花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

魔人ハンターVSトロール兄弟(SWミストグレイヴ3ー8)

結成・トロイカル部!?

 

GM(ヒノキ)「今回は第3部のクライマックスバトル回なのじゃ」

G太郎(ゲンブ)「何と。上層階を全部探索して、第3部を完結させるつもりだったのに」

GM「それは第4部に入ってからの展開とする。今のトロール打倒ミッションを片付け、人魚の女王と対面するだけでも、10話ぐらいになってしまいそうだからのう。第3部もあと数回で終わらせて、すぐに第4部に切り替わる方がキリが良いという判断じゃ」

G太郎「すると、第3部は隠者ヴァラルトと出会い、ゴブリン王と盟約を結び、魔窟に初挑戦し、コンビニ計画を発動し、後は人魚イベントとトロール兄弟を始末して完結でござるな」

デル(リトル)「ところで、トロール兄弟が【肉の穴】に向かっているという情報があったよなぁ。オラたちも至急、後を追わないと、解放軍が窮地に陥ってしまうぅ」

ホリー(シロ)「知り合いがピンチなのを見過ごすわけにはいかない。G太郎、急ごう」

G太郎「ああ、これより我ら烈火団は、トロールに対して怒りをぶつける部、すなわちトロイカル部として行動を開始する。幸い、人魚のローラも一緒でござる」

GM「ローラじゃなくて、シアニッサという名前じゃぞ」

ホリー「シアニーさんと呼ぼう。ところで、人魚の足はどうなってるんですか?」

GM「ウィークリング種は鱗の生えた人の脚を持っているが、通常の人魚は下半身が完全に魚で、地上での行動に2点のペナルティーを伴う。ラミアと違って、特に人化の能力は持っていないようじゃから、何かの魔法がなければ魚のままじゃろう」

ホリー「だったら、イノセントに乗せて運ぶといいな。陸上の人魚はあまりに不便だから、早く故郷に帰してあげたいけど、今は非常事態だ。事情を話して、少しの間、ボクたちの本部に付き合ってもらおう。用事が済めば、必ず故郷に送り届けてあげるから」

GM「丁寧な説明に、シアニーは納得してくれた。では、22日めの深夜、お主たちは本部に到着した。20日の朝に出発して以来じゃから、2日ぶりとなるかのう」

G太郎「3ヶ月ぶりのような気がしていたが、今、帰ったでござる。非常事態ゆえに、またすぐに旅立たねばならんが」

GM「神殿の長のワジマと補佐役のメルは、お主たちの慌てぶりに事情を知りたがるが?」

G太郎「トロール兄弟という蛮族のならず者が、解放軍の拠点を襲撃しようとしていると情報を聞きつけてな」

メル『それは大変。至急、マルクス様に連絡をとってみます』

デル「連絡なんて、簡単にとれるのかぁ?」

GMラクシアには〈通話のピアス〉というマジックアイテムがあってのう。非常時の連絡用に、マルクスがメルに渡していたのじゃよ。1日10分だけ会話ができる」

ホリー「そいつは便利だ。ボクたちも持っていた方がいいのでは?」

G太郎「一セット2万ガメルもするから、手軽な買い物とは言えんでござる。まあ、解放軍と連絡がとれるなら話は早い。今はどうなっているでござるか?」

GM「どうやら、トロール兄弟はまだ【肉の穴】に到着してはいないらしい。メタなことを言えば、お主たちが現地に到着するまでは戦いは発生しないということになっておる。だから、MPを回復するために休息をとっても構わないぞ」

G太郎「そうは言っても、いつ襲撃があるか分からない以上は、のんびり休憩ってわけにはいかないでござろう」

GM「この辺のゲーム処理をどうするかじゃが、烈火団本部から解放軍の拠点まで3区画あり、普通に移動するなら12時間掛かるという計算になる。その間に、休息をとらなければ徹夜ペナルティーが発生するので、1tbの仮眠はGMとして推奨する次第じゃ」

デル「どんなに急いでも12時間掛かるのかよぉ。もっと何とかならないのかぁ?」

GM「移動に時間が掛かりすぎるのは、このシナリオでは負担が大きいのう。それを補う手段として、ランダムイベントで発生するケンタウロス・タクシーで上層階のどこにでも瞬時に送り届けてくれるのじゃが、何ぶんランダムじゃからな。タイミングよく発生するとは限らん。そこで使い勝手を良くするため、【烈火団本部】【肉の穴】【物乞い市場】【コボルド窟】には固定タクシーが設置されていて、青いライン上は1tbで送り届けてくれるようにした。ただしタクシー代として、1人100ガメル分のアイテムを払ってもらうが」

G太郎「なるほど。300ガメルで拠点間移動が容易になるということでござるな。では、その状況に安心して仮眠をとらせてもらうでござる。今は深夜であるから、夜明け前まで眠りに就いて、翌朝すぐに食事をとってタクシー使って【肉の穴】に直行するとしよう。決戦のときは、23日めの昼前ってことで」

●ミストグレイヴ上層階の地図

(青字は拠点および宿泊可能地点。赤字は現在地。

 緑字は新規に記入。青いラインは安全ルート)

 

              ?
              l

蛇の酒蔵ー凱旋門ー岩棚のーゴミ溜め窟ー?

