花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

マッスル太郎の、亡者狩り(SWミストキャッスル6ー2)

これより、亡者狩りを始めるぞ

 

太郎(ゲンブ)「今回は、常夜の回廊を中心にアンデッドを倒しまくるクエストを行うでござる」

ヒノキ「常夜の回廊といえば、当リプレイの序盤でいきなり行き当たって、醜態をさらした区画じゃのう」

太郎「1日めの夕方でござったな。あの時の私は、霧の街に来たばかりで右も左も分からず、まだまだ未熟であった。それなのに、いきなり闇で視界を塞がれ、幽霊に脅かされても、セージ技能すらないので相手の正体も分からず、ただ逃げるしかなかった屈辱は今でも忘れん。

「しかし、今の私は違うでござるよ。40話を越える冒険を重ね、攻略ミッションも20回に達する。そして、暗闇対策のために〈蝙蝠の耳飾り〉を準備した。これは視界が効かないペナルティーをマイナス4からマイナス2に軽減する優れもの。これさえあれば、透明怪獣ネロンガだろうと、ウルトラマンジャックと戦ったエレドータスだろうと、ゴルバゴスだろうと、ステルガンだろうと恐るるに足りず」

ヒノキ「いや、ウルトラ怪獣ならまだしも、グリッドマンの怪獣を出されても分かる人にしか分からんじゃろう」


【TOMICA】消防車vsステルガン 電光超人グリッドマン Stop motion

 

太郎「とにかく、今回は強くなったマッスル太郎をたっぷり見せるでござるよ」

ヒノキ「まあ、ひたすら戦って戦って戦うだけの作業クエストをリプレイにしても、読み物としてはつまらないだろうから、10体のアンデッド退治を(中略)して、お送りすることになるじゃろうがの」

太郎「では、マッスル太郎の亡者狩り10番勝負を始めるでござる」

 

 暗闇の中で(1日め)

 

ヒノキ「では、拠点近くの常夜の回廊に入ったマッスル太郎は、闇の中、青白い明かりがポツリポツリと浮かんでいる中を彷徨い歩くことになる」

太郎「ここで明かりをじっくり観察するといいのでござるな」

ヒノキ「宝物鑑定判定で目標値15じゃ」

太郎「12でござる」

ヒノキ「ならば、明かりの正体が分からないままに、アンデッドに遭遇する。登場したのはワイトじゃのう。危険感知で17以上を出さないと不意打ちされるのじゃ」

太郎「17を出した! ムッ、この気配は? 魔物知識で12、先制判定で15」

ヒノキ「どちらも成功じゃのう」

太郎「ペナルティーがマイナス2なので、安全のためにガゼルフットとターゲットサイトは掛けておこう。MP5消費。これで、命中基準値は7、回避基準値は9となって、(コロコロ)命中は18と11でござる」

ヒノキ「11は同値回避なので、1発だけ命中じゃ」

太郎「さすがに闇の中は勝手が違うか。ダメージは19点」

ヒノキ「15点くらって、残りHPは16点」

太郎「回避は成功して、今度は普通に攻撃。14と11で1発命中。ダメージは15点」

ヒノキ「くらったのは11点で、残りHPは5点」

太郎「3ラウンド目も回避は成功。命中は2発とも当たって、ダメージは15点と19点」

ヒノキ「そこまでしなくても、1発で落ちたものを」

太郎「とりあえず、3回有効打を与えれば、ワイトは倒せることが分かった。ターゲットサイトは節約しても、ダイス目次第で十分当てられる。長期戦になりそうなので、MP消費は節約するようにしよう」

ヒノキ「戦利品は、ワイトの爪(50G)のみのようじゃの」

 

太郎「探索2tbめで、昼になったでござる。明かりの観察は17で成功」

ヒノキ「うむ。すると太郎は、この明かりこそが眩惑の源になっていて、彷徨い歩く原因になっているのでは、と考えるに至った。★1つを進呈じゃ」

太郎「ならば、目を閉じればいいのでござるな」

ヒノキ「目を閉じて歩くなら、アンデッドとの遭遇以外の可能性が出てくる。1Dを振れ」

太郎「1」

ヒノキ「結局、アンデッドじゃ」

太郎「望むところよ。不意打ちは……されたようだ」

ヒノキ「登場モンスターはデスソード。特殊能力の『死の刃』を使うとするか。命中12に対して、回避するがよい」

太郎「15と言って回避。魔物知識は15で、先制は17でござる」

ヒノキ「どちらも成功じゃな。やはりレベル4モンスターで、HPは35点。デスソードの本体は呪われた剣じゃが、それが戦士の遺体を操って生者に襲いかかる魔物ということになっている」

