第0部の予定
ヒノキ「ミストグレイヴ導入部として、予定よりもやや早く始めたわけじゃが、2つめのミッションを終えた際に拠点に到着するので、そこまでプレイして第0部を終わらせるとキリがよいと思う」
リトル「前回で、デルニールがマッスルG太郎師匠に弟子入りすることを決めて、パーティー結成したですぅ」
シロ「ボクはまだ、G太郎を信用していないけどな。魂の片割れガルドがG太郎の一部になっていることから、複雑な想いで警戒している」
ゲンブ「サラ・コナーがターミネーターを見るような不信感でござるな」
リトル「だったら、デルがジョン・コナーの立ち位置ですかぁ?」
ヒノキ「まあ、G太郎がシュワちゃん相当だという一つのイメージソースじゃな。さすがに全てがターミネーターの物語と同じわけではなかろう」
シロ「ホリーとデルは母子じゃないし、姉と弟みたいなものだと考えるなら、『仮面ライダーアマゾン』における岡村りつ子とまさひこ姉弟に例えることもできるな」
【バトライド創生】 仮面ライダーアマゾン/山本大介(アマゾン)のボイス・SEとかをオリジナルにしてみた
ゲンブ「強い男ヒーローと、守られる姉と弟という構図なら、多くのヒーロー物語に見られる類型でござろう」
ヒノキ「違うのは、姉と弟も戦闘要員として成長することが期待されていることじゃな。ともあれ、前回で3人が当面の仲間となって、一つのミッションが達成したと見なし、今回は成長タイムとしよう。続いて、助けた人間女性のメルから次のミッションが提示される予定じゃ」
デルニール・イーストンの成長
リトル「それでは、デルから成長タイム行きますぅ。能力値ダイスは1と6だったので、6の精神力を選んで15になって、MPも1点増えましたぁ。今、欲しい能力は2の敏捷ですが、今後の成長に期待ですぅ」
ヒノキ「経験点は★4つで800点。それとカニ退治分で40点を3で割って、13点じゃのう」
リトル「1000点あれば、ファイターを2レベルにしたいですが、今回は500点使って、エンハンサーを習得しますぅ。マッスル師匠を見習って自分も【マッスルベアー】を覚えましたぁ。
「お金については、最初に500ガメルもらっていたので、ホリー姉さんに50ガメル返して、残り450ガメル。後は、カニ退治で得た戦利品と剣のかけらの精算はどうしましょうかぁ?」
ヒノキ「剣のかけらについては、ミストグレイヴの冒険では入手不可ということを失念しておった。代わりに、1つにつき1Dの蛮族名誉点に変更されるのじゃ」
リトル「すると4D6ですかぁ。(コロコロ)17点になりましたぁ」
ヒノキ「まだまだ馬の骨と言ったところじゃのう。直接の知り合い以外、誰もその存在を知らない」
リトル「蛮族社会で知られても嬉しくないですぅ」
ヒノキ「バルバロスブラッドの効果が解除されれば、蛮族名誉点は人族社会での名誉点に換算されるのじゃ。まあ、貯めておいて損はないじゃろう」
リトル「どちらにしても、買い物のできる拠点に着かないと、お金を持っていても無駄なんですよねぇ」
ゲンブ「ところで、マッスル太郎は防護点を+1できる〈ブラックベルト〉を売らずに所持している。〈スマルティエの武道帯〉を購入したために、要らなくなったのでござるが、続編の戦士に託そうと思い、残しておいたのだ。これをデルにプレゼントしよう」
リトル「本当ですかぁ? それは師匠からの贈り物としてありがたく頂戴いたしますでございますぅ」
ゲンブ「さらに、デルは一人だけ[暗視]を持たずに苦労しているそうだな。いちいちホリーがライトの呪文をかけるのもMPの浪費だと感じるので、〈蝙蝠の耳飾り〉を付けて、暗闇でもペナルティーを減らして歩けるようにするといい。戦闘が予想される場面でのみ、あらかじめライトをつけて、普段は暗闇の中、音を頼りに行動する修行だと思えばいい」
リトル「暗闇の中では判定のペナルティーがマイナス4されるけど、〈蝙蝠の耳飾り〉があればマイナス2で済むのですねぇ。ならば、普段から明かりをつけずに、音だけで行動するようにしますぅ」
●デルニール・イーストン(通称デル)、17歳男
人間の神官戦士(冒険者レベル2)
外見はドレイク(穢れ度1)
信条:努力(肯定)、栄光(肯定)
矜恃:敵に背を向けない