(梯子) (魔窟) 城塞  l

  l   l   l   l
コボルド窟ー無限ー隠者のー地底湖の畔ー?

      金床  迷路  

         l   l

     大水車ー烈火団煌びやかな 

         本部 大通路

         l   l

   物乞い市場ー 騎獣ー水没通路

    (蜜蜂) 調教所 (梯子)

         l

     肉の穴ー処刑遊戯場

    (解放軍) 

 

戦のとき

 

ホリー「アリナ様、本部で買い物はできるのですか?」

GM「ああ、出発前にそれぐらいの時間はあるものとする」

ホリー「ああっ。だけど人魚のシアニーを購入する代金で、みんなでお金を出し合ったから、ボクの手持ちは1000ガメルに足りないッ。〈宗匠の腕輪〉で器用度ボーナスを上げるつもりだったのに」

デル「ホリー姐さん、オラがお金を立て替えようかぁ? オラも〈怪力の腕輪〉を買って筋力ボーナスを上げるつもりだし、事はついでって奴さぁ」

ホリー「おお、弟分に腕輪代を恵んでもらえるなんて。ダメなお姐ちゃんでゴメンね(涙)」

デル「ホリー姐さんは心配で放っておけないんだぁ」

ホリー「では、デルに1000ガメル分の貸しができて、器用度ボーナス+4と。トロール兄弟がしっかりお金を持っているといいなあ」

デル「こっちは2000ガメル分を支払って、筋力ボーナス+4。今回は出費が多いなぁ」

G太郎「ミッション達成報酬はどうなっているでござるか?」

GM「ムルカグンドリから、1人辺り〈真鍮戦士勲章〉を6つもらえることになっておる」

G太郎「真鍮勲章は250G分の価値だから、1人1500ガメルってところか。仕事料の相場としては、冒険者レベル3〜4相当だと」

ホリー「ボクたちにとっては妥当な金額だな」

デル「でも、今回は金が全てじゃないだろぉ。友だちのピンチを助けに行くんだからさぁ」

G太郎「ああ。マルクスたち解放軍には、いろいろ世話になっているからなあ。恩義には報いなければ、マッスルG太郎と烈火団の名がすたるでござるよ」

GM「なお、出発前に騎獣の世話係のヒンソンが顔を見せて、『イノセントのやる気パワーはばっちりだ。今回の戦いでは運命変転も使えるぞ』と言ってくれる」

ホリー「おお、そいつは助かる。さすがはヒンソンの旦那だ」

GM「さらに、ケンタウロス・タクシーの面々も顔を出す。『オレたちもヒンソンの旦那には世話になっているからな。烈火団に雇ってもらえて、安定した仕事に就けたってもんよ。ここで恩返しさせてもらうッス』とあいさつして来るのじゃ」

デル「いつの間にか、烈火団の仲間たちが増えて来ているんだなぁ」

G太郎「ああ。人の絆とはこういうものかもしれん。これまで出会って、助け助けられた縁が巡りに巡って、クライマックスに集まって来る。燃えて来たでござるよ」

GM「そしてメルが『ご武運を祈ります』とホリーに告げ、ワジマが『グレンダール神官の心意気を爆発させて来い』とデルニールを激励し、G太郎にはハルトが『ショータイム頑張ってね』と目を輝かせて応援してくれる」

G太郎「おお、将来のウィザード候補でござるな。私も以前にマッスルウィザードを目指した男として、華麗な蹴り技キックストライクでトロール兄弟を撃退して来るでござる」

 

GM「そしてケンタウロスの背中に乗って、烈火団は出陣するのじゃ」

ホリー「イノセントは戦場に到着するまで、フィギュア状態にしているってことで」

GM「なお、ケンタウロスは運び屋に過ぎないので、戦闘には参加しない。一応、彼らなりに支援はしてくれるのじゃろうが、お主たちのバトルとは異なる背景で戦っているという扱いじゃ」

G太郎「背景って、それほど大規模な戦いになるのでござるか?」

GM「第3部のクライマックスじゃからな。トロール兄弟率いる蛮族ならず者軍団と、ラルカン率いるジーズドルフ解放軍の防衛部隊の激突する戦場に、お主たちが駆けつけて来るという演出じゃ」

