花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

魔神ハンターの、葡萄酒ミッション完結(SWミストグレイヴ2ー7)

ミッションを終わらせるために

 

GM(ヒノキ)「14日めの夜、お主たち烈火団は【岩棚の城塞】にて、ガンツフォートの驕王と称するゴブリン王ムルカグンドリの酒宴に誘われ、そして深夜が過ぎて夜明け前となった」

デル(リトル)「徹夜したのかぁ?」

GM「そうしたければ構わないが、ゴブリンたちは完全に無警戒で酔いつぶれておる」

ホリー(シロ)「ボクも完全に酔いつぶれて、フカフカのイノセントの傍らで熟睡している」

デル「うう、周りがそういう状態で、一人だけ起きているのも辛いなぁ。警戒しながらも、そのうち、うつらうつらと寝入ってしまいそうだぁ」

G太郎(ゲンブ)「まあ、前回のラストで、ゴブリン王がパトロン候補になるという話を聞かされたでござるからなあ。こちらから敵意を向けない限りは、相手から攻撃してくることはないと見た。相手がこちらを騙そうとしているなら、GMも我らが不信感を抱かなかったかダイスを振らせてくれるであろう。そういう気配も見せずに、騙そうとするマスタリングは決してフェアではあるまい」

GM「もちろん、わらわはフェアなGMを心掛けておるため、警告もなしにプレイヤーキャラを騙し討ちするようなマネはせんつもりじゃ。ムルカグンドリは、強者としてG太郎の友になりたいと語ったことは本当であるゆえ、現段階では敵対するようなマネはせん。少なくとも、一宿一飯の恩義ぐらいは着せようとする」

デル「ところで、一宿は寝泊まりできる場所だからいいとして、一飯が気になるなぁ。こいつら、ワインの肴として何を食べてるんだぁ? 油断しているとイノセントを食べようとしやがるぐらいだからなぁ」

GM「それを気にすると、語らぬわけにはいかんのう。蛮族は人肉も平気で食べるし、時には共喰いだってする。昨夜、お主たちが試合の形で倒したゴブ三郎と他2名のゴブリン肉が、宴の供物として振る舞われたのじゃ」

デル「ゲッ、そういう食習慣には合わせられねぇ。オラは修行の一環と言い張って、勧められた食べ物は断り、自分の保存食だけを食べるぞぉ」

ホリー「もちろん、ボクもだ」

G太郎「ということで、我らは一宿の恩義だけで、一飯については丁重に辞退申そう。食習慣の違いゆえ、ゴブリン料理は口に合わないと述べて、悪気はないことを伝えてな」

GM「『まあ、お前たちはゴブリンじゃないからな』とムルカグンドリは受け入れてくれた。他のゴブリンたちも、自分たちの食べる分が減らないことを喜んでいた。……と言うことで、保存食を1日分減らすように。ホリーだけは、イノセントの分も合わせて2日分じゃ」

ホリー「仕方ないなあ。後で、人族の拠点で保存食を補充しておこう。ここでは寝泊まりできても、食事は自分持ちと考えよう」

 

GM「では、一晩休んで夜明け前。酔いつぶれたホリーだけは、1D振るように」

ホリー「1」

GM「では、1tb時間だけ二日酔いで、行動判定にマイナス1じゃ。まあ、昼には回復している二日酔いなぞ、大したことはないがの」

ホリー「小さい出目でよかった」

G太郎「さて、ここから南へ帰還することになるのでござるが、【城塞】の真南は【隠者の迷路】とか言っておったな。もしかして、素通りできずに迷ってしまう場所か?」

GM「その通り、とムルカグンドリは言った」

G太郎「ならば、荷車にワイン樽を乗せて進まねばならん以上、迷路をさ迷い歩くのは勘弁願いたい。迷路の中の隠者とは会っておきたいが、それはまた別の機会にするでござる。今は、葡萄酒ミッションの達成に専念しよう。そのためには、また西に戻って、【凱旋門】からまっすぐ南下するコースを辿るでござる」

GM「では、出立する烈火団に対して、ムルカグンドリは『そちらの仕事が済めば、すぐに余に会いに来てくれ。神殿のアンデッドを退治したお前たちなら、グールメイジどもも殲滅できるだろう。期待しておるぞ』と念を押すように訴える」

