キャラ完成間近
NOVA「今回で4人のキャラが完成です。それと、いくつかの不適合なデータを微調整しておきます」
翔花「不適合なデータ?」
NOVA「例えば、君のキャラの飛彩ユイなんだが、14才って年齢設定がマズい」
翔花「どうしてよ? プリキュアだって大体14才だし、聖闘士の星矢さんだって13才設定なんだから」
NOVA「プリキュアや星矢はバイクを運転しない。日本で二輪免許が取れるのは、16才からだ」
翔花「うっ。その辺はクエスターだから特別扱いってのは?」
NOVA「クエスターの正体は、一般人には秘匿されている設定だ。ましてや、アイギスは魔法や技術を一般に秘匿することを旨としている。わざわざ法律違反になるようなマシンを与えるとは思わない」
ヒノキ「仕方ないのう。わらわがニックのキャラを作ったのは、飛彩ユイ(14才)の設定ができた後じゃったからのう。バイクに乗れる年齢なんて考えてもおらんかった」
NOVA「まあ、TRPGのキャラ作りは、ランダム要素や各プレイヤーの思惑が複雑に絡み合って、時に設定の矛盾が発生することもしばしばです。だから、後から整合性をとるために設定を微調整することも日常茶飯事。商業リプレイでも、実プレイの行き当たりばったり要素を整理したり、削ったり、補足したりしながら原稿に仕上げていく作業を経ていますな」
ヒノキ「あるいは雑誌連載で見つかった問題点を、単行本に収録するときに改稿することもある、と」
NOVA「そんなわけで、問題なくバイクに乗れるよう、飛彩ユイの年令設定を16才にすることを勧めます」
晶華「じゃあ、私の神名アキラは同じ学年の15才、高校1年設定にします。微妙に年下って感じで、ユイさんを同学年のお姉ちゃんみたいに感じるってことで」
ダイアンナ「ええと、今回のシナリオは学園物なのか?」
NOVA「いや、別にそうと決まってはいないが」
ダイアンナ「もしも、学園物なら非常勤の英語教師として、アキラの護衛に当たろうと思う。これなら怪しまれることなく、学校に潜入できるはず」
NOVA「まあ、ALT(外国人指導助手。アシスタント・ランゲージ・ティーチャーの略)ってことなら、大学卒業程度の学歴だけで、教員免許がない外国人でもなれるらしいからな。魔術師連盟のブライアン教授が手を回してくれれば、簡単に手続きできるだろう」
ヒノキ「問題はわらわじゃ。バイクが校舎に入るわけにはいかんじゃろう」
NOVA「《タイプ:ヒューマン》の特技を持っていれば、精巧な人間ボディに擬態できるのですが」
ヒノキ「ファイバードの火鳥勇太郎みたいな感じじゃな」
ヒノキ「残念ながら、擬態用の特技よりも戦闘能力を重視したため、なれるのはバイクとバトルロボ形態のみ。学園が舞台なら、駐輪場で待機しながら独自のネット回線や通信機で情報を集めるようにプレイする」
アキラの秘密と背景補足
NOVA「それはそれとして、もう一つの問題がある。それはアキラの住居問題など」
晶華「ええと、両親が行方不明になってしまったから、今はディオーネさんの豪邸にお世話になってる……のでいいかしら?」
ダイアンナ「あたしは構わないぞ」
晶華「あっ、でも自分の家も大事だし、学校生活も大切にしたいから」
NOVA「そんなわけで、ディオーネ屋敷は神名家の隣に新たに建てられました。元のお隣さんは大金を積まれて、喜んで退去してくれて、その跡地にドーンと洋館が!」
晶華「え? そんなのありなの?」
NOVA「名門伯爵家の富豪だったら、それぐらいはするでしょう」
ダイアンナ「いや、あたしは富豪じゃなくて、田舎貴族の当主って設定にしたから、そこまでの無茶は……したくてもできんと思っているのだが」
