レベル50ぐらいになったので
NOVA「最近は力任せのプレイができるようになって、快感を覚えるようになった」
ヒノキ「どういうことじゃ?」
NOVA「顕著なのは、Gガンダムとカイゼルグリッドナイトですが、これらは武器10段階改造したうえで、特殊スキル『アタッカー』を付けたりして、ほぼ無双状態です。敵が攻撃してくると、明鏡止水なドモンさんは全てカウンターで瞬殺して、ほぼ無傷。まあ、倒し損ねると、回避があまり伸びないのでダメージを受けることも稀にあるのですが、不屈の保険で受けるダメージは最小限ですね。
「一方、カイゼルグリッドナイトは、カウンター持ちではありませんが、元々タフな機体なので、最低限のダメージで反撃瞬殺できますし、強化パーツの『フィクサービームアンプル』でHP、EN、SPなどフル回復できますので、たまに受ける大ダメージさえ、ひらめきで回避してやれば、無双が楽しめます。よって、ドモンさんとナイト君の撃墜数がどんどん伸びていく現状ですな」
現段階の撃墜数ランキング
- ドモン・カッシュ:176機
- 月ノ輪フォルテ:132機
- ガウマ:130機
- グリッドナイト:106機
- 葵豹馬:100機
シロ「見事なまでのスーパー系ですね。人によっては、マップ兵器持ちのヒイロやキラ、それにサイバスターの撃墜数が高くなったりするのに」
NOVA「今回、予約特典のサイバスターは未入手なんだ。あと、ヒイロやキラももちろん使ってはいるんだけど、マップ兵器は総じて削りにしか使っていないので、撃墜数はあまり伸びない。ともあれ、以上が撃墜数100機以上のスーパーエースで、その他のエースはこうなってる」
現段階のエースパイロット
シロ「アスランがキラよりも上なのが意外ですね」
NOVA「今回の攻略ストーリーで、アスラン、ラクス、五飛が仲間に加わるんだけど、後から参入するパイロットには、撃墜数が上乗せされているからな。プレイ中は1機も撃墜していないラクスや五飛が撃墜数60代だし」
ヒノキ「撃墜数60を越えてるのに、そやつらはエースでないのか?」
NOVA「エースの条件は今回、撃墜数70ですよ。ただ、スキルパーツのエースプラウドを使ったキャラは10機少ない60機でもエースになって、エースボーナスを獲得できます。60機越えだと、ボブとカミーユがここに加わりますので、彼らのエース入りも近いですね」
ゲンブ「兜甲児どのや、ゲッターチームがエースでないのは、いかなることでござるか?」
NOVA「甲児くんは59機。彼にはエースプラウドを付けてますので、あと1機でエース入りですね。ゲッターチームは拓馬が38機、カムイと獏が9機ずつの合計56機。変形の都合で彼らは撃墜数がバラけがちですね。あと、ゲッターチームは初期参入なので、撃墜数が上乗せされていないから、これがほぼ素の撃墜数です。上位陣の撃墜数が伸びている理由は、撃墜数条件で解放されるシナリオがあるので、意識してトドメ役にしていたから、と。まあ、ドモンさんと主人公とガウマは意識せずとも、普通に使っているだけでこうなりましたが」
シロ「とにかく、撃墜数の傾向から、プレイヤーのプレイスタイルが分かるのですね」
NOVA「あと、このレベル帯になると、精神コマンド『熱血』『魂』『勇気』で大ダメージを与えられるパイロットが増えてきて、与ダメが跳ね上がるのが快感ですね。昔は早くてレベル10代、普通はレベル20越えで覚えるパイロットは『熱血』を覚えていましたが、近年はレベル40越えでないと、それらのダメージ上昇コマンドは覚えなくなった。その代わり、クリティカル確定の『闘志』や、気力を高める『気合』、ダメージを1.1倍にする『分析』などでちまちま与えるダメージ増加を積み重ねるのが中盤までのゲーム性。
