花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、TRPGの魔法研鑽を展開予定。

デスティニーその他の上位機種の参入(スパロボYチャプター3の4)

いろいろと撃墜数フラグを達成した回

 

NOVA「今回はデスティニーの入手条件を満たしたところからスタートしたんだが、その後、次々と撃墜数フラグが達成できたので、この記事で書いた目標がみんな叶った回です」

NOVA「具体的には、デスティニーおよびルナマリア参入、グリッドナイト参入、ウイングゼロの新技習得、エルガイムMK2およびパイロットのアム参入、グランダッシャー&ゴッドボイスの習得、Zガンダムνガンダムの入手の6シナリオを一気に進めました」

ヒノキ「グリッドナイトは初耳じゃのう」

NOVA「これだけは、撃墜数とは関係ないサブシナリオですからね。とにかく、今回は非常にネタの多い記事ってことで、サクサク話を進めたいと思います」

 

運命を決めるもの(32話)

 

NOVA「ウルガルがプラントを襲撃に来たので、迎撃するシナリオですね。その過程で、テロリストの無人兵器が出現したので、プラントがピンチになったところをインパルスのシンが単独突撃して窮地になって、そこにデスティニーを運んできたルナマリアが応援に来て、シンと機体を交換するという展開。まあ、シナリオではピンチを演出していましたが、ウルガルも無人機もそれほど強くないので、サクサク攻略はできました」

NOVA「まだ、ルナマリアとの合体攻撃は習得していませんが、デスティニーの武装は一通り揃っていて、インパルスの弱点だった遠距離攻撃の弱さを補った機体になっていますね」

シロ「インパルスは飛び道具が弱いのですか?」

NOVA「一応、砲撃形態のブラストインパルスというものが昔はあったんだけど、シンが大剣エクスカリバーをソード形態ではなく、通常のフォースインパルスで使うようになってからは、大剣を振り回して突撃する戦術が中心になったわけで。スパロボでインパルスの換装をシステム化したのは、初参戦のZのみ。以降は、携帯機のK、L、UXでインパルスの該当武器を使った場合のみ、戦闘デモで換装するようになって、それはそれで手間が掛からないからいいなあ、と思っていたんだけど、以降は換装なし。

「インパルスの最長射程は5のビームライフルで、デスティニーはそれに加えて、最長射程6の大威力ビーム砲が付いてくる。ただし、それはあくまで反撃用で、自ターンの攻撃は大剣アロンダイトか、燃費の安いパルマ・フィオキーナを多用することになるだろうな」

ヒノキ「つまり、インパルスの飛び道具は威力の少ない飾り武器で、基本は接近戦用。一方のデスティニーは遠近両用の万能機ということじゃな」

NOVA「現状はそうです。多分、現在のスパロボガンダム系機体で最も使いやすい機体と言えますね。遠近両方強い武器があって、回避率も高い上に分身回避もできるし、VPS装甲のおかげで防御力も高いし、無理に欠点を挙げるなら、強力な兵装が多いので燃費が悪く感じるぐらいかな。

「ともあれ、新機体を使いこなし、プラントをルナとのコンビで守り通し、必殺技のゴッドフィンガーもどきのパルマ・フィオキーナも見せたシンに対して、ドモン師匠が流派・東方不敗の免許皆伝を申し渡したりしたのは笑った」

ゲンブ「ドモン殿がシンを弟子として認めたばかりか、免許皆伝とは凄い改編でござるな」

NOVA「まあ、何だかんだ言って、シンのスパロボ歴も、2008年のスパロボZ以来で、17年になりますからね*1。ドモンさんは95年にスパロボデビューだから、今年30年の大先輩だけど」

シロ「参戦回数はどうです? Gガンとデスティニーはそれぞれ何回ですか?」

NOVA「リストアップすると、こうなるか」

 

Gガンダム:第2次Gでデビュー。以降、新スパロボ、F、F完結編、64、A、IMPACT、R、MX、J、NEO、OE、XΩ、T、Yで15本ぐらい。家庭用ゲーム機では、NEO(09)とT(19)の間に10年のブランクがある。

