花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

剣の世界のバトル遊戯・完結編(SW2.5編その7)

日野木アリナと弥生ウルシェードのOP談義


ヒノキ「TRPG大好き娘のヒノキじゃ」

弥生「TRPG初心者だけど、データ解析は得意なメガネピンクこと弥生です」

ヒノキ「うむ。当初は司会がわらわで、解説を弥生に任せようかと思っていたのじゃが、話を進めるうちに、弥生に仕切られてしまって、わらわが解説役になってしもうた」

弥生「大体、初心者に解説をさせようというのが無茶振りだったのですよ」

ヒノキ「いや、メガネンジャーは司令がTRPGマニアじゃから、てっきり隊員全員にしっかりTRPG教育を施しておるじゃろう、と思い込んでのぅ」

弥生「メガネンジャーはTRPGをするために集まったチームではありませんから。それより、初心者の私がSW2.5のルールを改めて読んで気づいたんですけど……」

ヒノキ「何じゃ?」

弥生「シロちゃんって、獣人リカント族でキャラを作ったんですよね。どうして獣変貌をしないんでしょう? 最初から獣変貌していれば、筋力ボーナスがプラス2されて、その分、追加ダメージになっていたと思うのですが」

ヒノキ「……本当じゃのう。直接、本人に聞いてみるか。おい、シロや。お前はどうして獣変貌しないのじゃ」

シロ「うっかり忘れていた自分と作者を、ボクは許せない。もしも最初に獣変貌していれば、2ラウンド目にもう2点ダメージを増やせていたはずなんだ。その後は、どうやってもクリティカルしなければダメージが通らないのは同じだけど」

ヒノキ「さて、この裁定をどうするかが問題じゃな。今から獣変貌するにしても、それは補助動作ではなくて主動作なので、1ラウンドを余分に費やしてしまう。HPが残り7点では、獣変貌した瞬間に攻撃を受けて、終わってしまう可能性もあるわけで」

翔花「だったら、今回は特別に記事前の戦闘準備で、危機に際して本能覚醒したシロちゃんが獣変貌したということにしない? ルールをねじ曲げることになるけど、これは公式リプレイじゃないんだし、作者もミスしたのは事実だし、記事が面白くなることの方が大切だと思うの。きっとNOVAちゃんも、どこかの異世界で『シロちゃんの本能覚醒を見たがっている』だろうし」

シロ「新星殿がボクのことを気に掛けているだって?」

翔花「だって、同じ白だもん。白いパンドラパネルだって、きっとシロちゃんに力を貸してくれるよ」

ヒノキ「まあ、対戦相手がそれでいい、と言っているのじゃから、わらわとしても、特別に記事開始前の獣変貌を認めるとしよう。TRPGで大切なのは、参加者全員が楽しく納得できる裁定じゃからな。過剰にルールを捻じ曲げるのではゲームにならんが、ミスを修復するために、ちょっとした工夫と演出で対応するぐらいの機転を示すのもTRPGの醍醐味と言えよう。わらわは柔軟なGMのつもりじゃ」

シロ「うおー、みんなの優しさに包まれて、本能覚醒、やってやるぜ」

獣変貌


コンパーニュの塔に在籍するヒノキ三獣士のうち、行方不明のセイリュウを除くビャッコ(シロ)とゲンブは、客人の花粉症ガール・粉杉翔花と従者のケイPの修行相手として、武術の指導をしていた。
そして、修行の成果を示すためか、はたまた塔の主人のヒノキちゃんの趣味か、TRPGのキャラを使って、対戦することとなった。
前評判のコンパーニュ有利の予想に反して、ケイPの奮戦と、NPCフェローとして参戦した魔女、新華リオン(NOVAと翔花2号、改め晶華の合作キャラ)の支援魔法のために、チーム・コナス義ーズの優勢で進められた6ラウンド目。
追い詰められたシロの身にルールを無視した異変が生じる。


シロ「チッ、翔花とケイP、そして何よりも憎むべきは翔花の妹の魔女め。こいつらがここまでやるとは思わなかった。ボクは自分とゲンブの不甲斐なさが許せない。この状況を覆すには、もっと力が必要だ」

謎の声「汝の願い、聞き届けた。その身に宿りし獣の力を解放するがいい。ただし、その力を使っている間は、筋肉バカとなって、人の言葉を失ってしまうがな」

シロ「ニャ? ニャニャニャニャニャ?(ニャンだって? 人の言葉が喋れない?)」

謎の声「そう。リカント族の獣変貌は獣の頭部と化し、筋力を高める反面、言葉を利用する魔法が使えなくなる上、仲間との意志伝達も困難となるデメリットがある。今なら、まだ引き返せるが、それでも力を望むかね」