G太郎「グールメイジとは、どれだけの強さでござるか?」

GM「レベル5で単体戦闘力は大したことはないが、名前のとおり真語魔法4レベルを使ってきて、しかも知性を持ち、配下のアンデッドを率いて群れで襲ってくる。その上、普段は地下の迷宮に潜んでいるから、討伐が面倒くさい。さらに麻痺毒や病気を感染させてくるから、プリーストなしでは戦いたくないそうじゃ」

デル「なるほど。アンデッド退治なら、プリーストが専門家ということか」

ホリー「相手がアンデッドなら人蛮共通の敵。そういうことなら、協力してもいいだろうなあ。〈光のアミュレット〉も無駄にならないし」

G太郎「では、アンデッド退治ミッション、遠からず引き受けに来るでござるよ」

ムルカグンドリ『それでこそ、余が友と見込んだマッスルG太郎と烈火団だ。その武勲に誉れあれ』

 

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魔神ハンターと、鬼の宴(SWミストグレイヴ2ー6)

節分なので、鬼の話

 

GM(ヒノキ)「2月2日なので、鬼の話をするのじゃ」

G太郎(ゲンブ)「鬼といえば『鬼滅の刃』?」

GM「何でじゃ? ソード・ワールドのリプレイの続きじゃろう。いきなり話の腰を折るでないわ」

ホリー(シロ)「そう言えば、『鬼滅の刃』は新星さまも気になって遅ればせながらチェックしようという話だったはずですが?」

GM「ところがどっこい、地元の書店で原作マンガが売り切れて手に入らないということで、いきなり出鼻を挫かれたので、意欲が削がれたそうじゃ」

デル(リトル)「Amazonで注文したり、Kindleを使うのではどうでしょうかぁ?」

GM「まあ、他にも読みたい本(ダークタワーとか)やら見たい配信やらが目白押しなので、鬼滅に当てる時間も惜しいし、本来の趣味で買いたい物も多いので鬼滅に充てる金も惜しいため、やはり一時的な気の迷いにしようか、それとも今は無理でもいつか手を伸ばしてやるぜと思い続けるのかは現状不明ということじゃ」

G太郎「あの御仁の鬼滅愛はその程度でござるか?」

GM「というか、鬼滅愛が芽生えた程度で、これから育成しようと思ったら、そこまで手が回らない状況なんじゃろうな。鬼滅愛よりは、明らかにソード・ワールド愛の方が上じゃし……ということで、鬼成分は今回の物語で堪能するものとする」

G太郎「まあ、鬼滅へのにわか興味に駆られて、当リプレイの記事書きが放置されてしまっては、残念でござるからな。優先順位の問題と理解するでござる」

 

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魔神ハンターと、ゴブリン王(SWミストグレイヴ2ー5)

前置き戦隊話

 

ヒノキ「仮面ライダー剣の後配信は、ジャッカーを期待しておったのにゴレンジャーが来たのじゃ」


秘密戦隊ゴレンジャー OP

シロ「まあ、戦隊45作品めのゼンカイジャー開始前に元祖戦隊を再復習できるのは、悪いことではないでしょう」

ヒノキ「無論、悪くはないと思うが、ゴレンジャーは思いきりメジャー過ぎてレア度が足らんというか、ブレイドの後にトランプ戦隊が来ると思うておったのじゃがのう」

ゲンブ「レア度と来れば、昨年ガメラ祭りを盛り上げてくれたシンフォギアが、今度はこういうのを取り上げてくれるでござる」


「シンフォギアXD」シンフォギア✕キラメイジャーPV

ヒノキ「ほう。スパクロよりも先に、そちらがキラメイてくれるとはサプライズじゃのう」

シロ「本当に、キラメイは次回のネコネタも含めて、キラキラ輝いているニャー」


魔進戦隊キラメイジャー 第41話 予告


『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』予告編

リトル「これから番組最終回を経て、新番組開始まで熱い戦隊祭りが展開されると思うと、期待全開ですぅ」

ヒノキ「うむ。昭和初戦隊のゴレンジャー、平成初戦隊のターボレンジャー、令和初戦隊のキラメイジャーが配信も含めて一同に会する機会もそうそうないからのう。そしてゴレンジャーと言えば、バリブルーンやバリドリーンの飛行メカが楽しみなのじゃ」


とべ! バリブルーン ささきいさお こおろぎ'73


バリブルーン


空の要塞バリドリーン&万能戦車バリタンク


バリドリーンの歌 ささきいさお こおろぎ'73

ゲンブ「しかし、バリドリーン登場は42話。 ずいぶんと先の話でござるなあ。我としては、それよりも金曜配信中のターボレンジャーの2号ロボ、ターボラガーが近日登場予定なので、楽しみでござるよ」