●種D:スパロボZでデビュー。以降、K、L、2次Zの2本、UX、OE、3次Zの2本、XΩ、V、DDで12本ぐらい。Gガンとの共演は、OEとXΩなど非家庭用のダウンロード配信作のみで、家庭用スパロボでは今回が初共演。すれ違いが起こった最大の要因は、やはり10年間のGガン・ブランク期にあるだろう。

 

シロ「まだ、かろうじてGガンの方が上なんですね」

NOVA「無印SEEDを入れると、逆転するんだけどな。だから、キラやアスランは、ドモンの後輩だけど、作品の出演回数という格ではGガン以上となる。まあ、この辺は世代にもよるが、スパロボをZシリーズ以降に知った者は、F91とか83とかVガンに馴染みがなさそうだし」

シロ「でも、Vガンは30で復活しましたよね」

NOVA「Gガンの1年先輩で、スパロボデビューも同じ第2次Gからなんだが、その後、新、α、α外伝、Dの5作で2003年に引退。XΩに出ただけで、21年の30において18年ぶりの復活と騒がれたものだ。それ以前に、17年のスパロボVの発売の際に、何故Vガンは出ないの? と話題になった記憶もある」

ヒノキ「スパロボで参戦回数が最も多いガンダムは、逆シャアZガンダムと言われておるが、何本くらいじゃ?」

NOVA「数え方にもよりますが、逆シャアで36本、Zガンダムで35本ぐらいかな。逆シャアの方が1つ多いのは、Zガンダムが新スパロボに参戦しなかったためで、それ以外は逆シャアとZは宇宙世紀コンビでスパロボでは定番で出てます。宇宙世紀ガンダムが全く出ないのは、J、W、K、L、UXの携帯機のシリーズとNEOで、その間のスパロボは主にコズミック・イラやアナザーガンダムに乗っ取られていました。あと、宇宙世紀は一応出ているけど、UC(ユニコーンガンダム)のみだったBXも、アムロさんたちは出てない稀有な作品ですね」

ゲンブ「アムロ殿は出ずとも、ガンダムシリーズが出ないスパロボは皆無ということでござるな」

NOVA「キャラクターで言えば、兜甲児が最多出演数を誇るんですよ。彼が欠番したスパロボは、パイロットのいない初代スパロボを除けば、SKLがマジンガー枠を占めていたUXのみ。UXは唯一、アムロも甲児もゲッターチームもいないスパロボで、携帯機ならではの実験的要素にあふれていました」

ヒノキ「Gガンが15本。その上を行くのは、ガンダムWかSEEDシリーズと言ったところか。どっちが多い?」

NOVA「ガンダムWは、エンドレスワルツと合わせて21本。SEEDシリーズの方は16本でした。実はZZガンダムの方が28本と多かった。何だかんだ言って、Zシリーズで脱落するまでは常連だっただけはある。ということで、スパロボにおけるガンダム作品の出演回数は、1位が逆シャア、2位がZ、3位がZZで、4位がガンダムW、5位がF91とSEEDシリーズ。惜しくもベスト5に入らなかったGガンと言ったところかな、と」

 

バラバラとそれぞれ(33話)

 

NOVA「寄り道した話を戻して、続けます。次はダイナゼノンのサブシナリオですね。原作6話と7話に相当する話ですが、チームワークがバラバラになったガウマたちが、オニジャとムジナの2人で操る怪獣ブルバインに一度敗退したところを、突然出現した謎のヒーロー・グリッドナイトに助けられたりする回。アニメで前作グリッドマンを見ていると、ようやく話がつながった感に喜びを覚えた回でした。前作のアンチと怪獣少女が凛々しく成長した姿にも感じ入ったり」

ヒノキ「原作そのままではないのじゃろう?」

NOVA「ええ。原作はその前にプール回があったのですが、スパロボYではエーアデントで沖縄旅行に行こうという話になって、そこで怪獣に襲われたりするんですね」

シロ「沖縄! すると、シーサーが出たりは?」

NOVA「しない。ラドンは出るけど」

ヒノキ「そんなところにも出おるのか」

NOVA「いやあ、海の上にいっぱい出て来たから、地上しか歩けないガンダム系のユニットじゃ手が出しにくいんですよ。だから『鉄壁』かけたコン・バトラーを単独で向かわせたら、たちまち周囲に群がって来て、ヨーヨーの餌食になって次から次へと撃墜されました。コン・バトラーのいい撃墜数稼ぎになりましたよ。ありがとうございます」