G太郎「ただの暗殺仕事ぐらいに思っていたが、これほど大規模なものになろうとは」

GM「煌びやか通路で戦うなら、せいぜい新撰組池田屋襲撃事件程度の規模をイメージしておったが、肉の穴が舞台なら解放軍との戦場を背景にする方が盛り上がるという考えじゃ。もちろん、トロール軍の襲撃は、お主たちが事前に警告していたからこそ、マルクスが迎え撃つ準備をできたと言えよう。さもなくば、奇襲攻撃で一方的に蹂躙されていたやもしれぬ」

G太郎「なるほど。そして、敵軍大将のいる本陣に我々、駆けつけて来た烈火団が伏兵的に奇襲攻撃を仕掛けるという形でござるな」

GM「そんな感じじゃろう。では、戦場に烈火団が駆けつけて、名乗りを上げるシーンからロールプレイするとしよう」

ホリー「何も言わずに、不意打ちするってのは?」

GM「それでも良いが、バトルは普通に処理するぞ。不意打ちだから、そちらが有利ということはない」

G太郎「ならば、ここは烈火団の名を挙げるためにも堂々と振る舞った方がいいでござるな。一応、驕王から請け負ったミッションでもござるし、ついでに驕王ポイントを稼ぐチャンスでもあろう。こっそり暗殺よりは、派手に行くべし」

GM「では、トロール兄弟のロールプレイをしよう」

 

弟ロル『兄者、人族の連中、思ったよりも粘りますぜ。まさか、我らの襲撃を察知して、準備を整えていたとは』

兄トル『そうでなくては面白くない。これぞ久しく感じなかった戦場の風よ。戦神ダルクレムの名にかけて、無抵抗の連中をただ虐殺するよりは、戦の場で大いなる武勲の元に勝利の宴を満喫する喜びは何ものにも代え難い至福の心地。さあ、そろそろ我らも戦場に出るとするかあ』

弟ロル『へへへ。我ら兄弟が参戦すれば、いかに人族が抵抗しようとも、無駄無駄無駄ァッ! 怯えた奴らのはらわたを貪り尽くしてくれるわ』

 

デル「兄貴はまだ武人って感じだが、弟はいかにも蛮族っぽい狂戦士だなぁ」

ホリー「こういう奴だと、心置きなく倒せるってものだ」

G太郎「では、出陣しようとするトロール兄弟の前に颯爽と姿を現すでござる。『待てッ! 貴様らの相手をするのは我々だ!』」

トロール兄弟『何だ、お前たちは?』

デル「人呼んで烈火団! またはトロール兄弟の非道に怒りの炎をたぎらせるトロイカル部だぁ!🔥」

ホリー「トロでイカだと、まるで寿司ネタみたいだけどな」

G太郎「海産物は人魚とも相性がいいでござるが、それはさておき、驕王ムルカグンドリの依頼により、お前たち兄弟の命を奪いに来た!」

弟ロル『ムルカグンドリだと!? たかがゴブリンに雇われた刺客なぞ、返り討ちにしてくれるわ!』

兄トル『いや、弟よ。烈火団の名、聞いたことがある。もしも、奴らが本当に烈火団なら、ナメて掛かっては危険だ。ここは全力で迎え撃つぞ。者どもよ、出会え出会え』

GM「そう言って、トロール兄弟は手下を召喚する」

ホリー「え? アリナ様。トロール2体の他にまだ出て来ると?」

GM「シナリオに書いてあるとおりじゃ。さあ、手下は何が出てくるかのう? (コロ)トロールがもう一体」

デル「実は三兄弟だった!?」

GM「長兄がトル、次兄がロルで、3体めの名前は何にしようか困ってしまったが、こういう時のためのアウトロー本。蛮族の名前決定表を振って……ヌル(名無し)じゃ」

末弟ヌル『我が名はヌル。名前はまだない。兄2人よりも弱いゆえ、表には出ない影として扱われ、地位もなく、姿もなく、人知れず暗殺任務に従事して来た。しかし、今こそ武勲を挙げて、トロール3兄弟に末弟ヌルあり、と世に知らしめるものなり。烈火団よ、いざ尋常に勝負されよ』

G太郎「何だかいきなり出てきて、いきなりキャラ立ちしてしまった3人めでござるが、とりあえず魔物知識と先制判定。(コロコロ)魔物知識は13で、先制判定は18でござる」

GM「弱点は抜けなかったが、レベル6蛮族で、兄2人は剣のかけら入りでHP80。末弟ヌルだけは普通のトロールでHP50じゃ、それと、イノセントも今までは省略していたが、弱点隠蔽判定を行う必要がある」

