四聖獣+αの正月
ヒノキ「今年も明けましておめでとうなのじゃ。わらわは日野木アリナ。南方を守護する霊鳥スザクの称号を持ち、空の大怪獣ラドンの眷属として、擬似九州の阿蘇の地にある、このコンパーニュを取り仕切っておる。去年はゲンブと2人だけの正月であったが、今年は久しぶりに、わらわの元に3人、いや4人の獣士が揃う運びとなった。各位、新年のあいさつをするがいい」
ゲンブ「我はGeneral Buckler、略してゲンブ。アリナ様と北方を守護する忠義の騎士でござる。旧年は蜥蜴用心棒、あるいはマッスル太郎のプレイヤーとして、リプレイでも頑張った。今年も、腹筋崩壊魂を抱きながら、武人の生き様を貫いてみせるでござる」
ヒノキ「今年はダイス運を良くするようにの」
ゲンブ「……精進するでござる」
シロ「ボクはシロ。称号はByplay Acolyteだったけど、修行の末、プリンス・ビーストの称号を持つようになった。翔花とコンビならBeast Company、略してBeaco、ビャッコを名乗ろうかと思っていたんだけど。西の守護者を名乗るには、ボクはまだまだ未熟なので、精進しないと」
リトル「シロ姉さんが未熟だったら、リウはもっと修行をしないと。セイリュウの息子リトル・セイリュウです。称号をもらえるほどの器量じゃないけど、いつかは父さんの名に恥じない立派なセイリュウになろうと思います。みなさん、よろしく」
ヒノキ「シロとリトルは、新兄さんのところで時空魔術の修行中じゃったが、正月ぐらいは実家で過ごす方がいい、ということで、帰省中。まあ、こちらも普段はシロ特製のスイーツで世話になっているから、今年はスザク特製の中華風ピリ辛雑煮を馳走した次第」
シロ「アリナ様の料理を口にするのは、久しぶりです(涙目)」
ヒノキ「何じゃ、涙など流しおって。花粉症ガールの真似事か?」
シロ「いや、アリナ様はピリ辛と言っていますが、激辛ですよ、これ。ボクはともかく、リトルには……」
リトル「美味しいですよ、これ。お代わりはありますか?」
ヒノキ「セイリュウの子じゃからな。何でも食えるとは思うておったわ。シロも今年はネコ舌を克服して、熱いものや辛いものも平気で食べられるようにならんとな」
シロ「師匠には焼き肉を頂戴いたしましたが、辛いにも限度があります」
ヒノキ「辛さを克服してこそ、炎が吐ける。さあ、リトル、試しに火炎放射をしてみい」
リトル「できるかな〜。(ポワポワポワ)」
リトルゴジラ 劇中終盤で放射熱線を吐いたが、泡状で威力は弱い
ヒノキ「ダメじゃのう」
シロ「アリナ様、正月あいさつ中に雑煮を食べながら、リトルに火を吐かせないで下さい」
ヒノキ「おお、確かに今は特訓の時間ではなかったのう。さあ、では、最後の一人じゃ」
ケイPマーク2『あのう、私は本当にここにいてもよろしいのでしょうか?』
ヒノキ「何を言うか。そなたはドゴラの眷属。ドゴラと言えば64年生まれで、この場では56年生まれのラドンの次に来る古株」
ゲンブ「確かに、ガメラは65年生まれでござるからな」
シロ「キングシーサーは74年生まれ」
リトル「ゴジラの息子ミニラは67年だけど、リトルゴジラの元のベビーゴジラは93年」
ケイP『しかし、私はドゴラ幼生態として生まれたのは、このブログ上で2018年ですから、皆さんのような由緒正しい存在ではありませんし、翔花ママを守ることのできなかったダメなアシモンですし……』
ゲンブ「ケイPよ、そんな弱気でどうする? 一度や二度の失敗で落ち込んでおっては、守護者など務まらん。守れなかった? ならば、その失態を償うべく、さらに強くなれ。身も心もな。粉杉どのの行方が分からなくなって、気が気でないのはお前だけではない。アリナ様も、シロも、そして新星どのも心配の気持ちでは変わらぬはず。しかし、みんな気丈に振る舞い、泣き言など口にせん。なぜか分かるか?」
ケイP『なぜです、ゲンブ師匠?』