ヒノキ「そんな感謝をされても、こっちはちっとも嬉しくないわ」

NOVA「ラドンが出たのと逆の島が主戦場だったのですが、こういうマップは空が飛べず、ビーム兵器主体のMSを出すべきじゃなかったですね。アムロさんやカミーユがあまり活躍できない。リアル系はエルガイムやデスティニー、オーラバトラーが有効なんでしょうが、うかつにも撃墜数条件を満たしてしまった機体を出撃させなくて、まあ、エルガイムウイングゼロ、そして水中でも強いデスサイズと、アクアパーツを付けたジェットジャガーを有効活用しました。もちろん、ここぞとばかりにゲッターカーンも活躍。

「そうこうしているうちに、ミケーネと妖魔帝国まで現れて、サブシナリオなのに随分と増援が多いなあ、と思いながら、原作どおりフィクサービームで大破状態から復活したダイナゼノンとグリッドナイトも活躍してくれて、シナリオクリアです。ゲームとしては、今回の記事で一番楽しかったですな。地上のメカをどう離れた敵の島に上陸させようかとか、水中戦の不利を実感しながら、足の速い機体で上陸作戦を頑張るとか、久々に戦艦に搭載しての空中運輸作戦をしたなあ、とか、昔のスパロボ感覚を思い出したりも。最近のスパロボで、地形で悩むことって少なかったからねえ」

 

NOVA「他には、ストーリーデモで、ダイナゼノンの原作再現度が高すぎて。姉の死の原因を探す夢芽と蓬とか、ムジナ姉さんと飲み会する暦くんとか、そこまで原作エピソードを拾って来るか、凄いなあ、と」

ゲンブ「グリッドナイト殿はいかなる強さでござるか?」

NOVA「改造がダイナゼノンと連動しているのはいいんだけど、前作のグリッドマンと比べると、あまり避けないなあ、という印象。まあ、今作は前作よりも敵の命中が高いとの評判だが、ダイナゼノンの隣にナイト君を配置して、援護防御してもらうのがいいかな、と思った。その代わり、ダイナゼノンの攻撃をナイト君が援護攻撃することでダメージを増やせられるという恩恵も。

「これまではダイナゼノンの破壊力も味方最強クラスだったけど、これからは敵も強くなるためにナイト君の援護が必要になるはず。さらに合体して、カイゼルグリッドナイトになると、ガウマさんではなく、ナイト君のパイロット能力が重要になるそうなので、こっちもスキルパーツなどでしっかり強化しておかないとな、と思った」

ヒノキ「いずれは、怪獣王を相手どる必要があるからのう」

 

痛みを知る者たち(34話)

 

NOVA「ガンダムWシナリオだけど、五飛は関係なかったです。ウイングゼロに、最強武器の『ツインバスターライフル最大出力』が追加される物語*2。ゲスト登場はドロシー。彼女がミオリネさんと交流したり、テロリストに誘拐されるのを助けて自ら人質になったりしつつ、バトルの目的が『ドロシーを助けるために、テロリストの無人メカを撃退せよ』というもの。特に強敵が出現するわけでもない単調な作業マップだけど、ガンダムWと水星魔女コラボとして、物語面は面白いと思った」

 

ダブル・ハート(35話)

 

NOVA「次にエルガイムMK2の入手シナリオ。ストーリー・イベントとしては、ギワザが反ポセイダル活動を企てるため、北欧のヘルシンキフィンランドの首都)で戦士を募っているところに偵察活動を試みたダバとショウたち。あと、ギワザという男の器を見極めるべく、シーラ様も艦を降りて同行するのが珍しい展開だな、と。しかし、ギワザは所詮、小物ということで、彼の野心は世界を混乱させるだけと見切りを付けるシーラ様。そして、ギワザに宣戦布告するダバ。

