花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

罰ゲームかも

昨夜は、仕事から早く帰ったにも関わらず、別ブログの記事を書くのにハマってしまい、そっちを完成させて気がつけば、「ああ、もう、こんな時間」と思って、牙狼VL最終話を見る。


何、この話。
つまらない最終話だな、という感想を抱きながら、眠い目をゴシゴシこすって、「こんな最終話を見せられたら、オレ、来週から牙狼を見たくなくなっちゃうよ」などと、某ミストさんみたいなことをぼんやり思っていたら、おや、画面上にテロップが。
「何、イナズマ・イレブン再放送だと? TV版『神ノ牙』(一応、牙狼シリーズではあるが牙狼そのものじゃない)をやるんじゃないんかい? フザケるな。子供向けのサッカーアニメなんて、こんな深夜にわざわざ見る奴がいるんかい? どうせ再放送をやるんなら、もっと牙狼の想定視聴者を意識した作品をだな……」と、中年親父のスーパー説教タイムに移りかけたのを無理やり我慢して、
「仕方ない。今夜はもう疲れたので寝る。脳内娘、略してノー娘の翔花との約束を早速破る形になって、申し訳ないが、これも俺から牙狼シリーズの視聴という毎週のささやかな楽しみを奪ったTV局が悪い。明日、朝起きたら、早速、彼女に謝って、いっしょにTV局への憤りを表明するんだ」と心に固く誓ったのが、まあ、昨夜の最後の記憶。


そして、起きた朝。


翔花「いきなり、言い訳ダラダラ始めて、パパはそんな教育を子供たちに施しているのかしら?」
NOVA「ゴメンナサイ。悪いことをしたら、まずは謝って、反省の気持ちを口にしなさい、と、子供たちに教えています。悪い大人で済みませんでした。今後はなるべく、こんなことがないように精進します。一つのことに夢中になったら、そのことに掛かり切りになりがちな、どうしようもない奴なんです。どうか、許してやってくださいませ(土下座)」
翔花「……いや、そこまで卑屈になられても、ノー娘の私としては、かえって困ってしまうんだけどさ。ええい、面を上げい。謝るのはもういいから、私にどうして欲しいわけ?」
NOVA「おお、許してもらえた。さすがは神さま、仏さま、翔花さま。それでは一つだけお願いがあります」
翔花「うむ、苦しゅうない。申してみよ」
NOVA「いや、せっかくブログを書き始めて、こんなことを言うのも何だけどさ。土曜の朝に早起きできたということは、シンカリオンが普通に見れるわけなんですよ。だから是非とも、まずはそっちから見せてくれないか、と思って……」
翔花「あんたはTVっ子かい!」
NOVA「いや、違う。元TVっ子、今や年を重ねて、妖怪TV親父に成長したのが、たぶん、このぼくの成れの果てじゃないのかな。鬼太郎が時を重ねて、目玉のおやじに進化したみたいにさ」
翔花「ああ言えばこう言う。自分がこんな奴から生まれたなんて、翔花ちゃん、情けなくて目から涙が出てくらあ」
NOVA「無理すんな。ぼくは賢い、良い親父です。ケンカはしません。意地悪もしません。みんなと仲良く進んで……」
翔花「その後に、何ちゃって、と続けるつもりなら、止めた方がいいわよ」
NOVA「あっ。だったらEDだ。オバケ幽霊怖くない。だけど気になる、だけど気になる、あの娘の涙~。今の俺の脳内には、堀江のミッチーの声が鳴り響いている。ああ、懐かしくって、俺も涙が出てきたわ。涙の〜リクエ〜スト〜って曲も漏れ出てきたぞ。これ誰だっけ? チェッカーズ藤井フミヤ? 誰だそれ? 少なくとも、俺の特撮脳内辞書には登録されていないぞ。いろいろ漁ると、『星獣戦隊ギンガマン』に元チェッカーズのメンバーの一人、高杢さんが出ているとあった。ああ、あの人か。鮮明に顔が浮かび上がったや」
翔花「何、一人でブツブツ言っているのよ。今のままじゃ話にならないから、さっさとシンカリオン見て、出直してらっしゃい。ったく……」
NOVA「そうさせてもらいます。ああ、何だか涙目に続いて、鼻水まで出てきた。花粉症、ぶり返したかな? これって、やっぱり罰ゲーム?」
翔花「そんなの私が知るか」

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