「だけど、2倍ダメージの『熱血』習得で、一気に与ダメが増えますね。必殺技で2万とか3万ダメージが出せるようになりますから、ボス戦が快感にさえなる。ただし、昔は『魂』が3倍ダメージで、これを持っているパイロットの火力は最強クラスだったのが、最近は『魂』の効果が2.2倍とかで、『熱血』との差が微妙になった」
ゲンブ「1万ダメージが熱血だと2万に、魂だと2万2000でござるか」
NOVA「これで敵のHPが2万1000とかだと、はっきり差が出るわけですが、今は誤差の範囲ですね。まあ、そこに気力とか他の要因でダメージを10%ずつ加算させていくと、差が広がっていくわけですが」
ヒノキ「『勇気』はどのような効果じゃ?」
NOVA「『加速』『必中』『不屈』『熱血』『気合』『突撃』が同時にかかります。気力がMAXでなければ+10されて、ダメージ1.1倍だから、実質2.2倍ダメージで『魂』に匹敵しますね。これは現在、主人公とグリッドナイトのみの勇者の証とも言える、攻撃系最強コマンドと言えましょう。
「『熱血』を覚えたのは、コンVを筆頭に、ダイナゼノンの蓬、兜甲児、剣鉄也、流拓馬のスーパー系。リアル系では、アスランとルナマリア、それに意外とギュネイとクェスが覚えました。アムロさんやカミーユがまだなのに」
「『魂』は、ドモン、シン、ショウ、ダバ、ハヤテとなっています。リアル系主人公は、『熱血』よりも『魂』を覚えるので、その分、習得が遅めなのかな、と思っていますね」
ヒノキ「今後は、キラ、ヒイロ、アムロやカミーユが覚えていく、ということじゃな」
NOVA「スーパー系でまだなのは、ライディーンぐらいですか。ともあれ、今、撃墜数を上げたいのは、サーバインのシオン。撃墜数条件で隠し機体のヴェルビンが入手できます。あと、ギュネイとクェスが隠し機体のαアジールの入手条件に関わっていますので、彼らもそれぞれ50機ぐらいは撃墜させたいところですね。今はそれぞれ38機ですが、戦線ミッションで時々、稼がせています」
シロ「チャプター5なので、赤い彗星のシャアもそろそろ来るみたいですね」
NOVA「今回の記事ではまだだけどな」
未来へと吹く風(55話)
NOVA「マクロスΔシナリオだが、TV版の8話に相当する回。ただし、原作とはかなり構成が異なっている」
ヒノキ「と言うと?」
NOVA「まず、今回のマクロスΔは劇場版名義だけど、劇場版がTV版を再構成しつつ、細部エピソードを削ったり、変えたりしているので、割愛されたTV版の要素も一部混ざっているわけだ。大きく違うのは、TV版の序盤のハヤテがデルタ小隊に加入し、フレイアがワルキューレに参入する段取り(1話から4話)は、スパロボでは描かれていない。
「それまでは、ヴァール化現象で暴れている兵士の鎮圧任務がデルタ小隊の仕事だが、5話からデルタ小隊の前に立ちはだかる謎の戦闘機部隊が、フレイアの出身星のウィンダミアの空中騎士団だと明かされる。その後は、ハヤテが先輩のメッサーに厳しい態度をとられ、一方のフレイアも先輩の美雲にチクチク嫌味を言われたりする、新人たちの厳しい職場環境が描かれるが、スパロボではだいぶマイルドな描かれ方になっているな」
ゲンブ「ハヤテはセンスある天才パイロットだけど、兵士としては素人なので、『自由に風を感じて、好きに飛ぶだけでは討ち死にするぞ』というメッサーの指導でござるな」
