花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

魔神ハンター、隠者の迷路へ(SWミストグレイヴ3ー1)

リプレイ前の雑談

 

ヒノキ「ゴブスレTRPG待望のサプリメントをゲットしたのじゃ」

ゲンブ「ほう、いかなる内容でござるか?」

ヒノキ「大雑把に言えば、新種族(ダークエルフ、獣人、獣憑き、吸血鬼関連)と新職業の死人占い師(ネクロマンサー)、新呪文や新アイテムいろいろ、新たに6種の神さま、そして新ルールの武技など豊富な内容で、じっくり研鑽すべき内容。逆に言えば、まだまだ研究不足なので、記事ネタにはしにくいと言えようか」

シロ「ゴブスレTRPGは、ボクとリトルは未経験ですね」

リトル「確か、アリナ様が圃人の斥候、ゲンブ師匠が蜥蜴人の用心棒なんかをプレイしていたんですよねぇ」

ヒノキ「当ブログでは過去、ルールブック付属のシナリオを使ったお試しプレイと、原作者作成のダンジョンシナリオを使った『令和VS珠保のゴブスレ対決イベント』の2つの冒険を行ったのじゃ」

ゲンブ「当ブログの妄想リプレイ第一弾は、2019年夏のゴブスレからスタートしたのでござるな」 

ヒノキ「マッスル太郎が同年秋にスタートしたから、確かに妄想リプレイというタイトルが付いたのはゴブスレが最初となる。しかし、その前年の夏に花粉症ガールの修行物語の一環として、発売直後のソード・ワールド2.5のキャラを試しに作って、キャラバトルを行った経緯がある。その時はまだ、妄想リプレイとは名付けておらんが、当ブログでTRPG話を積極的に展開するようになったのは、それが最初じゃ」

ゲンブ「TRPGで新しいルールを買う→どんなシステムなのかざっと一読する→世界観や、どんなキャラがプレイできるかは読むだけでも分かるけど、細かい数値データの意味がよく分からない→試しにキャラを何人か作ってみる→ゴブリンなど適当なザコと模擬戦闘をしてみる→ルールブック付属のシナリオをチェックしながら、イメージを膨らませる→誰かプレイヤーを誘って試してみる。こんな感じでござろうか」

ヒノキ「まあ、細かい個人差はあれど、TRPGファンの定番はそんな感じじゃろう。中には、自分でルールブックは買わなくても、知り合いがGMをやってくれると聞いたので、ラッキーと思って誘われて楽しんでる苦労知らずなプレイヤー専門もいるじゃろうが、やはりマニアの道を進もうと思えば、ルールブックの購入は欠かせまい」

シロ「ルールの話でそれなりの知見を披露しようと思えば、ルールブックの所持は前提条件ですからね」

ヒノキ「何やら適当なことをコメントに書いてくるから、一家言あるのなら当然ルールブックを持っているものと確認してみたら、リプレイを読んだだけのマニア未満でしかなかったとか、ただの印象論だけで物を言っているとか、きちんと研鑽して語るほどの知識は持たないのに、何故か話をすっ飛ばして唐突に批判したがる輩がおって、こやつは何なんだ? と思うばかり」

ゲンブ「昔の思い出話の披露で懐かしがるとか、それぐらいで気軽に話を終えていればいいものを、『自分は詳しいんだと示したいばかりに、適当な嘘八百の意見とか、固有名詞の羅列だけで中身のないアピールを繰り返して、記事の話題そのものにはあまり触れないコメント』というのは、対応に困るのでござるな」

ヒノキ「まあ、TRPGにせよ何にせよ記事を読んで、刺激されて、そのテーマに沿ってコメント欄で自分語りをするまではまだいい。しかし、それに留まらず、テーマの作品を十分持ち上げることもせずに、わざわざ不見識な批判をするのが問題と言えよう。『〜〜はこうすべき』論というのは、識者が自分の経験や専門分野から筋を通して語る分にはなるほどな、と思うこともあるが、よく知りもしない者が識者ぶって思いつきで語ると、より詳しい人間には鼻白むこともしばしば」

シロ「TRPG関係のルール運用議論って、実際にプレイした者でないと分からないこともありますし、ルールの是非論は細かいデータの整合性とかもあって、自分の体験したエピソードと絡めて語ると納得できるのですけど、ルールの分析もろくにしていない者の空理空論とか何となくの印象論だと、知ってる者には浅はかにしか聞こえないんですね」