キャラ関係:ホリー(勇気ある人、尊敬)
G太郎(師匠、尊敬)
ファイター1レベル、プリースト2レベル(炎武帝グレンダール)、エンハンサー1レベル(残り経験点313)
所持金:450ガメル
蛮族名誉点:17点(馬の骨)
器用12、敏捷10、筋力18+1
生命18+1、知力12+1、精神15
HP25、MP21
生命抵抗5、精神抵抗4
神聖魔法魔力4
練技:【マッスルベアー】
戦闘特技《かばうⅠ》
種族特徴:[運命変転]
習得言語:ザルツ語、交易共通語、汎用蛮族語(会話のみ)
武器:ヘビーメイス(命中4、威力20(両手使用時30)、追加ダメージ+4、クリティカル値12)
防具:ハードレザー&ラウンドシールド(回避2、防護点6)
所持品:冒険者セット、アウェイクポーション、魔香草、保存食7日分、救命草
部位装備
耳:蝙蝠の耳飾り
首:聖印
右手:密偵の指輪
腰:ブラックベルト
ホリー・カーシェインの成長
シロ「次はホリーだ。能力値の方は3と5なので、3の筋力を選択。これで防具がクロースアーマーからソフトレザーにバージョンアップできるけど、買い物できる場所に行く必要があるんだよね。
「経験点は、ピンゾロ1回出したので、デルよりも50点多い863点。500点使って、スカウトを1レベルにした。これで探索能力をゲット。探索判定の中には、パーティーの半数の成功が必要なものもあるみたいなので、G太郎一人だけには任せられない、と。
「G太郎に対しては、任務を果たすのに有益な存在だと思いつつ、ガルドの件や、これまで弟分だったデルニールが妙に懐いているので、不信や嫉妬混じりの複雑な感情を抱いている。未熟な自分じゃ相手にならないと思いつつも、一方的なライバル意識というか、対抗心を秘めながら表面的には冷ややかに振る舞うつもり。
「ところで、G太郎。デルにはアイテムを気前よく渡しているが、ボクには何かないのか?」
ゲンブ「何だ? 冷ややかとは言いつつ、何かが欲しいのでござるか?」
シロ「欲しいとは言わない。ちょっと気になっただけだ……と言いつつ、チラチラ物欲しそうな視線を流す。口では要求しないけど、何だか察して欲しいという複雑な乙女心を露骨に漂わせながら(苦笑)」
ゲンブ「やれやれ、仕方ないでござるなあ。〈ひらめき眼鏡〉なら余っているが。私は〈狩人の目〉も持っていて、探索時と戦闘時で装備を切り替えるつもりであった。しかし、探索判定ができる者がもう一人いた方が望ましいのも確か。嬢ちゃんに〈ひらめき眼鏡〉を渡すでござるよ」
シロ「そうか。そんなに言うなら、眼鏡キャラになってやろう。マッチョ男にメガネは似合わないからな。インテリ魔法使いキャラのボクにこそ、メガネはふさわしい」
ゲンブ「一応、マッスル太郎も魔法技能は習得しているのでござるがな。マッスルウィザードと自称していたわけで」
●ホリー・カーシェイン(通称ホリー)、24歳女
レプラカーンの魔法騎手(冒険者レベル2)
外見はバルカン(穢れ度1)
信条:身分(否定)、穢れ(否定)
矜恃:弱者を見捨てない
キャラ関係:デル(放っておけない)
G太郎(有益な存在)
ガルドの名残:欲望(肯定)、闘争(肯定)
フェンサー2レベル、ソーサラー1レベル、ライダー1レベル、スカウト1レベル(残り経験点363点)
所持金:565ガメル
蛮族名誉点:17点(馬の骨)
器用19、敏捷18、筋力12+1
生命10+1、知力12、精神14
HP17、MP17
技巧4、運動(先制判定)4、観察3、探索4、見識1、魔物知識3
生命抵抗3、精神抵抗4
真語魔法魔力3
騎芸:【高所攻撃】
戦闘特技:《魔力撃》
種族特徴:[暗視][見えざる手][姿なき職人]
習得言語:交易共通語、魔動機文明語、汎用蛮族語(会話のみ)
武器:ショートソード(命中5、威力5、追加ダメージ+4(騎乗時+5)、クリティカル値9)
防具:クロースアーマー&バックラー(回避6、防護点2)
所持品:冒険者セット、アウェイクポーション、魔香草×3、保存食7日分、スカウト用ツール、ヒーリングポーション×2、救命草
部位装備
顔:ひらめき眼鏡
右手:発動体の指輪
左手:密偵の指輪
マッスルG太郎のキャラ成長