太郎「ワイトよりもタフということか。ガゼルフットのみ使って、蹴りつける。16と13で両方命中。ダメージは17点と15点」

ヒノキ「くらったのは24点で、残りHP11点」

太郎「回避は成功して、さらに蹴る。11と14だったら1発だけ命中か。ダメージは18点」

ヒノキ「撃退された。戦利品は錆びた剣(50G)じゃな」

 

太郎「夕方になった。目を閉じて歩いて、1Dは6」

ヒノキ「おお、当たりじゃな。暗闇を抜けた太郎は、円形の舞台に行き着いた。舞台の床は、金属とも鉱物ともつかぬ銀色の半透明の固い物質で造られていて、触れると緑色に光るようになっておる。そして舞台中央には、長方形のくぼみがあるのじゃが……目標値15の宝物鑑定を行え」

太郎「13で失敗」

ヒノキ「ならば、これ以上の情報は分からんのう」

太郎「ムッ。それでは、魔動機術マナサーチを使うでござる」

ヒノキ「そうすると、明らかに魔法の力を帯びていることは分かった」

太郎「魔法装置であることは確定でござるな。そう言えば、ここに何かの魔法装置があると聞いたような気がする。確か、クレア・クレアだったか。ええと、シェラシースの光だった、と思うが」

ヒノキ「惜しいのう。それは違う」

太郎「すると……街の霧を晴らす装置だったでござるか?」

ヒノキ「ぐっ、もしかして誘導尋問にはめられたかの」

太郎「しかし、そうは知っても使い方は分からんでござるな。くぼみに何かをはめるところまでは推測できるが、今はまだ考える材料が足りんようだ」

ヒノキ「それでもまあ、ここに重要な装置があると知ったことで、★1つを進呈じゃ」

 

太郎「しかし、彷徨い歩くだけで夜になってしまったでござる。そろそろ帰りたいので、また闇の中を目を閉じて歩くでござるよ。1Dは4」

ヒノキ「ならば、無事に外に出ることができた。出た先は、北の路地裏じゃ。回廊を出たことで★1つを進呈しよう」

太郎「ん? 回廊に入って出るだけで、★1つでござるか?」

ヒノキ「うむ。実は、この回廊は1日1回じゃが、出入りするだけで★をもらえる仕様になっておる。もちろん、ランダムにアンデッドに出会うことになるので、バトルの必要は常にあるのじゃが、無限に★を稼げるポイントなのじゃよ」

太郎「それは、いいことを聞いたでござる。★が足りないときに利用させてもらうようにしよう」

 

●ここまでの成果

 

 経験点:★3つ、魔物撃退分80点、現在経験点2470点

 所持金:現在3582ガメル(うち3000Gはザバーラ預かり)、戦利品100G分

 クエスト条件:アンデッド撃退2体

 

ナヴァリア婆さんの情報

 

太郎「夜に歩くと、蛮族と遭遇する可能性があるのでござるな」

ヒノキ「そうじゃな。(コロコロ)2体のボガードソーズマンと出会ってしまったのう」

太郎「こっちは名誉蛮族でござるが?」

ヒノキ「向こうは酒でも呑んで酔っ払っているらしく、そんなの関係ねえ、オッパッピーと襲い掛かってくる」

太郎「ムッ、そいつらは筋肉お笑い芸のライバルと見た。この勝負、受けて立とう。魔物知識は14で、先制判定は11でござる」

ヒノキ「レベル4、HP21、そして弱点まで見抜いて、物理攻撃ダメージ+2される。しかも、そちらが先攻じゃ」

太郎「2回攻撃してくるボガードの軽戦士でござるか。ならば、ターゲットサイトとガゼルフットを掛けてMP5消費。残りMPは4。命中は16と18で両方当たった。ダメージは21点と17点」

ヒノキ「1体はあっさり蹴り伏せられた」

太郎「フッ、しょせんは蛮族のお笑いなどその程度のものよ」

ヒノキ「『貴様、よくも俺の大事な相方を』と怒ったソーズマンが2刀流で斬り付けてくる。しかも、練技キャッツアイが入って命中+1されているので、回避の目標値は13となる」