ヒノキ「別ブログのコメントで問題になったのが、『T&Tの戦士の防御点2倍ルール』の是非じゃ。『あの豪快で派手なルールが好き』で意見を止めておけば良かったのじゃが、『他のシステムでも採用すれば云々』とまで言ったのは、失言の部類じゃろう」

リトル「自分はこういう物を知っていて、好きなんですよ〜で話を止めておけばいいのに、自分が好きなものを他にも採用しろって言っちゃうのは、意見の是非が問題となりますねぇ」

ヒノキ「まあ、新兄さんはバカな意見と切り捨てたが、切り捨てるに当たって、自分のT&T知識を表明する必要に駆られて、当初の予定になかったT&T記事に時間を費やすに至った。まあ、結果としては記事書きのための問題提起として転禍為福できたわけじゃが、これを受けて、件のコメント主はどのように振る舞えば、新兄さんに一目置かれたと思う?」

シロ「今さらですが、謙虚に学ぶ人間をアピールしたいなら、『自分の拙い意見に対して、いろいろとフォローいただきありがとうございます。いい勉強になりました』とか、そんな感じでしょうか」

ヒノキ「これは、未熟な社会人が自分より目上の人から説教された際に、可愛がってもらえる定番の社交セリフなのじゃ。『なるほど、と感心してみせ、自分の未熟さを理解したフリをしてみせ、ご教示に感謝の意を示す』というのは、上下ある社会で世渡りする必須テクニックで、知見に対する『感心』『受容』『感謝』の3点セットは学生から若年社会人、弟子たる気概を持つ者のお勧めロールプレイと言えよう。あるいは、年を重ねても学び続ける者は、自分より知識のある若者に対して、謙虚にそういう姿勢を示しておることもしばしば。どこのリアルでも、フィクションでも、学んで成長するキャラというのは、その3点セットを忠実に実行しているのではないかのう」

ゲンブ「ウルトラマンZでもそうでござったな。『さすがはゼロ師匠。なるほど、こういう時はそういう手があったんですね。いい勉強になったッスよ』という関係性を構築していたようでござる」

ヒノキ「Zは成長する弟子キャラとして、いいロールプレイをしてみせた。一方で、そのZがハルキからは師匠の一人として敬意を向けられたりするのも楽しい。ハルキはあの世界で全てのキャラの弟子として、いろいろ吸収する『未熟だけど陽性前向きで成長が期待できる体育会系キャラ』として頑張った。と言うか、最近のウルトラは若者主人公の成長譚として、良質な人間ドラマを示してくれておる」

ゲンブ「オーブ殿だけは例外でござるがな。経験豊富な大人の風来坊で飄々としている」

ヒノキ「じゃが、クレナイ・ガイはかつて電王のラスボスまで務めた風格を持ちながら、先輩ウルトラマンに対しては謙虚に『さん付けで、お力をお借りする姿勢』を示していたので、ただの偉そうなおっさんではなく、相手に合わせた社交マナーを弁えた、昭和男が愛せる大人キャラだったわけじゃ。そう、大人とは局面に応じて、居丈高にも低姿勢にもなれる柔軟さを示せるもの。昔のドラマなんかでは、子どもが日頃は厳しく見える父親の職場での低姿勢にがっかりしながらも、家族のためならそのように振る舞うことの大切さを学んだりもしたものじゃ」

リトル「まあ、世間に向けて頭を下げる大切さと、自己主張が求められる場では毅然と振る舞って理を尽くす大切さは、今の大河ドラマでも生き方の例として示されていますねぇ」

 

ヒノキ「ラノベとかアニメじゃと、キャラの性格、振る舞い方は一定のテンプレートに沿って描かれ、例えば一人称が相手や局面に合わせてコロコロ変わるキャラも珍しいが、リアルでは友だち同士だと『俺』、フォーマルな仕事の際は『私』、フレンドリーな礼儀を示すには『ぼく』、相手との連帯感を示すには『わたくしたち』と主語一人称を切り替えるものであって、他にも周りが年下ばかりになると『わし』で威厳を示すとか、自己演出をどうするかで言葉遣いを修正することもあろう」

ゲンブ「キャラの性格や話し方がところ構わず固定されているのがリアルか、それともTPOで変わるのがリアルかは、日頃どういう社会で暮らしているかによっても違ってくるでござるな。アニメをリアルだと見ているのは、好きなアニメ以外の世界をあまり観察していなくて、実写ドラマでの『役割を演じる大人の社交』をリアルと思えんのかもしれん」

