花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

魔神ハンターと、亡者の神殿(SWミストグレイヴ2ー2)

剣の恩寵のために

 

GMヒノキ「今回は、いよいよ亡者の神殿に突入なのじゃ」

ゲンブ「その前に、アリナ様、前回、我々はキャラクターとしての自己紹介、冒険の前の宣誓の儀を済ませておりませぬ。これだと、『剣の恩寵』ルールを使えませんので、今からでも宣誓させてもらえませんか」

GM「う〜む、そのルールは毎セッションごとに宣誓することで、判定にボーナスを加えることができるものじゃが、当リプレイでは毎ミッションではなく、1部に一回と定めておるからのう。しかし、最近は1部を終わらせるのに2ヶ月ぐらい掛けているから、恩寵を使ったかどうか、ついつい忘れてしまう」

シロ「では、キャラの成長時に使用済みか否かを確認して、記録するというのはいかがですか? プレイヤーとしては、ここぞというところで恩寵を使いたいです」

リトル「人間だけは一日一回、運命変転でダイス目操作ができますが、他の人たちも、この判定だけは失敗したくないってタイミングがあると思うんですねぇ。ですから、是非とも恩寵ルールを使わせてくださいですぅ」

GM「ならば、自己紹介するがいい」

リトル→デル「了解でさぁ。おっす、オラ、デルニール。魔神ハンターをやっているんだが、そろそろ『魔窟』に潜る時が近いってことで、ワクワクしているぞぉ。キーワードは『魔神』『魔窟』それからグレンダール様にちなんで『燃えてきた』って感じで行くぜぇ。みんなも一緒に燃えてくれよなぁ。寒さなんてぶっ飛ばせだぁ」

シロ→ホリー「まあ、烈火団だから燃えて何ぼってところがあるからな。ボクはホリー。『愛』の掟で戦う魔法戦士ということにしておこう。そう、メルやミサとコヨミ、それにイノセントが、ボクの愛の対象だ。『愛』の他には、『自由』とかかな。今回だけなら『亡者退散!』ってのも宣言したい。そのための光のアミュレットなんだからな」

ゲンブ→G太郎「私はマッスルG太郎。今年も、みんなの笑顔のために戦う、お笑い芸人を続ける所存。キーワードは、もちろん『笑顔』『笑い』そして『腹筋パワー』でござるよ」

GM「腹筋パワーと叫べば、達成値+4か。考えてみれば、美味しいルールじゃな。まあ、使いどころをしっかり見極めて、面白いロールプレイになることを期待しておるぞ」

 

 神殿へ(11日め夕方)

 

GM「まずは、11日めの夕方じゃな。物乞い市場を出た烈火団は、北の大水車にも行けるし、東の騎獣調教所にも行ける。どっちに行っても大差ない」

ホリー「当然、調教所へ行って、フーララバラお姉さまにあいさつして来よう」

GM「では、ランダム遭遇がないか1Dを振るといい。ただし、今回はマイナス1していいぞ」

ホリー「2だ」

ケンタウロス・タクシー『ちわっす。いつもご贔屓にしてもらっているケンタウロス・タクシー。略して、ケンタクと呼んで下せえ』

G太郎「ケンタッキーと呼んでやろう」

ケンタッキー『そんなフライドチキンみたいな呼び名は……悪くないっすな。よっしゃー、これからはケンタッキーと社名変更して、皆さんのお役に立ててもらいやす』

G太郎「タクシー代は300ガメルでござるな。今回の仕事は、親書配達も含めて8000ガメルになる大仕事ゆえ、タクシー代ぐらい払っても構わないと思うが」

ホリー「うう。それだと、フーララバラお姉さまに会えない(涙目)」

G太郎「会って、どうするつもりでござるか?」

ホリー「もちろん、ライダーとして成長した姿を見てもらい……って、実は1レベルのまま、ちっとも成長していないじゃないか。前回は魔法使いレベルを2種類も上げたので、ライダーとしてはまだまだ未熟。今のままでは、お姉さまに会わせる顔がない……と言うことで、さっさと神殿へ行こう」

G太郎「うむ。私としても、神殿に着いたら、ゴーレムを準備する時間が欲しいでござるからな。タクシーを使わなければ、向こうに到着するのが夜になってしまう。今だと、まだ夕方で神殿に突入することができるゆえ、新年初タクシーと参ろうではないか」

ケンタッキー『毎度あり。それでは烈火団の皆さんを【亡者の神殿】にご案内しやす』

 

亡者の神殿

 

