物語を人に押しつけるのは、下手な料理人と同義ってことかしら」

シロ「何かを作る、という点では、全てそうだな。受け手や使い手のことを考えたものづくりというのは、作り手の心構えの基本だ。もちろん、自分だけが使う、自分だけが楽しむ、自分だけが味わうので満足なら、自分のことだけを考えていればいいだろうけど、他人に披露する場合は独り善がりの先を見据える必要がある。

「自分が他人と違う感性を持っているなら、自分が美味しいと感じる料理が他の者にはゲテモノ料理で不味いと受け取られるかもしれない。その場合は、自分の感性のズレを一般の人に合わせて調整するか、ズレた感性すらも個性としてアピールするかは人それぞれだけど、自分の舌と世間の舌の違いを意識して、TPOに合わせた料理の作り方を身に付けなければいけない。まあ、それは技術論になるけど、とりあえずは自分の感性を理解して、受け入れてくれる相手に愛情を込めたセンスのいい料理を目指すことだな」

晶華「誰のための料理か、その心を見失ってはいけないってことね」

シロ「もちろん、自分の優れた技術を披露するとか、料理人としての名声を高めるとか、そういう結果を求めるのは悪いことではない。ただ、根幹的には、自分を評価する人に向けて相手の好みを想像する力と自分らしさの両立を図る必要はある。どちらかを選ぶのではなくて、両方を適切な配分で混ぜて、自分も満足、受け手も満足できるものを目指すわけだ。独り善がりになりやすい人間は、それこそ人の好みを尊重するという心を習得しないといけない。人の好みの分からない者に、人を楽しませることはできないからな」

晶華「受け入れられる愛って、そういうことね。独り善がりな愛は自分の気持ちをただ押し付けているだけ。本当の愛は、相手の好みを理解して、自分が合わせていけるかという心根」

シロ「それで、自分らしさを見失ってしまえば、ただ媚びているだけなんだけどな。だから、何が自分らしさでこだわる部分であり、何が人の好みを反映できる部分なのか理解して、どちらも両立できるよう自分の幅を広げることが大事。それこそが技術なんだ」

 

続きを読む

屋久島ヴァグランツ、完成編(SWアウトロー本キャラメイク4)

能力や経歴の微修正

 

ケイP『今回でヴァグランツのキャラ作りは終了するッピが、とある発見をしたッピ』

カニコング「それは何じゃらホイ?」

ハイラス「最近は、大岩語がちょっとしたブームでござるな?」

カニコング「新人の熊野に代わって、キレンジャーっぽさが薄れた気がするたい」

弥生「ごわす口調が、たい口調になったのですか?」

カニコング「イケメンとしての親しみやすさを高めるには、吾輩やごわすよりは、大岩教官に習う方がいいからのう」

弥生「大岩大先輩は確かに親しみやすいレジェンドですが、イケメン枠かどうかは疑問が残ると思います」

カニコング「キレンジャーは華麗な戦士と聞き申したばい」

弥生「それはカレーの戦士の誤解ですね。なお、スーパー戦隊レストランというものが最近オープンされたそうですが」

ケイP『話を始めた瞬間に、いきなり寄り道脱線回路を発動させるとは、恐るべきはYTC装備のキレンジャーだッピ。何じゃらホイ? から話を戻すッピが、今回の発見は弥生ちゃん絡みだッピよ』

弥生「え? 私ですか?」

ケイP『弥生ちゃんの人魚キャラを作る際、アウトロー本にウィークリング用のマギテックの能力が見つからないと前に言ったッピが、その後、125ページに見つかったッピ。技10、体8、心5だったッピよ』

弥生「私は技9、体6、心8でキャラ作りしましたね」

ケイP『すでに仕上がった能力のままでも構わないけど、もしも今回見つかった能力の方が良ければ、変更してもいいッピよ』

弥生「前の能力値は、器用13、敏捷15、筋力12、生命12、知力18、精神20でした。もしも変更するなら、器用14、敏捷16、筋力14、生命14、知力15、精神17ですね。何というか、特徴のない平均的な能力ですから、変更しないままにします」

