とりあえず、最近は朝起きるたびに、「今日は花粉症が来てないか。鼻がムズムズしてくしゃみ連発しないか。目が痒くないか。頭は正常に働いているか」などを気にするようになっています。
で、特に空が晴れて、そろそろ再発来るか、とドキドキワクワクだった金土の感想。
うーん、来ているかどうか、微妙。
くしゃみが出そうで出ない程度のムズムズ感。スッキリはしないけど、鼻水がダラダラとまではいかない、時々ティッシュで拭えばいい程度のマイルドなトロみ。
目は、まあ、寝起きだから多少のぼんやり感はあるけど、涙で曇って何も見えません、的な視力喪失感は特にないなあ。いやあ、ひどい時は涙目で目が充血して、夜中に目が真っ赤に光って、宇宙刑事NOVANと叫びだしたくなるような夢を見るもんなあ。
……もちろん、現実じゃないですよ。NOVAは宇宙刑事じゃなくて、そもそも宇宙には空想の中でしか行ったことがなくて(空想の中ではしょっちゅうだけどさ)、ええと、強いて現実になぞらえるなら、「花粉症教師NOVAN」になるわけで、あ、普段は花粉症じゃないので、枕詞に何を付けようかなあ、「妄想教師」だと生徒がみんな逃げていきそうだし、Hな誤解をされそうだからパス。
「熱血教師」は分かりやすいけど、夕日に向かって走り出すことはしないしさあ。時々、熱血モードを示す時はあるけど、基本クールだしさ。
メガネをクイッとやって、柔和な笑みを浮かべて、「はい、今回の授業のポイントは2つあります。1つは、○○。もう1つは、△△だからね。そこだけは確実に覚えておかないと、授業料が損するからね。覚えないと、時間も無駄だし。2つぐらい、君たちの若い優秀な頭なら、簡単に覚えられるからな。はい、何々くん、ポイントその1言ってごらん。OK、よく聞いていたな。では、次に誰々さん、ポイント2は? そう、その通り。今の2人はこれで頭良くなった。覚えようと思えば、実際に口に出して言ってみることだ。手で何回も書くよりも、この方が効率がいい。自分で質問して、自分で答えてみる。自問自答、これが頭を回す一つのテクニックだ。これが自在にできると、先生がいなくても、一人で勉強できるようになるぞ。良かったな、ムダな授業料を払わなくて済む。そうしたら、先生はお役御免だ。シクシク。さすがに、それじゃ先生、困るので、おしゃべりはこれぐらいにして、次進めるぞ。でも、何かここまでで質問はないか?」
一例を挙げると、まあ、こんなところですか。ただし、花粉症の時はこれが大変なんだ。時々、鼻を噛むので、喋りのペースが格段に落ちる。もしも、ヒーローが花粉症になれば、名乗りを挙げる際にくしゃみが出てしまって、同時に背後で大爆発。
「花粉戦隊ハッ、ハッ、ハックション」(どかーん)とやってしまえば、ツボの中からどんな大魔王を召喚してしまうかもしれませんな。
いや、実際にそんなツボが近くにあれば、出たり入ったり、出たり入ったり、大魔王も大変だと思うんだ。花粉症の時期は。
大魔王の金銭システムがどうなっているか知らないけど、もしもツボから1回出入りするたびに交通費でも支給されていれば、花粉症期はボーナスタイムの稼ぎ時ということになるのかな。
だけど、ムダに出たり入ったりを繰り返すのは、なかなかストレスも溜まりそうで、そういうのが災いして、大魔王過労死ってことにならないかな。
さすがは、花粉症。大魔王すら翻弄し、死に追い込むとは、侮れない奴。
以上、前置き終了。
カテゴリーについて
いやあ、花粉症についてあれこれ考えてブログを書くと、筆が進むなあ。おかげでようやく、花粉症で一つのカテゴリーを立てる気にもなったぞ。完全に季節限定なのは、承知の上でさ。
今までは、「ブログ運営」と「雑学」でまかなって来たけどさ、それって、他のカテゴリーでは分類しにくい記事をまとめるだけのもの。
一応、自分の定義を記しておくと、「ブログ運営は、ブログの方向性や過去の経緯、当面の課題などをブレインストーミングする有用性の高い記事」
「雑学は、普段の特撮とかロボットとか、趣味関連にこだわらない豆知識やムダ話、思いつきをつれづれなるままに書いた、まあ、有用性? 何それ。そんなの俺が知ったことか、俺は好きにダベりたいんや。聞くなら黙って聞け。聞きたくないなら黙って去れ。文句や意見があるなら、コメントどうぞ」って感じ。
