託された勇者たち(5話)
NOVA「日本政府の強引な接収を逃れるため、新国連の伝手なども使いながら、独立国家としての体裁を整えた機動要塞都市エーアデント。もちろん、そこに住む市民はエーアデントから降りて、日本に転居してもいいし、新たにエーアデント国に移り住んでもいいという条件も付けて」
ヒノキ「来るものは拒まず、去るものは追わず、という形か。自由はいいが、スパイなんかが入り込み放題じゃな」
シロ「そのための忍者です。そして武装も立派に整っているわけで、後は自給自足で賄えないものを交易で手に入れる体制を整えれば」
NOVA「早乙女研からのコネで、日本のスーパーロボット研究機関との協力体制を整えようと、ムトロポリスに向かったエーアデントだった」
ゲンブ「ムトロポリスでござるか? もしかして、古代文明を研究している?」
NOVA「さすがはゲンさん。古代アトランティス文明に関係していたのは伊達じゃないってことか。まあ、こっちはムー文明だけどな」
NOVA「さて、スパロボDDに続いて、神谷明さんの復活となったライディーンだが、DDの方が第1話から前半戦を追っていく流れなのに対し、スパロボYではいきなり最終回直前。巨烈兄弟が倒されて、ブルーガーの神宮寺さんが特攻直後のストーリー。ラスボスのバラオとの決戦を目前にしたところからスタートだ」
ヒノキ「いきなり最終話目前からとは、唐突じゃのう」
NOVA「スパロボでは、ライディーンはそれなりに参戦回数がある作品なんだけど、原作再現は前半のシャーキンとの戦いに集約され、巨烈兄弟および妖魔大帝バラオとの決戦が描かれたのはCOMPACT2の3部作およびリメイクのIMPACTのみ。他にはスクランブルコマンダー2があるが、ひどいのはαシリーズ。無印αではシャーキンとの決戦を描いたんだけど、続く2次αではライディーンが降板。3次αではライディーンも復帰したんだけど、2次αの時期にバラオは倒したことにされていて、決戦シナリオをきちんと描かれずに終わった」
ゲンブ「つまり、ライディーンの後半戦はスパロボでもレアなエピソードでござるな」
NOVA「コンVの後半の女帝ジャネラ編も、前半のガルーダ編に比べてマイナーな方だが、それでも64を皮切りに、IMPACT、第3次α、A、Rといった作品に登場していて、敵キャラとしての存在感を示していた。まあ、ライディーンの巨烈兄弟と、コンV後半の兄弟幹部は知謀派の兄と、武闘派の弟でキャラ被りするので、同時に登場しても混同されそうな気もするが、とにかくライディーン復活だけでめでたいので細かい不平は水に流そう。今年はライディーン50周年なのでスパロボに出るだけで嬉しい作品になった」
シロ「いきなり最終決戦とは厳しくないですか?」
NOVA「大丈夫。スパロボYでは、もう一つの偉大な勇者であるグレートマジンガーが神宮寺さんの代わりに、洸を助けてくれる。今回の鉄也さんは、神宮寺さんの友人だったらしく、妖魔帝国のユニットと戦う際には、何かと神宮寺さんの名前を引き合いに出してくれる」
ゲンブ「勇者が2人もいたなら有利に戦えるでござるな」
NOVA「敵はザコのドローメと、合体巨烈獣のガードンの集団なんだが、さすがに厳しい戦いだ」
シロ「ドローメなんて簡単に倒せるでしょ?」
NOVA「それが今作のドローメは、IMPACT並みにタフなんだよ。いや、言いすぎた。IMPACTのドローメ最終バージョンは、ゴッドバードでも一発で落ちないほどタフだからな。本作のドローメはエネルギーカッターで落とせる。まあ、俺のイメージするドローメは、ゴッドブレイカーかブルーガーのミサイルで簡単に落ちるザコだが。あと、ライディーンに対してダメージを1000点与えて来るので、ドローメに8回攻撃されると落ちそうになる。底力でもう少し耐えられそうになるが、それなりにダメージを受けるので、ザコと侮るのは危険だ」
ヒノキ「決戦仕様なので、ザコでも強化されているという設定じゃな」
