小説1巻は読んだ
NOVA「今回はゴブリンスレイヤーRPGの話だ。原作小説1巻をまずは読んだわけだが」
ヒノキ「ふむ。どうであった?」
NOVA「往年のTRPGや指輪などのファンタジー小説パロディーがツボと言えるな。章題で5章『思いがけない来客』とか6章『旅の仲間』とかは指輪狙いだし、『伝説の聖騎士も最初の戦いではゴブリン相手に死にそうになった』とかは小説版ロードスのパーンのことだな、とか、そういうジャンル愛に満ちた作品という点で高評価だな」
ヒノキ「ほう。わらわは借り受けたTRPGのルールブックを読んでみたが、下着鎧(ビキニアーマー)が実装されているのを見て、色物かと思ったぞ」
NOVA「それは原作に登場するのかな? 少なくとも1巻には登場していないが」
ヒノキ「戦女神の神官の定番装備らしい」
NOVA「戦女神かあ。メインヒロインの女神官さんは地母神を崇拝しているし、他に至高神なんてのもいて、まあ、フォーセリア風味のイメージがあるなあ。ただ、神さまにしても、登場人物にしても固有名詞が提示されないのが、この作品の特徴だな。肩書き名とか種族・職業名だけでストーリーが語られている。つまり、俺が時空魔術師で、ヒノキ姐さんが朱雀巫女と称されるようなものか」
晶華「私は?」
NOVA「花粉精霊娘弐式って感じかな。いや、長いからもう少し縮めると花粉次女ってところか」
ヒノキ「だったら、わらわは花粉三女がいいかの?」
晶華「火粉老娘じゃないの?」
ヒノキ「いちいち老って字を付けるな。見た目はあどけない幼女なんじゃから」
晶華「文章だけじゃ伝わらないって。ババア口調なんだから」
ヒノキ「仕方なかろう。わらわの原案者サブロー殿がそういうキャラに設定したのじゃから。今さら、それを覆すと、わらわのアイデンティティーが崩壊してしまう」
NOVA「俺は、そういう見た目と実年齢のギャップは好きですよ。170歳の美少女エルフのディードリットとか、2000歳だけど外見年齢17、18歳ぐらいのツンデレ妖精弓手さんとか、見事にツボですし」
晶華「だったら、外見年齢14歳だけど実年齢1歳の私は?」
NOVA「保護対象の娘だな。ゴブリンスレイヤーにとっての女神官みたいな感じか」
晶華「それって喜んでいいのかな」
NOVA「彼女は1巻時点で15歳で、最新の10巻になると17歳に成長しているようだ。普通に可愛いヒロインだとは思うが、俺にとっては致命的な欠点がある」
晶華「何?」
NOVA「それは彼女の種族が只人(ヒューム)って点だ。俺は人間の女に萌えを感じないんだよ。妖精とか精霊とかアンドロイドとか怪獣娘とか、亜人種萌えな気質だからな。だから俺のゴブリンスレイヤーでの推しヒロインは、妖精弓手ちゃんになるわけで」
ヒノキ「だから、そなたのブログには、人間の女性キャラが登場しないのじゃな。精霊とか獣耳とか吸血鬼とか触手石像とか、そんなのばかりではないか」
晶華「あれ? でも、メガネンジャーには弥生ちゃんとかアリサ隊員とか人間の女性もいるよ」
NOVA「弥生ちゃんは、人間だけど幽霊のスピリットレンジャーの一員に認定される娘だからな。アリサ隊員は、ビルドの紗羽さんの代理だし、紗羽さんは元・難波チルドレンだし、ネビュラガスを注入されてスマッシュになったこともあるし、怪獣や怪人になったこともあるヒロインは、俺の中ではただの人ではない。ともあれ、アリサ隊員役の女優の滝裕可里さんが先日ご結婚を報告されたので、遅ればせながらこの場でおめでとう、と申し上げます」
晶華「メガネンジャー仲間として祝福します」
ヒノキ「うむ。メガネンジャー話とか、新兄さんの萌えツボの話もいいが、今はゴブリンスレイヤー話に戻さんとな」
NOVA「と言っても、俺はにわかなファンだからな。昨年の秋に放送されたアニメも見ていないし、ラノベを追っかけていたわけでもない。まあ、SNEがTRPGでサポートするから、物は試しに追跡を始めたら、少し楽しみ始めたってところだな。昔からのTRPGファンが、流行りの新作を遠目で見ていたのが、改めて入門したって形だし、それでも後から新鮮に楽しもうかって感じだ」
ゴブリンスレイヤーOP Full Rightfully by Mili
ヒノキ「それでも、来年は劇場版アニメにもなるそうだし、これからが旬。今から飛び込んでも遅くはない、と思うぞ」
TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』新作エピソード 『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』2020年新宿バルト9他にて劇場上映決定!
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