NOVA「GMが認めますので、できました。と言うか、元々は富豪だったのだけど、この引越し作業で大金を使ったので、富豪の財力が維持できなくなって、執事とメイドの2人しか雇えなくなったと言うことで」
ダイアンナ「おお、そうだったのか。つまり、アキラのために、財産の多くを投げうって、屋敷ごと引っ越しして来たのだな。これこそが、あたしの愛だ」
晶華「異常に重いんですけど、その愛」
NOVA「そのため、芸能プロダクションに手を回して、アキラをメジャーデビューさせようとする夢は断ち切られた。魔術師連盟からも止められたしな」
ダイアンナ「どうしてだ?」
NOVA「アキラの音楽に秘められた謎パワーを奈落が狙っているとしたら、メジャーデビューなどして目立つことは危険すぎるという判断だ」
晶華「それって、楽器を演奏したらいけないってこと?」
NOVA「プライベートで練習程度に弾くだけならいい。念のため、結界を張った上でな。だけど、多くの聴衆がいる前で弾くと、奈落を呼び込む危険が想定される。アキラがクエスターとして成長して、難なく奈落を処理できるようになればいいが、今の未熟な状態ではむざむざ危険にさらさせるわけにはいかん、というのが魔術師連盟の総意だ」
晶華「私を狙う奈落の勢力を一掃するまでは、人前で楽器を演奏してはいけないのね(涙目)」
NOVA「あるいは、アキラの音楽を奈落が狙う理由がはっきり判明すれば、別の対処が可能かもしれない」
ダイアンナ「単に、奈落好みの音色ってだけじゃないのか?」
NOVA「ディオーネにとってはそうだが、実はもっと深い秘密が隠されているんだよ」
晶華「どんな秘密?」
NOVA「今はそれを語るべき時じゃない」
ヒノキ「まだ、GMとしても考えていないってことじゃな」
NOVA「とにかく、アキラの音楽には奈落が狙うだけの霊的、魔的な資質があって、それは彼女の母親から受け継がれたものなんだ。両親が行方不明になった理由にも関係していると推測されているが、魔術師連盟も現在調査中だ。連盟の中には、アキラを危険にさらさないように保護幽閉した方がいいのでは、と言う者もいたが、マーリンが反対した。それだけの資質があるのなら、クエスターとして成長させて、対奈落の戦力にする方が得策ではないか、と主張してな」
晶華「マーリンさんは魔術の師匠よね。私は戦力扱い?」
NOVA「いや、あくまで連盟の保護幽閉派に反論するための方便って奴だ。マーリンはアキラの幽閉を望んでいないが、自由を得るためには危険を克服するための材料、相応の力を示さないといけない。そして、議論の結果、ブライアン教授の意見で『護衛をつけよう』という話になって、魔術師連盟のディオーネと、アイギスの優秀なルーンナイトが抜擢されたんだ」
翔花「ああ。だから、わたしも関わって来るのね。アキラちゃんの護衛の1人として」
ヒノキ「上手く話をつなげたものじゃな」
NOVA「いろいろと設定をすり合わせて、久々にいっぱい考えてみました。ただの単発シナリオのはずなのに」
ヒノキ「勢い余って、キャンペーンシナリオまで作れそうな設定を考えたものじゃ」
PC間コネクションとカバー
NOVA「では、このタイミングで、PC間コネクションとカバーを決めてもらおうか」
ヒノキ「PC同士の関係性と表向きの立場じゃな。しかし、わらわと粉っちゃん、アッキーとダイアンナはほぼ関係が定まっておるぞ」
NOVA「ですから、まだ関係が決まっていないユイ→アキラ→ニック→ディオーネ→ユイで決めて行こうか、と。邂逅表でキャラへの感情を決めることになります」
翔花「わたしがアキラちゃんをどう思っているかってことね。53が出たわ」
NOVA「貸し。彼女には貸しがある」
翔花「う〜ん、貸し借りで考えたくはないわね。35だと?」
NOVA「同志」
翔花「奈落退治の仲間ってことね。それでいいわ」