シロ「でも、ドモン・カッシュ役の関智一さんは、ドモンの演じ方について、語っていましたよ。普段は傍若無人で居丈高なオレ様自己中にも見えるドモンが、師匠の前だと私口調で敬語を使うキャラに変わり、しかし師匠と訣別を誓ったら、師匠に負けないように偉そうな貴様呼ばわり(実はこの偉そうな口調そのものが、目前の師匠の話し方の引き写しなんですけど)。さらにキョウジ兄さんとシュバルツが同時に散る場面では、幼少期に戻ったように、ぼく口調に(脚本ではオレだったのに)切り替えたとか、TPOに合わせたような使い分けを意識したそうです」

ヒノキ「ガンダムアムロも少年の時はぼくで、大人になると俺に一人称を変えおったな。しかし、35歳のランバ・ラルがすでに『わし』口調なのが笑う。あの人の周囲には幼少期から年長親父キャラしかいないので、無意識に口調が移ったという意見もある」

ゲンブ「いや、あの御仁は背が低いというコンプレックスがあったから、髭を蓄え、わし口調で、荒くれ部下の前で威厳を示す必要があってのスタイルという意見もあるでござる」

シロ「なるほど。複数の意見を聞いて、どちらも一聴に値すると思えるのが見識。いや、それはおかしいだろうと即座にツッコまれる言い分が、いわゆるボケですね。いい勉強になります」

ヒノキ「困ったのは、世間一般の考え方とのズレがボケを生むのじゃが、世間一般をよく知らない者は、自分がボケたことを言っているという自覚が持てぬもの。すなわち、せっかくの面白いネタになる変わった経験や物の見方を、芸に昇華できないらしい。ボケ芸というのは、世間一般の常識を知っているがゆえに、『普通はこう考えるのに、こんな可笑しなリアクションをとる。変な奴やな』という演技を狙って計算できる。まあ、それを計算でなく素でやっちゃうのは天然ボケと言われるが、天然ボケは純粋さ、無邪気さとセットなので、批判したがる性格とは相性が悪い。どんな面白さの素質、原石も、混ぜ方、組み合わせ方を間違えると台無しになるわけじゃ」

ゲンブ「批評芸とはツッコミ芸の一種。ツッコミは、他人のボケを良識っぽくイジりながら、その可笑しさを持ち上げて笑いをとるスタイル。芸人コンビによっては攻撃しているように見えるが、実はボケの面白さを引き立てるのがツッコミの役割で、そこを勘違いしているのが素人にありがちでござるな」

ヒノキ「関西ではボケ芸が庶民の味方で人気が出るのに対し、関東では良識人に見えるツッコミがバカなボケ役を格下に見て、上から目線を人気者だと見なしているゆえ、知識人ぶろうという空気が蔓延しているようじゃ。もっとも、現場で重宝されるのは、稀少なボケ芸人という」

シロ「まあ、人気ラノベの主人公は、一人ボケ一人ツッコミができる者らしいですね」

ヒノキ「日常ではボケて、バトルではツッコミ役に回るという二面性が、昔から変わらないエンタメパターンとのことじゃ。頭がいいボケ芸人というのが、クールかつコミカルを体現したスタイルらしいのう」

ゲンブ「ところで、これは一体、何の話でござるか?」

 

ヒノキ「……実はゴブスレサプリの話から速やかに、魔神ハンターの話に移ろうと思っていたのじゃが、ゴブスレサプリの研鑽不足が祟って、こうなった次第。やはり、ルールの分析が不十分じゃと、実のある話にはならんのう」

シロ「別方面で、変な実がいっぱい成っているようにも思えますが」

リトル「雑談から成る実は、雑学に通じるですぅ」

  

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魔神ハンター、第3部準備編(SWミストグレイヴ3ー0)

第3部ようやく再開のお知らせ

 

ヒノキ「魔神ハンター・烈火団ファンの読者のみなさん、お待たせしたのう。いよいよ、期待の第3部を開始する時が来たのじゃ」

ゲンブ「第2部開始と同じようなあいさつでござるな」

ヒノキ「第2部は1月に始めて、3月頭に終わった。そこから大体、2ヶ月ぶりと言ったところか」

シロ「本当は4月に第3部を始めるつもりでしたが、作者の新星さまが妖精郷での翔花救出を優先したので、GW明けて翌週の今になってしまったのですね」

リトル「それで今回は、第2部の総集編的なおさらい回なんですねぇ」

ヒノキ「うむ。第2部の準備編の時と同様、いろいろウォーミングアップなスペシャル回ということじゃ」

ゲンブ「では、改めて振り返り編からスタートでござる」

 