GM「では、タクシーに300G分の品物を払って、神殿に着いた。そして、予定どおりG太郎はゴーレムのオーク、Dゴローを製作したということでいいな」

G太郎「命令内容は『逐次命令に従え』にする。いきなりダンジョンに突入でござるからな。オーク製作でMP4点使用。残りMP25点でござるよ」

ホリー「ボクはライトの呪文で明かりを灯すぞ。MP1点使用」

GM「そこは瓦礫が散乱する地下神殿の廃墟となっておる。天然の石柱から削り出された巨大な柱が立ち並ぶ拝殿の奥に、祭壇と破壊されたライフォス神像がある」

ホリー「ところで、建物の中にはイノセントを連れて入れるのかな?」

GM「特に無理とは書かれていないので、神殿はそれぐらい広いものだとしておこう」

デル「ところで、神像が壊れているけど、そんなものでも持ち帰ればいいのかなぁ」

G太郎「何にせよ、祭壇に近づかねばなるまい。罠に警戒しながら、Dゴローを引き連れ、瓦礫の隙間をうまく通過するでござる」

GM「すると瓦礫の中から1体の人影がゆらりと立ち上がった。ええと、剣のかけらは入っていない、レベル6の吸血鬼ブラッドサッカーじゃのう。HPは39」

G太郎「たった1体か? 先制判定さえ勝てば、4回攻撃で瞬殺できる程度でござるが。先制は15」

GM「こちらは13じゃ。先に攻めるといい」

G太郎「では、4回蹴る。4つとも命中して、ダメージは19点、19点、17点、19点。あまり調子が良くないでござる」

GM「防護点は6なので、13点が3回と11点で、合計50点ダメージを受けて、ザコ吸血鬼はあっさり塵と化した」

G太郎「戦利品は……なし。つまらぬ敵を蹴り倒したでござる」

デル「さすがは師匠。レベル6の敵を瞬殺なんて、レベル3のオラたちじゃ、とてもできやしねぇ」

GM「レベル3の本来なら、ここではレベル5のグールメイジが強敵として出現するはずじゃったが、敵のレベルを1つあげても、ちっとも強敵にはならんのう。ともあれ、祭壇に着くと、以前に太陽神殿や知識神殿を探索したことのあるG太郎は、よくある地下への隠し扉を発見するのじゃ」

G太郎「判定の必要もなく?」

GM「うむ。シナリオには『探索すると自動的に発見』と書いてある。それと、さすがに神殿地下に入るには、騎獣のままじゃ不可能としておく」

ホリー「仕方ないなあ。騎獣専有証を貼り付けて、イノセントをフィギュア化するぞ。これでどこでも持参可能だ」

G太郎「では、慎重に地下への階段を降りていく。さっきのはザコだったから、地下にボスが潜んでいるのは間違いないだろう」

デル「師匠はどうやら戦いだけでなく、遺跡探索の心得もあるみたいだなぁ」

G太郎「うむ、昔ちょっとな。古代インカの遺跡を探検したこともあるでござるよ」

ホリー「古代インカというのが何を意味するのかは分からないので、ボクは眉唾だと思っていよう」

GM「さて、階段を降りると、そこは地下室じゃ。部屋の奥には、『高さ50mほど』のミスリル製のライフォス神像が安置されておる」

G太郎「高さ50メートルほどの神像? それってもしや?」

ヒノキ「いや、その魔神像は設定身長15尺(約4.5メートル)じゃからな」

シロ「すると、これか」

G太郎「もしや、これこそが超巨大魔動機サスライオーなのか?」

GM「うむ、いろいろ物議を醸す神像のサイズなのじゃが、他の記述から推測するに『高さ50cmほど』のミス表記と考えるのが妥当じゃろうな。いくら何でも、50mの神像が地下の小部屋に収まるとは考えられんし、この神殿から持ち帰ることも不可能じゃろう」

G太郎「いや、普段は50cmの神像が、信者の祈りに応えて、全長50mのグレートライフォスとなって暴れたりは……」

GM「そんな記述は、シナリオには書いておらん。とにかく、一瞬50mほどの威圧感をもって見えた神像は、よくよく見ると、50cmだということが分かった」

ホリー「巨大なオーラゆえにハイパー化したって感じだな。さすがは神々の王の像だ。ミスリル製ってだけでも価値ある宝だと思うし」

G太郎「では、この巨大化して見える不思議な神像を回収すれば、今回のミッションは達成ということで」

GM「しかし、この地下室は床石が剥がれ、砂が露出しておってな。神像を回収しに行こうとすると、2体のこんなモンスターが出現することになっておるのじゃ」

S.H.Figuarts アントラー

S.H.Figuarts アントラー

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

デル「ええと、こいつはアリ地獄怪獣アントラーかぁ?」

G太郎「まさか、この神殿跡がバラージの遺跡だとは思わなかったでござる」

ホリー「すると、神像もライフォスではなくて、ノアの神?」

GM「ヒヒヒ。正しくは、5レベルモンスターのヒュージアントライオンが2体。1体は剣のかけら入りでHP67点。もう1対はノーマルタイプでHP42点じゃ」

 