「ええと、ダバが反乱軍リーダーにして、隠れ王族ながら身分を気にせず、行動的で無謀なキャラということは分かる。それに付き合うシーラ様というのがスパロボ改変劇なんだけど、少し無謀な展開でいいのかな、と思った」

シロ「でも、忍者とか、秘密組織のエージェントとか、世界最強の武闘家とかが揃っているチームだから、原作以上に生身戦力も充実していませんか?」

NOVA「敵のトップがどんな男か直接見極めたい、とシーラ様が言ったそうだが、おかげで敵に見つかって、脱出劇が展開される流れで、陽動のためにアムとレッシィがたった2人で囮になるというシナリオで、レッシィの機体を育ててないと、序盤で苦労する、と」

ヒノキ「育てておったのか?」

NOVA「機体の5段階改造はしていましたが、レベルが10代の後半で、敵のレベルが20代の後半。まあ、精神コマンドの必中は持っていたので、攻撃は当てられるけど、攻防ともに精神コマンド頼りの戦闘って長くは保ちませんね。でも、レベルの高いアムのエルガイムと連携して、13人衆のリィリィ姐さんと何とかやり合って、相手のHPを削るとイベントが発生して、エルガイムMK2に乗ったダバが割り込んできて、リィリィ姐さんを瞬殺。それから駆けつけて来た自軍と敵増援(ポセイダル・ドレイク連合軍)との激戦です」

ゲンブ「エルガイムMK2は強いのでござるか?」

NOVA「ダバも強いし、MK2も強いけど、元のエルガイムと運用の仕方が違いますね。エルガイムはインパルスと同じで、飛び道具も持つけど、基本はセイバーで接近戦をする方が強いんです。最強武器の『連続攻撃』も格闘属性ですし」

シロ「昔のエルガイムは、少し強いMSだけど、パイロットがニュータイプじゃないのでガンダム系の主役のような能力補正が働かずに、無双はしにくい機体だったのですね。だけど、30で飛行可能、接近戦主体のオーラバトラー的な運用をする機体になった、と」

NOVA「ダバの能力も上がったし、妖精のリリスが『鉄壁』を覚えるので、オーラバトラー以上にタフな機体となっている。Sサイズで回避が強いオーラバトラーと、Mサイズで回避そこそこだけど打たれ弱いわけでもないヘビーメタルという違いだが、ダバもショウも優秀なので、似たような感じで、積極的に前に出して行ける」

ヒノキ「しかし、MK2だと変わってくる、と?」

NOVA「バスターランチャーの装備で火力がだいぶ上がりました。セイバーを使った接近戦も今までどおりに可能ですが、連続攻撃はできなくなって、最強武装が遠隔攻撃で、強力な移動砲台になりましたね。その分、ENをバカ喰いするので、補給態勢を整えないと継戦時間の減少がネックか、と。まあ、普段は節約モードで戦って、大物を相手にするときの大火力として扱えばいいのでしょう。あとはMK2最大の魅力は、マップ兵器版のバスターランチャーで、それは昔からお世話になって来ました」

 

リアル系のヒロインパイロットの話

 

NOVA「さて、リアル系作品の主人公が後継機に乗り換えると、今までの主人公機がヒロインの物になるのがザブングル以降の伝統になったんだが」

シロ「ええと、ザブングルはラグが、ダンバインはマーベルが、エルガイムはアムが、ガンダムMK2はエマが、Zガンダムはルーが乗るまでの伝統ですね」

NOVA「その後、種ではストライクルージュカガリが、種Dではインパルスにルナマリアが乗るという流れだな。まあ、Vガン、Gガン、Wガン、GXは微妙に異なるが。Vガンは、量産されているので、ウッソがV2に乗り換えた後でも、指揮官用のVガンヘキサにマーベットやシュラク隊の面々が乗ったりしていたが、ヒロインが乗ったわけじゃない。Gガンは、レインが乗ったのはシャイニングガンダムの同型改修機体(武装変更)のライジンガンダムで、シャイニングそのままではない*3。GXを受け継いだのは、かつてのエースであったジャミルだったとか。あと、種のストライクルージュはキラの乗った機体(そちらは大破した)ではなくて同型機だし、カガリも乗り続けたわけじゃない(ムウ・ラ・フラガの愛機になった)」