気分的には、まじめに自分自身を内向的に考えがちな、ルナーNOVA(うつモード)の時は「ブログ運営」、
外に向かって思いついたことを何でもかんでも、聞いて、聞いて、と子供のようなテンションで話しかけたい、ソーラーNOVA(躁モード)の時は「雑学」となるのかな。
まあ、実際はそこまで厳密に立て分けてきたわけじゃないけど。
花粉症の場合は、頭がぼんやりするので、躁うつの区別が自分でも曖昧になり、自己コントロールがきちんとできずに困惑することもしばしば。
明るく話したいのにクシャミで中断されて、躁状態がうまく回らないし、「うう、鼻水さえ出なければ……」とネガティブなトーンに下がりやすい。
逆に、だったら、花粉症の時期はいつも、うつなのか、と聞かれたら、いや、違う、と。今は気分が舞い上がって、喋りたいことはいっぱいあるんだ。花粉症なんて吹っ飛ばして、スカッとしたいんだよ。誰か、俺の話を聞けーって頭の中に熱気バサラが降臨したような気分。
こういう感情は、ネット上で文章を書いている時には明らかなんだけど、読者には伝わりにくいこともあると思う。
別に文章がクシャミで中断されるわけでもないし、鼻水ズルズルって音が(こっちがあえて書かなければ)伝わってくるものでもない。そこにあるのは、ただのアップロードされた文章のみで、読者がそれをどう受け取ろうが自由である。
ただ、書き手の方としては、
ルナー状態で「ちょっと自分のことを振り返ってみる……か。別に誰が聞いていなくても構わないけど。一人でいろいろ書きつづってみたくなっただけだし……。あと、今後の方針とか、何も言わずにいきなり変えるってのも、自分の中の一貫性を保てなくなりそうだから。そこのところに一本の筋を通したいだけの話。書いてみることで見えてくる自分もいるし、言わば、これは自己発見の一人旅ってこと。別に道連れはいらない。一人で、ただ、書くだけで自分は幸せなんだから……」ってな気持ちをボソボソとつぶやきながら、一人で書く作業を黙々と苦もなく書いて、集中しすぎて気づけばこんな時間、というオチをかますときもあれば、
ソーラー状態で「とにかく、俺は自分のこの思いつきを誰かに語って聞かせたい。つまらない思いつき? そんなことはない。この俺の素晴らしいひらめきを分かってくれる人間は、この広いネット世界のどこかに必ずいるはずだ。そんな一期一会の、あるいは運命の出会いになるかもしれない文章を俺は書く。知人でも、見知らぬ誰かでも構わない。俺の話を楽しみにしてくれる誰かに向かって、俺は文章の力で世界に俺の価値を示すんだ!」ってハイテンションで訴えながら、気づくと、「おっ、まだ、こんな時間か。よし、いい汗、じゃなく、いい文章を書いたな。仕事までまだ時間があるし、一杯コーヒーでも飲んで来るか」と爽やかに締めくくる時もある。
どっちの気分で書いているかは、まあ、文体にも現れるでしょうから、鋭い方には意識すれば分かってくれるだろうし、まあ、無意識でも薄々勘付いてくれると思うんだけど、世の中にはどうしようもなく鈍感な人もいて、他人のテンションの変化には一切気付かずに、こっちの気分にはお構いなしに踏み込んでくる輩もいないわけじゃない。
それだけ自己がしっかり確立している相手なら、それはそれで、こっちが相手の胸を借りて、不安定な自分を宥めてくれる効果もあるので、こっちはクールな自分とか、熱く語る自分をその都度、示していければいいんだけど、
不安定な気分をメールで訴えかけてくるような相手は最悪だ。こっちだって不安定だし、不安定の2乗は、数式のマイナスと違って決してプラスにはならない。だったら……と続きを書きかけて削除。
当ブログでなくとも、これまで散々書いてきたことだし、書いてて面白い文章になりそうもないので、「自分が面白いと思えない文章を世間に垂れ流すな」の黄金律により、削除しても惜しくはない。
……とまあ、たかがカテゴリー分けという作業に関して、ここまでややこしいことを脳内でひねくり返しているのがNOVAという男である。
いや、文章にしているから長くなっているんだけどさ。実際の脳内シンキングタイムはわずか0.05秒……とまでは言わないけれど、せいぜい数分もあれば十分かな。カラータイマーが鳴るまで余裕がある程度だと思う。