太郎「12であろうと、13であろうと、ピンゾロを出さなければ当たらないのは同じこと。避けて、避けたでござるよ」

ヒノキ「『何? 俺の高速ツッコミ芸が通用しないだと?』と、ソーズマンは驚愕している」

太郎「フッ、貴様の技は確かに早い。しかし、お笑いにおいて大事なことを貴様は忘れている。それは喋りの間合いの取り方だ。どれだけ面白いことを勢いづけて言ったとしても、聞き手に届かなければ、ちっとも笑えん。貴様の高速喋くりには、客が笑うタイミングが仕込まれていない。相手の反応を窺わず、自分の勢いだけで喋っていては、ただの独り善がりに過ぎん。相手が笑う隙を与えて、メリハリを付けた喋りが必要と知れい」

ソーズマン『相手の間合いをつかまないスピードは、独り善がりだと?』

太郎「今だ、隙あり。ターゲットサイトで、命中15と17。両方当たって、ダメージは17と19」

ソーズマン『ぐはっ。何て鋭い蹴りツッコミだ。しかも力強い。完敗だ』

太郎「お前の敗因は一つ。自分の芸に現を抜かし、相手を見切ることを怠ったゆえでござる。お前たちの武器は、戦利品として頂いていくぞ」

 

 こうして、ボガードソーズマンの軽い武器2本(200G)を2セット、奪いとるマッスル太郎であった。

 その後は、MP残り2になったので、HP変換で回復し、弾丸4つ消費のヒーリングバレット(うち1回はピンゾロ)で、最終的にHP39、MP16となって、回復タイム終了、深夜の冒険を再開する。

 

太郎「夜分、失礼します。ナヴァリア婆さん、情報を買いに来ました」

ナヴァリア『こんな深夜に、本当に失礼じゃな、お主は。で、何が聞きたい? 金は持ってるんじゃろうな」

太郎「ええと、一番聞きたいのは、『3つめの水門開閉コード』ですが……」

ナヴァリア『そんな物は知らん。他を当たれ』

太郎「ええ? 知らないんですか?」

ナヴァリア『わしが水門について知っておるのは、3つの開閉コードが必要なことと、もう一つ、それらの数字の配列から導き出される最終コードがあると言うことじゃよ』

太郎「最終コード! そんな物まであるとは」

ナヴァリア「今ので150ガメルな」

太郎「それは少しぼったくりではござらんか。せめて『3つめのコード』の手がかりだけでも」

ナヴァリア『そうじゃな。もしもコードが知りたければ、魔動機文明の文献のある図書館を当たるといいじゃろう』

太郎「図書館なんて、霧の街にあるのでござるか? 街は一通り歩いてみたが、図書館などという施設はなかったでござる」

ナヴァリア『別に図書館と看板を掲げていなくても、蔵書のいっぱい置かれてある大きな建物は図書館と呼称されて然るべきだと思うがの』

太郎「大きな建物でござるか。では、心当たりを探してみるでござる」

ナヴァリア『他に、聞きたいことはないか? この区画を抜け出す道なら20ガメル、恨みのある蛮族や、行方を知らない蛮族の居場所などは100ガメルで教えてやるぞ』

太郎「ならば、ヒューリカについては分かるでござるか?」

ナヴァリア『ヒューリカか。奴は「嘆きの広場」を本拠地としているそうじゃ。奴がいないときはメデューサに留守番を任せているらしいが、気を付けよ。「嘆きの広場」の真の主こそ、バジリスクのヒューリカじゃ。レベル8にして、HP89の恐ろしい男よ』

太郎「だったら、ゾンネンフェレスは?」

ナヴァリア『そいつは、東の『廃屋』に潜んでいるらしいのう。レベル6で、HP70のトロールじゃから、ヒューリカほどではないが、それでも強敵なのは間違いない。用心して掛かるがいい』

太郎「では、合計370ガメルを払えばよろしいのでござるな」

ナヴァリア『ほう。素直に払ってくれるか。なら一つ、ゾンネンフェレスは運河通行証を持っておるので、奴を倒すと手に入るぞ』

太郎「いや、その情報はもっと早く欲しかった。500ザバーラポイントと引き換えに、すでに手に入れてしまったのだから」

 

 その後、太郎は夜の移動を避け、翌朝まで路地裏で待機して(眠らずに徹夜)、翌早朝からの移動で拠点に帰還。休息をとるのであった。

 

●ここまでの成果

 

 経験点:★3つ、魔物撃退分160点、ピンゾロ1回分50点、現在経験点2470点

 所持金:現在3662ガメル(うち3000Gはザバーラ預かり)

 買い物関係:弾丸補充して28発、ザバーラポイント3413点

 クエスト条件:アンデッド撃退2体

 

ヒノキ「では、今回はここまでじゃ」

太郎「いささか中途半端な終わり方でござるな」

ヒノキ「次は『マッスル太郎の、続・亡者狩り』じゃよ」

 (当記事 完)