NOVA「ハヤテの直接の先輩はミラージュだったが、彼女は気弱かつ几帳面な性格なので、ハヤテに堅物として接触するけど、彼の自由な飛び方に感化されたり、翻弄されたりするツンデレ先輩だ。才能ある新人が、その才能で周囲を驚かせ、期待させる筋立てだけど、経験と実力に裏打ちされたメッサーは『才能に任せて無鉄砲な操縦をするハヤテ』を素人だと見なして認めない。ハヤテは悔しがるも、実際にメッサーの飛び方は美しいと感じ、イヤな奴だけど実力は本物と認める。だからメッサーに自分の実力を認めさせて、乗り越えたいという動機になるんだな」
シロ「でも、その先輩はすぐに戦死してしまうんですね」
NOVA「メッサーの戦死は、TVの10話。その前後が彼を中心にしたエピソードで、9話では厳しい教官だったメッサーが実はヴァール化現象に苛まれて、ワルキューレのカナメさんの歌に救われたことが提示される。11話ではメッサーの葬儀の回で、彼の死を乗り越えるデルタ小隊とワルキューレの姿が描かれる。この辺のエピソードを拾ったのが、チャプター4の最終2話だな。オリジナル主人公の話と混ぜられたので、若干、印象が弱めになったが」
ヒノキ「そもそも、お主はメッサーが死ぬと分かっていたから、ろくにキャラ育成をして来なかったじゃろう」
NOVA「そりゃあ、メッサーの撃墜数が一定数なら彼は死なない、ということなら、頑張って殺さないように活躍させますよ。でも、そうじゃないと分かっているのに、頑張って育成するのは、余程の物好きだと思います。メッサーをエースパイロットにしてから殺すのは、マニアの楽しみということで。まあ、彼はフォッカー隊長の要素を、アラド隊長と分け合った存在ですからね。アラド隊長がハヤテの才能を認めてチームにスカウトし、メッサーは教官役として厳しく彼に接する。飴と鞭が機能していました」
シロ「機体のカラーリングは、アラド隊長が初代マクロス主人公の一条輝のVF1Jを踏襲。メッサー機がフォッカーのドクロマークを踏襲。ハヤテの機体は主人公では初の青を主体として、天才マックスやFのミシェルの後継みたいなイメージもあったそうですね」
NOVA「マックスの要素がハヤテにはあって、一方でマックスの孫娘のミラージュは天才である一族の中で、才能を示し得ないことにコンプレックスを感じている。彼女の赤い機体は、祖母のミリア機のオマージュであるけど、彼女自身は努力の人で、なおかつハヤテの天才性に憧れたりもする。ハヤテといっしょに飛べば、自分も才能を引き出せると感じたりして、恋愛とは違う友愛意識を育てていくことに」
ヒノキ「三角関係になるかと思いきや、ハヤテはフレイアへの保護意識が強すぎて、ミラージュに対してはケンカ友達みたいな仲間意識しか示し得なかった」
NOVA「アイドル少女と職場の同僚上官という意味では、第一作の三角関係のオマージュでもあるので、ミラージュも早瀬美沙がパイロットになったようなものと受け止めたんだけど、フレイアの運命の方が過酷すぎて、ハヤテはそっちを心配するばかりで、ミラージュに対しては訓練に付き合ってくれた先輩以上の感情にはならなかった、と」
シロ「劇場版では、ワルキューレの方を物語の中心に置く構成のために、ミラージュさんの恋心はあまりクローズアップされなかったようですが」
NOVA「スパロボYでは、改めてミラージュの心情をつついているな。アレンビーとカレンの負けヒロイン応援コンビがやたらとネタにしてくる。最近は、MJPのイズルに対するケイとテオーリアの関係に興味津々だ」
ゲンブ「エルガイムのアム殿とレッシィ殿は、メインヒロインなのにどちらも負けヒロインになって、妹に全てを持って行かれたという展開だったでござるな」
NOVA「劇中では、クワサン・オリビーのどこがいいのか不思議だったが、回想シーンの彼女は非常に美化されていて、あれは現実なのか、それともダバの脳内妄想なのか、どっちだろう? と思っていたら、本作でも26話の誕生日イベントで可愛いクワサンの一枚絵が採用されていて、髪型も表情も全然違うだろうって気になった。少女マンガみたいな美少女クワサンが、ポセイダルに洗脳されると劣化デコヒロインと化してしまうのは、ダバでなくても許せんポセイダルという気になるだろう」