シロ「力は欲しい。しかし、ボクの心に話しかける、あなたは一体? 神か、悪魔か、どっちなのですか?」

謎の声「どちらでもない。そうだな。クリスタルの世界から来た、白を愛する時空仙人とでも名乗っておこうか。遠い彼方の世界より、お前を見守り、思念を送っておる」

シロ「そうですか。白き時空仙人さま。ボクは導きの言葉に従い、獣の力を解放します。元より魔法は使わず、人の言葉も必要としません。今のボクに必要なのは、敵に負けない復讐のための力。それが得られるならば……」

謎の声「ならば、唱えるがいい。合言葉は『今夜は焼肉っしょ』」

シロ「今夜は焼肉っしょ。うおー、力がみなぎる! 魂が燃える! ボクの獣がほとばしる! 負ける気がしねえ!」

こうして、シロちゃんは筋肉バカな獣モードに変わったのであります。
ドラゴンクエスト ソフビモンスター 038 リカントラバーマスク タイガーマスク

第6ラウンド


翔花「何? 突然、シロちゃんがタイガーマスク、いえ白猫仮面に変身した」

シロ「ガルルー!」

翔花「シロちゃん。そんな姿になってまで、あなたは戦いを続けようと言うの? そんなの見ていられない。あなたの苦しみは、私が止めてみせる。前衛に飛び出して、シロちゃんに駆け寄ります」

ケイP『翔花ママ、今、飛び出しては危険です』

翔花「KPちゃん、シロちゃんは私が眠らせないといけないの。苦しまずに楽に行かせてあげる」

ゲンブ「そうは行かん。粉杉殿、お主をシロに近づけるわけにはいかんのだ(今のシロは危険だからな。自制できないまま、粉杉殿に万が一のことがあれば)」

翔花「亀おじさん、どいて。さもないと……(ピックがキラン✨)」

ゲンブ「うおっ、粉杉殿が攻撃姿勢を示したので、かばうが自動発動してしまった」

翔花「攻撃は自動命中。ダメージダイスはクリティカルしない。4点」

ゲンブ「そんなものは防護点で弾く。だが……」

ケイP『ガードがはがれた。新華さん、今です。シロさんを攻撃して。行動決定ダイスは4』

新華『雑魚ならこれで十分ね。貫け!』

シロ「ニャ? ニャニャニャニャニャ?(何? 弓矢だと?) ガルルニャンニャニャン、フニャニャニャゴ(目標値12ぐらい、避けてみせる)フニャー、ニャンニャン。ニャンゴロニャンガルルルル (ダメだ、11。1足りないダイス目が許せない)」

翔花(新華のセリフを口にして)「お姉ちゃんの敵は私が仕留めてみせる。ダメージは9点」

ゲンブ「何と。防護点2を減らして、実ダメージ7点。残りHPも7点だから、ぴったり0だと? 何て弓矢の腕だ。さすがは新星殿のキャラだ。恐るべき神技よ」

シロ(意識を失う間際に変身解除して)「粉杉翔花、それに妹の魔女よ。よくもボクを倒した。ゲンブ、後は任せたぞ」


こうして、ビャッコ、Byplay Acolyteが戦闘不能になって崩れ落ちた。


翔花「シロちゃん。あなたの獣変貌は結局、出落ちだったのね。その無念さは忘れない(涙目)」

ケイP『それでゲンブさん。ここで投了しますか?』

ゲンブ「もちろん、そのような臆病なマネはしない。このジェネラル・バックラー、最後の一人となっても散って行った仲間の無念を晴らすため、戦い続けるのみ」

ケイP『だったら、私も遠慮なく。前に出てきた翔花ママをかばう宣言してから、楯を捨ててヘビーメイス両手持ちで殴りかかる。命中14』

ゲンブ「避けられん。ダメージをくれ」

ケイP『ケケケ、威力30を喰らえ。ダイス目6でもダメージは10点』

ゲンブ「3点くらって、残りHPは27。反撃だ。粉杉殿を狙えば、ケイPがかばうので自動命中。ダメージは6点」

ケイP『そんな物では傷一つ付きませんよ。どうしたんです、ゲンブさん? いつものあなたらしくありませんよ?』

ゲンブ「うう、ダイスに気合が入らんのだ。何かの呪いのように、低い目しか出ない」

翔花「もしかして、この空間にNOVAちゃんの、いいえ、導きの星神ハルーラ様の加護が働いている?」

◎6ラウンド目の結果

★コナス義ーズ
1.翔花:HP19、MP21(物理防護2プラス2)
2.ケイP:HP19、MP6(物理防護6プラス2)
3.新華:HP−、MP13

★コンパーニュ組
1.シロ:戦闘不能により脱落
2.ゲンブ:HP27、MP13(与ダメージマイナス4)