Turboranger Turbo Rugger first appearance

シロ「それだと、戦隊初の基地ロボ、ターボビルダーも楽しみだニャー」


ビルドアップ!ターボビルダー!! 高速戦隊ターボレンジャーの特撮傑作選 

リトル「でも、リウとしては、現役ロボのキラメイジンも応援しているですぅ」


魔進戦隊キラメイジャー/Kiramagers - 魔進合体キラメイジン (歌: 串田アキラ) / Kiramagin(Kirameijin) theme song

ヒノキ「それぞれの時代の戦隊メカやロボに、それぞれの良さがあるので、みんな楽しみに応援したいのじゃ」

ゲンブ「そしてこれからプレイするミストグレイヴでも、超巨大魔動機サスライオーの登場が楽しみでござるよ」

ヒノキ「そんな物は、シナリオには書いておらんのじゃがのう」

ゲンブ「たとえシナリオには書かれてなくとも、TRPGはプレイヤーとGMの想像力、キラメンタルさえ高まれば、自由にひらめキングしてクリエイトできる遊びでござる。ですから、是非ともサスライオーを用意してくだされ」

ヒノキ「う〜ん、深層階には確かに【巨大格納庫】なる施設があって、魔動博士によって巨大魔動機ドラゴンフォートレスという全長50mの飛行要塞が研究されておるのじゃがの」

リウ「本当ですかぁ? それは深層階に降りるのが楽しみですぅ」

シロ「だったら、そのドラゴンフォートレスを奪って、人型への変形機能を付ければ、サスライオーも夢ではないと?」

ヒノキ「簡単に言うでないわ。そこまで話が進むには、まず上層階を攻略せねばのう。今回は、魔窟やゴブリン王の城塞だけでも盛り上がるはずじゃし」

 

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魔神ハンターの、続・葡萄酒ミッション(SWミストグレイヴ2ー4)

神殿改修計画

 

GM(ヒノキ)「前回、お主たち〈烈火団〉は『【蛇の酒蔵】でワインを買ってくる』というミッションを引き受けた」

デル(リトル)「宿屋を営むレジスタンス組織〈銀の蜜蜂〉の表の仕事の手伝いで、信用を稼いでいこうってことだなぁ」

ホリー(シロ)「コヨミやミサの信用を得るためにも、このミッションは何としてでも果たさないと。ホリー姉さんは見た目が怖くても、優しくて頼りになる良い人だってことを証明してみせる」

デル「どうして、姉さんはそこまであの娘たちに執着するんだよぉ」

ホリー「これもTRPGのテクニックの一つなんだよ。物語でキャラ立ちする方法は、いくつもあるけど、大切なのは他のキャラとの絡みだな。自分一人でどれだけ設定を濃くしても、それは実際のプレイでは独り善がりに過ぎないことがある。物語というものは、一人で紡ぐものではないからな。プレイヤーキャラ同士のコミュニケーションや、NPCとの関わりが物語を紡ぐんだ。それにホリーの性格に『矜持:弱者を見捨てない』『裏執着:魅力的な女性は無視できない』というのがあってだな。幼女とは弱者であり、魅力的な女性である以上は、ボクが彼女たちに執着することこそが、ロールプレイの王道なんだ」

デル「う〜ん、オラはホリー姉さんのことを『勇気ある人だから尊敬してる』って思っていたけど、最近の振り切れた言動を見ていると、見る目を変えてもいいんじゃないかなぁ。アリナ様、こういうキャラ同士の関係性って変えるルールはないのぉ?」

GM「そうじゃのう。ビルドブックで設定された要素はあくまで初期段階のもので、物語が進展するにつれて、実情とはそぐわなくなることもある。プレイ中により良い関係性が見つかった時には、GMとの話し合いの末に、『キャラ成長時に新たに置き換える』ことを選んでも良かろう」

デル「よし、このミッションを果たした後で、ホリー姉さんとの関係性を見つめ直すんだぁ」

GM「ヒヒヒ、人間関係の危機というやつかのう。まあ、物語の進展で、キャラ同士の関係性が変化することはよくあることじゃからな。今のセイバーも、仲間の絆云々と言っていたことが嘘みたいにギクシャクしていて、その代わり、おふざけコメディエンヌじゃった編集ガールの芽依嬢が『倫太郎ラブなテンションマックス仕切り役』という一時のノリを忘れたかのように『主人公を心配する真っ当なヒロイン』と化しておる。たった一月でここまで変わるのもストーリー転換のダイナミズムと言えようか」