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ゴジラSPとか、怪獣映画なんかの話

新型コロナのせいで

 

ヒノキ「怪獣王決戦の映画が延期になったのじゃ。おのれ、スペースGの呪いめ」

シロ「別にスペースGがコロナビームを放つとは言っても、ウィルスとは関係ないと思いますが」

ヒノキ「分かっておる。しかし、見たい映画が延期になった憤りは、誰か、あるいは何かにぶつけないと気が収まらん。相手がスペースGなら悪の怪獣であるからして、『スペースGのせいにしたら可哀想』との擁護の声も上がるまい」

ゲンブ「『プルプル。ぼく悪いスペースGじゃないよ』とか言って、スペースGが『仲間になりたそうな目で見ている』ということもなさそうでござるな」

リトル「スペースGだと、ウルトラマンZのバコさんつながりもあって、映画作品としてはもっと注目度が上がって欲しいですぅ」

ゴジラVSスペースゴジラ

ゴジラVSスペースゴジラ

  • 発売日: 2014/04/23
  • メディア: Prime Video
 

シロ「最強怪獣を決めるとしたら『スペースゴジラVSデストロイア』という企画があっても良さそうですね」

ヒノキ「こんな感じかの?」

 

シロ「飛び道具が強力なスペースゴジラに比べて、接近戦主体のデストロイアは不利のように見えますね」

ゲンブ「だが、デストロイアは群体に分離できるので、それを活用すれば、上手く相手の懐に潜り込んで、得意な距離に持ち込めるかもしれぬ」

リトル「分離状態で相手の攻撃を逸らし、その後、合体する戦法はGフォースMOGERA(モゲラ)に通じるものがありますねぇ」

ヒノキ「ところで、Zの最強怪獣デストルドスが、デストロイアに名前が似ていると思うのは、わらわだけかのう」

シロ「言われてみれば確かに。まあ、デストが被っているだけと言われれば、そこまでのネタですけど」

ヒノキ「Zの最終決戦は次週のクロニクルZで再鑑賞するとして、今回のメインはアンギラスの話じゃ」

 

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ブログタイトルのマイナーチェンジ

翔花が実家に帰還したので

 

ヒノキ「新兄さんがとうとう粉っちゃんを妖精郷から救出したそうじゃ」

シロ「え? それは吉報です」

ヒノキ「そして、向こうのブログタイトルに『Wショーカ』の名前を入れることにしたので、こちらのブログタイトルも変更を依頼されたのじゃ」

ゲンブ「確かに、うちは『花粉症ガール翔花伝&コンパーニュ記』というタイトルでしばらく続いていたでござるが、最近は粉杉どのの物語を語る機会が減って、実質『コンパーニュ記』がメインであった」

リトル「翔花さんがしばらく向こうで落ち着いて暮らすなら、こちらが翔花伝というのも変ですねぇ」

ヒノキ「当ブログの歴史は元々、新兄さんのブログ『つれづれ趣味雑記』から、花粉症ガールの粉杉翔花のエピソードを切り取って誕生した経緯がある。粉っちゃんは我がコンパーニュの塔で、しばしの修行を経験し、そしてシロと共に屋久島へ旅立った。その後、我らコンパーニュ一党は新たに自分の拠点を築いた新兄さんと連携して、屋久島での粉っちゃんやシロのバックアップを担当しつつも、わらわの趣味であるTRPGおよび怪獣話を中心としたブログへとシフトしていった。言わば、粉っちゃんの物語と、わらわを中心とするコンパーニュの日常会話ときどき事件を描いたブログに発展したと言えよう」

シロ「屋久島編が翔花伝で、そこではぼくやリトルも物語の主要人物として、スペースGの脅威に立ち向かっていた。そして、翔花やぼくたちが屋久島から帰還した後、2019年のクリスマス期に翔花が行方不明になるという事件が発生。結局、翔花は時空を翔ける能力を覚醒させ、時々のイベントで顔見せしたりもしつつ、その本体は妖精郷に封印されていたのが、ようやく帰還したということですね」