↓回想シーンの、この可憐な美少女がこうなるんだからなあ。

NOVA「誕生日イベントは、水星のエランと、エルガイムのクワサンの過去回想(37話)と、それからマクロスΔの16話のフレイア誕生日を混ぜこぜした複合シナリオだった。まあ、劇場版では、メッサーの戦死前にフレイアの誕生日イベントをやる流れだったから、それだけでも再構成されたって分かるだろう。
「また、メッサーの戦闘BGMは、ファンだとカナメさんのAXIAにするんだろうなあ、と思った。あの戦死シーンは、この曲を流すと、盛り上がり度が爆上げになっていたかも」
NOVA「で、いろいろなエピソードをつぎはぎしているスパロボYだが、メッサー戦死イベントの際に敵の大型母艦シグル・バレンスが出現していた。しかし、TV版だと、シグル・バレンスの起動は、メッサー死亡後の10話からなので、違うエピソードになっている。だったら劇場版かと言えば、これも展開が違ってくる。
「劇場版では、メッサー戦死の戦闘でハヤテとミラージュも撃墜されて、ワルキューレたちは敵のウィンダミア軍に捕まってしまうんだな。その後、ハヤテとミラージュが敵艦に侵入して、ワルキューレ救出作戦からクライマックス戦闘に一気になだれ込む。メッサーの葬儀は物語の終了時に持ち越されて、スパロボではTV版と劇場版を折衷させた形になるわけだ」
シロ「敵に捕まったのは、ワルキューレではなくて、主人公忍者。メッサーの葬儀は、チャプター最後に行われて、改めて今後の戦いの決意を固める流れでしたね」
NOVA「そして、今回の話になるわけだけど、先述のとおり、TV版の8話が土台だ。7話でウィンダミア占領下の惑星に潜入作戦を行うデルタ小隊とワルキューレ、そこでの調査でヴァール化の原因がウィンダミア産のリンゴと水にあることが判明するが、ハヤテとミラージュ、フレイヤの3人が空中騎士団に見つかって、捕まってしまう。続く8話でハヤテたちは生身で自分たちの敵と対峙して、彼らとの話し合いに至るんだが、フレイアを『ウィンダミアの裏切り者』と罵るボーグに対して、ハヤテは激昂するものの、身体能力ではウィンダミア人の方が上なので、拳では勝てない。そこにメッサーが機体に乗って救援に駆けつけて、ハヤテたちは脱出に成功。その後、隊長とチャックもハヤテたちの機体を持って来て、空中戦を経て脱出成功するまでの話が8話だ」
ヒノキ「TVでは、序盤から中盤に移る頃合いで、敵側の背後事情を示すとともに、メッサー健在からの脱出支援が描かれる、と」
NOVA「スパロボでは、マクロスΔが合流した時点で、ヴァール化の原因はすでに判明しているという設定だから、ここまで敵地に潜入する必要性がなかったわけですね」
シロ「だけど、今回はシグル・バレンスへの侵入劇から始まった。どうして、このタイミングで?」
NOVA「ヴァール化を促進させる『風の歌』を放射できるシグル・バレンスは、地球圏にとっても戦略的に脅威になるから、所在地が判明したら、内部から潜入して破壊するのが最適解だと判断したわけだな。何しろ、こちらには潜入任務に長けた武闘家やエージェントがいろいろいて、マクロスΔ原作よりも遥かに白兵戦力が高い。こそこそ動かなくても、正面から殴り込んでも勝てるのでは? と」
ヒノキ「ウィンダミア人は寿命が短い代わりに、生身の強靭さにおいて地球人はおろか、戦闘民族のゼントランよりもタフという設定らしいからのう」