ホリー「どうして?」

GM「敵が知的で魔法を使うタイプであるなら、騎獣の弱点を見破る可能性があるからのう。ライダー技能+知力で14以上なら、弱点を見抜かれずに済むぞ」

ホリー「基準値5だと厳しいな。ダメだ、6しか出ないので、弱点を見抜かれた」

GM「ならば、イノセントへの攻撃は物理ダメージ+2になるってことで、戦闘開始じゃ。トロールは3体とも前衛に出て来る」

デル「第3部最大のクライマックス戦闘だぁ!」

 

死闘乱戦トロイカル部

●戦闘開始時の状況

 

長兄トル(HP80)

次兄ロル(HP80)

末弟ヌル(HP50)

 

G太郎(HP51/51   MP30/30)

デル(HP31/31   MP30/30)

ホリー(HP25/25   MP28/28)

イノセント(HP49)

G太郎「では、最初の4回キックで次兄ロルを落とすことに挑戦してみるでござる。相手の防護点5点を考えると、全部で100点ダメージを与えたなら、瞬殺できる計算でござるが、8回ダイスを振って、一度でもピンゾロが出ると失敗という賭けでござるな。準備として、【マッスルベアー】と【ジャイアントアーム】でダメージ+5に強化して命中判定。よし、4回とも命中して、ダメージは29点、25点、24点、25点。総計103点でござる。瞬殺成功」

GM「G太郎の目にも止まらぬ連続蹴りを受けて、トロール兄弟の次兄ロルは何が起こったか分からぬまま、ズズーンッと地に倒れ伏した」

末弟ヌル『バカな。あの強かったロル兄者が一瞬で!?』

長兄トル『だから言ったのだ。烈火団は危険だと。どうやら、あの男が噂のお笑い芸人、マッスルG太郎らしいな。奴の蹴りをまともに受けると腹筋が崩壊して、地獄の魔神の笑いに苛まれながら息絶えるという、恐るべき暗殺拳法の使い手だと』

G太郎「何だか妙な誤解が広がっているようでござるな」

ホリー「当たらずと言えども遠からず、だと思うが。とにかく、残りは2体。レベル6は格上のため、若干の不安はあるが、末弟のヌルはボクとデルとイノセントが相手する。G太郎は長兄の相手を任せた」

G太郎「4回蹴りは最初のラウンドだけなので、長兄は瞬殺というわけにはいかないだろうが心得たでござるよ」

ホリー「では末弟に突撃だ。威力を少しでも高めるために武器はジャベリンで、練技【キャッツアイ】で命中+1して魔力撃。命中基準値は8で、ダイス目は4。これじゃあ当たらないけど、イノセントの攻撃。今度は達成値16で命中。さすがはイノセント。ダメージは11点」

GM「防護点5点を減らして、6点くらった。残りHPは44点じゃ」

デル「ではオラの番。お前、ヌルって言うのかぁ。オラはデル。名前は似てる気がするが容赦はしねえ。ホリー姐さんをかばう宣言してから、【マッスルベアー】【ビートルスキン】【キャッツアイ】でしっかり強化して、シェルブレイカーを叩き込むぅ。命中達成値は18。当たったのでダメージは……16点だぁ」

GM「11点くらって、残りHPは33点。では、反撃に移るとしよう。ヌルはデルニールを好敵手と見て、狙ってくる。命中は16じゃ」

デル「回避4じゃあ、6ゾロじゃないと避けられねぇ。当てられたので、ダメージをくれぇ」

GM「おっと、全力攻撃を宣言し忘れておったわ。普通にダメージで16点じゃの」

デル「防護点は12だから、4点くらって、残りHP27点。まだまだぁ」

GM「問題は長兄の行動じゃな。こやつはバカではないので、グラップラーのG太郎をただ殴っても、カウンターされることは分かっている。ならば、ここは神聖魔法の出番じゃな。戦神ダルクレムに祈り、倒れ伏した弟ロルに覚醒呪文【アウェイクン】をかける。ロルはHP1点で起き上がり、G太郎に殴りかかろうとして、兄に止められる。そして兄の命令に従って、邪悪な神聖魔法の【フィアー】を掛けるのじゃ。全員、精神抵抗12を行うがいい」

G太郎「ちょっと待つでござる。その魔法は対人族呪文。この状況でそれを仕掛けると……」

GM「ヒヒヒ。相手はルーンフォークのG太郎狙いで仕掛けたのじゃろうが……」

G太郎「デルご主人や、ホリー嬢ちゃんの正体が人族であることがバレてしまうでござるか」

GM「さあ、精神抵抗するがいい」

G太郎「私は問題なく成功でござるが……」

デル「オラも12で成功したさぁ」

ホリー「ボクは10で失敗……」

GM「ホリーは邪悪な神聖魔法の生み出す恐怖にガタガタ震え出す」

G太郎「いかん。この呪文で恐怖心に駆られるのは、人族かアンデッドのみ。嬢ちゃんの正体がバルカンではなく、人族だとバレるのは危険だ。ここは剣の恩寵を使って、嬢ちゃんの達成値を+2するでござるよ」

