花粉症ガール・翔花伝&コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女主役の物語」&「その仲間たちの雑談話」など。TRPG話や特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。

虹粉乱舞(新・屋久島編その6)

主役降臨

 

   私の名前は粉杉翔花。花粉症ガールよ。

   そして、このブログの主人公。何しろ「花粉症ガール・翔花伝」って言うぐらいだし。

   だけど、ヒヒヒお祖母さまのガイアちゃんにあれこれ言われて、平成31年1月の時代から旅立つことになった

   そして、時空を翔ける少女となった私は、過去と未来と、昨日と今日を行ったり来たりして、あっという間に知らない世界、フィヨフィヨフィヨフィヨ旅がらすになったりしたの。


Time Bokan 1975 Opening

   そして、とうとう帰って来たのよ。私本来の時代に。

   長かったわ。

   本当にこれほど長くなるとは思わなかった。

   だけど、時空を超えた修行の旅で、私は強くなったの。これで、NOVAちゃんのところに帰ることもできるはず。時空魔術師の娘として、しっかり頑張った私の姿を見たら、NOVAちゃんは何て言うかしら。

   「頑張ったな、翔花。俺はお前を誇りに思うぞ」と笑顔になって、メガネをキランと光らせて、頭をなでなでしてくれるかな。

   そして、私は涙目になって、「ふえ〜ん、NOVAちゃん、会いたかったよ〜。翔花、いっぱい頑張ったんだから。もう離れたくないよ〜」って駆け寄って、熱い胸に飛び込むの。

   ……って、これじゃ、まるで子どもみたいじゃない。

   私は成長したんだから、もっと、それらしく振る舞わないと。

 

   ええと、私はあふれる涙を手でぬぐい、にっこり微笑んで、「ただいま、NOVAちゃん。いろいろあったけど、無事に帰って来れたわ。NOVAちゃんのアシスタントガールとして、今後もよろしくお願いします」と毅然と再会の挨拶をするの。

   そうすると、NOVAちゃんも「立派になったな、翔花。俺はお前をもう離さないぞ。ずっと一緒だ」って宣言して、ぎゅっと抱きしめてくれるのよ。

   そして、愛する2人は結ばれて、一生幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

 

   ……って、話を終わらせてどうするのよ、私。

  成長したからか、妄想力も高まったみたいね。


原田知世 時をかける少女

  とにかくひとまず、何よりすなわち、NOVAちゃんのところに帰るまでに、もう一仕事片付けないと。

  スペースGって、賞味期限切れの敵を倒さなければ、この章は終わらない。

  だから……サクッと終わらせてやるんだ。

 

   試練を経て強くなった元祖花粉症ガール・粉杉翔花、そう、このブログの主人公の力を見せつけてね。

 

時空を翔ける精霊少女

 

翔花「花粉症ガール1号にして、時空を翔ける精霊少女、粉杉翔花、ここに降臨!」

白虎「おお、翔花。とうとう戻って来たか!」

翔花「ん?  あなた誰?  どうして、NOVAちゃんのメガネを勝手に掛けてるのよ。返してちょうだい(目にもとまらない速さで、素早く引ったくる)」

白虎「え?  あ、いつの間に?  って、いや、オレサマだよ、シロだシロ、分からないのか?」

翔花「私の知ってるシロちゃんは、自分のことをオレサマなんて言わない。分かった、あなた、オレサマ詐欺ね。いたいけなお年寄りから大金を騙し取る悪い奴。私を騙そうったって、そうはいかないんだから」

白虎「騙してねえ。オレサマは詐欺なんかじゃないし。あれからいろいろあって、成長したんだよ。リトルシーサーからプリンスシーサーにな」

翔花「成長したって、だったら今は何年よ」

白虎「何年って、確かガイア様が言っていたな。今は令和元年だって」

翔花「令和?  そんなの知らない。私は平成31年に旅立って、それから過去や未来、いろいろな時代を見て来たの。私の知っている未来では、平成の次は珠保で、そこでは平成ライダーに代わって、この私が花粉ライターJUHOとして戦ったりもした。どうも、ここは私が旅立った時代とは違う時間軸みたいね。来るところを間違えたみたい。念のために聞くけど、今は西暦何年になるのかしら?」