NOVA「だけど、並みの地球人ではないシャッフル同盟やゲッターチームたちなら対等に戦えるらしい」
ゲンブ「逆に言えば、シャッフルの面々やゲッターの申し子たちと対等にやり合えるとは、ウィンダミア人、恐るべしでござるな」
NOVA「向こうも、たかだか地球人とナメて掛かっていたら、自分たちに対抗できる戦闘民族の存在を知って、やはり地球人は宇宙に争いを広げる恐ろしい連中だ。こんな危険な相手は根絶やしにしないと、宇宙の害悪になる、とか言い出した」
ヒノキ「自分たちから攻めて来ておいて、こちらが抵抗したら、そういう言い草で自己正当化の弁を図るとは、何とも姑息な連中じゃのう」
NOVA「少なくとも、未来から来た連中は、ゲッター線と手を組んだ地球の恐ろしさを知っているけど、ウィンダミア人の場合は、宇宙移民の新統合政府によって、植民惑星として侵略されたという恨みを持っているらしいからな。本来は、中世騎士道時代の文化風習と文明レベルを持った牧歌的な民族らしいが、統合政府の技術支援を受けて、一気に宇宙船や戦闘機を建造する技術に追いついて来た」
シロ「文明レベルはバイストンウェルみたいな感じですね。しかし、オーラマシンの出現で素朴な戦が、急に火薬や機動兵器を駆使したメカ戦に拡張したようなものですね」
NOVA「空中騎士団は、元々は竜に似た飛行生物に騎乗するエリート組織だったけど、地球技術の到来以降は戦闘機乗りに変貌した。また、シグル・バレンスはプロトカルチャー遺跡から発掘された大型要塞で、マクロス世界においてプロトカルチャーとは古代超文明を意味して、通常兵器での破壊はなかなか難しいと言われている」
シロ「ああ。正面から破壊できないから、内部に潜入して……という話になるんですね」
NOVA「だけど、潜入作戦は失敗し、互いの主義主張をぶつけて平行線になったところで、やむなく脱出というストーリー展開だ。エルガイムのシナリオ『スヴェート強襲』と似たような流れと言える」
シロ「48話ですか。最近は、敵の本拠地にちょっかいをかけてから、脱出するシナリオが出るようになって来ましたね」
NOVA「5ターン以内に脱出できればいいという勝利条件なんだけど、部隊が十分強ければ、全滅させた方が早いという」
シロ「それはカジュアルモードだからでしょう。難易度がハードとかエキスパートだと、敵も強くなるから、全滅させるのは難しいんじゃないですか?」
NOVA「そこまでマゾゲーをプレイしたいわけでもないからなあ。それより育成とストーリーを楽しみたい派だから。とにかく、空中騎士団とか、敵の友軍のポセイダル軍を殲滅させることで、ゲッターの恐ろしさを示したシナリオでした」
ゲンブ「どうしてゲッター?」
NOVA「TV原作では、敵の空中騎士団に『裏切り者』とか『地球人への恨みつらみ』を聞かされたフレイアや、ハヤテが戦意喪失しそうになるんだな。だけど、お互いを守りたいという動機で立ち直ることになる。その後で、メッサーの死に接してガーンとショックを受けるハヤテがもっと強くなろうと決める流れ。
「劇場版では、そこまで悩む尺もないので、空中騎士団の恨み節も緩和されたようだが、スパロボでは落ち込むフレイアに喝を入れるのがゲッターアークの拓馬なんだ。『地球人への恨みとかどうこう言ったって、俺が知るかよ。地球人にだって良い奴もいれば、悪い奴もいる。自分たちが新統合政府の地球人に酷い目に遭わされたからと言って、わざわざ地球の本星まで乗り込んで来て、関係ない人間にまで八つ当たりするのは許せねえなあ。俺は生きる。生きるのを邪魔する奴は力で叩きのめす。俺の人生は誰にも奪わせねえ』と宣言して、相手を怯ませる。それを聞いたハヤテが『俺が言いたかったことを代わりに言ってくれた。ありがとうな』と」