ヒノキ「そして、粉っちゃんが帰還後、ブログ運営をどういう形で展開しようかと考えた末、こちらはこれまでどおり『魔神ハンター』の物語を、向こうは粉っちゃんを新しくプレイヤーに迎えて『妖精郷』の物語を中心に連載しながら、時たま、それぞれの趣味話を混ぜたりもして、まったり楽しい日常編を満喫したいという方向性で行くことになった」

シロ「こっちに翔花が帰ってくるわけじゃない。だから実情を反映していない『翔花伝』はタイトルから消えるということですか。少し寂しいですね」

ヒノキ「粉っちゃんは新兄さんのところにいるので、遊びに行こうと思えば、いつでも遊びに行ける。行方不明になって会えないわけではないから、気に病むでない。そして、ここのタイトルじゃが、大きく変えないようにアイデアを練って、『花粉症ガール外伝・コンパーニュ記』が一番実情を反映しているだろうという結論になった」

シロ「こっちが外伝ですか。何だか忍者っぽいですね」

ヒノキ「新兄さんところが光なら、こちらは影と言ったところかのう」

シロ「影と言えば、やはり、これですね」

ゲンブ「影と言えば、これも捨てがたい」

リトル「影と言えば、これも捨てがたいですぅ」

ヒノキ「何故か忍者の披露会になっておるが、ならば、わらわも忍者を披露せねばなるまい」

シロ「ということで、にわかに忍者祭りになったりもしますが、タイトルが変わっても、コンパーニュ一党は変わらず、前向きに修行を続けていきたいと思います」

(当記事 完)

GW時期の近況報告……のつもりが

予定はままならず

 

ヒノキ「久々の記事なのじゃ」

ゲンブ「新星どののところの『粉杉どの救出作戦』はそろそろ大詰めを迎えているらしいが、トラブル続きでこちらの記事書きに費やす間がなかったようでござるな」

ヒノキ「まあ、向こうにもいろいろな事情があるらしいので、適度に斟酌した上で、わらわたちは休めるときに休むのも一興かと」

シロ「静かざること林の如し。または緩急自在の奥義ということでしょうか」

ヒノキ「いや、単に『作者が向こうに専念して忙しかったから、こっちを書く余力がなかった』ということじゃ。まあ、向こうの妖精郷よりも、こっちの魔神ハンターのリプレイのファンということであれば、済まなかったのう、と作者に代わって謝るのみじゃが、実際のところ、『妖精郷』と『魔神ハンター』はどっちが人気が高いのかのう?」

リトル「アクセス解析では分からないのですかぁ?」

ヒノキ「アクセス回数は、新記事をアップしたら上がりやすいということで、最近はこちらが停滞気味じゃから必然的に向こうの方が上じゃ。一時期はこちらの方が人気が高かったのが、新兄さんが『空想(妄想)タイムの方がメインブログなんだから』という自分の中の妙な競争意識に駆られたせいで、今は向こうが総計2000ポイントほどアクセス数が上回っておる。今週のアクセス数では、向こうが3倍の伸び率じゃ」

ゲンブ「何曜日はこっちの記事を書くとか、そういうローテーションを決めて定期的に書くようにすれば、読者の皆さんもチェックがしやすいのでござろうな」

ヒノキ「木曜日は花粉症ガールの日、とか決めておった時もあったのじゃが、たとえば、深夜に見たいアニメが出てくると、そちらの鑑賞に意識が費やされ、番組改編期などにペースが変わることもある。あとは職業柄、定期テストが近づいて来たら、そちらに時間を割かねばならず、趣味のブログ書き作業に気分が乗らないとか、そういうこともあろう。職業作家の仕事であれば、執筆時間を固定することが推奨されるが、新兄さんの場合、真夜中に突然目覚めて、ブログで書きたい衝動に突き動かされて夢現に記事書きしているような時もあると聞く」

シロ「ああ、確かに。寝ても起きても、書きたい記事ネタのことを考えていることがあるって言ってました」

リトル「起きていたら仕事のことも考えないといけないので、寝ている時が一番のシンキングタイムだとも言っていたですぅ」

ヒノキ「『特殊技能:明晰夢』を習得している御仁らしいからのう」

リトル「明晰夢って何ですかぁ?」

ヒノキ「夢の中で、これが夢だと自覚している夢、と定義できようか。これが修練を積むと、自分の夢を自分でコントロールしたり、自分がある程度、望む夢を見て、創作のアイデアに行き詰まったときのヒントにも使えるようになるらしい。訓練で身につくものかどうかは知らんが、新兄さんの場合、見たいテレビのことを考えながら寝た際に『その映像を夢で見てしまい、実際に見た映像にデジャブ(既視感)を覚えたり、自分の夢と現実の映像の間の差異(ギャップ)に悩んだり、何が現実で何が夢なのか、自分の現実感覚を見失って混乱する少年時代』を過ごしたようじゃ」