ヒノキ「それでも、ヒロインが緊急時に主人公機に乗って、活躍したり、ピンチに陥るのもロボット物の伝統じゃな」

NOVA「弓さやかがマジンガーに乗ったり、早乙女みちるがゲッターライガーに乗って最終決戦を戦ったり(隼人が死んだと思われていたので)、セイラさんがガンダムに乗ったり、それだけで大きなイベントでした。まあ、みちるさんがゲッターライガーに乗ったイベントだけは、スパロボでは今だに再現できないわけですが」

シロ「それで、どうしてヒロイン話なんです?」

NOVA「うむ。今後の育成に際して、ヒロインを有効活用するための研鑽を行いたいわけだよ。ただ、今作のリアル系パイロットで、特に優秀なのはGガンのレインとアレンビーなんだ。主人公の忍者ヒロインは別格として」

ゲンブ「その2人はどうして優秀なのでござるか?」

NOVA「どちらも精神コマンド『集中』を覚える。そのコマンドは1ターンの間、命中と回避に30%ボーナスを与えるから、元々の能力にもよるが、回避が重要なリアル系において、非常にアドバンテージになる。おまけに、レインは『必殺必中ライジングアロー』が機体のカスタムボーナスで、本当に100%命中するようになるので、今作のレイン&ライジンガンダムの組み合わせは、歴代最強と言っていい。

「また、アレンビーは『バーサーカーモード』が解禁されると、ゴッドガンダム並みの性能を誇る。もちろん、攻撃力はそこまで伸びないし、分身もできないんだが、ドモンを除くシャッフル同盟の面々には勝るとも劣らない有能さだ。レインには修理装置があるし、アレンビーには強化パーツの『外付け補給装置』を付けて、その2機とゴッドガンダムはうちのレギュラースタメンになっている」

シロ「お気に入りヒロイン機なんですね」

NOVA「さて、ダンバインに乗ってるマーベルなんだが、『集中』を覚えずに、『必中』『不屈』で耐える仕様。同じ仕様なのが、エルガイムのアムと、インパルスのルナマリア。『不屈』は敵の攻撃が当たったときの保険になるから、ありがたいんだけど、そもそも回避を上げて欲しいのがリアル系だ。『必中』『不屈』のヒロインだと、他にチュチュ先輩(スレッタにとって。本作では作品が新入りなので、あまり先輩面ができない)がいるが、どうせならギアスのカレンみたいに『鉄壁』まで覚えると、前に突っ込ませる運用もできるんだが」

シロ「ヒロイン機の本領って援護攻撃でサポートすることじゃないんですか?」

NOVA「理想は、自分も優秀でなおかつ援護できる機体。主人公機と、レインとアレンビーはその条件を満たしている。援護だけ得意でも育てにくいだろう。他に『集中』持ちで単機突撃できそうなヒロインは、レッシィだな。『不屈』の代わりに『ひらめき』も覚えているから、安定して回避できる。

「レッシィと似たような精神コマンドの構成になっているのは、Zガンダムのエマさんだが、レッシィの方がより能力が上だ。エマさんを育てようと思えば、アムロさんのお下がりの量産型νガンダムを、インコム仕様に換装して使うのがベストかな。今作のMS乗りでオールドタイプって、エマさんしかいないので、インコム換装は彼女のためのシステムだと思う」

ヒノキ「なるほど。ガンダムMK2よりは、量産型でもνガンダムの方が強い、と」

NOVA「それにしても、育成に最も困るヒロインキャラってファなんだよな。初期精神が『根性』『応援』で、レベル20でようやく『不屈』、レベル25でようやく『集中』。それまでは攻撃や防御に役立つ精神が皆無と来ているので、メタスで修理を続けることでしかレベルアップさせにくいし、撃墜数稼ぎともなると、攻撃を当てるのが困難なので、彼女をエースパイロットにする(70機撃墜)のが最も茨の道だと思います」