シロ「相手の言い分を真に受けて、悩み始めるナイーブなのがリアル系で、相手の言い分を自己主張で豪快に斬り捨てるのがスーパー系ってことですね」
NOVA「まあ、ゲッターロボが敵対者から、宇宙の害悪と呼ばれるようになるので、簡単に折れてちゃ話にならないわけだが」
ヒノキ「とりあえず、ウィンダミアの恨み節を力でねじ伏せるのがスーパー系主人公ということじゃな」
永遠と正義を望む龍(56話)
NOVA「タイトルどおり、ラクスのエターナルと、アスランのジャスティスと、五飛のアルトロンが仲間になるシナリオです」
ヒノキ「さんざん正義云々でごねていた五飛がどうして仲間になるのじゃ?」
NOVA「マリーメイア軍の主義主張に、リリーナとラクスが賛同しなかったので、見せしめにラクスを殺そうとデキム・バートンが策謀を企てたからですね。爆弾を積んだシャトルにラクスを乗せて、コロニーに突っ込ませる。こちらがコロニーを守るために、シャトルを破壊すると、ラクス・クラインを殺した悪党として、エーアデントを糾弾して自分たちの正義を主張するという計略ですな」
ゲンブ「あまりに稚拙な」
NOVA「そのやり方に五飛もラクスを守るために、デキムに反旗を翻す流れですが、シナリオとしては、2ターン以内にシャトルを警護しているトーラス部隊を全滅させる必要があります。全滅させるとイベント進行して、ウイングゼロとストフリがシャトルを破壊。
「それを見たデキムは喜んで、その映像を地球圏に配信するわけですが、続きがあった。忍者がラクスと乗り合わせたアスランを救出していたというオチ。もしも、アスランがいなければ、ラクスを監禁していた場所を探すのに手間どっていたとのことで、結果的にアスランと忍者の協力で、敵の陰謀を防ぎ止めたわけですな」
シロ「急にシナリオのレベルが稚拙になってませんか?」
NOVA「いやまあ、一応、ガンダムWのTV版7話で、ヒイロたちがOZの策謀で平和主義者のノベンタ元帥の乗ったシャトルを誤って撃墜したエピソードになぞらえているんだ。敵の策謀に気付いた五飛が駆けつけて、『お前たちは罠にハマって過ちを犯した……』と言ったところを、『同じ過ちは繰り返さない』とヒイロが言って、忍者登場という展開に」
ゲンブ「劇場版の展開なのに、TV版のエピソードを混ぜてくるとは、少し凝ったシナリオということでござるか?」
NOVA「というか、エンドレスワルツって本当に何度も何度もストーリー再現されているので、そのまま料理しても、またかよ、とスパロボファンには飽きられていると思うんですね。だから、どういう趣向を凝らすか、ということですが、今回はデキムがトレーズの策謀を稚拙に真似したら、五飛に見限られたという顛末。五飛は力で堂々と挑む兵士は好きだけど、こういう策謀キャラって嫌いな性格なので。今回ごねた要因の一つが、ルルーシュが自己犠牲によって構築した偽りの平和など認めん、というもので、要はルルーシュとトレーズが嫌い、という感情も入っている、と」
シロ「ともあれ、ようやくアスランが仲間入り、ということですね」
NOVA「これでストフリの合体攻撃も解禁です。なお、今回のエターナル参入で一番嬉しいのは、この娘ですね」
NOVA「種自由じゃない方の、昔のメイリンです。エターナルのサブパイロットとして、『祝福』『応援』『補給』を担当します。戦闘関連はバルトフェルド艦長が担当し、ラクスとメイリンがサポート役。それと、ミーティアでキラやアスランの合体攻撃の威力を向上させるのが仕事。自軍最後の母艦として、どう運用するか検討中です」