ホリー「うう、大事な弟分のデルに嫌われてしまったのか、ボクはそれが心配だよう」

G太郎(ゲンブ)「ところで、アリナ様。一つ相談があるのでござるが」

GM「ほう、お主も何か考えたことがあるのか?」

G太郎「うむ。前回、我らが探索した【亡者の神殿】を【解放された神殿】として、拠点にするという方針であったが、ライフォス神殿をここに堂々と復興させるというのは、蛮族世界では甚だ危険だと考える。そこで、表向きはここを神殿ではなく、【烈火団の本部】という形にして、我らが運営管理するというのではどうだろうか?」

GM「【烈火団の本部】じゃと? それはまた、大胆な申し出じゃのう」

G太郎「人族の神殿が復興という形だと、隣に位置する煌びやか卿も警戒するでござろう。神殿が〈解放軍〉の前線基地として警戒されるような形は、我らとしても今後の活動に支障をきたす可能性が大きい。そこで、蛮族にも名が知れ渡ってきた〈魔神ハンター・烈火団〉が、神殿に巣食う亡者を退治して、ここを拠点に定めて、人族の奴隷をこき使って本部を立ち上げたという表向きの体面を整えれば、人族蛮族ともに納得できるのではあるまいか。もちろん、煌びやか卿にその旨を打診して、我らに害意がないことを示すとともに、〈解放軍〉のマルクスにも『実質は前線基地であるにしても、表看板は偽装しないと過剰に敵意を煽るだけ』と諭して、協力関係を崩さない旨を伝える。すなわち、人蛮双方の激突を我ら烈火団が間に入ることで、当面は爆発しないように調整するわけで」

GM「むむ。しかし、そのような展開はシナリオには記されていないからのう」

G太郎「ルール上の裏付けが必要なら、考えたでござる。2.0時代の名誉点ルールに『住宅の獲得』というのがあって、みんなで合わせて名誉点150点を支払えば、我らは食費や宿泊費用を払わずに住める〈中規模の邸宅〉を構えることができる。一人当たり50点なら払えるでござろう」

デル「それで、オラたちが自由に寝泊まりできる家を持てるようになるのかぁ?」

G太郎「購入価格は2万ガメルでござるが、それは元々あった建物であり、我らが解放した場所でもあるわけだし、〈解放軍〉に建物の修繕費用を見繕ってもらえれば問題なかろう。元々、神殿として復興させる計画でもあるならば、グレンダールとライフォスの共同神殿という形をとってもいいだろうし、地上ではグレンダールを祀り、地下ではライフォスを祀ることにすればいいのではないか。ちょうどデルは、グレンダールの神官でもあるのだし」

デル「ただの家ではなく、グレンダールの神殿をオラが営むということかぁ。そいつは凄ぇ」

G太郎「グレンダール神殿でもあるのだから、屈強な兵士が体を鍛える場として、出入りしてもおかしくはあるまい。まあ、いきなり軍事拠点にまでエスカレートしては、警戒を煽るだけなので、まずはじっくり既成事実を積み重ねて、蛮族の警戒を緩めながら、タイミングを見計らう必要はあるでござろうが」

GM「購入価格の2万ガメルは〈解放軍〉がまかなうとして、運営維持費が月5000ガメル必要となるのじゃぞ」

G太郎「我らの現在の収入からすれば、それぐらい払うこともできようが、ここでもう一つ、名誉点を1人25点支払うことで、家付きの『有能な金庫番』を雇うことができる。ルールによると、『家の留守を預かり、資産運用の才に長けており、自身の資金はおろか、住宅維持に必要な金銭までも何らかの方法で稼ぐので、運営維持費用を払う必要がなくなる』とある。この金庫番として、メル嬢を指定するというのではどうであろうか?」

ホリー「メルが?」

G太郎「ルールによると、『プレイヤーが望んでGMが認めるなら、留守を守る最愛の異性や両親、旧知の親友だとしてもかまわない』のが金庫番。彼女なら、ライフォス神官見習いでもあるし、我らの本部の管理運営を任せても支障あるまい」

