花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、TRPGの魔法研鑽を展開予定。

冥帝連合VS魔神皇帝(スパロボYチャプター3の3)

兜甲児、登場

 

NOVA「今回は、31話めにして、ようやく兜甲児くんのマジンカイザーが参入した」

NOVA「現段階では、ダイナマイトタックルが最強技だけど、それでも結構強いな。ただし、ファイナルカイザーブレードが実装されていないのが残念だけど」

シロ「マジンカイザーにも、いろいろなバージョンがあるんですね」

NOVA「大きく分けると、スパロボオリジナルとOVAの違いだな。スパロボオリジナルは、最初に98年の『F完結編』に登場し、その際の設定はゲッター線を照射してパワーアップしたマジンガーZだった。その後、スパロボαで設定が再構築されて、『マジンガーZの超高性能プロトタイプだけど、暴走の危険があるために、光子力研究所の第7格納庫に封印されていた』という機体になって、マジンガーZとは別機体扱いになった。こちらでは両肩から飛び出す2本の剣がショルダースライサーとなっており、OVA設定のカイザーブレードとは異なる仕様だ」

シロ「つまり、今回のマジンカイザーは、OVA仕様じゃないから、ファイナルカイザーブレードが出ないわけですね」

NOVA「デザイン的には、手足が紺色なのがTV版マジンガーの意匠を受け継いだオリジナルカイザーで、手足が黒いのがOVAカイザーらしい。DDに登場しているのがOVA版で、それとは異なるデザインとして復活したのがスパロボXとYのオリジナルカイザーだ」

ヒノキ「兜甲児もいろいろなバージョンがあるんじゃな」

NOVA「ええ。現在で5種類ですね。羅列すると、こうなりますか」

 

  1. 東映アニメ版:72年放送の最初のシリーズ。声優は石丸博也。グレート、グレンダイザーにつながるマジンガー3部作の始祖。スーパーロボットの金字塔。
  2. OVAマジンカイザー:2001年から02年に展開された全7話、および03年に発表された続編の『死闘!暗黒大将軍』までの世界観。声優はやはり石丸博也だけど、共演するグレートマジンガーの剣鉄也がオリジナルの野田圭一から家中宏に代わっている。今回のスパロボYでは、この世界観設定で『死闘!暗黒大将軍』を中心に描くが、主人公機のマジンカイザーOVA仕様ではないという変化球じみた参戦。スパロボ史的には、03年の第2次αからマジンカイザーのデザインがOVA版準拠に代わり、作品としての正式参戦は04年のGCから。その後、J(05)、W(07)、L(10)まで携帯機を中心に参戦を続けるが、10年代はスパロボでの現役マジンガーの座を真に譲る一方で、18年のDDに活躍の舞台を移していた。家庭用スパロボOVAカイザーの世界観が採用されるのは15年ぶりということになる。
  3. マジンガーZ:2009年にTV放送されたリメイク作品。兜甲児の声優が赤羽根健治に交代。監督がGガンダムの今川監督なので、等身大で巨大ロボットと戦うあしゅら男爵やくろがね5人衆といったキャラが印象的。マジンガーとしての特徴は、ブレストファイヤーよりも強い光子力ビーム、そして輝くゼウスの名の下に自ら巨大パンチに変形するビッグバンパンチがトピックになるか。スパロボ参戦は2011年の第2次Z破界篇から。以降、Zシリーズ(4作)、15年のBX、17年のV、18年のXまで合計7作品に登場して、10年代のマジンガーZの定番となる。また、コミック版に登場した最凶のマジンガーZEROはこの作品のスピンオフで、VやXで猛威を振るったことも。Vでは真マジンガーがZEROに強化されるが、XではZEROに対抗するために、甲児が次元を超えてマジンカイザー(オリジナル版)を召喚する展開も見られて、ZEROとカイザーの最強マジンガー対決が描かれた。
  4. マジンガーZ INFINITY:2018年に公開された劇場アニメ。グレートマジンガーでのミケーネとの決戦から10年後(グレンダイザーの物語は含まれず)、大人になって研究者生活を続ける兜甲児が、復活したドクターヘルと戦う物語。甲児の声優は森久保祥太郎に交代。スパロボ参戦は、クロスオメガでの期間限定を経て、19年のT、21年の30の2作品に登場。念のため、INFINITYはドクターヘルが操る巨大なマジンガー像で、敵機体。甲児が乗るのは、終始マジンガーZで劇中、上位機体に乗り換えることはないが、アンドロイド娘のリサを媒介として他次元から力を集めて巨大化したZが撃ち放つ最強武装の「超光子力ロケットパンチ」が特徴。また、スパロボにおける機体性能の特徴として、本作のマジンガーシリーズは従来よりも運動性が高く設定されていて、非常によく避けるという点。また、スパロボ30では、上位機体的なINFINITISM(INFINITYにおける模型オリジナル企画)版マジンカイザーが登場している。
  5. グレンダイザーU:2024年にTV放送されたグレンダイザーのリメイク作品。マジンガーZと兜甲児(声・下野紘)も登場して、原典同様に準主役ポジションを務めるとともに、マジンガーXにパワーアップ。マジンガーXはスパロボ未参戦ながら、作品が去年からDDにも参戦し始めたので、そのうち新たなマジンガーとして実装されると思われ。