晶華「仲間かあ。恩着せがましくされるより、いい関係性ね。じゃあ、私からニンニンちゃんね」
ヒノキ「ニックと言っておろうが」
晶華「最初にユイちゃんから、そう紹介されたから。33」
NOVA「友人。彼とはウマが合いそうな気がする。一緒に酒でも飲んだら楽しいだろう」
晶華「酒は飲まないけど、音楽で気が合うとか」
ヒノキ「ワタシは機械だからよく分からないが、キミの曲には勇気をかき立てられる何かがある。そのハートを失わせたくないものだな」
晶華「ロボットなのに、ハートがあるのね。バーニング・マシンハートってテーマで曲を考えてみる」
ヒノキ「じゃあ、次はワタシからディオーネさんへ。53。これは貸しだったな」
ダイアンナ「バイクに貸し? 何でよ?」
ヒノキ「プレイヤーのわらわは個人的に貸しがあると思うがのう。昨年ウルトロピカルの天空宮殿を建設する際に、手を貸してやったはずじゃ」
ダイアンナ「そのことは感謝しているが、個人的には日野木アリナを好敵手だと思っている」
ヒノキ「キャラとしてはとりあえず、忘れ物を家に取りに帰るような際に、バイクに乗せてやったということでどうじゃ?」
ダイアンナ「と言うか、執事がいるんだから、車はないの、車は?」
NOVA「キャラ作りの際に購入していないから、ない」
ダイアンナ「仕方ないから、足を借りるわ」
ヒノキ「ワタシに搭乗する権利はマスター・ユイに限定されマス。これは貸しにしておきマス……って感じじゃな」
ダイアンナ「うちの学校は、生徒のバイク通学は禁止なの。学校では表向き、あたしのバイクってことにしておいてあげるから、あたしに乗られておきなさい」
ヒノキ「仕方ないデスね。しかし、貸しは貸し、それとこれとは話が別ってことにしておきマス」
ダイアンナ「いちいち恩着せがましいバイク、と思ってる。では、あたしからユイちゃんに。55」
NOVA「幼子。彼女を見ていると保護欲が湧き上がって来る。守ってやらねばならない」
ダイアンナ「アイギスのルーンナイトって言うから、どんな奴かと思ったら、アキラちゃんと同じJKだった、とはね。だったら、何か楽器でも覚えさせて、2人セットでプロデュースさせるって手もあるわね。よし、2人まとめて、お姉さんが面倒を見てあげるわ」
翔花「自分のことは自分でできる。あなたの力は借りないんだから。超絶美形ヒロインをナメないで」
ダイアンナ「そういう生意気なところも可愛い……と思いつつ。伝説の聖闘少女と言っても、社会経験ではまだまだ未熟なんだから、と上から目線」
晶華「でも、ディオーネ先生も立派な社会人だとは思わないけど。世間知らずな貴族の令嬢だから、日本の社会ではいろいろとチグハグな言動が目立ってるし」
ダイアンナ「そういう文化の違いを示して、教えるのが、あたしの仕事だから問題ない」
NOVA「と言うことで、カバー(社会的立場)はユイとアキラが女子高生(高1)。ディオーネがALTの先生で、ニックが先生のバイクという設定で日常生活を営んでいることにしよう」
ダイアンナ「先生のバイクは、最新鋭のAIナビを搭載しているから、喋るところを見られてもそういう風にゴマかすことにするわ」
飛彩ユイのデータ完成版
★飛彩ユイ(プレイヤー:粉杉翔花)
・クラス:ファイター1レベル、レジェンド1レベル、ルーンナイト1レベル
・加護:《トール》《ガイア》《フレイ》
・能力値
体力14(+4)、反射15(+5)
知覚11(+3)、理知9(+3)
意志11(+3)、幸運13(+4)
特技
・ファイター:《戦士の手》《猛攻》
・レジェンド:《運命の予感》《大地の力》
・ルーンナイト:《ルーンウエポン:ブレイドルーン》《ルーンフィールド》《ルーンメタル》
ライフスタイル:工作員(財産ポイント2)