ヒノキ「攻撃用母艦だと、マクロス・エリシオンが最強で、ラー・カイラムよりはゴディニオンの方が上。サポート向き母艦は、エーアデントが一強で、グランガランが次点。エターナルがグランガランより上かどうかは微妙じゃのう」
NOVA「グランガランは妖精2人がいる分、精神コマンドがいっぱい使えますからね。ゴジラ退治に『脱力』が欲しければ、シーラ様のところの妖精1人と、ラクスで2回の、合計気力マイナス30ぐらいはいけそう。後はチャムとリリスと、暦先輩でゴジラの気力をどんどん下げる計画を発動させようと思っています」
ゲンブ「もう、気分はゴジラ対策に向かっているでござるな」
NOVA「ゴジラ様に比べたら、デキム・バートンなんてザコもいいところです。新型MSとしてサーペントなんて繰り出して来ましたが、トーラスの上位バージョンというだけで、他の勢力の敵と比べても大して強くないですね。今作の敵勢力で、マリーメイア軍が一番つまらない相手だと思います。まあ、五飛が面倒くさいのと、物量で圧倒するだけで、いわゆる強敵なボスキャラがいない組織ですからね。スパロボだと、撃墜数稼ぎの餌にしかならないご褒美シナリオみたいな感じ」
シロ「その面倒くさい五飛はどうなったんですか?」
NOVA「戦闘後に去ろうとしたのをサイ・サイシーが止めて、ヒイロとガンダムファイトで白黒つけようぜ、と言い出す。だからヒイロと一騎討ちさせて、本人に敗者の気分を味わわせてあげました。負けた五飛はサイ・サイシーに預けて、エーアデントで雑用係としてこき使うことに……」
ゲンブ「雑用係でござるか?」
NOVA「戦争がなくなれば、兵士たちには生きる場所がない、とか五飛が言い続けるので、デュオが『エーアデントに来たら、お前も忙しく働いてもらうぜ』と言ってやる。『だろうな。いろいろな勢力がエーアデントを狙っている』と応じる五飛に、『俺たちの仕事は戦いだけじゃない。戦いがなくても、仕事はいっぱいある。市民の苦情受け付けとか、力仕事とか。お前も戦い以外の世界に少しは目を向けろ』と。カトルは財政上の書類担当とか、トロワは子供たち相手のレクリエーションとか、それぞれの技能を駆使した日常仕事をやっているらしい」
ヒノキ「もしかして、五飛は戦い以外の世界を知らんのか?」
NOVA「まあ、ガンダムファイターでもサイ・サイシーは料理人だし、チボデーはボクサーだし、力仕事とか、礼儀作法の教師とか、道場師範とか、いろいろできそうだな。五飛に何ができるかは知らんが」
シロ「元々は学者肌のキャラで文武両道のはずだから、書類仕事なんかもできそうですけど、あまりそういうイメージがないですね」
NOVA「独り善がりで、チームワークに欠けてそうだが、黙々とできる作業を与えたら良さそうだ」
ヒノキ「原作では、プリベンターのエージェントとしてサリィ・ポォにスカウトされたそうじゃが」
NOVA「その後は何十年か経って、老師・張としてガンダムエピオンパイを駆って戦うそうですな。結局、続編を望むファンの応援がある限り、完全平和には至らないというスパロボと同様の矛盾が……」
ノア・ブランドの覚悟(57話)
NOVA「チャプター4の『ノア・ブランドの挑戦』と同様のチャレンジ・シナリオです」
ヒノキ「5ターン以内に敵を全滅させると、ボーナスアイテムがもらえるという内容じゃな」
NOVA「今度の敵は、セイヴァースの後任の女天騎士システィスですね。女騎士らしく、倒されると『くっ殺せ』とか言いますが、イヤらしい展開にはなりません」
ゲンブ「スパロボで、そういう展開は期待していないでござろう」