 

NOVA「アニメ版の兜甲児およびマジンガーだと、スパロボでは以上の5種類だな。念のため、INFINITISM版のカイザーはこれだ」

ヒノキ「こっちは、ファイナルカイザーブレードを使うからOVA版に近い設定じゃな」

NOVA「あと、甲児以外の操縦者が乗るマジンカイザーとして、2011年に発表されたOVAのSKLがあって、独自のマジンガーワールドを形成、スパロボでは13年のUXと15年のBXに登場しています」

NOVA「そんなわけでマジンカイザーの話でした」

 

誰かと自分と仲間と(29話)

 

NOVA「話を少し戻して、MJPシナリオです。チームとして連携が取れていないラビッツが、ウルガルとの戦闘でピンチに陥って、連携技を身につけるサブシナリオですね。特に大きな問題もなくクリアしたってことで、次に行きます」

 

ねらわれたワルキューレ(30話)

 

NOVA「チャプター3に入って攻略できるサブシナリオを一通りクリアしたので、いよいよ話を進めるためのメインシナリオです。ワルキューレのライブ会場を襲撃しに来たウインダミアの空中騎士団を迎え撃つシナリオですが、会場に敵機が侵入するとゲームオーバーなので、なかなか難易度が高いです。移動力の高い機体で、相手の進路を妨害しないといけないのと、敵ザコがこちらを攻撃して来ずに移動に専念するので、反撃ダメージで削ったり倒したりができない点が要注意だと」

ゲンブ「囮で足止めという手が使えないのでござるな」

NOVA「名あり敵は、こちらを攻撃してくるので、そいつらの攻撃はひらめきや不屈でしのぎながら反撃し、ザコはライブ会場に近い相手から確実に落としていく必要があります。あと、敵指揮官の白騎士キースは自軍のメッサー狙いなので、不屈をかけたメッサーを囮にすると、反撃で適度に削ってくれますね。むしろ、他の名ありキャラの方がザコに混じって、まっすぐ会場を目指すので、対処困難だったと記憶。

「そして、空中騎士団に苦戦していると、思いがけず妖魔帝国と手を組んだガルーダが出現。ワルキューレの歌は、妖魔帝国も関心を示したらしく、彼らもワルキューレ争奪戦に参加。まあ、移動力の高い空中騎士団に比べたら、対処しやすいのですが、合体巨烈獣の破壊力にうかつに当たらないようにしないといけません」

ヒノキ「ガルーダは、コン・バトラーと因縁がありそうじゃな」

NOVA「いや、豹馬の方はガルーダを意識しまくりですが、向こうは別個体のロボットなので、自分を拾ってくれた妖魔大帝バラオへの恩義のために、地球人を皆殺しにするとか言ってますので、倒さざるを得ません。ともあれ、ここまでは順調にプレイを進めたのですが、次のシナリオ選択で事故りました」