あくまで、今のは「NOVAがカテゴリーについて考えた思考プロセスをもう一度見てみよう」の世界なわけで、そこら辺で、灼熱のソーラーエネルギーとか、何だかよくわからないブループラズマエネルギーとか、過去から現在にかけての時間移動とか、宇宙空間から電送される銀色のアーマー組成粒子とか飛びかっているわけですよ。
「何で未来から現代に飛んで来るのに、過去の恐竜時代を通過したりするんだよ」のタイムレンジャーとか、「2体のロボットが合体するのに、何で一度宇宙空間に飛び出すの?」の超電磁合体スーパーギャラクシーメガと同様の、一見、ムダな描写のように見えて、それでも夢と希望に満ち溢れた演出過剰の超時空スーパーシンキングタイムがNOVAの脳内で行われているのだ。
では、そのプロセスをもう一度……って、リピートはいらないわな。気になる人は、もう一度、文章を読み直してちょ。
そしてメガネ
で、花粉症カテゴリーを新たに設けたのは、躁とかうつとか、ややこしい立て分けを考えることなく、そんな物が混沌とした状態を「花粉症」の一言でまとめるため、と定義できる。
うん、まとめると3行だけど、ここまでの過程が大切なんだから、と自分を正当化してみる。
そして、ようやくクライマックスに突入なんだけど、記事タイトルどおり、メガネを新調しました。
メガネと花粉症といえば、昔、書いた記事がありまして、そう、あれは確か仮面ライダーアギトが放送されていた時期……って本当に昔なんですが、
NOVAは当時から、花粉症に苦しめられていました。そこで、赤く充血した目をメガネでガードし、さらに鼻と口元はしっかりマスクで覆い、見た目は一見、ただの顔を隠した不審者、しかし、心の中は「レッドアイザー、パーフェクター♪」と仮面ライダーXのエンディング2番の歌詞を鼻歌まじりで歌っておりましたが、今ふと気になって歌詞を調べると、どうやら1番と2番が混ざっていたようです。
ええと、1番が「Xマスク、パーフェクター」で、2番が「レッドアイザー、ガードラン」が正解。まあ、いいや、変身(セッタップ)に必要なのは、「レッドアイザーとパーフェクター」なんだから、自分の気持ちを表現するためには、歌詞の1番と2番が混ざるくらいどうってことない。
あ、今、目覚ましがなりました。
慌てて、テレビを付けると、ちょうどオシマイダーが現れて、プリキュアの変身タイム。ハーギューッとハグされると記事どころではないので、一旦筆を置きます。ニチアサSHTの世界に旅立って、ツイートの準備を整えないと。
また後で(つづく)
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そして、ただいまでござる。
現在時間は、昼前の11時30分。SHTが終わって、1時間半が経過したのは、まあ、午前中に済ませる雑多な用事も済ませてきたからですな。
なお、後から気づいたんだけど、この記事って土曜日の3月24日に登録されているんですね。何だか時差が生まれたのは、このブログは朝6時に日付が変更されるように設定されているから。
今朝のNOVAは6時前に目が覚めてしまったので、そこから黙々と記事書いている間に、気づけば2時間30分が過ぎて、セットした目覚ましのおかげで、無事にニチアサタイム前に現実世界に戻って来れたわけだ。
昔から、文章書いていると、ハマり込んで抜け出せなくなる奴なので、目覚ましか何かで中断されないと、朝起きて、書き始めたら、いつの間にか日が沈んでいて、あれ? と思ったことも、人生において何度かはある。まだ、途中で寝落ちしていた方がマシ。よく、そんなに腹も減らずに集中できるな、と言われたこともあるけど、そこは意識しないと自分が空腹であることに気づかない奴なもんで。これを言うと、みんなジョークだと思って、本気で受け止めてくれないんだけどね。
時計を見て、「ああ、もう、こんな時間か。そう言えば、腹減ったな。何か食べないと」と感じる奴なので、現実感覚が鈍いというか、世の中に時計という時間を確かめるのに便利なものがなければ、書いているうちに意識を失って餓死する可能性だってあるぞ。
って、ここまでで15分経過したわけだけど、何の話だっけ?