ホリー「だったら、震えるボクの心に、ガルドの声が聞こえてくるとしよう。『やれやれ。ホリー嬢ちゃんは今だに蛮族相手にブルブル震えて、泣きじゃくってるのかあ? そんなんじゃあ、生き残れないぜえ。嬢ちゃんはあの日、蛮族に復讐を誓ったんじゃないかあ? それとも、もう生きることを諦めるのかあ? いっそのこと絶望の闇に心を委ねて、壊れてしまう方が楽になれるかもなあ』」

G太郎「いや、私の中のガルドは、そんな酷いことは言わないでござるが」

ホリー「ボクの中のガルドは言うんだよ。そして、ガルドに焚き付けられたボクはこう返す。『黙れ、悪魔。お前はボクの中から消えたんだ。お前なんかいなくても、ボクは絶望しない。心をしっかり保って、魔法使いの道を歩むんだ。光あれ』」

GM「すると、ガルドの闇とともに恐怖は消える」

ホリー「おのれ、蛮族。もう一度、あの日の絶望を呼び起こそうとするなんて。だけど、ボクはあの日の弱いままの自分じゃない。何もかも失った一人きりのボクじゃない。イノセントや、デルや、G太郎という仲間がいるんだ。だから、ボクは負けない!」

 

●1ラウンドめ終了時の状況

 

長兄トル(HP80)

次兄ロル(HP80→0→1)

末弟ヌル(HP50→33)

 

G太郎(HP51/51   MP24/30)

デル(HP27/31   MP21/30)

ホリー(HP25/25   MP25/28)

イノセント(HP49)

G太郎「それにしても、神聖魔法の使い手がいると、倒した敵も【アウェイクン】で起こされるから、鬱陶しいでござるな」

ホリー「だけど、HP1だったら、すぐにまた倒せるさ。こういう時こそ、《魔法拡大/数》を持った攻撃魔法使いが役に立つとき。トロール3兄弟に対して、3倍拡大した【エネルギーボルト】を撃つ。これで確実に次兄は倒せる」

G太郎「ピンゾロさえ出さなければな」

ホリー「イヤなことを言うなよ。ここは念のため、剣の恩寵を使って達成値+4をしておく。せっかくMPを15点も使うんだ。できるだけ多くのダメージを与えたい。この光の矢が全ての闇を撃ち貫く! (コロコロ)出目8。魔力4に達成値+4して、合計16。これでどうだあ!?」

GMトロールの精神抵抗は15じゃが、剣のかけら入りは+2ボーナスされるので、末弟のみが抵抗に失敗した」

ホリー「仕方ない。長兄に5点の半減で3点、次兄に6点の半減でやっぱり3点、最後に末弟に7点」

GM「では、次兄のロルが再度ズズーンッと倒れ、後の2体はちみっとダメージ」

ホリー「イノセント行けえ。命中は13」

GM「回避は14で避けた」

デル「次はオラの番だぁ。グレンダール様の特殊神聖魔法【ヒート・ウェポン】でオラの武器が真っ赤に燃えるぅ。でも、命中は12で失敗……じゃなくて、運命変転して強引に当てるぅ。命中18で当てて、ダメージは21点」

GM「16点をくらってしまった。さっきの7点と合わせて、23点減らして、残りHPは10点じゃのう」

ホリー「次のラウンドで倒せそうだな」

G太郎「では、こちらも行くでござる。マルチアクションを宣言して、自分に【ファイア・ウェポン】。烈火団の名前のとおり、燃えるキックでダメージアップ。2回攻撃を当てて、ダメージは31点と、クリティカル来たー、振り足して39点でござる。合計70点」

GM「防護点で10点減って、60点か。残りHP20点じゃな」

G太郎「こちらも、次で落とせそうでござるな」

長兄トル『まさか、烈火団がこれ程とは。我らトロール3兄弟がたった30秒足らずで全滅に追い込まれるだと?』

末弟ヌル『兄者。こうなったら、死なばもろとも……』

長兄トル『いや、ヌルよ。お前は影。兄2人が死すとも、お前は闇に隠れて生き延びるのだ。それこそ、お前が影となった理由。お前を逃がすために、わしは全力を尽くす。兄の死を無駄にするな!』