ゲンブ「レベル固定の戦線ミッションで、ザコ敵ばかりを狩りまくるというのはどうであろうか?」

NOVA「ああ、それはこちらの勘違いでした。戦線ミッションの敵も、こちらの、平均レベルに応じて高くなる仕様みたいです。レベル10代のチュチュ先輩を鍛えようと思って、他の10代の未熟な連中といっしょにウルガル退治に向かったら、ウルガルのレベルが25になっていてビックリ。MJPの一部メンバー(スルガとケイ、タマキなど)がいてくれて、合体攻撃習得済みなのが幸いでした」

ゲンブ「すると、レベル格差が広がり過ぎると、攻撃を当てられないってことでござるか?」

NOVA「その点は大丈夫。味方に必中効果を付与できる精神コマンド『感応』もありますし、アシストコマンドでミオリネさんやボスたちが必中を付与できたりするので、弱いキャラでも攻撃を当てる手段がないということにはならない仕様。ただ、弱いキャラ云々をどうこう言うのはやめて、普通に主戦力になるヒロインはこの人かな」

シロ「マクロスΔのミラージュさんですね」

NOVA「デルタ小隊では、主人公のハヤテと並んで、集中を覚えているから、ツートップを張れる。デルタ小隊は、これまでのマクロスシリーズと違って、メンバーの半数以上が集中を持たず、不屈と特殊装甲で敵の攻撃に耐える仕様だから、これまでのVFとは異なる運用を求められる。回避率は非常に高いけど、当たれば即撃墜というバルキリーの時代を知っている者からすれば、時代も変わったなあ、と」

 

鳥は滅びを歌う(36話)

 

NOVA「そんなわけで、マクロスΔやコンVとコラボしたライディーンのシナリオです」

ヒノキ「コンVはともかく、マクロスΔとのコラボとは、意外な取り合わせじゃのう」

NOVA「ワルキューレの1人、マキナがメカフェチな娘で、ライディーンにも興味ありありなんです。それでライディーンの強化武装案を語ったりもするんだけど、ライディーンは外からの強化を受けつけないという劇中設定が語られる」

シロ「強化の必要があった場合、封じられた武装を自分で解放するんでしたね」

NOVA「今作の武装で採用されたジェットブーメランやエネルギーカッターは、後天的な強化武装だとヒロインのマリが説明したりするな。それぞれがゴッドブーメランやゴッドブレイカーのパワーアップ武装なので、元の武器は登場しない。またエネルギーカッターとかぶるためか、ゴーガンソードは今回非採用だ」

ゲンブ「どうして剣タイプの強化が2種類もあるでござるか?」

NOVA「ライディーン武装の面で、初の左右非対称ロボなんだ。右手に武器兼用の盾を持ち、左手に弓を持つ。そしてライディーンの弱点の一つに、右手に武器が集中していて、それが使えないと攻撃力が激減する。だから左手の弓が剣に変形して、右手がなくても接近戦ができるようにしたという理屈がある」

シロ「そもそも、右手に盾というのが珍しいですね」

NOVA「武器兼用の盾というのも、ライディーンが元祖になるな。あと、ライディーンの盾は取り外して、ゴッドブーメランとして投擲可能だが、これはグレートマジンガーのグレートブーメランや、ゲッターのトマホークブーメランの系譜のみならず、実はコンVの超電磁ヨーヨーの原型だったりもする」

ヒノキ「ヨーヨーが元々、盾じゃったと?」

NOVA「元々は、相手の溶解液に対抗するために特殊金属のアルファ鋼で作られたという設定です。それ以前は、ゴッドブーメランと同じように使うバトルリターンでしたが、腕と腰の円盤を組み合わせて左右それぞれのヨーヨーに合体。超電磁力の紐で自由自在に操る独自性の高い武器に進化した経緯があります。劇中では、腕の円盤や合体させたヨーヨーで敵の攻撃を受け止める演出もあったのですが、スパロボでは盾として採用されたことがない、と」