ゲンブ「Gが付いて、師匠としての風格が出てきたようなマッスルG太郎でござるよ。お笑い芸人については、元ネタの番組が終了してしまったので、今後はあまり前面に出さないかもしれん(年末に劇場版ネタが甦る可能性もあるが)。代わりに、師匠と武人、魔神が今後のプレイのキーワードになると思われ。ガルド成分を大義名分にして、多少は好戦的に、かつ恋愛感情というものに目を向けるようになるかも。
「ともあれ、久々の能力値成長ダイスは、3と6。6の精神を選んで、ようやく10に。そこが明確に弱点であるため、あと2点上がって、人並みの精神力が欲しいでござるなあ。
「経験点は★が1つ少ない3個で、613点もらって、1943点になった。これで1500点消費して、マギテックを3レベルに上げたでござるよ。コンジャラーとどっちにするか悩んだでござるが、マギテックを4レベルにすると魔動バイクが作れるようになって、ライダー技能を持っているホリー嬢ちゃんのお役に立てるはず。
「ところで、アリナ様、蛮族名誉点は、元々持っている名誉点に加えてよいのでござろうか?」
ヒノキ「ふむ。加算できるとしよう」
ゲンブ「ならば、合計83点になったでござるなあ。これが100を越えれば、『噂の人物』となって、冒険やお笑いに興味のない人物にまで知れ渡るようになる。『噂のマッスル太郎さん』と呼ばれるのであるが、『いやいや、今の私はマッスルG太郎。Gが付いて、よりグレートに、ゴージャスに、神々しくなったでござるよ。マッスルパワー改めマジンパワーになったり』と応対する日が楽しみでござる」
●マッスルG太郎(通称G太郎)、外見年齢アラサー男
ルーンフォークの魔動武人(冒険者レベル7)
設定は半魔神(ハーフデーモン)
本来の信条:笑顔(肯定)、夢(肯定)
矜恃:恩義を忘れず、借りは必ず返す。
ガルド譲りの信条:欲望(肯定)、闘争(肯定)
執着:魅力的な女性は無視できない。
キャラ関係:デル(弟子、将来性を感じる)
ホリー(放っておけない、庇護欲)
グラップラー7レベル、エンハンサー5レベル、スカウト7レベル、セージ5レベル、マギテック3レベル、レンジャー3レベル、コンジャラー2レベル(残り経験点443)
所持金:412ガメル(ザバーラポイント6123点)
現在名誉点:63点
合計名誉点:83点(一人前の冒険者)
器用25、敏捷16+2、筋力24、
生命力26、知力18、精神10
HP47、MP25
技巧11、運動(先制)10、隠密12、探索10、危険感知10、見識・魔物知識8
生命抵抗11、精神抵抗10
魔動機術魔力6、操霊魔法魔力5
練技:【マッスルベアー】【ビートルスキン】【ガゼルフット】【キャッツアイ】【リカバリィ】
特技:《追加攻撃》《武器習熟A/格闘》《防具習熟A/非金属鎧》《マルチアクション》《トレジャーハント》《鋭い目》《カウンター》《ファストアクション》《練体の極意》
種族特徴:[暗視][HP変換](補助動作で可)
習得言語:交易共通語、魔動機文明語、汎用蛮族語、魔法文明語(以上は読文・会話両方。以下は会話のみ)魔神語、エルフ語、ドワーフ語、妖魔語
武器:ハードキッカー+1(命中11(12)、威力30、追加ダメージ+13、クリティカル値11、2回攻撃)
防具:ミモレの上質布鎧(回避13、防護点3)
所持品:冒険者セット、スカウト用ツール、救命草3つ、魔香草3つ、保存食1週間分、サーペンタインガン、弾薬25発、アンチドーテポーション、キュアストーンポーション、月光の魔符+1、月光の魔符+2、北向きの針、3点魔晶石×10、トリートポーション×3、俊足の指輪、名誉蛮族の腕輪、仮面レンジャーのマスク&赤マフラー
部位装備
頭:ディスプレイサー・ガジェット
顔:狩人の目
耳:(なし)
背中:マギスフィア(小)&野伏のセービングマント
右手:疾風の腕輪
左手:発動体の指輪
腰:スマルティエの武道帯
足:サイレントシューズ
その他:正しき信念のリング
その他:(なし)
戦利品:ヒューリカの瞳(1200G)、カニのハサミ(50G)
戦利品とアイテムについて
ヒノキ「さて、ミストグレイヴは物々交換の世界であるため、魔物を倒した戦利品は換金せずにパーティー資産として、一括して記録することを推奨するのじゃ」