住宅:台所付き隠れ家(情報収集+1、HP&MP1D回復)
所持アイテム:衣服、携帯電話、ポーション、MPポーション、万能薬
装備品:ブレイドルーン、ラウンドシールド(時空鞘)、ルーンメタル
・戦闘値(装備および特技修正)
命中7(9)、回避6(7)、魔導3、抗魔4、行動9(戦闘移動力14)
ブレイドルーン攻撃力〈斬〉+11、クリティカル11
ルーンメタル&シールド防御点:斬5/刺5/殴4/炎氷雷2
耐久値23(+3)、精神値17
★飛彩ユイのパーソナルデータ
・カバー:女子高生(16才、高1)
・裏の顔:アイギスのルーンナイト
・シャード:緑の20面体、髪飾り(普段は小さなビーズ大だけど、ルーンメタル装着時は大きくなって額のティアラにセットされる)
コネ
・アイギスの折田志緒理(主人)
・FC社のブラックロータス(同志)
・神名アキラ(クラスメート、同志)
・ニンバー19(戦友)
・出自:神の恩恵(美形)
・経験:生ける伝説(名声)、コネを持つ人物への情報収集+1
・境遇:探索。個人クエスト「理想の追求」、人々を笑顔にする美味しい食事
翔花「キャラクターシートには、瞳の色や髪の色、肌の色や身長・体重を書く欄もあるけど?」
NOVA「その辺は自由に設定してくれて構わないが、正直、イラストを載せるわけでもないし、当リプレイでは割愛する。まあ、誰かイラストを描きたいという奇特な御仁が現れたら、後から追加設定してもいいが」
ヒノキ「必要なら、ナイトウィザードの萌えヒロイン作成チャートを流用して、ランダムに決めることも可能じゃしな」
NOVA「瞳の色や髪の色が、ストーリー上で問題になるような時は重要な設定だろうがな。日本人として無難なのは黒だろうが、アニメだとその限りではないし」
翔花「特撮だと、カラーコンタクトとかウィッグとかで特徴的な外見を演出することもあるけどね」
晶華「普段は地味な栗毛だけど、変身すると派手なパステルカラーになるとか、いろいろな演出にも使えるし」
NOVA「シャードの色が、そのキャラのイメージカラーだと思うが、シャードが緑色だと髪の色は違う色にしないと映えないだろうし、そうなるとルーンメタルの色まで考えないといけなくて、そういうのをあれこれ考える絵師さんとかもいるんだろうな。配色コーディネートまでバランスよく考える絵師さんには尊敬申し上げるぜ」
神名アキラのデータ完成版
★神名アキラ(プレイヤー:粉杉晶華)
アキラは漢字で晶羅だけど、ストーリー中はアキラと表記します
・クラス:アーティスト1レベル、ホワイトメイジ1レベル、ブラックマジシャン1レベル
・加護:《ミューズ》《イドゥン》《オーディン》
・能力値
体力9(+3)、反射9(+3)
知覚12(+4)、理知15(+5)
意志15(+5)、幸運13(+4)
特技
・アーティスト:《ミュージックデバイス:デモンズストリング》《勇気のロック&ロール》《栄光のプレリュード》
・ホワイトメイジ:《エンチャントウェポン》《ヒール》《マジックアーマー》《マジックシールド》
・ブラックマジシャン:《ファイアアロー》《シールエリア》《クイック》《ロケーション》
ライフスタイル:中流家庭(財産ポイント1)
住宅:小型施設(HP&MP1D回復)
所持アイテム:衣服、携帯電話、装飾品、MPポーション3本、時空鞘
装備品:楽器〈デモンズストリング〉、マジックバリアリング
・戦闘値
命中4、回避4、魔導7、抗魔7、行動10(戦闘移動力15)、攻撃力0
防御点:斬刺殴3
耐久値16、精神値24
★神名アキラのパーソナルデータ
・カバー:女子高生(15才、高1)
・裏の顔:音楽に秘められし魔力を扱う魔法奏者
・シャード:橙の直方体、防具(指輪)にセット
コネ
・魔術師連盟のマーリン(師匠)