弥生「シロさん、おつかれさまでした」

シロ「にゃー、獣変貌で一発ぐらい殴りたかったニャ」

ヒノキ「そんな物、忘れている方が悪い。しかしPVPを観戦していて思ったのじゃが、集中砲火を食らったグラップラーは実に脆いのう。これが前衛が3人いれば的も分散するじゃろうし、相手の知性が低ければ、ここまで集中攻撃を受けることもなかったろうが、ケイPの奴が的確にリーダーシップを取って、攻撃を全部、お前に向けるような采配を取っておった。お前と同じくらい、いや、お前以上に脆いコナっちゃんを後衛に留めて、かつ当初の想定外の飛び道具を使わせたり、フェローも巧みに活用するなど、初プレイとは思えぬぐらいルールを熟知しておった」

シロ「いえ、ケイPもさることながら、あの魔女の支援にもやられました。1人、支援役が増えるだけで戦いの様相がこうも変わるとは。これまでひたすら己を鍛え、個人の能力だけを磨こうとしてきた自分の考えが甘かったことを痛感しました」

ヒノキ「そうじゃな。お前一人で、コナっちゃん一人という環境ならまた話は別だろうが、ケイPが前衛でカバーし、粉杉シスターズが後方支援でしっかり己の役割を果たせば、格上のお前たちさえも倒せることがはっきり示されたと言ってよい」

シロ「仲間との連携で役割を果たす。アリナ様はもしかして、このことをボクに示すために、今回の演舞を?」

ヒノキ「いいや、単なる趣味の余興じゃ。が、教訓として使えるものは臨機に使う。遊びの中にも修行ありとは、このことじゃよ」

シロ「激獣拳ビーストアーツの教えですね」

ヒノキ「そう、過酷な臨獣殿風の修行もいいが、ハートに遊び心も持たなければな。では、戦いの続きを観戦するとしようかの。ゲンブが倒される様を見ながら、我らはちいとばかし反省するとしよう。新星殿が育てた子たちの戦いを研究しながらの」

弥生「お言葉ですが、ヒノキ様がシロさんに説教している間に、戦いはもう終わってしまいましたが」

戦いの終わり


ヒノキ「何じゃと? ゲンブの奴、そんなにあっさり落ちおったのか」

弥生「ええ、戦いは11ラウンドで終了。つまり、シロちゃんが敗れた5ラウンド後にはゲンブさんもHPを削られきりました」

ヒノキ「1分も経たずにゲンブのHPが尽きるとは。ケイPの奴が両手持ちヘビーメイスでクリティカルでも出しおったか?」

弥生「いいえ、新華さんです。7ラウンド目に彼女が弓で2連続クリティカルを出して、一気に28点のダメージを叩き出しました。防護点を引いても21点の実ダメージです」

ヒノキ「恐るべきは新星殿と2号殿の作りしキャラよ。この場にいなくとも、ここまで戦局に影響を与えおるとは」

弥生「ええ、新世界すら創造し得る司令の明鏡メガネパワーが働いたように思われます。ダイス目に100万の念を込める、溢れるメガネンスピリッツと申しましょうか」

シロ「ゲンブは一矢でも報いたのか?」

弥生「ええ、一応、7ラウンド目にケイPさんに2点のダメージを与えました。その次の8ラウンド目に翔花さんの回復魔法で全快されましたけどね。その後は、大きく状況が変わることもなく、ゲンブさんの攻撃は全てケイPさんが受け止めました。新華さんの弓で2点、ケイPさんが2点のダメージをチマチマ与え、最後の11ラウンド目にケイPさんが12点のダメージを叩き出し、5点をくらったゲンブさんはHPマイナス3で倒れ伏しました。生死判定には問題なく成功し、翔花さんが癒しの呪文をかけて、両者はがっちり握手をかわして後腐れなくバトル終了です」

ヒノキ「クリティカル2連発は見ておきたかったの。その際のセリフはやっぱりあれかの?」

弥生「弓ですから、こうですね」

新華『雑魚ならこれで十分ね。貫け!』

シロ「ボクならともかく、あのゲンブですら雑魚呼ばわり。何てムカつく高慢キャラなんだ、新華リオン。ボクは獣の力を目覚めさせてくれた白き時空仙人さまに誓って、いつか、あの魔女を倒してみせる」