GM「そう言って、長兄トルはG太郎に決死の特攻を仕掛けるのじゃ。命中16」

G太郎「カウンターで蹴り返す。命中したが、ダメージはピンゾロ!」

長兄トル『何故、トドメを刺さん』

G太郎「ダイスの神の思し召しでござる」

長兄トル『ふざけたことを。弟を殺されて、兄がみすみす生き残れるものか。お前がトドメを刺さぬと言うのなら、わし自ら!』

GM「そう言って、トロール3兄弟の長兄は手にした爆弾で自爆した」

G太郎「はい? そんな物騒な物を隠し持っていたでござるか?」

GM「あくまで演出じゃ。だからダメージは食らわなくていいぞ。そして、その爆発に紛れて、末弟のヌルは逃げたってことで」

G太郎「ちと進め方が強引ではござらんか?」

GM「どうせ、次のラウンドで勝負はつくので、省略したまでじゃ。まあ、経験点と戦利品は、3兄弟全てを倒したものとして扱うので、勘弁してくれ」

ホリー「一人逃がしてしまったか」

デル「影のトロール末弟ヌル。再びあいま見える時が来るのだろうかぁ」

GM「まあ、突発的に出てきたキャラじゃが、何故か愛着が出てしまったものでな。次は修行して、ダークトロールとして出て来るやもしれぬ」

 

 この戦いで得た経験点は180点と、★1個。

 戦利品は、剣のかけら12個、黒鉄勲章4個、トロールの血(100G)×3、大きな武器(300G)が1個、そして150G分の値打ちのある宝石8個となった。

 

もう一人のトロール

 

GM「大将が自爆して果てたことを戦場で伝えると、残された烏合の蛮族集団は散り散りになって逃げて行くので、この戦もこれで終わりじゃ」

G太郎「では、戦場に向けて高らかに呼ばわろう。トロール兄弟を討ったのは、北の驕王ムルカグンドリと盟約を交わした魔神ハンター・烈火団だ、とな。今後、この南の地を荒らす者は烈火団とガンツフォートの驕王を敵に回すと知れ!」

GM「では、驕王の名前がどれだけ効果的だったか、1Dを振れ」

G太郎「4。そこそこでござるな」

GM「『北の驕王だと? ついに、南にも勢力を伸ばすと言うのか?』『トロールすら勝てない大ゴブリンだと聞くぜ』『驕王に睨まれるだけで、死ぬらしい』『これからは驕王の時代か』と蛮族の間で語られるようになり、驕王ポイントが4点貯まった」

G太郎「これが31点になったら、北の地にコンビニを開店できるでござるな。驕王が用心棒を務めるコンビニだから、荒らされることはない」

 

GM「そこへ解放軍の将軍ラルカンが姿を見せる。『おお、烈火団の勇者たちか。諸君の協力のおかげで、難局を乗り切ることができた。トロールの率いる軍団なんかが攻めて来たら、ろくに準備ができていなかった我々は駆逐されていたに違いない。この襲撃があることを事前に教えてもらっていたおかげで、ギリギリ対応できたってところだ。感謝する』と頭を下げる」

デル「解放軍のみんなが無事なら何よりさぁ」

GM「『本当にデルニール様もご無事で』と元密偵娘のカレンが駆け寄ってくる」

デル「カレンさん? どうして戦場にぃ?」

ラルカン『ああ、彼女は足が速いので、戦場での伝令役を任せていたのだ。彼女のたっての希望でな』

ホリー「実は、お仲間のセバスチャンの事なんだが……と言いにくいことを口にしよう。これが形見の品だ、と400ガメル入りの財布を渡す」

GM「『そうですか。セバスチャンが……』と涙ぐみながら、カレンは400ガメルをお主たちに差し出す。『解放軍で働いている今の自分が持っていても仕方ありません。それよりも、あなた達の活動に役に立ててもらえた方が、同じ密偵としてセバスチャンも喜ぶはず』と言うことじゃ」

G太郎「では、正式に報酬としていただくでござる」

GM「それから、ラルカンはお主たちに『奥に入って休むがよかろう。それにマルクス様に北の情報を伝えてくれ。カレンも彼らと一緒に帰るといい。俺も戦場の後始末をしたら戻るから』と言い伝える」

G太郎「では、マルクス殿のところへ参ろう」

 

GMマルクスのいる解放軍の作戦会議室に入ると、そこにはマルクスの他に、トロールの巨体が見えた」

ホリー「また、トロール!? 逃がした暗殺者か?」

イゴール『いや、違う。俺だ、エルフの密偵イゴールだ』

デル「誰だったかなぁ?」

G太郎「一番最初に会って、それっきりの密偵でござるなあ」

GM「リアルタイムでは、ほぼ1年前に会ってそれっきり。ゲーム内時間でも、20日ぶりに出会った最も地味キャラな密偵じゃ」

G太郎「確かに、魔動機オタクのアム、ギャンブラーのニコ、勲章コレクターのオスカル、裏切り者のシル・メリルに比べて、イゴールは一番最初に会った以外の個性が見えないでござるなあ」