ゲンブ「泣き言が何も生まないからでござる。泣き言を言うな、とは申さん。自然に口から漏れ出てしまう想いもあるであろう。だが心に刃を持つ者は、自分のネガティブな思考や言葉を察した際に、それらを自ら叩き斬ることで、弱さを乗り越える術を心得ているもの。そう、弱さに溺れてはいかん。武人なら、弱き自分を切り捨て、常に克己の心で立つ者でござるよ。そうして立ち続ける者こそ、守護者、キーパーを名乗れる。そなたもドゴランキーパーという称号を身に帯びたなら、己に勝て」
ケイP『し、師匠。分かりました。今年は、自分の弱さに打ち勝つドゴラでありたいと思います』
ゲンブ「うむ、それでこそコンパーニュの客人にふさわしい心構えと言えよう。精進するがいい」
遠見の水晶球
NOVA&晶華「明けましておめでとう」
ヒノキ「おお、新兄さんにアッキーか。よく来たの。ピリ辛雑煮でも食っていけ」
NOVA「ピリ辛? もしかして、物語の終盤に突然アンドロイドと判明したピリカ03こと旭川ピリカのことか? 彼女はメガネキャラなので、メガネンジャーの新人隊員にふさわしいと現在、目星をつけているんだが」
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ヒノキ「誰も、ウルトラマンの話などしとらんわ」
NOVA「何? ここは怪獣の眷属が集まる場所なのに、ウルトラマンの話題が出ない? そんなのおかしいですよ、カテジナさん?」
ヒノキ「誰がカテジナさんじゃ。わらわは、カテジナなんかじゃないと」
晶華「今のは、アリナとカテジナを掛けた高度なギャグです」
ヒノキ「いや、ナしか掛かってないし。とにかく、あまりのボケっぷりに、ピリ辛雑煮を勧める気が失せたわい」
NOVA「ああ。ヒノキ姐さんのピリ辛は、俺にとっては激辛だからな。しかし、勧められたものをただ断るのも芸がないので、ピリカとピリ辛をとっさに掛けてみたんだが、こんな映像も見つけてしまってな」
20110307 雪の上のホッキョクグマ「ピリカ」|旭川市旭山動物園
NOVA「最近になって、ようやく気付いたんだが、北海道にゆかりの名前なんだってな。アイヌ語で、良いとか美しいといった意味で、ゆめぴりかって名前の米や、じゃがピリカって名前のお菓子もある」
NOVA「さらに、ホマレ先輩の苗字の宗谷もカナ社長の付けた偽名だと分かったし、ピリカとホマレ先輩の北海道つながりの苗字も実は伏線だったんだな。とにかく、俺は今ごろ、ピリカさんにももっと注目すべきだったと考えているわけだ。何しろ、彼女はタイタスさん好きという点で、俺とは気が合いそうだしな」
晶華「NOVAちゃん、ピリカさんの話をしに来たの?」
NOVA「ああ、違う。俺が来たのは、《遠見の水晶球》の話をしようと思ったんだ」
ヒノキ「《遠見の水晶球》?」
NOVA「ええ、去年の正月ごろにヒノキ姐さんに渡したはず。証拠の記事はこれ」
ヒノキ「おお、確かそういうアイテムもあったのう。すっかり忘れておったわい」
NOVA「それさえあれば、翔花クエストもはかどるんじゃないかと思いましてな」
ヒノキ「おお、確かに。では、早速のぞいてみよう」
ヒノキ「なるほど。これがキラメイジャーか。この世界のどこかに、コナっちゃんがいるわけじゃな」
NOVA「まあ、世界の中にいるか、世界を観測しているのかは分かりませんが、その辺を観測していると、翔花がPONと出現する可能性は高いですね」
ヒノキ「それは正に、キラヤバじゃな」
NOVA「あと、メインライターは荒川さんです」
ヒノキ「荒川さんじゃと? クウガで時代をゼロから始めた荒川さんか?」
NOVA「ええ、リュウソウジャーでもオトちゃん好きと新マン好きを表明して、俺と気が合う作風の荒川さんです。戦隊だと、アバレ、デカ、ゴーカイ、さらにはアキバレンジャーのメインを担当して、昨年の最強バトルを書いて、ジェットマン以降の戦隊のことをいろいろ知り尽くしていると言われる荒川さんです」
Carranger - Red ranger vs ZZ Gyuri Battle theme Episode 32 with lyrics ( Dakara Tatakau Carranger )
ヒノキ「なぜ、突然カーレンジャーの挿入歌を?」
NOVA「この歌の作詞も荒川さんです。あと、こちらも藤林聖子さんとの共同作詞ですね」