ケイP『了解だッピ。次にカニコングさん』

カニコング「はいな、ケイPどん」

ケイP『いつまでキレンジャー弁を続けるかは分からないッピが、騎獣に関するデータで、2.0版のサプリで海馬のものが見つかったッピ』

カニコング「ほう、タツノオトシゴのデータがあったと?」

ケイP『いや、馬の上半身と魚の下半身を持つ幻獣ケルピーのものだッピね。それを参考にすれば、シーホースのデータも作りやすそうだッピ。さらに水陸両用騎獣がもう一つあって、河馬だッピね。すなわちヒポポタマス🦛』

カニコング「カバか。データ的には強いのかのう?」

ケイP『適正レベルは、ケルピーが3〜5で、ヒポポタマスが5〜7。カバの戦闘力は、肉体的にはドラゴンインファントに匹敵するッピね』

カニコング「ドラゴンの幼体並みの強さを誇るカバか。バカにはできんのう」

弥生「え? もしかしてカバライダーを目指すつもりですか?」

ハイラス「他にないオリジナリティを目指す上では、良き選択肢と言えようが、レベル5だと先の話でござろう」

カニコング「カバにまたがる美形のカニ戦士……これで人魚姫のハートを射止めることはできるかいのう?」

弥生「一応、動物戦隊ゴーバスターズにグリーンヒポポタマスというイケメン戦士が登場したそうですが……」

ケイP『ウサダ声の声優さんが、ほとんどネタ的に変身した半ば黒歴史的なヒーローだッピね』

カニコング「今はゲゲの声でゼンカイジャーに出演中たい」

ケイP『ただ、諸事情で休業することになったため、ゲゲの声がどうなるかが気になるところだッピ』

カニコング「つまり、今はヒポポタマスはイジらない方が吉と言うことでごわすな」

弥生「あっ、ごわすに戻りましたね」

カニコング「やはり、キレンジャーのマネをしても、吾輩は大岩さんにはなれんので、吾輩らしい親しみやすさを模索するしかないでごわそう」

ハイラス「それに気付いたのは僥倖でござる。一時的にマネしても、板につくとは限らないでござるからな」

カニコング「ところで、ケイPどん。前回、吾輩はライダー技能の騎芸を【高所攻撃】に決めたでごわすが、これを【遠隔指示】にしても構わんでごわそうか?」

ケイP『何故だッピ?』

カニコング「騎乗すると、楯が持てずに防護点が下がるからでごわす。少しでも防護点を高めるには、騎獣とは別行動で戦える方が有効ではないかと思い至ったでごわす。そもそもカニが馬に乗るという絵面に違和感を覚えるゆえ、心の友のパートナーアニマルは認めても、騎乗するのではなく、相棒として肩を並べて戦う関係でありたい、と」

ケイP『確かにアウトロー本では、ライダー技能で獣使いになるという選択肢が示されたッピね。個性的な選択肢として、認めてもいいッピよ。あと、これは前回に間違えていたことだッピが、3回めのハプニングは必須じゃなかったッピ。それを選択すると余分に年を重ねるのが本来のルールだけど、年は重ねずにハプニングはあったという形に裁定するッピよ』

ハイラス「ハプニングをなかったことにはしないのでござるな」

弥生「ハイラスさんは一時的に奴隷になり、カニコングさんは人魚に惚れ、私はダイゴさんみたいな人に成功を約束されたということですね」

 

続きを読む

新ヒーローの話(花粉症ガール夏合宿編)

夏のヒーロー&ロボット雑談

 

ゲンブ「う〜ん、シンカリオンZもいいものだ」

ヒノキ「こやつ、シンカリオンZに前作の同名キャラがいち早く登場したから、喜びおってからに。わらわもスザクの登場を心待ちにしておるのにのう」

リトル「セイリュウ君は、前作主人公のハヤト君と一緒に出るのが楽しみですぅ。ダークシンカリオンVSブラックシンカリオンも実現しないかなぁ」

シロ「ボクは、ビャッコの登場も楽しみですが、次回のハローキティも気になるところですね」

ヒノキ「う〜む、 シンカリオンとコラボする以前から超合金になったり、ガンダムとコラボしたりするとは、ハローキティも侮れんのう。そのうち、スパロボに参戦する可能性もあるのでは?」