シロ「何があったんですか?」

NOVA「『ねらわれたワルキューレ』を終えると、サブシナリオの『未来への警告』と、メインシナリオの『天の魔神、地の魔王』が解禁されたんだが、よっしゃ、マジンカイザーだ〜と後者に飛びついたんだな。すると、前者が消えちゃった。正解は、サブシナリオの『未来への警告』を終えてから、マジンカイザーを入手すべきだったんだが、一つ話を進めただけで、解禁されたばかりのサブシナリオが消えてしまうとは思わなかったんだよ」

 

幻の『未来への警告』

 

NOVA「マジンカイザーを入手してから、次にこのシナリオを進めるつもりでいたんだ。内容は、ジェットジャガーとコン・バトラーで、ロボットのガルーダを倒そうって話らしい。そして、このシナリオをクリアしたら、ジェットジャガーの性能が少し強くなること。怪獣優生思想の俺としては、ジェットジャガーの強化につながるシナリオはスルーしたくはなかったんだが、まさかマジンカイザーを入手した途端、シナリオが消えるとは思いもよらず。攻略サイトを読んでも、『天の魔神、地の魔王』をクリアしたら、『未来への警告』が消えますなんて書いていないので、完全に油断した」

シロ「メインシナリオは絶対に消えなくて、サブシナリオは消える可能性があるってことは、できるだけ多くのストーリーを楽しむためには、サブシナリオを優先してプレイすべきなんですね」

NOVA「逆に、要所要所だけをプレイして、スピード攻略しようと思えば、メインだけをプレイしてもいい、という仕様なんだが、わずか1つストーリーを進めただけで消えるとは想定外。まあ、結局はストーリーの都合だと推測できるんだが」

ヒノキ「どういう都合じゃ?」

NOVA「次のシナリオで、妖魔大帝バラオは『ガルーダが倒されたのは、魂を持たない故の怨念不足だ』と言うんだな。そして、配下のベロスタンに怨念を復活させるための儀式を敢行させるんだ。その結果、ガルーダの魂が機械ボディに宿り、今度のガルーダはコンVや豹馬との因縁を思い出す。一方、それと同時に古代ミケーネの暗黒大将軍や悪霊型戦闘獣が蘇ってくるわけだ」

ゲンブ「悪霊型? それ以外もあるのでござるか?」

NOVA「グレートマジンガーの敵のミケーネの戦闘獣は、7つの軍団から構成されていて、暗黒大将軍の下で各将軍が手柄を競っているんだ。戦闘獣も①人間型、②猛獣型、③鳥類型、④昆虫型、⑤悪霊型、⑥魚類型、⑦爬虫類型の種類分けができている。そして、スパロボでは妖爬虫将軍ドレイドゥと、悪霊将軍ハーディアスが最初に第4次スパロボに登場し、その後、αシリーズでは、超人将軍ユリシーザーと怪鳥将軍バーダラーがゲームシナリオ上で倒されて、他の連中(猛獣将軍ライガーン、大昆虫将軍スカラベス、魔魚将軍アンゴラス)は戦闘する機会もなく、在庫処分的に一掃される始末。まあ、敵幹部が多いと、組織の強大さを表現できるが、全てにドラマを演出するのも大変だからな」

シロ「今作のミケーネは、暗黒大将軍とハーディアスのみが出るってことですか」

NOVA「あと、戦闘獣ダンテだな。それと戦闘獣は出なくて、代わりにミケーネの尖兵としてケドラが大量出現してくる」

ヒノキ「ケドラとは?」

NOVA「こういうの」

ヒノキ「グロいのう」

NOVA「古代ミケーネ人の脳髄を取り出して、機械獣や戦闘獣の制御を行う生体ユニットらしい。アニメの初出は『真マジンガー』なんだが、なぜかOVAマジンカイザーの今作にミケーネザコ敵として採用されている。VやXにグラフィックが用意されていたので、色だけ変えて流用したらしい。どうも、本作のミケーネは作り手にあまり愛されていないようだ。結局は、妖魔帝国の客将として、ガルーダともども支配下になっているわけで。一応、妖魔帝国と古代ミケーネ帝国が結託した冥帝連合を名乗って、次のシナリオで世界に対して宣戦布告してきた」