( 読み直しシンキングタイム)
ああ、レッドアイザーにパーフェクターね。記憶がつながりました。花粉症とメガネネタってことだ(ついでにマスク)。
この時期、花粉症で放っておけば気分がダウンになるので、自分をヒーローと同一視することで、心を高揚させて、頑張るモードに切り替えようという話だ。
まあ、他の人はいざ知らず、自分は心の中のスイッチを切り替えることで、肉体の不調を大概は乗り越えていけると信じている奴である。まあ、それでも、どうにもならなかったのが左足骨折だったわけですが。あの痛みに精神力で太刀打ちできるヒーローを、NOVAは尊敬しますが、さすがに自分がそうなれるとは思わない。
NOVAの相手は、せいぜい花粉症程度が関の山……と思っていたら、実は最近、「花粉症でも人が死ぬ」可能性がある、と知って本当に驚いた。
何てこった。花粉症で死んだら伝説になるぜ。
今まで、「こいつぐらいなら普通に勝てるぜ」と余裕を持って戦っていた相手が、実はとんでもなくヤバい相手だと知ってしまえば、それでも闘志を燃やせるか、それとも戦意喪失して懺悔するか、逃げ出すか。
「フフフ、知らなかったのか? 花粉症大魔王からは逃げられない」
「ええ、いつの間に大魔王に? ああ、さっきハクション大魔王を過労死に追い込んだ時か? 花粉症子(仮名)改め、カフンショー大魔王だと? そんなバカな」
「フフフ、さて、どうする? このまま戦うか、それとも土下座して命乞いでもするかね?」
「うう、このままの力では勝てない。命乞いしてもムダだ。どうせ、相手はそんなことを気にも掛けず、こっちに襲いかかってくる。この窮地を乗り越えるためには……そうだ、新装備でパワーアップだ。ここは一か八か、新たな力を発動するしかない」
ということで、NOVAはレッドアイザーに代わる新装備ブルーアイズを入手し、来たる戦いに備えているのである。
……って、これがNOVAの脳内で展開されている「見えない敵との戦いエピソード」ね。
たぶん、現実に置き換えるなら、「長年、目を酷使したNOVA君は、メガネの度が最近、合わなくなったのを感じて、この機会にメガネを新調して、気分をリフレッシュしようと思い立った」とのことですが、そんなストーリーじゃブログネタにするには面白くないので、想像妄想パワーを全開にして、自分を奮い立たせているわけです。
で、『岳飛伝』最終巻を買った同じ日に、新装備のブルーアイズを買って、その日より「ブルーアイズWhite NOVA」として新たにドラゴンの力を身にまとうこととなったのである。
さて、この新装備のブルーアイズが、以前のものとどう変わったかを解説しよう。
まず、旧装備は銀縁、つまりシルバーの力を秘めていた。
これらのヒーロー、あるいは敵役から連想するキーワードは、「地味」あるいは「破壊」である。
いや、別にディスっているわけじゃないんだけど、NOVAの憧れとは程遠い個性というか、その辺は、人間、好きなものはいろいろあるけれど、それに必ずしもなりたいってわけじゃないことは分かってもらえると思う。
分からない人は、NOVAが「げんとくん」を好きだという事実を思い出して欲しい。
げんとくん? 誰それ? というモグリな人は、今すぐ「3月9日分の記事」を読んでくるんだ。ついでに、ニチアサ9時の『仮面ライダービルド』を見てくるといいぞ。ただし、げんとくんは今朝、(またもや期待どおりに)主役に負けて一時退場したので、来週も出てくる保証はないんだけどさ。2月に仮面ライダーローグとして登場して、散々大暴れして楽しませてくれたので、しばらく休みをとってくれてもいいと思うんだ。まあ、2週ぐらいなら。
そこから、とち狂って、新たな姿になって出てくることも期待している。可能なら「マッドローグ」の商品画像を貼り付けたいとも思ったんだけど、まだ時期尚早だったようだ。出てくるのはゴールデンウィーク前後かな。
で、NOVAは「げんとくん」のことを、花粉症と同じくらい熱意を込めて語りたいぐらいには好きなんだけど、まあ、花粉症のことは、ぼくに迷惑をかけない限りは、記事ネタにする分には好きなんだけど、自分がげんとくんその人や、花粉症になりたいとは、これっぽちも思っていない。
