花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

マッスル太郎と、Wミッション(SWミストキャッスル2ー4)

新たなミッションは2本立て?

 

ゲンブ「前回は、上位蛮族のヒューリカに出会ってしまい、ミッションが達成できなかったでござる」

ヒノキ「低レベルのうちは、上位蛮族に勝つことはまず不可能なので、いかに上手く逃げるかが生き延びるのに必要じゃな」

ゲンブ「霧の街のデッドリーさを改めて感じたでござるよ。とにかく、ミッション不達成ということは経験点も報酬もあまり得られなかったので、目立つ成長はなし。それでも、今回頑張れば、グラップラーを3レベルに上げられる。冒険者レベルが上がると、一般敵のレベルも上がるが、上位蛮族はこちらのレベルに関わらず出るときは出るので、逃亡確率を上げることは大事でござる」

ヒノキ「レベル8のヒューリカからの逃亡目標値は15。太郎の逃亡基準値は現在4で、2dのダイス目11以上を出さないといけない。成功率は12分の1じゃな」

ゲンブ「俊足の指輪を割れば、判定+2できるので9以上。これで成功率が18分の5まで引き上げることができる。そしてレベルを1つ上げると8以上になるので、12分の5なら4割越えで少しは望みもできるでござろう」

ヒノキ「まあ、それでもダイス目で5を出してしまえば、多少確率を上げても意味がないのじゃがの」

ゲンブ「それはともかく、新たなミッションを受けたいのでござるが、ミランダ婆さんの一宿一飯の恩義を返しに行くか、それともザバーラのところでランダムミッションを受け取るか、どっちにするか悩んでいるでござる」

ヒノキ「だったら、両方受ければよい」

ゲンブ「ミッションは一つしか受けられないのでは?」

ヒノキ「わらわもそう思っておったが、ランダムミッション受注中に、固定ミッションを受けることは可能だと後から気付いた。逆は無理じゃがの。先にザバーラのところでランダムミッションを受けてから、ミランダのところで固定ミッションを受け取ることは可能なのじゃよ」

ゲンブ「すると、前回もそれができたのでは?」

ヒノキ「うむ。手紙配達任務の途中で、ミランダからミッションを受け取り、それを解決して★を清算してから、改めて手紙配達ミッションを解決すれば、失敗時の経験点減少を最低限に抑えられたかもしれんのう。試算すると、マイナス500点をマイナス200点にできる」

ゲンブ「300点の得か。まあ、過ぎたことを悔やんでも仕方あるまい。失敗から学んだ、ちょっとした裏技ということで、次に手紙配達任務があれば、考慮に入れるとしよう。では、ひとまず、ランダムミッションを受注するでござる。ダイス目は5」

ヒノキ「人探しじゃな。もう一度、1dせよ」

ゲンブ「6」

ヒノキ「路地裏にいる、謎の浮民カーライルを探せ」

ゲンブ「路地裏は施療院の左でござったな。今はそっち方面にあまり行きたくないので、後回しにして、先にミランダ婆さんのところに向かうとしよう」

 

袋小路長屋(4日め、昼)

 

太郎(ゲンブ)「未明に天幕を出発し、朝に翡翠の塔を抜け、昼頃に長屋に到着するでござる」

ヒノキ「すると、女の子たちが鞠をつきながら、歌を歌っているのが聞こえてくる。鞠つき歌をじっくり聞くなら★1つもらえるが、どうする?」

太郎「そりゃ、聞くに決まっている。どんな内容でござるか?」

ヒノキ「細かい歌詞は省くが、姫君が青い宮殿の中で眠っているそうじゃ。その中に入るには、閉ざされた扉を開かねばならず、扉を開くためのコード番号が歌詞の中に歌われている。ちょっとしたリドル(謎解き)じゃが、今はまだ何のことやら、と言ったところ。とりあえず、『宮殿の扉、鞠つき歌、21ページ』とメモしておくといい。後々、機会があれば思い出すかもしれぬ。謎ときヒントを得たので、★1つじゃ」

太郎「リドルか。何だかゲームブック風味でござるな。では、ミランダ婆さんのところに顔を出す。どうも〜、マッスル太郎で〜す。先日は世話になりました。何かお礼をしたいと思いますが、力仕事かお笑い芸の入り用はございませんか? と営業スマイルを浮かべる」