GM「『密偵とは個性が薄い方がいいのだ』とイゴールは発言する。『それに比べて、お前たち烈火団は目立ち過ぎるんじゃないか。密偵の風上にも置けん』と苦笑を漏らす」

ホリー「で、そのイゴールさんがこの解放軍に何の用なんだ? トロールが攻めてくる戦場に、トロールの姿じゃ不味いんじゃないか?」

イゴール『だから、ここで大人しく待機してたんだよ。元々、トロール兄弟の襲撃を解放軍に知らせに来たのは俺なんだからな』

デル「そうなのかぁ?」

マルクス『ああ。だが、トロール姿の密偵が、トロールが攻めて来ると言って来ても、どう対応したらいいか戸惑ってな。そういうタイミングでメルから連絡があったんだ。烈火団からの情報で、襲撃は間違いないって話になって準備を整えた次第』

ホリー「つまり、イゴールよりもボクたちの方が信用されているってことだな」

G太郎「いや、単純にタイミングの問題でござろう。もしも、烈火団からの情報が先だったとしても、慎重なマルクス殿は情報の真偽を検討していたはず。そして、そのタイミングで仮に後からイゴール殿が情報を持ち込んだ形なら、別口からの情報は信頼できる可能性が高いという話になり、マルクス殿の決断に至ったはず。言わば、我らとイゴール殿の両方の情報提供があればこそ、いち早くマルクス殿が行動できたのではないか」

イゴール『そう言ってもらえると、こっちの顔も立つってもんだ、マッスルG太郎さんよ。ところで、久々の対面なんだが、この機に解放軍も交えて情報交換と行かないか。あんた達も派手に動き回っているから、いろいろと聞き込んだんじゃないか? こっちもスペシャルな情報を提供するぜ』

G太郎「イゴール殿は確かダーレスブルグ公国の密偵で、ユリア・ミルドリスを探しているのでござったな。彼女の行方は、こちらもまだ分かっておらぬ」

イゴール『ああ、他にエーリカ・ベレ、ノイア・カーナ、隠者ヴァラルトを探している』

G太郎「隠者ヴァラルトなら、烈火団本部の北の【隠者の迷路】で会ったでござる」

マルクス『おお、ヴァラルト殿に会えたのか。で、解放軍への協力の打診はできたのか?』

デル「そう言えば、前にそういうクエストを頼まれていたなぁ」

GM「今、マルクスに報告すれば、報酬を支払うとしよう」

G太郎「報告と言ってもなあ。ヴァラルト殿は、戦いには興味がないし、巻き込まれたくないとおっしゃっていたでござる。ただ、知識に対して情報という形なら協力できるということで、『上層階の地図作り』という仕事を頼まれた次第」

イゴール『なるほどな。確かにヴァラルトらしい物言いだ』

G太郎「知り合いでござるか?」

イゴール『まあな。あっちは長命のナイトメア。こっちも300歳を越えるエルフだからな。ヴァラルトとは昔、いろいろあったんだよ』

ホリー「いろいろとは具体的に?」

イゴール『プライベートな話だ。いちいち嗅ぎ回るな。とにかく、【隠者の迷路】に行けば確実にヴァラルトに会えるんだな。ここでお前たちを待っていた甲斐があったってもんだぜ。他には〈琥珀のマギスフィア〉か〈白銀騎士勲章〉があればいいんだがな』

G太郎「白銀勲章なら持っているでござるが?」

イゴール『何個だ?』

G太郎「1つでござるが?」

イゴール『だったら、そいつは大事に持っておけ。深層階に降りるのに必要になる。2つ以上持っていれば、1つ譲ってもらおうと思っていたんだがな』

G太郎「なるほど。白銀勲章は深層階に降りるのに必要だと。他に何か知っていることは?」

イゴール『そうだな。深層階にはまだ降りていないようだから、お前たちの役に立ちそうなことは……そうだ。シェラシースの謎について興味はないか? ヴァラルトの居場所の礼に教えてもいいぜ』

G太郎「シェラシースでござるか。それを知りたい密偵がいたでござるなあ」

マルクスジーズドルフの歴史については、私も関心がある』

イゴール『だったら重大情報だ。ジーズドルフの三祖ゾラエンテス、セランシェ、スエラと、もう一人シェラシースがいるという伝説だが、実はシェラシースは人間じゃない』

G太郎「ルーンフォークでござるか?」

イゴール『言い直そう。人族ではない』

G太郎「だったら蛮族? それとも魔神?」

イゴール『外れ。実は、彼女はこのジーズドルフを守護する魔剣の精霊だという話だ。これはヴァラルトの研究の受け売りだが、シェラシースの役目はジーズドルフの地底深くに封じられている「強大な魔物」の封印を監視するために、ジーズドルフの支配者に従うが、もしも支配者が封印を解除しようとした場合は阻止しようと動くらしい』

G太郎「それはつまり、現在はヤーハッカゼッシュの側にいるということでござるか?」

イゴールジーズドルフの支配者が奴だと、シェラシースが認めたならば、あるいはそうかも知れん。俺には確かなことは分からんが。もしもヤーハッカゼッシュに直接会って、その側に美しい女性がいたりすれば、もしかしてそれがシェラシースかもな』