ゲンブ「さすがに、ハローキティスパロボ参戦はあり得ないと思うでござるが、それを言うなら、ガンダムとのコラボも実現するまではあり得ないと思われていたわけで、ハロキティトピアの侵攻は留まるところを知らないのかも知れぬ」

ヒノキ「まあいい。わらわたちコンパーニュも、仮面ライダーとのコラボが決まったからのう」

ゲンブ「はい? いつから、そういうことになったでござるか?」

ヒノキ「今度のライダーは、温泉とフェニックスの力で戦うからのう。温泉といえばコンパーニュ、フェニックスといえば日野木アリナというのが、このブログ時空の常識であろう。つまり、このブログ時空においては、新たな仮面ライダーバイスとコンパーニュはコラボしたものとして扱う。すなわち悪魔と花粉の精霊は人も知らず、世も知らず契約を交わしたのじゃ」

シロ「まるで忍者みたいですね」

リトル「ここだけの秘密ってことですかぁ」

ゲンブ「リバイスは温泉ではなくて、銭湯でござる。そして銭湯なら、こちらも忘れてはならぬでござろう」

リトル「だけど、新ヒーローだと、こういう作品も誕生したですねぇ」

シロ「その作品には、キラメイグリーンもダンス部JKとして出演して、第2話でスポットが当たるとも聞きました」

ヒノキ「ハイスクールヒーローズではピンク役も男で、 ヒロインが変身しないのが残念といえば残念じゃが、サンバルカンやサイバーコップ、超神ビビューンのように変身ヒロイン不在のヒーローチームもあったわけじゃから、変身しなくても心はヒーローチームのサポートヒロインがいれば楽しめもしよう」

ゲンブ「しかし、ジャニーズヒーローと言えば、これも忘れてはいけないでござる」

ヒノキ「うむ。2021年の下半期も数々のヒーローたちが新たな風を吹き起こして、燃え盛ってくれることを、わらわは応援するばかりじゃ」

 

続きを読む

屋久島ヴァグランツ、経歴続き(SWアウトロー本キャラメイク3)

怪獣とオリンピック

 

ケイP『8月に入ったので、そろそろキャラ作りを急ぐッピ』

ハイラス「さすがにキャラ作りだけで、一夏いっぱいを掛けるわけにはいかないでござるからな」

カニコング「とりあえず、山の日までには完成させたいでごわす」

弥生「今年の山の日は8月8日。立秋の翌日に当たりますね」

ケイP『本来、山の日は8月11日、つまりドゴラの日に当たるはずだったのに、オリンピックの祝日移動に巻き込まれて、今年もドゴラの日を祝ってもらえない形になったッピ。前回の東京オリンピックは1964年、つまりドゴラと東京五輪は切っても切れない仲だったのに、今回の五輪はドゴラから祭日を剥奪するなんて、敵に回ったッピよ』

カニコング「しかし、超人オリンピックがあるなら、怪獣オリンピックがあってもいいでごわすな」

弥生「そういうことを考えて、いろいろな動画を作ってくれた人がいるようですね」

ケイP『なるほど。確かに五輪と怪獣をつなげるアイデアには敬意を表するッピ。だけど、ドゴラへの愛はここには見られないッピよ。これじゃ、オラとしては五輪を認めるわけにはいかないッピ』

弥生「面倒くさいことを言う怪獣さんですね。でしたら、戦隊代表としては、この動画を挙げるしかありません。聞いて、見て、驚いてください」

ケイP『おお、全力全開で痛快に驚いたッピ。こうなったら、こちらも負けていられないッピよ。屋久島ヴァグランツを、アウトローにヨホホイとキャラクリエイトするッピ』

 

続きを読む