NOVA「まあ、ライディーンはまだマシです。燃費のいいエネルギーカッターで一撃で落とせるから。問題はグレートマジンガー。マジンガーブレードだと一撃では落とせないので、一撃必殺を狙うにはブレストバーンを使わないといけないのだけど、たかがドローメ相手に燃費が悪すぎる。すぐにEN切れに陥ってしまうので、一撃必殺を諦めるか、それともドローメ退治だけで役割終了と考えるべきか」
ヒノキ「2機だけだと、継戦能力が維持できないということか」
NOVA「そこでエーアデントが救援にやって来て、ホッとするわけですね。ドローメはともかく、合体巨烈獣の攻撃力が高くて、スーパーロボットにも3000近いダメージを与えて来るから、3体ぐらいに囲まれたら終わってしまいそうになる」
ゲンブ「紙装甲のライディーンはともかく、グレートマジンガーは硬いでござろう?」
NOVA「それほど硬くないですよ。いや、精神コマンド『不屈』を使えば、一撃のダメージを8分の1にできて耐えられますが、そこまで精神ポイントが持ちません。とにかく、ドローメ退治が終わったら、ライディーンとグレートは避難して、HPやENの回復を図る必要があります」
シロ「母艦様さまですね」
NOVA「全くだよ。母艦があるだけで、継戦能力が大いに高まる。それに忍者が強いな。もう、合体巨烈獣の攻撃も、全部かわしてくれるので、安心して反撃削りを果たしてくれる。当たらなければ、どうということはない、を実感した戦いだった。ともあれ、ライディーンやグレートのENや装甲を鍛えて、少しでも継戦能力を高めようと思ったぜ」
キャンベル星人の謎(6話)
NOVA「バラオとの決戦の前に、洸を鍛える時間が必要だと判断したムトロポリスは、エーアデントにライディーンとグレートマジンガーを出向させることになった。続いて、コンVがキャンベル星人の基地跡の遺跡を調査しているとのことで、そちらに向かうことにした」
ヒノキ「コンVは前作に引き続き、原作終了後の設定ということじゃな」
NOVA「前作では、ガルーダとの因縁で『心を持ったロボット』というテーマに踏み込んで、ジェイデッカーとの関わりが多かった。あと、DLC参戦のボルテスにやたらとライバル意識を燃やす豹馬とかな。今回は遺跡から復活したガルーダ別個体との因縁がある他、ジェットジャガーとロペットが仲良く絡むらしい」
シロ「超AIの勇者ロボがいない分、人工知能枠が限られて来るんですね」
NOVA「今回のコンVはボルテスがいない分、ライディーンとの絡みが多くなると思われ。この2体は第3次スパロボ(1993)以来の長い付き合いにも関わらず、意外と絡む機会はあまりなかったと思うので、洸と豹馬の会話には期待したいところだ」
戦うことの意味(7話)
NOVA「合体訓練に励むダイナゼノンと、修行に励むGガン・ドモンにスポットを当てたシナリオ。ダイナゼノンの合体ムービーが見られる。なお、ライディーン参戦シナリオでは、ライディーンの発進ムービーが見られた。今のところ、ムービーはこの2つだけだな。前作30ではコンVの合体ムービーが見られたが、今作ではなし」
ヒノキ「特に新加入の機体はない話じゃな」
NOVA「ダイナゼノンも、Gガンも好きな作品だから、絡むシナリオだけで楽しいんだよ。ともあれ、主人公忍者もドモンの修行に付き合うわけで、忍者との修行は励みになるというドモンのセリフが嬉しくなるな」
シロ「本作には登場しないけど、兄がゲルマン忍者になって、ドモンに明鏡止水の心を教えてくれたからですね」
NOVA「ドモンは、エーアデントを取り巻く環境に疑念を持ちつつ、世界を脅かそうとしている闇の存在を察知し、シャッフル同盟として戦う覚悟を決めるんだ」
激突!新たなるガンダムファイト!(8話)
NOVA「アメリカのニューヨークで、ガンダムファイターのチボデーに挑戦されて受けて立つドモン。一騎討ちのファイトの末、チボデーに勝利するドモンだが、旧友の拳に迷いがあるのを喝破する」
ゲンブ「さすがはドモン殿でござるな。TVアニメの後なので、実に武人の風格を備えているでござる」