白虎「そりゃ2019年に決まっている。この屋久島での戦いがさらに長引いて、次の年になっていなければ、だけど」

翔花「2019年の屋久島。時間と場所は間違えていないみたいね。だけど、珠保じゃなくて令和になっていて、リトルシーサーのシロちゃんがプリンスシーサーのオレサマ詐欺になったと主張していて、どうも時空が歪んでいるみたい。他には……そっちの子は誰?」

リトル「あ、ぼくはセイリュウの子のリトルです。シロさんには、あのスペースGから助けていただいて……」

翔花「あら、こっちの子の方が可愛いじゃない。セイリュウの子だったら、セイ君と呼ぼうかしら。シロちゃんがオレサマキャラになったのは幻滅だけど、セイ君が代わりになればいいわね」

白虎「そんな〜、翔花、オレサマを見捨てるのかよ」

翔花「自分のことをオレサマなんて言う知り合いは、私にはいない。そんなことよりも、これだけ時空を歪めるようになった原因は、あのスペースGって奴の仕業かしら」

 

スペースG「さっきから黙って聞いていれば、訳の分からないことを。貴様、状況を分かっていないのか?」

翔花「状況?  そんなの簡単よ。いかにも悪そうな顔をしているあなたを倒せばいいってことよね。令和がどうこう、シロちゃんのオレサマ詐欺問題がどうこうってのは、それから解決すればいい」

白虎「だから、オレサマは詐欺じゃないっての」

翔花「それはこっちが決める。今はオレサマの相手をしている暇はない。スペースGを倒さないと、話が進まないみたいだし」

スペースG「突然出て来て、訳の分からないことをまくし立てる娘に、我が倒されると思うてか!?」

翔花「分からないことばかりみたいだけど、分かっていることは、ただ一つ。それはあなたが旧世紀の遺物ってことよ。この21世紀の時代に、あなたの居場所はないの。賞味期限切れのまま、復活の要望もおそらくはない可哀想な子は、さっさと旧世紀にお帰り」

スペースG「おのれ。言わせておけば、我の尊厳を根底から踏みにじりおって。G細胞がブラックホールに吸収され、恒星エネルギーを宿し、ホワイトホールから放出された超生物である我は、絶対不滅の破壊神。貴様の持つモスラの力も奪ってやるわ」

白虎「そうはさせない。翔花、オレサマと力を合わせて奴にとどめを!」

翔花「オレサマの力なんていらない。私一人で十分よ。今から戦場を移すわ。あなたは退いていて」

白虎「し、しかし……」

翔花「あなたが本当にシロちゃんだったら、セイ君を連れて、縄文杉のところまで登って行って。そこにKPちゃんが封印されている。時空が歪んだ影響で回収を忘れて来たから、しっかり目覚めさせておいて。万が一、私一人でスペースGを倒せなかったら、KPちゃんの力も必要になるから」

白虎「ああ、ケイPの奴を連れて来たらいいんだな。リトル、行くぞ」

リトル「うん、分かった。翔花お姉ちゃん、頑張ってね」

翔花「ええ、お姉ちゃんに任せておいて(ニッコリ)」

スペースG「そう簡単に逃がすと思うな!」

翔花「スペースG、あなたは私といっしょに来るの。この花粉不思議時空にね」

スペースG「花粉不思議時空だと!?」


不思議ソング

 

   解説しよう。

   この世は天界、地界、そして不思議界からできている。

   花粉不思議時空とは、花粉症ガールの発散する花粉が時空魔術と組み合わさることで、擬似的に不思議界を発生させて創られたバトルフィールドである。

   ブラックホールやホワイトホールに耐えたスペースGにとっては、一種のブラックホールである魔空空間や、一種のホワイトホールである幻夢界は脅威とはならない。しかし、不思議時空だけは、スペースGも未知の異空間であるゆえ、そこでは能力も制限されてしまう。

   花粉不思議時空に引きずり込まれたスペースGは、通常の4分の1の力しか発揮できなくなるのだ。

 

異次元怪獣大決戦

 

スペースG「な、なんだ、この空間は?」

 

  スペースGに対して、戦闘機や巨大戦艦が次々と飛来し、射撃や爆撃を仕掛けてくる。


宇宙刑事BGM一部

スペースG「グオッ!   ええい、これぐらいの攻撃で、我を倒せるものか!  スペースG、飛行モード!」


Godzilla vs SpaceGodzilla (1994) - Textless Opening

 