ゲンブ「盾持ちのロボといえば、ライディーンガンダムエルガイムの他に、何があるでござるか?」

NOVA「90年代のエルドランシリーズ、80年代はダイオージャやダルタニアス、ゴッドシグマが印象的だけど、70年代はメカンダーロボかな。戦隊ロボは、初期では盾持ちが定番で、敵の攻撃を盾で受け止めてから逆転に流れる戦闘の段取りがあったのが、スーパー合体による増加装甲で受け止めたり、支援メカやロボによる逆転劇に移り変わって、いつしか盾が使われなくなった感じだ。

「ロボの武装談義はともかくとして、このシナリオでコンVには新必殺技グランダッシャーが装備され、ライディーンはゴッドボイスが解放される。実は俺、過去のスパロボでゴッドボイスをほとんど使ったことがないんだ」

ゲンブ「どうしてでござるか?」

NOVA「第4次スパロボで、禁断の兵器ゴッドボイスを10回使うと、洸が最終決戦に出られなくなるという仕様があって、何となくゴッドボイスは使っちゃいけないという印象が強いのが一つ。もう一つは、必要気力とEN消費が高すぎて、使い勝手が悪い武器だから。威力が最強クラスなのは間違いないけど、ライディーンのゴッドボイスがどうしても必要という局面は稀で、この技はイベントシーンで見たのがほとんどだ。おまけに今回は戦闘デモがこれだからな」

NOVA「もう、技を使うたびに悲鳴を上げて、服が破れる演出が痛々しくて、洸には悪いが使いにくいという印象だ。でも、この痛々しさが女性ファンにはウケたんだろうなあ、とも思う」

NOVA「DDを除けば、2004年のスパロボMXや2005年の第3次α以来の参戦になるので、実に20年ぶりだから演出もずいぶん進化したなあ、と実感できる」

ゲンブ「ライディーンは、コンVやダイターンと並ぶ第3次スパロボ参戦組とのことだが、総出演回数はどれほどでござるか?」

NOVA「コンV(20作)やダイターン(22作)に比べると少なくなるが、それでも12作といったところか。少なくはないが、近年は割とご無沙汰って感じだな。少なくとも、10作のエルガイムよりは上で、18作のダンバインには負けている程度の立ち位置。後輩のボルテスやザンボット(ともに12作)と同等ぐらい」

 

鳥の人

 

『鳥の人が目覚めるとき、滅びの歌が流れ、世界は滅びる』

 

NOVA「今回、未参戦の『マクロスゼロ』で語られるネタです。ライディーンマクロスがこの伝承を通じて、すごいコラボをしたんですな。『マクロスゼロ』に登場するメカニックの孫娘が『マクロスΔ』のマキナになるという裏設定があったのですが、それでライディーンが古の鳥の人伝承に関係するのでは? という話題になるんですね」

シロ「まさか、ライディーンが世界を滅ぼすとでも?」

NOVA「いや、ラーゼフォンと違って、ライディーンにそういう破壊神的な機能はないよ」

NOVA「『鳥の人』は、プロトカルチャー遺跡に封印されていた古代の超兵器で、マクロスゼロのラスボスみたいな存在です。これとライディーンラーゼフォンのリンクみたいな話が、スクランブルコマンダー2で描かれていたようですが、俺は未プレイでよく知りませんでした。今回はそのネタも交えて、ワルキューレのマキナが語り、洸の悪夢にも関わるわけですね。ライディーンが世界を滅ぼすのではなく、ライディーンが負けたら世界が滅びる、というように洸は受け止めたわけですが」

ヒノキ「ライディーンと、マクロスの鳥の人が関わって来るとはのう」

NOVA「鳥の人は、マクロスFともリンクしてました」

NOVA「ともあれ、単にゴッドボイス習得イベントだと思っていたら、マクロスの旧作とのリンクが濃い話になっていて、奥が深かったな、と。ゲームとしては、妖魔帝国とゲッターのアンドロメダ流国が同時出現しましたが、両者は別に連携していたわけではない、と」

 

・妖魔帝国:ワルキューレの歌になぜか興味を持つ。

アンドロメダ流国:標的はゲッターだけど、ムー帝国の遺産であるライディーンに対しても、今回から脅威を覚える。

 