NOVA「で、アメリカ政府がテロリストと手を組んで、エーアデントを襲撃するダシに使われたと知って、愕然とするチボデー。ヨーロッパでも政府が悪事に加担する影が見えたので、警告に駆けつけたフランスのファイター、ジョルジュとともに、シャッフル同盟として自軍に加わることになった次第」
怒れる瞳の向こうに(9話)
NOVA「国際情勢が緊迫感を高めるなか、平和を理念に掲げるオーブへ向かったエーアデント。そこはドモンの弟子であるシン・アスカが防衛の任に就いていた」
シロ「シンがドモンさんの弟子? 流派・東方不敗の弟子ってことですか?」
NOVA「種Dの物語を終えてから、アスランがシンの精神修養のために、ドモンさんを紹介してくれたらしい。豹馬は鉄也さんの弟子で、シンはドモンの弟子というスパロボ・クロスオーバーが為されている。シンの操るデスティニーガンダムは、パルマフィオキーナという腕からビーム砲を放つシャイニングフィンガーっぽい武装を備えているうえ、分身するなど、ゴッドガンダムっぽい演出も見られたが、スパロボでGガンと種Dが共演する機会がこれまでほぼなかったので*1、ガンダム先輩の師匠としてシンに接するドモンと、過酷な修行にヒイヒイ言ってるシンの取り合わせが面白い」
ゲンブ「クロスオーバーならではの人間関係が興味深いでござるな」
NOVA「シンといえば、これまでカミーユと絡んだり、ファフナーの飛鳥先輩になったりしていたが、スパロボ素材としては、直情的なところがキラよりも扱いやすく、ネタとして重宝されてきた。アニメ本編では、昨年の映画の種Fが公開されるまでは、種D終盤の暴走状態からの汚名返上の救いや活躍が描かれることがなかったが、主にゲームやコミック作品などのメディアミックス作品でシンの魅力を再構築されている」
シロ「スパロボでは、きれいなシンに昇華されたんですね」
NOVA「シンのキャラクターは、リアル系よりもスーパー系パイロットと相性がいいんだな。シンを見ると、ドモンの昔を思い出すというレインの発言も笑った。確かに、未熟な(明鏡止水に覚醒する前の)怒りのスーパーモードは、シンとの共通点があるわ。ドモンは仲間や兄、師匠に恵まれていたから大成できたけど、シンにはそういう周囲との絆がアニメ本編では描かれなかったからなあ」
ヒノキ「スパロボなどで補完された救済が20年後のアニメにフィードバックされたりするケースじゃな」
NOVA「スパロボYには種Fは出ておらず、それはDDの方に採用されている最中ですが、とにかく、このシナリオでシンがインパルスに乗って、エーアデントに加入します。デスティニーへの乗り換えは、シンが50機を撃墜するとシナリオ追加されるそうですが」
ヒノキ「今で何機じゃ?」
NOVA「17シナリオをクリアした段階で18機ですね」
シロ「もう、それだけクリアしたんですね」
NOVA「だから、記事書きも追いつかないと」
すぐそこにある悪意(10話)
NOVA「宇宙に出る前に、地上のシナリオを総ざらいしておこうと思いまして、北欧のサンクキングダムにやって来ました。てっきりウイングガンダムゼロが仲間になるのかな、と思ったら、リリーナさんの護衛にギアスのカレンと、Gガンダムのアレンビーがついていて、彼女たち2人が仲間になります」
NOVA「アレンビーも援護攻撃持ちで、主人公忍者ほどではないですが、回避能力も高くて、優秀な機体ですね。ドモンはあまり避けてくれないけど、アレンビーは結構避けてくれるので、リアル系並みの運用が可能で、現段階では使い勝手がいいです。17話時点での撃墜数トップ5を挙げてみると……」
- 主人公フォルテ:40機
- コンV:27機
- ダイナゼノン:同数27機
- アレンビー:26機
- デュオ:21機
ゲンブ「ドモン・カッシュ殿はどうなっているのでござるか?」
NOVA「ドモンは20機ですね。ともあれ、リリーナさんやラクス・クラインなどを刺客から守るシナリオでしたが、ヒイロはまだ仲間にならず。彼とデュオの登場は、宇宙に行ってからになります」
漂流する異邦人(11話)