ゲンブ「買い物が個別ではなくパーティーで話し合って、全体で必要なものを買う形でござるな。一応、一番の経験者として我がその辺は管理するとしよう」
シロ「それでいいだろう。ホリーはG太郎をまだ信頼していないけど、ボクはゲンブのことを信用しているから」
リトル「リウもデータが多すぎると分からないので、ゲンブさんに一任しますぅ」
シロ「それにしても、マッスルG太郎のデータ量は多いなあ。ボクやリトルの倍近くあるんじゃないか?」
ゲンブ「正直、久しぶりなので、自分でも戸惑ったでござるよ。練技は使い慣れているし、特技も《マルチアクション》《カウンター》《ファストアクション》以外は、キャラのデータを強化するものなので、ゲーム中に宣言するものではない。強いて言えば、倒した魔物からの戦利品獲得の際に《トレジャーハント》と《鋭い目》の両方でダイス目+2できることを失念しないように、でござろうか。それよりもマジックアイテムの特殊効果を今、この場で確認しておきたい」
リトル「デルのもらった〈ブラックベルト〉は、防護点+1ですねぇ。少しだけ硬くなりましたぁ。〈蝙蝠の耳飾り〉は、暗闇ペナルティーを減らしますぅ」
シロ「ボクの〈ひらめき眼鏡〉は、見識判定と探索判定に+1だな」
ゲンブ「1つか2つなら把握は容易でござるが、マッスルG太郎は全身にマジックアイテムだらけなので、ここで目ぼしいものの効力をリストアップしておくでござる」
●G太郎の主な所持アイテムの効果
ゲンブ「スマルティエの武道帯があるなら、ポーションインジェクターもそろそろ必要でなくなるかもしれんな。別の首装備、例えば、【マッスルベアー】の追加ダメージを1点増やせる〈熊の爪〉に切り替えるのが有効だが、現状6000ガメルを入手することが困難でござる。霧の街の地上に上がれば、アリアドネの仕事を果たすことで手っ取り早く金稼ぎできるのでござろうが」
ヒノキ「他に闘技場で戦って稼ぐこともできるじゃろうな」
ゲンブ「何にせよ、デルとホリーにはある程度、強くなってもらわないと、足手まといかもしれん。せめて5レベルぐらいに成長するまで頑張れば、頼り甲斐も出て来るでござろう」
リトル「精進しますぅ」
シロ「地下で頑張って、地上に出られるようになる日が楽しみだな」
ゲンブ「ミストキャッスルの未攻略なクエストとか、地下と地上を股にかけた物語とか、いろいろ期待したいところ。ところで、アリナ様、ミストキャッスルの終盤に手に入れた〈ヒューリカの瞳〉でござるが、その際に、オリジナルのマジックアイテムとしてデータを作るとおっしゃっておられたな。どういう効果であろうか?」
ヒノキ「うっ、覚えておったか。何となく、こんな感じとイメージしておったものがあるが、ゲームバランスが取れているかは分からん。一応、こんなところかのう?」
- ヒューリカの瞳:賦術【パラライズミスト】同様に補助動作で使用して、相手の回避を1下げることが可能。ただし、片手使用なので、武器か盾のどちらかは持てない。また、【パラミス】と違い、使用者の真語魔法の魔力で相手の抵抗を破る必要がある。
シロ「つまり、補助動作、MPなしで使える真語魔法3レベル呪文【パラライズ】の弱い版ということですね。【パラライズ】だと相手の命中か回避をマイナス2できるので」
ゲンブ「【パラミス】が連発できるアイテムなら非常に有用なのでござるが、相手が抵抗できるとなると効果が微妙となる」
シロ「だけど、無消費・補助動作という意味では強いかも。後衛の魔法使いが使えば、いい補助アイテムになりそうだ。ホリーに預けてくれれば、バックラーの代わりにこれを持って、毎ラウンド、プチ【パラライズ】しながら、剣で攻撃できる。回避が減るというデメリットも、デルが庇ってくれれば問題ない」
リトル「頑張って庇うですぅ」
ゲンブ「よし、では〈ヒューリカの瞳〉はホリーに預けることにしよう。どうにも使い勝手が悪いなら、売ればいいでござろう」
ヒノキ「では、今回はここで終わるとしよう。じゃが、次のミッションの予告だけしておくと、大ガニから助けた女性メルを、この上の上層階にある人族の隠れ家である『肉の穴』と呼ばれる場所まで連れ帰って欲しいそうじゃ」
ゲンブ「そこが、これからの活動拠点になりそうでござるな」
(当記事 完)