NOVA「ともあれ、スーパー系の敵が今後、提携してくる可能性を感じさせたシナリオでした」

 

刻をこえて、宇宙をこえて(37話)

 

NOVA「当記事最後のシナリオです。『刻をこえて』はZガンダムの主題歌、『宇宙をこえて』は逆シャアの主題歌に関するキーワードで、秀逸なシナリオタイトルだと思います。まあ、両機体はスパロボでも特に登場頻度が高く、今回、特筆することはないのですが、行方不明になっていた両機体を提供してくれたのが、カムランさんってところがポイントかな」

ヒノキ「カムランさんと言えば、サイド6の役人で、ミライさんの元フィアンセだったメガネ君か?」

NOVA「ええ。逆シャアで再登場して、ブライトさんに核ミサイルを提供した御仁です。今回はZガンダムνガンダムが何故か彼の務める会計監査局に引き渡されて、ブライトさんに横流しする便宜を図ってくれました」

ゲンブ「役人としては大罪人でござるが、ロンド・ベルにとっては大恩人でござるな」

NOVA「官僚主義で堕落しがちな連邦組織にあって、漢気のある人物として描かれているな。そんなわけで、今後、νガンダムZガンダムを使う際は、カムランさんのメガネに感謝することを決めた俺だった。強化パーツに『カムランの眼鏡』ってないかなあ、と探したり」

シロ「そんな強化パーツはないでしょう」

NOVA「ああ、スパロボで眼鏡系の強化パーツは以下の5種類だけだった」

 

  • ハリーの眼鏡:出典は『ターンAガンダム』。ゲームはα外伝。命中+50。すごい性能だ。
  • カミナのサングラス:出典は『グレンラガン』。ゲームはX。出撃時の気力+20。これも強力だ。
  • ミシェルのメガネ(スキルパーツ):出典は『マクロスF』。ゲームはUXとBX。命中+10、射撃・技量+5。スキルパーツは機体ではなく、パイロットの能力上昇に使うシステム。
  • アレックスのサングラス(スキルパーツ):出典は『ガンダム種D』。ゲームはUX。命中+10、格闘・技量+5。
  • 勉の勉強メガネ(スキルパーツ):出典は『ライジンオー』。ゲームはBX。命中+10、格闘・技量+5。ライジンオーの小学生のガリ勉メガネが、アスランの変装メガネと同性能とは凄い。

ヒノキ「というか、そんなメガネネタをわざわざ調べたのか?」

NOVA「いや、ちょうどこんなページを見つけまして」

ゲンブ「カムラン殿からメガネネタに話が脱線しているでござるが、シナリオでメガネについて語られたのではあるまい」

NOVA「そうですな。あと、特筆することは、敵がテロリストメカを率いるヤザンという点ですな。今回、宇宙世紀ガンダムの名あり敵が少ないようで、今のところヤザンしか見ていない。そのうちシロッコが出てくると聞いていますが、逆シャアネオジオンが味方に付いているので、敵はティターンズ残党になるのかな、と。ヤザンは好戦的な軍人として描かれていますが、このシナリオではアムロカミーユを挑発して、カミーユの怒りを買っていますね」

シロ「『お前みたいなのがいるから、戦争は終わらないんだ』って奴ですね」

NOVA「Vでは、ジェリドともども味方になってくれたのになあ。今回はずっと敵ってことで。ともあれ、無事に撃墜数の条件シナリオを現状の範囲で総ざらいしたってことで、次回からメインシナリオに移ります。そろそろチャプター3も終わるかと」

(当記事 完)

*1:厳密には、07年のスクランブルコマンダー2以来なので18年。ただしSC2はゲームジャンルが違うので、タイトルにスパロボを冠していても、本家とは異なる外伝扱いと見なされがち。

*2:『ツインバスター最大出力』が追加されると、これまでの『ツインバスターライフル』も性能が変わり、長距離砲だったのが移動後攻撃可能な中距離砲に変化。ウイングゼロの使い勝手が若干、扱いやすい方に変わった感じです。

*3:一部のスパロボでは、ライジンガンダムが用意されておらず、レインがシャイニングガンダムに乗る作品もある。