・奈落のレイスナイト(憎悪)
・ニンバー19(友人)
・ディオーネ・J・B(うっとうしい保護者)
・出自:探究者(情報:魔法)、クエスター、奈落、シャードなどに対する情報収集+3
・経験:学校関係者(情報:噂話)、街やネット、学校などの噂に対する情報収集+3
・境遇:継承。個人クエスト「力の伝承」、誰かを助けることで、両親の力と精神を継承していかなければならない
ニンバー19のデータ完成版
★ニンバー19(プレイヤー:日野木アリナ)
愛称はニックだと本人は主張するが、ユイを初めとする仲間はニンニンと呼ぶ。
バイク時はニンバー19だが、戦闘ロボット形態だとバトルニンバーと呼称。しかし、ユイはニンニンバーと呼ぶ。一応、漢字で「人忍馬」と言う理由らしい。
・クラス:マシンヘッド1レベル、スカウト1レベル、リターナー1レベル
・能力値
体力11(+3)、反射15(+5)
知覚13(+4)、理知11(+3)
意志9(+3)、幸運14(+4)
特技
・マシンヘッド:《タイプ:ヴィークル》《タイプ:ビッグボディ》《マシンアームズ》
・スカウト:《ダブルウェポン》《奇襲攻撃》
・リターナー:《マインドロック》《光刃剣》《時空間移動》
ライフスタイル:工作員(財産ポイント2)
住宅:コンピューター付き小型施設(情報収集判定+1、HP1D&MP1D回復)
所持アイテム:衣服(外装)、携帯電話(内蔵通信機)、MPポーション(予備バッテリー)
装備品:光刃剣、スラッシュブレイド、ブレイクガン
・戦闘値
命中7、回避6、魔導4、抗魔3、行動13(戦闘移動力18、ヴィークル形態時は3倍の54)
接近戦:命中7、攻撃力〈光〉+11(クリティカルダメージ+2)
ブレイクガン:命中5、攻撃力〈殴〉+7、範囲(選択)
ビッグボディ防御点:斬4刺殴3
耐久値18、精神値14
★ニンバー19のパーソナルデータ
・カバー:バイク
・裏の顔:未来から来た勇者サポートロボ
・シャード:濃青色の球体、ペンダント状のパーツとして胸部、バイク時はフロントカウルにセットされる
コネ
・FSの高坂橙子(同行者)
・サジッタ社のアルミナ・エッシェンバッハ(ビジネス)
・ディオーネ・J・B(貸し)
・飛彩ユイ(主人)
・出自:異世界生まれ(情報:異世界)、世界樹、シャードなどに関する情報収集+3
・経験:傭兵改め戦闘マシン、戦闘関連、怪物に関する情報収集+1
・境遇:正義。個人クエスト「人を助ける」。困っている人を放っておけない
ディオーネ・J・Bのデータ完成版
★ディオーネ・J・ブランシュタード(プレイヤー:ダイアンナ・ジャックイーン)
Jはジョセフィンの略
・クラス:ダンピール1レベル、ブラックマジシャン1レベル、サモナー1レベル
・加護:《エーギル》《オーディン》《ブラギ》
・能力値
体力11(+3)、反射9(+3)
知覚12(+4)、理知15(+5)
意志15(+5)、幸運11(+3)
特技
・ダンピール:《夜の血》《狩場展開》《影剣》
・ブラックマジシャン:《ノック》《アイスブリット》《サンダーフィスト》《マジックキャンドル》
・サモナー:《サモンカード》《スペルブック》《マルチドロー》
ライフスタイル:当主(財産ポイント3)
住宅:ふかふかベッド付き豪邸(購入判定可能、HP1D回復)
所持アイテム:衣服、携帯電話、装飾品(マント)、ポーション、MPポーション、エキストラ(執事とメイド)
装備品:影剣、マジックバリアリング
・戦闘値(装備および特技修正)
命中4(5)、回避3、魔導8、抗魔7、行動9
影剣の攻撃力〈斬〉+7
リング防御点:斬刺殴3
耐久値17、精神値23
★ディオーネ・J・Bのパーソナルデータ
・カバー:学園のALT(外国語指導助手)、旧家の女伯爵