ヒノキ「つまり、シナリオ『未来への警告』はミケーネ出現前、ガルーダが魂を宿す前にクリアしないと消えてしまうんじゃな」

NOVA「ジェットジャガーの強化ができないのは残念ですが、まあ、諦めて話を先に進めます」

 

天の魔神、地の魔王(31話)

 

NOVA「そして、当記事のメインシナリオです。これは2本立てシナリオで、まずは戦闘獣ダンテが古代ミケーネ帝国の復活を宣言し、エーアデントに顔見せ挨拶を述べる前編。人類殲滅を目論んで、まずは光子力研究所を血祭りにするので、足止めが目的だったようです。その頃、光子力研究所は、悪霊将軍ハーディアスの手のものに襲撃されて、ビューナスAもボスボロットも大破。絶体絶命のピンチにエーアデントが駆けつけますが、敵軍もガルーダ率いる妖魔帝国が合流し、形成不利なところを甲児くんのマジンカイザーが出現して、逆転する内容ですな」

ヒノキ「それほど、マジンカイザーは強いのか?」

NOVA「大体、こういうイベント参戦してくるユニットって、気力がマックス状態なので、最初から必殺技も使えて、万全の状態で強さを見せつけますね。甲児くんの強みは、最初から『鉄壁』(1ターンの間、敵からのダメージが4分の1になる)を持っていますので、敵陣に単独突撃して集中攻撃を受けても、問題なく反撃しまくって無双状態が堪能できるというもの。鉄也さんは『鉄壁』を覚えてくれないので(1回だけダメージを8分の1にできる『不屈』は覚えてるけど)、敵の集中攻撃にさらされるのは危険です」

シロ「鉄也さんは攻撃型で、甲児くんは防御型のイメージがありますが?」

NOVA「それもあるけど、鉄也さんのグレートは今回、マジンエンペラーGの前座機体だからなあ。ダイナゼノンやコンV、ライディーンを優先して強化しているのもあるけど、今回のグレートは残念ながらスーパーロボットでは2軍扱いだ。ここが強みというものが見当たらないわけで」

ゲンブ「元々は、マジンガーZの上位機体がグレートマジンガーであろう」

NOVA「そうなんですよ。元の映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』では、Zがボロボロになるのを救ったヒーローがグレートだったのですが、グレートマジンガーの最終回付近では、強さが逆転しまして、スパロボでもマジンカイザーが出てきた後では、どんどん鉄也さんの株が下がっていく傾向があります。今回の参戦作の『死闘!暗黒大将軍』もボロボロのグレートを救うヒーローが甲児くんのマジンカイザーだったわけで、グレートの脇役前座っぷりが強調された作風」

シロ「でも、グレートマジンガーって普通に格好いい機体ですよね」

NOVA「やはり、サンダーブレークが技として神がかっていると思うんだな。スパロボでも、作品によってはグレートが大活躍したりもするし」

ゲンブ「本来、暗黒大将軍のライバルはグレートマジンガーということでもあるし、ミケーネが前面に出てきた以上は、グレートもしっかり育てていくべきでござろう」

NOVA「ああ。ここからがグレートの本番って感じなので、将来のマジンエンペラーGに向けて、しっかり育てて行くつもりだぜ」

ヒノキ「それは、いつ出るのじゃ?」

NOVA「え〜と、チャプター5らしい。しばらく掛かりそうだな」

シロ「それだけグレートマジンガーを長く使えるってことですね」

NOVA「ともあれ、マジンカイザーと甲児くんが参入して、敵はライディーンのボスが、ミケーネ(マジンガー)とガルーダ(コンV)を配下にした状況だ。言わば、70年代の悪役連中がチームを組んだ、と」

ヒノキ「ゲッターは関わって来ぬのか?」

NOVA「一応、ゲッターロボアークとマジンカイザーはロボというか、エネルギー源がライバル格みたいな反応をしている。ゲッター線が活性化すると、光子力エネルギーもつられて活性化するような描写が、シナリオ内であった。ただ、敵勢力は今のところ、提携していないようだ。というか、アンドロメダ流国は未来から来た宇宙人なので、独立勢力すぎる。

「さておき、次のシナリオは……ようやく、デスティニーのシンが撃墜数50を達成したので、デスティニーガンダムルナマリアをゲットしに行きます」

(当記事 完)