ホリー「つまり、本部に帰れば、いつでもメルが明るい笑顔で『お帰りなさい❤️』と出迎えてくれるんだな。それは賛成だ。帰る場所があるってのはいいものだ」

G太郎「……と言うことで、アリナ様、1人当たり75点の名誉点を払うことで、我々は【解放された神殿】を【烈火団の本部】(中規模の邸宅、有能な金庫番)として共同購入するという提案でござるが、いかがなものであろうか?」

GM「む。プレイヤーがそこまでルールブックをチェックして考えたのじゃから、反対する理由はないのう。ただ、『シナリオには書いていない展開のゆえ、慎重に吟味は要する』ので、結論は今回のミッションが終了して、キャラ成長時に下すとしよう。それと条件として、煌びやか卿とマルクスの両方の認可を得た上で、ということになろうな」

G太郎「もちろん、そのつもりでござる。重要なのは、我らが地図の中心の便利な区画に拠点を持てて、そこがNPCと交流できる日常の憩いの場になって、〈解放軍〉と蛮族の直接の接触や戦闘を避ける、あるいは先延ばしにする方法論でござるから、あくまで人蛮双方の権力者に話をつけて、我らが仲介役として立ち回ることを優先するわけだ」

GM「わらわとしては、PCが滞りなくミッションやクエストを続けられるなら、否やはないのじゃが、名誉点ルールで蛮族領に拠点を持つという発想は盲点じゃった」

G太郎「これも、名誉蛮族として人蛮両方に顔の利く存在となったマッスルG太郎ならではのロールプレイでござるよ」

 

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魔神ハンターの、葡萄酒ミッション(SWミストグレイヴ2ー3)

九州のヒーロー

 

NOVA『ヒノキ姐さん、今さらながら、新年明けましておめでとうございます』

ヒノキ「おお、新兄さんも息災そうで何よりじゃ」

NOVA『ところで、今回はドゲンジャーズについて話を伺いたいんですが』

ヒノキ「何じゃ、やぶからぼうに?」

NOVA『ええ、九州ローカルのヒーロー番組が東京で放送されていると聞きまして。しかも、春から第2シーズンが始まるそうじゃないですか。ナレーションが関智一で、主役格のヒーローの声がレッドレーサー岸祐二とか、スーツアクターに知ってる人がいろいろといるという話を聞いて、詳しい人に教えてもらおうと思いまして』

ヒノキ「ふむ。特撮ヒーローマニアとして年季の入った新兄さんに、わらわが教えを乞われるとは珍しいこともあるようじゃの」

NOVA『いや、マニアだからこそ、自分の知識の限界は自覚して、先達に真摯に話を聞きたいと思うもの。知らないことでテキトーな知ったかを話して、知識人ぶることなどマニアとして愚の骨頂。何しろ、マニアの世界ではテキトーについた嘘などすぐにバレるわけで、下手なメッキで自分を飾る行為こそ忌み嫌われるもの。己の無知を認め、さらなる知への扉を謙虚に探究する心こそ、マニアの王道なれ』

ヒノキ「YouTubeで配信されておらんのか?」

NOVA『仮面ライダーディケイドの井上正大氏が、感想動画をアップしてました』


特撮番組『ドゲンジャーズ 』予告 【4月12日(日)放映開始】


井上正大のドゲンジャーズ1話レビュー

ヒノキ「これ、本編よりもディケイドのツッコミ見てる方が楽しめるのでは?」

NOVA『とりあえず、主役の変身までは見たいので、2話のレビューも貼り付けときます』


井上正大のドゲンジャーズ2話・3話レビュー

 

NOVA『なるほど、大体分かった。 アキバレンジャーをさらに緩くした作風で、アクションは力入っている時もあるけど、基本はヒーローと悪役の日常バタバタコメディーって感じかあ。真面目に感じ入るよりも、クスッと苦笑しながら、サプライズ演出をふんわり楽しむお茶らけ作品だ。しかし、ルーキーの土下座シーンで笑った。やっぱ、土下座してるじゃん』

ヒノキ「お主は、わらわの話を聞くために来たのじゃないのか?」

NOVA『いや、もうディケイドのレビューで十分笑わせてもらいました。これにて、一件落着です。一応、宣伝だけはしておきますな』

ドゲンジャーズ Blu-ray 特装版

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ヒノキ「主役ヒーローが薬剤戦師オーガマンの力を受け継いだ新人ルーキーということで、ある意味ヒーリング(癒し系)ヒーローじゃな。実にタイムリーと言えよう」

NOVA『ともかく、ヒノキ姐さんのおかげで、ドゲンジャーズについて少しは分かった気がします。それでは、俺はこれで。妖精郷がありますので。魔神ハンターの方は頑張って下さい』