マルクス『……有り得んだろう。ジーズドルフを守護する四祖とまで言われたシェラシースが、たとえ正体が人ではなかったとしても、侵略者である蛮族に従うなどとは』

G太郎「いや、人ではない魔剣だったら、人族とか蛮族とか、そういう差異にはこだわらないのではござらんか? もしも、シェラシースの使命がジーズドルフの守護者であるならば、何から守護するかが問題であって、地下の封印をヤーハッカゼッシュが解放するかしないかで、敵味方の判断を付けていると考えられる」

マルクス『そういう理屈は、人間の感情を無視している。ルーンフォークならではの理詰めな物言いだな。私には、今の話は素直に受け入れられん。シェラシースが我らの敵ヤーハッカゼッシュに従うなど認めるわけにはいかん』

イゴール『まあ、俺はヴァラルトの研究を聞きかじっただけだから、それが事実だと主張する気はないがね。もっと詳しい話は、ヴァラルトから聞いたらいいんじゃないか? 聞く気があればって話だが』

GM「と言うことで、イゴールから『シェラシースの謎3』までの話を聞いて、★2つを進呈じゃ。あと、マルクスはう〜んと頭を抱えながらも、ヴァラルト探しのクエストを達成した報酬として、5000ガメル分のアイテムを支払ってくれる。今回の話はここまでとしよう」

●ここまでの冒険成果

 

日数経過:23日めの夕方(肉の穴)

 

経験点:防空施設の暗号入手★3個

    バリンガー撃退★1個

    トロール兄弟の行方判明★1個

    トロール兄弟の撃退★1個

    シェラシースの謎3を聞く★2個

    (合計★8個)

    魔物撃退分360点

    ピンゾロ分(G太郎1回)

収支結果:戦利品7860ガメル分、黒鉄勲章5個

     400ガメル、剣のかけら12個

     食料消費

     (G太郎とホリー2食、デル1食)

     人魚奴隷購入に2500ガメル支払う

     腕輪代2000ガメル分(デルとホリー)

     タクシー代300ガメル分

ミッション:驕王の敵トロール兄弟を倒せ→任務達成、未報告

    迷路の隠者:上層階の地図を完成させろ

エスト:ジーズドルフ解放軍の同志を集める

     (現在13人)

     深層階で【月の図書館】を探す

     地下世界から外への脱出方法を探す

     魔窟50階を踏破(店舗経営の許可)

     驕王ポイント31点を目指す(現在4点)

 

情報

・煌びやか卿アー・ヌルチェと商業同盟を樹立

・〈銀の蜜蜂〉からティアハートの花ミッションを受注できる。

・防空施設の魔力供給源は深層階の【翡翠のピラミッド】である。

・防空施設の暗号入手。

・【死者の道】に〈真紅のマギスフィア〉があるらしい。

 ・略奪品は【地底湖の畔】のマーマンが詳しい。

・【地底湖の畔】のマーマンは地上への抜け道にも詳しい。

・地下水路のリザードマンの集落の位置情報。

・ギルマン王ブグプリとの面会には、地下水路で手に入る〈ストロベリーオイスター〉が12個必要。

・〈ギルマン王の冠のかけらI〉入手。

・【コボルド窟】のオードル・プルは地上に伝手がある。

・【戦神の凱旋門】の魔窟総監ギルギダッシュと知り合う→魔窟ミッション攻略途中

・四祖の1人シェラシースは魔剣である

・地下水路から地上への脱出には、〈銀水晶のサークレット〉が必要。

・漆黒のマギスフィアは、深層階の黒い球体に入る鍵。別に合言葉が必要。

琥珀のマギスフィアは、深層階に降りるのに必要。

深層階に行くには白銀勲章が必要。

 

密偵の知り合い

・アム・ヤーセン(ドワーフ娘→ラミア)

 キーワード「月の図書館」「隠者ヴァラルト」「黒炎の工房」「巨大格納庫」「漆黒のスフィア」

イゴール・ぺステリ(エルフ男→トロール

 キーワード「ユリア・ミルドリス」「エーリカ・ベレ」「ノイア・カーナ」「琥珀のマギスフィア」「白銀勲章」

・ニコ・シュナウヘア(ナイトメア→オーガ)

 キーワード「防空施設」「シェラシース」「ヤーハッカゼッシュ」「地底に眠るもの」

・オスカル・バロー(シャドウ→バジリスク

 キーワード「白銀以上の勲章コレクター」

・シル・メリル(人間女→バルカン)

 キーワード「レジスタンスを探す裏切り者」

 

冒険達成度:シェラシースの正体を知った+2%

       合計9%

(当記事 完)