NOVA「真面目な女騎士だけど、主君への忠誠心が高くて何の情報も教えてくれそうにないので、エチカ代表からの親書を主君に持って行ってもらうことになりました。地球人への恨みといっても、よく分からないですからね。NOAHSだった五飛も現場の戦いしか知らないようで、上層部が何を考えているか全く興味のないおバカキャラに成り下がっていますから。と言うか、改めて考えても、スパロボの五飛って、原作アニメよりも脳筋キャラに改変されているよなあ」
シロ「兜甲児と張五飛が『スパロボ2大・原作よりもおバカ改変キャラ』ですからね」
NOVA「もう一人ぐらい欲しいな。ドモンは原作以上に悟りを開いて、バカじゃなくなっているし、原作アニメの方もスパロボに負けず劣らず、どんどんネタキャラに改変されているアスランなんて稀有なキャラもいるが、最近は極端な解釈違いも少ないか」
刻まれた生命(58話)
NOVA「今度はMJPとSEEDのコラボシナリオだ。かつての遺伝子研究コロニー・メンデルで、コーディネーターの遺伝子をウルガルが狙っているとのことで、防衛に向かったんだが、残念ながら遺伝子は奪われた後で、待ち構えていたウルガルと、今回から提携するようになったウィンダミアとの戦いになる。
「最近、育成が遅れていたMJP(レベル30代)に対して、敵のレベルが40代の後半だから、多少不利かな、と思ったが、例によって精神コマンド『かく乱』戦術で、それほど苦戦はしなかった。ただ、面倒なのは、ウルガル幹部のクレイン。こいつは倒されると、2回パワーアップして復活するので、合計3回も倒さないといけない。しかも、マップの端っこにシンとルナマリアとアサギを連れて行ったり、その次は逆側の端っこにイズルとアサギを連れて行くので、実質的に味方が支援できず、彼らだけで対処しないといけない点」
シロ「少数の機体で倒せるのですか?」
NOVA「シンとルナマリアの合体攻撃がイベント習得できたので2回めは何とか。3回めはアサギがEN切れに陥ってしまったので、どうしようかと思ったら、たまたま運よくプロペラントタンクを装備していたので、EN回復して何とかなった。まあ、いざとなれば、アシストコマンドでEN回復できたから問題ないが、とりあえずラビッツの面々にもENセーブ2を養成しないとな、と思った戦いだった。母艦の近くで戦っていれば、あまり気にする必要はないんだけど、突然、部隊から引き離されたところに飛ばされると、補給装置が使えん。そろそろ精神コマンド『補給』も意識して育てないといけないが、今のところコンVの南原ちずるさんしか覚えていないから、コンV必須ということになる」
シロ「コンVは戦闘力も高いですけど、精神コマンドによるチームサポート能力も結構高いですからね」
NOVA「小介も『かく乱』を覚えたからな。それはそうと、今、この記事を書いている途中で気づいたんだが、実はこのシナリオがαアジール入手の回だったんだな。シャアとギュネイとクェスで150機以上だが、シャアがまだ加入していないので、不可能だ(シクシク)。これはシャアの早期加入がほぼ必須の隠しユニットのようで、今回は未達成ということで諦めざるを得ない。シャアの登場前に、2人を戦線ミッションで50機撃墜まで鍛えれば成功すると思ってたんだが、うっかりしてた。そういうことで、ギュネイとクェスの育成はもはや必要なくなったと」
ヒノキ「さすがに2人で75機以上撃墜させるのは困難じゃろうな」
NOVA「目的が途中で喪失したのは残念だが、仕方ない。それでもシャアの参入シナリオ『廻り続ける世界』は次回か、その次になる予定。てっきり、シャアが加入した後で、αアジール入手シナリオが来ると思い込んでいたから、チェックを怠っていたんだなあ」
シロ「チャプター3でシャアを早期参入させ損ねた時点で、αアジールも取り損ねる運命だったんですよ」
NOVA「悔しいので、戦闘映像だけ貼り付けておく」
(当記事 完)