ヒノキ「……わらわは何もしておらんがの。単に話の聞き役になっただけじゃが、まあ、適当に相槌を打ってやれば、自分で考えて、自分で勝手に解決する者もいるということか」

 

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魔神ハンター、新年初成長(SWミストグレイヴ2−2.5)

初成長の儀

 

ヒノキ「前回は、無事に【亡者の神殿】をクリアしてミッション達成したのじゃ」

ゲンブ「亡者がいっぱいはびこっていると思いきや、たった1体のザコ吸血鬼を倒しただけでござるな。案外、拍子抜けだった」

ヒノキ「普通は、推奨レベル4のミッションで、6レベルの吸血鬼と戦うなんて、苦戦するものなんじゃがな」

ゲンブ「ブラッドサッカーとは以前に戦ったでござるからなあ。あの時と比べて成長したG太郎の敵ではない」

リトル「ところで、前回のラスボス、アントラー戦で、デルはうっかり運命変転を使うのを忘れていたですぅ。1日1回使えるんだから、攻撃を外したとき、運命変転していれば命中していたはずなのにぃ」

シロ「まあ、1ラウンドで倒せたから、結果オーライって感じだったけどな。ボクとしては、狭い地下の小部屋での戦闘だったから、イノセントを上手く活用できなかったのが残念だった。神殿探索が意外なほど呆気なく終わったのも、物足りない気分です」

ヒノキ「わらわとしては、一撃でもダメージを与えて、腐れ病に感染させたかったのう」

リトル「病気の治癒には、レベル5のプリースト魔法があればいいのですねぇ。今はレベル3なので、あと2レベル上がれば、病気なんて怖くないですぅ」

ゲンブ「現実のコロナも、魔法で治すことができればいいのでござるが」

ヒノキ「ともあれ、次の冒険に備えて、成長の儀を果たしておこうぞ」

 

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魔神ハンターと、亡者の神殿(SWミストグレイヴ2ー2)

剣の恩寵のために

 

GMヒノキ「今回は、いよいよ亡者の神殿に突入なのじゃ」

ゲンブ「その前に、アリナ様、前回、我々はキャラクターとしての自己紹介、冒険の前の宣誓の儀を済ませておりませぬ。これだと、『剣の恩寵』ルールを使えませんので、今からでも宣誓させてもらえませんか」

GM「う〜む、そのルールは毎セッションごとに宣誓することで、判定にボーナスを加えることができるものじゃが、当リプレイでは毎ミッションではなく、1部に一回と定めておるからのう。しかし、最近は1部を終わらせるのに2ヶ月ぐらい掛けているから、恩寵を使ったかどうか、ついつい忘れてしまう」

シロ「では、キャラの成長時に使用済みか否かを確認して、記録するというのはいかがですか? プレイヤーとしては、ここぞというところで恩寵を使いたいです」

リトル「人間だけは一日一回、運命変転でダイス目操作ができますが、他の人たちも、この判定だけは失敗したくないってタイミングがあると思うんですねぇ。ですから、是非とも恩寵ルールを使わせてくださいですぅ」

GM「ならば、自己紹介するがいい」

リトル→デル「了解でさぁ。おっす、オラ、デルニール。魔神ハンターをやっているんだが、そろそろ『魔窟』に潜る時が近いってことで、ワクワクしているぞぉ。キーワードは『魔神』『魔窟』それからグレンダール様にちなんで『燃えてきた』って感じで行くぜぇ。みんなも一緒に燃えてくれよなぁ。寒さなんてぶっ飛ばせだぁ」

シロ→ホリー「まあ、烈火団だから燃えて何ぼってところがあるからな。ボクはホリー。『愛』の掟で戦う魔法戦士ということにしておこう。そう、メルやミサとコヨミ、それにイノセントが、ボクの愛の対象だ。『愛』の他には、『自由』とかかな。今回だけなら『亡者退散!』ってのも宣言したい。そのための光のアミュレットなんだからな」

ゲンブ→G太郎「私はマッスルG太郎。今年も、みんなの笑顔のために戦う、お笑い芸人を続ける所存。キーワードは、もちろん『笑顔』『笑い』そして『腹筋パワー』でござるよ」

GM「腹筋パワーと叫べば、達成値+4か。考えてみれば、美味しいルールじゃな。まあ、使いどころをしっかり見極めて、面白いロールプレイになることを期待しておるぞ」

 

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