・裏の顔:半吸血鬼の呪符使い
・シャード:薄青色の十二面体、指輪にセット
コネ
・ブライアン・ゴールディ(恩人)
・豊城瑠璃伽(借り)
・飛彩ユイ(幼子)
・神名アキラ(溺愛、執着)
・出自:有名人(人脈)、ディオーネの登場シーンへの登場判定+2
・経験:ディレッタント(博識)、書物やネットなどを介する情報収集+1
・境遇:渇望。個人クエスト「世界征服」。推しのアキラの音楽を世界に広げるための活動
ダイアンナ「学園の女教師になったので、服装がゴシック調ドレスってわけにはいかなくなりました。シックな黒のスーツを身につけて、優雅な物腰の男装の麗人として振る舞うことにするわ」
晶華「シック……病的ってこと?」
ダイアンナ「それはシックの意味が違う」
NOVA「病気のシックは、英語でsick。服装のシックは、フランス語でchic。上品で落ち着いた、エレガントな雰囲気を表す」
ダイアンナ「伯爵令嬢のイメージだったが、当主だからな。もう少し大人感を強調した方がいいと見た。ゴシックドレスはメイドのリベルタに着せて、あたしは中性的な宝塚路線を目指そうと思う」
NOVA「キングオージャーのヒメノ女王よりは、ゴッカンのリタ裁判長の方向性か」
ダイアンナ「表向きはミステリアスな社会人。だけど、自分の屋敷ではアキラの曲にハアハアしてる」
晶華「ちょっと、何よそれ?」
ダイアンナ「外で楽器を鳴らすことは、魔術師連盟に禁止されているんだ。しかし、我が屋敷なら自由に練習していいぞ。推しの音楽を独り占めできるなんて、それはそれで至福の境地だが、しかし、夢は大きく世界征服だからな。アキラの曲が人々の心を潤せる日が来るのを願いながら、今は雌伏の期間だ。奈落を倒しながら、魔術と音楽を極めるための修行の日々としよう。そのために、あたしもコツコツお金を貯めて、推しに貢げるように努力するのだ」
晶華「いろいろ感謝はしてるけど、この距離感は苦手なのよね。たぶん、中学2年のときに事件に巻き込まれて、クエスターの世界を知った。それから1年ほどは魔法の勉強と受験勉強で鬱屈した日々を過ごして、高校に入る辺りで、ようやく護衛付きの自由を手に入れた。学校では、軽音部でバンドをやりたいと思っていたんだけど、音楽を外で鳴らすことを禁止されて、いろいろ悶々としている。だから、奈落が出て来ると、思いきりシャウトしてたりします」
ヒノキ「渇望と青春の苛立ちを曲に託している感じか」
最後に
NOVA「これで、ここでのキャラ作りは一通り終了だな」
ヒノキ「あとは、屋久島(ウルトロピカル)に舞台を変えて、ガイア様の御許で神前TRPGを行うわけじゃな」
翔花「でも、その前にドンブラ映画を見てからにしましょう」
NOVA「ああ。当初の予定では、春期にキャラ作りをして、ゴールデンウィーク前にセッションを終わらせるつもりだったが、2週ほどズレ込んでしまったからな。と言うことで、一度、休憩を挟んでから屋久島で再集結するとしよう」
ヒノキ「うむ。その間に、ソード・ワールドのGM引き継ぎが上手く行くか、見ておきたいしのう。よろしく頼むぞ、リナTよ」
リナT『うむ。わらわめに安心して任せて下されなのじゃ、シスター・アリナ』
晶華「リバTちゃんと、リナ老師の口調が混じって、会話機能が少し変ね」
ヒノキ「じきに慣れるじゃろう。では、2週間後にまた屋久島で会おう」
Wショーカ『お世話になりました(ペコリ)』
ダイアンナ「次は、あたしがホスト役で世話する番だな」
ヒノキ「まあ、舞台は天空宮殿ではなくて、屋久島の地上じゃからな」
晶華「お世話してくれるのは、ドルイ道おじさんになりそうね」
ヒノキ「ハイラス様に再会できるのが楽しみじゃ」
(当記事 完。アルシャードのプレイは、ウルトロピカルにつづく)