NOVA「宇宙に出発するためにパナマへ向かう途中で、別世界から転移して来たダンバインのショウと、エルガイムのダバを拾うシナリオです。今回は、この2人、同時に転移して来て、相棒妖精のチャムとリリスが入れ替わってしまうというハプニング付きですが、戦闘に入る前のイベントでチグハグな会話が見られた程度で、すぐに両者が出会って、妖精を元の機体に返してあげることになるので、戦闘時の会話は普通です」
シロ「アニメでは、ダンバインの後番組がエルガイムなので、その両者は本来、関わりが深いはずなんですね」
NOVA「でも、スパロボでは妖精ネタ以外で、意外と接点が少なかったんですね。今回はダンバインとエルガイムの絡みが多そうな雰囲気ですが、果たして?」
ヒノキ「別世界からの転移組とは、今作で初めてではないか?」
NOVA「先行予約特典で、サイバスターとスパロボVの主人公機が異世界転移してくるみたいですが、今回の自分は予約もせず、ダウンロード購入したものだから、特典なしです。また半年ぐらいしたら、無料配信されると思いますので、今回はサイバスター抜きで話を進めようかな、と」
シロ「サイバスターは強い機体なんですね」
NOVA「前作30では空Sの能力を持ってるだけで、攻撃が当たらないので重宝したんだけど、いつもサイバスター頼りだと、他の機体の魅力が分からなかったりするからな。スパロボは、自由に編成する楽しさもあるけど、序盤の限られた戦力で四苦八苦するのも楽しい。逆に、強大な戦力なのに四苦八苦する高難易度すぎるのは、個人的に楽しくないかな。いろいろな機体を満遍なく育てたい派なので、厳選された強機体でしかついて行けないレベルの戦いはキツいと思う」
ゲンブ「そういうのを楽しむガチゲーマーもいるでござるがな」
NOVA「まあ、そろそろ出撃枠(15機ぐらい)を越える機体数になったから、どの機体を出撃させようか迷う局面に入って来た感じだな。とりあえず、宇宙だとエルガイム、地上だとダンバインという住み分けは可能だけど、今作のダンバインは宇宙適応も普通にAなので、別に弱くはない。ヘビーメタルは飛び道具用のバリアがあるので、接近戦に強いオーラバトラーも有効なんだけど、問題は射程の短さにあるので、射程の長い敵の多い宇宙戦では使いにくい、という事情があるんだ」
ヒノキ「すると、射程の長い格闘武器を持つ機体が、対ヘビーメタルでは強いってことじゃな」
NOVA「それが忍者だったり、ガンダムデスサイズだったりする。まあ、その話はまた次回。今回はダンバインとエルガイムだけど、まずペンタゴナ軍がまた次元転移して攻めて来て、しかもダンバインのドレイク軍と手を組んだという状況が示される」
ゲンブ「敵陣営が手を組むと、必然的にエルガイムとダンバインにも絡みが出て来るでござるな」
NOVA「エルガイムは前作と同じような局面だからいいとして、問題はダンバイン。どうもドレイク軍との決着はすでについているらしいんだが、何故か時間が巻き戻ったようで、ドレイクは生きているらしい。原作では死んでいるキャラが生きていて、ショウも混乱しているようだ」
ヒノキ「そもそも、ショウがダンバインに乗っている時点で、変じゃろう。確か原作アニメの最終話では、後継機のビルバインに乗っていたはず。それぐらいは、スパロボ素人のわらわにも分かることじゃ」
NOVA「トッドも、黒騎士バーンも生きていて、トッドは最初、味方として登場するんだが、ドレイク軍がまだ健在だと知ると、そっちにまたフラフラと従って、敵キャラになりやがった。2機ぐらい敵にとどめを刺して、育てようとしたのに、経験値と撃墜数泥棒め。許すまじ」
ゲンブ「まあ、また味方になって帰って来るでござろう」
NOVA「昔はレアキャラと思えたが、今は別にトッドなんて、どうでもいいと思っている。それよりマーベルだよ。彼女を仲間にする条件は、ショウとダバで合わせて50機撃墜らしい」
ヒノキ「2人で50機なら、割とすぐに達成できそうじゃな」
NOVA「ええと、現在はショウが16機で、ダバが18機だから、合計34機か。2人であと16機撃墜すればいいので、デスティニーよりも早く達成できそうだ。当面の目標にしてもいいかもな」
シロ「では、次から宇宙へ向かうってことで」
(当記事 完)