だから、好きだという気持ちと、憧れや対象のようになりたい気持ちは別なんだ、と証明してみせたぞ。
これで分からない人は、自分が好きなものをいくつか思い浮かべて、それら全てに自分がなりたいのか、思考を巡らせてみればいい。ちょっとした想像力があれば、納得できるだろう。
「お母さんのことが好きな男の子がいて、『将来、君はお母さんになりたいかい?』と尋ねられたら、たいていは否定する」だろう。まあ、否定せずに、そのまま性転換手術を試みて……何とかお母さんになろうと情念を燃やすような人が世界に3人ぐらいいても、その生き方を否定はしないが、普通ではないと思わざるを得ないだろう。
ずいぶん、とち狂った論理と例示ではあるが、つまり「NOVAは、シルバー仮面やバイオハンター・シルバのことは好きだけど、自分がそうなりたい、と思っているわけじゃない」ことは分かってもらえたと思う。
だけど、シルバーでも、そうなりたい、そう生きたい、とか、自分に似ていると感じるヒーローも別にいて、以下はその面々。
いささか語りすぎたようだ(いささか?)
新装備ブルーアイズの性能の話だったな。
これがブルーアイズだ
いやあ、写真で実物を見せれたら最高なんだけど、こっちでは難しいんだわ、これが。
試しに「ブルーアイズ メガネ」で商品検索しても出てこないし。
一番イメージに合うのがこれ。
いや、さすがに脳内イメージの話であって、こんなの着けて授業している先生がいたら、こっちが驚く。
まあ、ウルトラマン先生ってのはいたけどさ。
何でブルーかと言えば、青は若さの象徴だしさ。そろそろ自分が50歳ぐらいになって、世間でシルバーと呼ばれる年齢になれば、シルバーそのもので自分を飾るのは芸がないし、地味とか、破壊のイメージを自分自身に抱きたくもない。まあ、Whiteがイメージカラーだから、白銀という連想は分かりやすいと思うんだけど、
やっぱり、時代は「青」に来ていると思うんだよ。ピカソじゃないけどさ。ピカソの青は一般的に鬱屈した暗いイメージがあるけど、
青だよ。今は春だよ。二つがベストマッチして、青春だよ。
青いヒーローといえば、
他にも、探せばいっぱい出てくるけど(青はメジャーな色だし)、ヒロインカラーでも基本は「知性」を象徴して、クールだけど内面は情熱的というか、未熟だけど成長性が高いというか、とにかく今のNOVAが、「自分でそうありたい」というイメージカラーにぴったりだ。
まあ、それでブルーNOVAになっちゃったら、「鬱だ死のう」状態になりそうで嫌なので、あくまで「White NOVA」の強化形態ということで、「ブルーアイズフォーム」ということだ。
ブルーアイズになると何が変わるか? これまでのメガネでは霞んでいた視力も強化され、クッキリスッキリした気分に切り替わる。つまり、視力と精神力が向上するな。
あくまで感覚器官を補う装備なので、攻撃力が増えるわけではないけど、敵の弱点に気づくことができれば、そこから逆転勝利が狙えるぞ。ウィングマンの強さは、大きな夢の力やヒーロー愛だけにあらず、その観察力の鋭さにある、とは、あのキータクラー先生も仰っていた。
夢とヒーロー愛をベストマッチすると、やはりウイングマンにつながると思うんだ。
そして、その延長線上に、こういう作品もあってね。
まさか、主演声優さんにして、初代牙狼・冴島鋼牙の息子の雷牙役の中山麻聖さんが、あの必殺仕事人のかんざしの秀役で一世風靡した三田村邦彦さんの息子殿であるとは、数年前まで知りませんでした。
何だか若いときに好きだったものが、時を経てもなお、いろいろな形でつながっていき、その継承の流れを温故知新な感覚で自分の脳内で結びつけたとき、湧き立つ想いは、まったくもって伝説だ、よっしゃラッキーってポジティブに吹き上がってくる。
こういう青い若さを懐かしみながら、今のシルバーに踏み入りかけた自分が語る雰囲気、これこそがブルーアイズの想いの力である。(何とか、勢いで完)