ゲンブ「そういうことを大人に話しても、多くの場合は『TVの見過ぎ』とあしらうことも多いようでござるな」

ヒノキ「子どもは自分の心の状態を的確に誰かに伝える表現力を持たないし、夢とはそういうものと新兄さんも昔は思っていたそうじゃが、どうやら自分の夢の見方は特別らしいと気づくようになる。何にせよ、一時的にTV断ちしても、そういう状態は治まらず、現実感覚を取り戻すために、『夢の知識』と『現実の番組知識』を紙に書いて、比較対照しながら、何が現実で何が夢か区別する作業を行ったりしたとか。やがて成長して、自分の症状が『明晰夢』と呼ばれることを知って、ようやくいろいろなことが腑に落ちたらしい」

シロ「夢と現実の境界線が分からなくなるって、ちょっとしたホラーですね」

ヒノキ「いわゆる夢見がちな浮世離れしたタイプ、というのは、そんなものかのう? まあ、フィクションだと夢の中から力を引き出し、現実を改変する超能力を発揮するというケースもあるみたいじゃが、リアルじゃと、まず夢と現実の違いを認識して、普通に社会生活を営むだけで一苦労じゃろうな。もちろん、メリットもあったみたいじゃが」

リトル「どんなメリットですかぁ?」

ヒノキ「夢の中で勉強できる。ただし、夢を見るほど興味を持ったものだけ。どちらかと言えば、夢の中で復習する感じで、現実で知らないことは夢の中でも知らない。現実で知ったことを夢の中で再確認して記憶に焼き付けるということらしい」

シロ「あの御仁の記憶力の高さは、そういう秘密があったんですね。夢の中で修行できれば、かなりの実力アップが図れそうだ」

ヒノキ「体を使う訓練は、夢の中では修得困難ではないかのう。それができる主人公を考えて、小説にしたことも何度かあったそうじゃが。ともあれ、新兄さんの日常は、朝起きたときに今が現実なのか、夢なのかを確認する作業から始まるらしい」

リトル「矛盾してませんかぁ? 夢の中で、夢を見ているってことが分かるんでしょぉ? だったら起きたときに現実だってすぐに分かりそうなものですがぁ」

ヒノキ「理屈はそうなるかもしれんが、夢でも現実でも同じように考えられる経験をしていると、まずは考えて、現象を観察して確かめるという習慣づけになるらしい。まあ、これは新兄さん個人のケースじゃから、別の明晰夢ドリーマーには別の認識があるのかもしれんが。別に新兄さんも『明晰夢友の会』とか『明晰夢研究者チーム』に所属しておるわけでなく、自分以外の実例もよく知らないまま、あくまで自己の体験に基づく診断と独学で自分の特殊技能と生活に折り合いをつけて、独自の人生を生きていたわけじゃからのう」

 

ゲンブ「それで明晰夢と、予定の遅れにどのような話の関係が?」

ヒノキ「最近とある事情で、夢と現実の区別が付かなくなる脳内異常活性化状態に見舞われてしまったらしい。きっかけは何か分からんが(念のため、特定個人のコメントは起因の一つでしかない。情緒的に誰かのせいにするのは簡単じゃが、それはフェアな物の見方ではない)、とにかく自分の現実認識能力とか、思考制御能力に自覚できるほどの不具合を生じ、現実感覚を取り戻すためにはとにかく思い浮かぶことをいっぱい書き殴って、それを自ら読み重ねて、思考がきちんと働いているか、それとも現実からどれほどズレているか確認しないといけないモードに入っていたようじゃ」