ミランダ『おや、太郎さん。こちらこそ世話になったねえ。あれから、しばらくは平穏無事と言いたいが、ここも時々物騒でね。浮民同士、肩を寄せ合って生きているんだよ。あんたみたいな強い方が用心棒でいてくれたらいいんだけど』

太郎「いやあ、私なんてまだまだでござる。先日もバジリスクに絡まれて、ボコボコにされた次第。この街であまり調子に乗っていては生きていられないです。さっさと金を貯めて、街を脱出したいところですが、それもままならず、今は少しでも生き延びるために強く明るい自分を目指して、修行の最中ですわ。ハハハ、と陽気に笑う」

ミランダ『バジリスクに絡まれただって? それで元気にやってるなんて、あんたも大した男だねえ。その度胸と運を見込んで、頼み事があるんだけどいいかね?』

太郎「どんな仕事ですか?」

ミランダ『この長屋の出身でマリリンという娘がいる。5年前、あの娘は蛮族の浮民狩りにあって、たった一人の妹を殺されてしまってね。それ以来、蛮族に対する復讐だけを考えるようになって、レジスタンス活動をしながら蛮族狩りの暗殺稼業に手を染めたと聞く。あたしはあの娘を止めようとしたんだけど、それで止まる子じゃなかった。

『今はただただ、あの娘のことが心配でね。こんなあたしじゃ何もできないけれど、せめて無事であることを祈る毎日さ。あの娘の様子を調べて、あたしに教えて欲しい。それで、できれば、あの娘の力になってもらいたいが、そこまであんたに押し付けるのも悪いからねえ。とりあえず、マリリンの噂が本当かどうかぐらいは調べて欲しい』

太郎「そのレジスタンスは、風の旅団でござるか?」

ミランダ『さあ。あたしの聞いた話では、この街には「月夜蜂」「風の旅団」「スエラの炎」って3つのレジスタンス組織があるそうだけど、ただの一般浮民の身では、詳しいことは分からない。あたしの知っているのは、長屋の人たちが話している噂と昔話ぐらいのものさ』

太郎「風の旅団は先日、遭遇したが、他の2つは初耳でござるな。ところでスエラって何?」

ミランダ『ああ、昔、この街を造った四人の兄妹の一人の名前だよ。長兄が「堅牢なるゾラエンテス」、次女が「才知あふれるセランシェ」、三女が「猛々しきスエラ」、そして末娘が「慈愛深きシェラシース」。蛮族に支配される前、この街は4人の兄妹が協力して、発展させたらしい。だけど、今では子どもの鞠つき歌で歌われるぐらいだねえ』

太郎「鞠つき歌でござるか。姫君がどうこうという」

ミランダ『その姫君がシェラシースだよ。伝承だと、シェラシースには「穢れ」を払う力があったらしい。その力があれば、穢れ持ちの蛮族も追い払えるかもしれないけど、年寄りの戯言だね。聞き流しておくれ』

太郎「シェラシースの聖なる力か。4兄妹の名前は重要っぽいな。しっかりメモしておこう」

ヒノキ「うむ。重要情報を聞いたので、★1つじゃ」

太郎「これで★2つ。で、肝心のミッションは?」

ヒノキ「固定ミッション『マリリンを探せ』じゃ。マリリンは麻薬窟か娼婦街で見かけた者がいるらしい。それぞれの位置は地図参照」

●霧の街のマップ(2-4話時点)

 

    牧場    ー 娼婦街ー ?

     l                  l  l

  路地裏     ー 施療院泉の広場ー?

     l                  l  l

常夜回廊ー 涸れ井戸ー 神殿跡 ー?

     l                  l        l           l

     港ー   三色の天幕ー庭園ー翡翠の塔ーー叫び

                   (拠点)      l                   屋 の門

                           l         l          l    l

       ダルクレム神殿 ー骨の川ー 処刑場ー市場ー?

                           l         l   l         l

          剣闘士の宿舎   ー  ?   ?   ?

                           l   I

                           ?  麻薬窟

太郎「麻薬窟が遠いでござるな。娼婦街は施療院の上で、ランダムミッションの目的地である路地裏とも近い。これは先に上から攻略していく方が効率よさそうだ。では、一度、拠点に戻り、一晩休んで、翌日未明に探索開始するでござる」

 

●ランダムミッション:路地裏で浮民カーライルを探せ

●固定ミッション:娼婦街か麻薬窟でマリリンを探せ

●現在獲得★:2個

(当記事 完)