ヒノキ「おお、こりゃスーパー戦隊愛が込もっておるのう」
NOVA「ええ、荒川さん脚本の戦隊だったら、俺のツボにはまることは間違いない。リュウソウジャーのケボーンな作風は、ようやく慣れてきたかなって感じですが、ナダさんの死でどんよりしましたからね。荒川さんだったら、そういう形で俺を失望させることはないはず、とキラメイジャーが本当に輝いて見えます」
ヒノキ「つまり、キラメイジャー推しに来たのじゃな」
NOVA「いや、翔花の行方の手がかりをつかんだって報告に来たんですけどね。とにかく、キラメイジャーを観察していたら、翔花が見つかることを俺は確信しています」
ヒノキ「まあ、新兄さんがそう言うなら、こっちも信じるしかないんじゃが。だったら、わらわたちは何をしたらいいんじゃ?」
当ブログの簡易総括と予定
NOVA「前に、うちの塔で総括した記事がこちらです」
ヒノキ「寄り道ばかりで、無駄に長いのう。3行でまとめてくれんか?」
NOVA「3行! 長文書きの俺には過酷な試練ですが、ここですべきだったタスクを箇条書きで3項目にまとめると以下の通りです」
★目標1:新・屋久島編を完結させる。
★目標2:ゴブスレ対決。
★目標3:SWミストキャッスルでマッスル太郎の冒険。
NOVA「とりあえず、目標にしていたことは以上の3つですが、1は達成できたので、残りは2と3ですね」
ヒノキ「いや、まだ大切なことが残っておる。ロードスの職業話で最後の一つ、魔法使いについて語る記事がまだ終わってないはずじゃ」
NOVA「ああ、そうですね。リプレイ記事よりも、そちらが楽だと思うから先に終わらせるかな」
ヒノキ「うむ、それがいいじゃろう。が、その前に、新兄さんには頼みたいことがある」
NOVA「ええ、年が明けたから、時間があるうちにGMマガジンの最新号を買って来いってことですね。明日に行くつもりです。シンカリオン映画を見るついでに」
ヒノキ「おお、さすがは新兄さん。既にそこまで予定を組んでおったとは」
NOVA「何しろロードスの記事で、マーモ公スパーク時代に踏み込みますからね。しかも、モンスターデータでラスボス格の『終末のもの』のデータも付いてくるそうですし」
ヒノキ「終末のもの?」
NOVA「ええ、これについては、うちのブログのコメント欄で質問がありまして。『前のサプリメントには、魔神王や五色の魔竜、邪神カーディスや終末のもののデータはあるのか?』と」
ヒノキ「なるほど。こちらのブログで扱うべき質問じゃな」
NOVA「『魔神王や、五色の魔竜はあるが、時代が対応していない後の2つはない』と答えたわけですが、今回、『終末のもの』が来ましたからね。興味のあるファンなら、お勧めですので是非、購入すべきと思います。まあ、購入する気のない人間なら、他人の買ったものに対して『残念だ』と難癖を付けるべきでないとも付け加えた上で」
ヒノキ「うむ。買った本人が『残念だ』と言っているのに同調しての発言なら分かるが、他人の持ち物に対して、安易にネガティブな評価を下す輩は、オタクとしても嫌われる部類じゃな。わらわは自分の持っていないお宝に対しては、目を輝かせて相手を称賛しながら、気を良くした相手が『そんなに気に入ったなら、差し上げましょう(お貸ししましょう)』と言ってくれるように仕向けるがの」
NOVA「まあ、差し上げるかどうかはともかく、人は自分の好きなものの価値、自分の持ち物の価値を認めてくれる相手とお話したいものです。確かに、何かをこき下ろすことで話が盛り上がることもあるかもしれないけど、それが地雷となって、この相手とは価値観を共有できないとなれば、人は遠ざかる。もちろん、価値観の微妙なズレは誰にでもあることだけど、そこをフォローし合える如才なさとか、微妙なズレを包み込むような大らかさ、真摯さを武器にしたいですね」
ヒノキ「では、本年もよろしくな」
NOVA「ええ。一先ずこれで。もう一つのブログの方にも、正月あいさつに行きますんで」
晶華「ジャッキーちゃんのところだね。では、リナ老師、ゲンさん、シーさん、リトル君、本年もNOVAちゃん共々よろしくお願いします」
(当記事 完)