VS巨大アリ地獄モンスター

 

●戦闘開始時の状況

 

アリ地獄ボス(HP67)

アリ地獄2号(HP42)

 

G太郎(HP48/48   MP25/29)

オークのDゴロー(HP28)

デル(HP28/28   MP25/25)

ホリー(HP21/21   MP27/28)

G太郎「とりあえず、魔物知識判定を行う。ボスは12で、ザコは18」

GM「どちらも知名度を抜いて、G太郎は〈狩人の目〉の効果で命中+1される。また、ザコの方は弱点値を抜いて、水・氷属性ダメージ+3じゃ」

G太郎「HP量からすると、先にザコを倒してから、ボス狙いが有効でござろうか?」

ホリー「いや、G太郎はボスに集中してくれ。それで倒せたら良し。倒せなければ、ボクとデルがトドメを刺す」

G太郎「うむ。どちらにせよ、先制判定をとるとしよう。先制値は20」

GM「そちらが先攻じゃ」

G太郎「では、練技はマッスルベアーでダメージ+2、さらにジャイアントアームでダメージ+2で、合計追加ダメージが17点になったでござる。これで地獄ボスを4回蹴る。回避11なら、ピンゾロ以外で命中するので(コロコロ×4)、全て命中したでござるなあ。ダメージは24点、23点、26点、最後にピンゾロで(経験点が)50点でござるよ」

GM「こちらの防護点は5点なので、19点、18点、21点の合計は58点。残りHPは9点じゃ」

G太郎「くっ。ピンゾロが出なければ、仕留めていたのに。ならば行け、Dゴロー、2回パンチで16が2回。どちらも当たって、ダメージは7点と4点」

GM「2点のみじゃな。樫の木オークは非力よのう。残りHPは7点」

デル「よし、先にオラから殴らせてもらうぞぉ。マッスルベアーでダメージ+2して、命中は11だぁ」

GM「それはぴったり回避したのじゃ」

デル「くっ。だったら、最後はホリー姉さんに任せたぁ」

ホリー「では、練技【キャッツアイ】で命中+1してから、ショートソードで斬りかかる。もちろん、【魔力撃】を宣言して、命中判定は17。ダメージは12点」

GM「防護点で5点減らすと、7点くらって、何と、ピッタリHP0じゃ」

G太郎「さすがは嬢ちゃん。お見事でござる」

GM「むむっ。残ったアリ地獄2号は、誰を狙うかランダムに決めて、デルをターゲットに選んだ。鋭い牙で喰らいついてくる。命中は14じゃ」

デル「回避は3だから、11以上。おっと、ピンゾロを出してしまったぁ。まあ、避けれるとは思っていなかったから、経験点50点を美味しくいただくぜぇ」

GM「ダメージは……低い、10点じゃ」

デル「防護点はピッタリ10。カーンと弾き返したさぁ」

G太郎「どうやら、これで勝ったも同然でござるな」

 

聖なるライフォス神像をゲットして

 

 2ラウンドめは、G太郎が【マルチアクション】からの【エフェクトウエポン・氷】で、ブリザードキックを発動し、27点ダメージを2回出して、あっさり終了。

 戦利品は大きな牙(30G)が2個と、剣のかけらが5個。

 そして、神像を無事に入手したことで★1つをゲットして、神殿での仕事は無事に達成した。

 

G太郎「うむ。50mに見える幻効果付きのライフォス神像でござるな。これで深夜に物乞い市場に到着して、休息をとってから、解放軍の拠点に帰ればよかろう」

 

 しかし、帰り道のランダムイベントで、思いがけず秘密の休息場を発見して、ただで寝泊まりできることに。何ともラッキーだった一行は、さらに物乞い市場に到着前に、道端に〈ギルマン王の冠の破片I〉が落ちているのに気づく。

 

デル「これは何だろうなぁ?」

GM「イベントアイテムじゃから、大事にとっておくといい」

ホリー「Iということは、後でIIが出て来るんだろうなあ」

G太郎「ギルマン絡みのイベントで必要になるのでござろう」

 

 そして、11日めから12日めに移ろうとする夜明け前に、ビシャナの宿屋に到着。

 