ゲンブ「過去にもそのようなことはあったのでござるか?」

ヒノキ「花粉症ガールが生まれたときは、大体、そういう精神状態であったらしい」

シロ「すると、今回もまた何かがPONと生まれたりは?」

ヒノキ「新兄さんは、ジョリーダちゃんと名前を付けてみたが、一体、それがどういうキャラなのか、よく分からない、と自分でも首をかしげているそうじゃ」

リトル「元ネタが、グリージョダークネスのアナグラムみたいですが、別にグリージョダークネスそのものではないのですよねぇ」

ヒノキ「脳内異常活性化状態は、どんなひらめきがポンポン飛び出すか分からないが、暴れ馬みたいなもので、あるいは酔っ払いの妄言みたいなもので、整合性とかは一切考えられぬ状態のようじゃのう。もう、思いつくまま、筆の向くまま、キーをタイプする指先の動くままに、いろいろ書いて、後から自分でも『何だろう?』って文章が生まれている」

シロ「それでも、意味は通じる文章にはなっているようですが?」

ヒノキ「どうやら、娘のアッキーの存在が、自制回路の役割を果たしていたようじゃのう」

 

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シンカリオンZと、鉄道神王の話

新たな進化の神の話

 

ヒノキ「新兄さんから、『シンカリオンの話のついでに、ソード・ワールド2.5の神、鉄道神王ストラスフォードについて研鑽して欲しい』という依頼が来たのじゃ」

ゲンブ「ほう。神聖魔法研究の一環でござるな。2.5で初めて紹介された神ゆえ、2.0時代のリプレイやシナリオには登場しないが、メカ好きには注目の神格と言えよう」

シロ「ところで、前回の記事では、ゴジラSPにシーサーは出そうにないと言ってしまいましたが、エンディング映像にシーサーやマンダなんかも映っていることが発覚しました。シーサーに気付かず、見過ごしていたとは、ボクもまだまだ未熟です」

ヒノキ「後から情報を得て確認して、自分の間違った認識を改めることは成熟の一歩じゃから、未熟な自分を卑下するでない。卑下するとしたら、自分の未熟を改める姿勢を持たぬことよ。過ちは誰にでもある。問題は、その過ちにどう向き合うか、そこに潔さを示し得るかなのじゃ。孔子曰く『過ちて改めざる、これを過ちという』と」

シロ「ええ。いずれにせよ、ゴジラSPにシーサーが出れば、素直に嬉しいですね」

ゲンブ「セイバーではネコメギドが暴れているし、ゼンカイジャーではステイシーザーなるキャラが暴れるようでござる」

シロ「ステイシーザーは、シーサーなんですか?」

ヒノキ「そこは関係なかろうが、デザインモチーフがバトルジャパンだという噂を聞いた。次回のレジェンド戦隊祭りが待ち遠しいのう」

リトル「それはとにかく、今回はシンカリオンの話がメインですぅ。速く出発進行しましょうよぉ」

ヒノキ「うむ。シンカリオンはZもいいものじゃ」

 

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ゴジラSPと、今後のブログ方針

ラドンVSジェットジャガー

 

ヒノキ「ゴジラSP最初の怪獣として、わらわの眷族が登場して、ジェットジャガーと戦ったのじゃ」


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ゲンブ「ラドンの活躍おめでとうでござる。まあ、映像はゲームのもので、ゴジラSPとは何の関係もないのでござるが」

ヒノキ「そりゃ、ゴジラSPの新作本編映像を流すわけにはいかんじゃろう。せいぜい、これで勘弁してもらいたいもの」


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ゲンブ「アンギラスモスラヘドラ、クモンガ、他に何が登場するか期待でござるな」

シロ「シーサーは今回出そうにないですね」

リトル「その代わり、AIでネコキャラにスポットが当たっているから、シロ姉さんはそちらに感情移入すればいいですぅ(※後にAIキャラのペロ2のモデルはネコではなく、犬と確認。ペロ=ネコという先入観があったのかも)」

シロ「大丈夫だ。先日、新星さまのところで、翔花の魂と交信できたからな。ボクの心は大いに満たされている。花粉症シーサー、シロ花としてフュージョンを果たしたんだから、モスラの力の一端も使えるようになったんだ」

ヒノキ「モスラの力? それは初耳じゃが、どういう力なのじゃ?」

シロ「飛行能力です。これまでのシーサーの力では地上を高速で走り回ることはできても、空中戦は不可能でした。しかし、新たな力で翼を生成することができて、空中機動も可能になったんですよ」

ヒノキ「つまり、今まではこれで……」


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ヒノキ「今後はこれに進化したようなものじゃな」


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シロ「例えとしてふさわしいかどうかは分かりませんが、少なくとも翔花に少しは追いついたと思えます」

 

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