ヒノキ「! 白き時空仙人さまとは誰のことじゃ?」

シロ「ボクの心に囁きかけた不思議な声の主です。神とも悪魔とも違う、遠いクリスタルの世界から念を送ったという……」

ヒノキ「それはもしかして……」

弥生「もしかするかもしれませんね」


シロ「どうして、そこで宇宙刑事シャリバンなのか、ボクにはちっとも分からない」

ヒノキ「お前も忍びの道に生きる者なら、伊賀の名を冠する男の物語を知っておくがいい。弥生、お主なら分かるかの?」

弥生「ええ、イガクリスタルと、それを守護する聖なる者の伝説ですね。クリスタルと時空、そして獣の如き俊敏性を持つ少女を守護し、導く存在と来れば、やはり宇宙刑事シャリバンに登場したイガ星の守護神の彼を連想せずにはいられません。他には、クリスタルと時空つながりでスピルバンというケースも考えられますが、役者的には似たようなものなので、手がかりはその辺にあると考えられます」

ヒノキ「ふむ、さすがじゃのう。今度、お主とじっくり特撮ヒーロー談義を楽しみたいと思うのじゃが、どうじゃろうか?」

弥生「いいえ、私たちメガネンジャーはまず司令の行方を探さねばなりません。そのための手掛かりをと思って、シルバーアイズが必要なのですが、そろそろお返し願えないものかと」

ヒノキ「ふむ。しかし、わらわもメガネンジャーのファンとして、あのようなレアアイテムはなかなか手放したくないのでのう」

弥生「せっかくTRPGのバトルに付き合ったというのに。仕方ありません。それでは、さらなる交渉材料として、こちらをお渡ししましょう」

ウルトラアイ リアルタイプシリーズ ver.[ウルトラ警備隊西へ]

ヒノキ「そ、それは? ウルトラセブンのウルトラアイのレプリカではないか?」

弥生「正確には、メガネレッドアイズのレプリカです。司令が失踪する前に、コンパーニュの塔の皆さんに娘がお世話になっているから、という名目で贈り物を用意するように、うちの祖父と検討していたものです。これに、ダン隊長のウルトラサイン入り色紙を付けますので、どうかシルバーアイズをお返し願えないでしょうか」

ヒノキ「返す返す。ヒヒヒ、シルバーアイズと交換で、ダン隊長のサインとメガネレッドアイズをもらえるなんて、長生きはするもんじゃのう」

弥生「それでは、私はこれで。シルバーアイズを受け取れば、すぐに帰ります。メガネンジャー名誉特別隊員の日野木アリナ様」

ヒノキ「め、名誉特別隊員じゃと? そ、それは、わらわもメガネンジャーの仲間に入れてもらえるということか。何という誉れ、何という誇らしさ。このわらわの願いがこれ程までに叶うとは。そなたをこのままお礼もなく返してしまっては、申し訳が立たん。是非とも歓待の宴を催したい。シロや、スイーツ祭りの準備を整えてくれ」

シロ(こ、この雰囲気じゃ言えない。ボクを導いてくれた声が、何となく白新星殿っぽいと感じたことなんて)

弥生「宴といっても、私には時間が……って、あれ? お祖父ちゃんから通信? 少々お待ちを。あ、お祖父ちゃん? え、司令の生存が確認されて、居場所も分かった? 次元ドルイドのハイラスさんという人からの情報? クリスタルとウサギに関する新世界に転移して、通信網を整備中? はい、分かりました。こちらにもじきに連絡があるかもしれないから、少し待機しろと? はあ、それはできそうですが、すぐにシルバーアイズは持ち帰らなくても? なるほど。シルバーアイズと司令の霊的つながりを通して、居場所や生死を探ろうという手段は必要なくなったと? では、司令から連絡があり次第、お互いに連携を取り合うということで、私はコンパーニュの塔に滞在します。どうやら宴にも招いて下さっていますし、こちらの皆さんとの交流もできそうですし。ああ、こんなことだったら、もっと着替えも持ってくるんだったなあ」

ヒノキ「どうやら、いろいろとうまく収まったようじゃの」

弥生「ええ、何だか急に慌ただしくて戸惑いますけど、しばらく、ここで御厄介になります」

ヒノキ「では、早速。宴の準備じゃ」

作者視点の後書き


こうして、「7月以来のSW2.5編」はルールブック2の発売前に無事に終了し、シロちゃんとの交流を軸にした「コンパーニュの塔編」もそろそろ大詰め。
これで、秋からの「屋久島編」に遠からず入って行けそうで、初期プロット通りの大筋も達成できそうだな、と。
もう、8月末以降、タイムジャッカーとか、新世界とか、次元嵐とか、いろいろなネタを盛り込んで、3つのブログ間で同時並行的にクロスオーバー物語を展開するなど、ややこしいことをしていますが、頭の中でいろいろつながってしまったのだから仕方ない。


まあ、自分の中では、夏期講習を終えてのお祭り展開のつもりだったのが、新ブログのNEOタイム時空と、台風による停電とが入り混じって、ケイオスだったわけで。
10月までには、それぞれ切り分けて、話を整理していくことを考え中。
(今話はこれにて完)