ビシャナ『おや、お帰りなさい、皆さん方。もしかして、腐れ病に感染してやしないか、と心配していましたが、無事で何よりです』

デル「腐れ病って何だぁ?」

GM「見識判定で13以上だと分かる」

デル「一応、見識は3あるんだなぁ。(コロコロ)おぉ、10が出たぁ、どこかで聞いたことがあったんだなぁ。今、思い出したぞぉ」

G太郎「私も知っていた。ウルスラの施療院で聞いたことがあったのかも」

ホリー「知らないのはボクだけか。だけど、知っているように振る舞うぞ。腐れ病か。体が腐っていく恐ろしい病気だと聞いたことがある」

ビシャナ『さすがは皆さん、物知りでいらっしゃいますのね。神殿に巣食う亡者から感染するという話でして、それを癒すには太陽光に当たるのが一番の方法。だけど、この地下世界では難しいので、代わりにティアハートという花の蜜を飲めばいいという話も。もしも、よろしければ、「ティアハートの花を摘んで来ること」というお仕事を依頼したいのですが』

G太郎「それは、またそのうちにな。幸い、我らは誰も腐れ病には感染しなかった。おそらくは、神殿でノーダメージでクリアしたからでござろうが」

ビシャナ『とりあえず、無事に帰って来られたのですから、食事でもごちそうしますわ。それと、マルクス様へのご返事も書き上げましたの。「あなた達〈烈火団〉を通じて、情報提供ならご協力します。その代わり、あなた達のような優秀な冒険者の力を私どもの組織にもお貸し下さい。それ以上の協力は、あなた達の活躍次第でお互いに考えていきましょう」という内容ですが、よろしいかしら?』

G太郎「それは、我々に組織の命運を託すということでござるか?」

ビシャナ『そこまで買い被ってはいないつもりですけどね。ただ、ソニア・ゾラ様があなた方を「面白い変わり者」だと評価してましたし、「何かトラブルがあれば、あなた方が解決してくれるだろう。それで解決できないような問題なら、こっちに運んで来るな」と釘を刺しておいでです。ということで、解放軍のややこしい事案は、こちらには持ち込まないで下さいね。お互いに距離を保ちながら、互いの利益になるWinWinの関係でいましょう。それだけの力ある冒険者であることを期待しておりますわ』

 

 こうして〈烈火団〉は、〈銀の蜜蜂〉と提携を約束した。

 〈ジーズドルフ解放軍〉と二つの組織の間で、うまく立ち回り、今後の冒険仕事を果たすことになったわけである。

 そして、12日めの朝、彼らは聖なるライフォス神像とともに解放軍の拠点に帰還した。果たして、次なる冒険はどうなることか?

●ここまでの冒険成果

 

経験点:ライフォス神殿の情報確認★1つ

    ライフォス神像の入手★1つ

    ライフォス神像を持ち帰る★2つ

    〈銀の蜜蜂〉との交流を約束★2つ

     (合計★6つ)

    魔物退治分160

              ピンゾロ分(G太郎1回、デル1回)

収支結果:タクシー代(300G分使用)

     親書配達(+3000ガメル分)

     神像入手(+5000ガメル分)

     大きな牙(30ガメル)×2

                  剣のかけら5個(21名誉点)

ミッション:ライフォス神像を手に入れる→達成

エスト:ジーズドルフ解放軍の同志を集める

     (現在4人)

    コボルドを助けて、コボルド窟へ連れ帰る

    〈銀の蜜蜂〉へ親書を届ける→達成

     深層階で【月の図書館】を探す

     地下世界から外への脱出方法を探す

 

情報

・煌びやか卿アー・ヌルチェとは緩やかな関わり合い。

〈銀の蜜蜂〉から2つのミッション予定。

  (ワインとティアハートの蜜)

・【ゴミ溜め窟】にいるリザードマンの情報屋ゾ・ゴグが略奪品に詳しい。

・【ゴミ溜め窟】に、カレンの密偵仲間が行方不明に。

・【死者の道】に〈真紅のマギスフィア〉があるらしい。

 ・略奪品は【地底湖の畔】のマーマンが詳しい。

・地下水路のリザードマンの集落の位置情報。

・ギルマン王ブグブリとの面会には、地下水路で手に入る〈ストロベリーオイスター〉が12個必要。

〈ギルマン王の冠のかけらI〉入手。

・【コボルド窟】のオードル・プルは地上に伝手があるかも。

・【戦神の凱旋門】の魔窟で、魔神狩りができる。

 

密偵の知り合い

・アム・ヤーセン(ドワーフ娘→ラミア)

 キーワード「月の図書館」「隠者ヴァラルト」「黒炎の工房」「巨大格納庫」「漆黒のスフィア」

イゴール・ぺステリ(エルフ男→トロール

・ニコ・シュナウヘア(ナイトメア→オーガ)

 

冒険達成度:合計3%

 腐れ病についての知識を入手した(+2%)

(当記事 完)