翔花「ならば、こちらは対G作戦用飛行型機動ロボット、発進!」 


SpaceGodzilla vs MOGUERA

 

スペースG「そんな玩具のようなマシンに我が敗れるものか!」

翔花「そんな。NOVAちゃん好みのメカ不思議獣モゲモゲがこうもあっさり倒されるなんて。だったら、次はこれよ」


モスラVSスペースゴジラ VS スーパーメカゴジラ【Godzilla VS PS4】

翔花「どう、バイオ不思議獣モスモスと、元祖・対G兵器スーパーMGの連携攻撃は?」

スペースG「連携じゃなくて、三つ巴ではないのか?」

翔花「細かいことは気にしないで。それよりも、次、行くわよ」


ゴジラ-GODZILLA-VS メカキングギドラで防衛 Part.7 VSスペースゴジラ

 

スペースG「ぐっ、やはり東宝宇宙怪獣の祖ギドラには勝てんか」

翔花「違います。東宝宇宙怪獣の祖はドゴラちゃんよ。あなた、宇宙怪獣なのに、そんな基礎知識を間違えるなんて、なっちゃいないわ。ドゴラの飼い主として、厳重に抗議させてもらいます」


Dagora, the Space Monster (1964) - U.S. Version Title


『宇宙大怪獣 ドゴラ』より幼生ドゴラ 効果音+"航空隊攻撃開始せよ"

 

スペースG「ドゴラの、いや、あの幻の宇宙大怪獣ドゴラ様の飼い主だと?  ありえん。貴様のような小娘が怪獣を飼うなどと。我は認めん」

翔花「認めるも何も、事実なんだから仕方ないじゃない。それに古来、美女と野獣という言葉があるように、怪獣使いの巫女の話は枚挙にいとまがないの。とりわけ、モスラはそうだし、キングコングは女の子を守るんだし、マンダだってムウ帝国の女王に従うし、メカゴジラ2だってサイボーグ少女にコントロールされる。ピット星人だってエレキングを操るし、女の子が怪獣を操って何が悪いの?」


神聖ムウ帝国亡国歌

 

スペースG「ならば……貴様を従えることができたならば、数多の怪獣を操る力を我がこの手にできるということだな。花粉症ガールとやらよ。そなたの持つモスラの力も合わせて奪うとしよう」

翔花「あなたには不可能よ、スペースG。なぜならば、あなたには愛がない。モスラの力は破壊の力ではなく、母なる大地の生んだ創造と継承の力。壊し奪うことしか考えない者には、扱うこともできない代物なのよ」

スペースG「愛だと?  そのような形のない感情論など必要ないわ。我は破壊神。宇宙に、ただ一人君臨する王なり。全てのものは我が奪い吸収するためにあり、我は無限に大きくなる。そなたも我の餌になるのだ、粉杉翔花よ」

翔花「こいつ、もしかして間違って育ってしまったドゴラちゃん?  ドゴラちゃんは元々、放射能で突然変異した宇宙細胞が成長したもの。スペースGは、宇宙の結晶生物が放射能で突然変異したG細胞と融合したもの。細かい生態はいろいろ違うけれども、全てを吸収しようとする貪欲な宇宙生命体起源であることには変わりない。ならば……ドゴラちゃんの飼い主として、私自ら責任をもって始末しないといけないようね」

スペースG「ふん。貴様自らだと?  怪獣を操るまやかし程度で、我の力を奪ったと思うてか。不思議時空やら、つまらん小細工をするだけの貴様などに、この我を倒すことはできん!」

翔花「言葉と幻で相手を翻弄するのは、NOVAちゃんの流儀なのよ。だけど、私が時空の旅で鍛えた技はそれだけじゃない。今こそ99の必殺剣の封印を解くときが来たようね」

スペースG「99の必殺剣だと?」

翔花「そう。私がその剣技のきっかけを得たのは、南郷流のヒノキちゃん、日野木アリナ師匠の元で、数理哲学の初歩を研鑽していた時。ヒノキちゃんの語る奥深い理論は習得困難だったけど、私は浴場特訓を繰り返し、何とか初歩の技を身に付けることができた。その後、時空を超えた試練の旅で、基礎技を剣術奥義に磨き上げることに成功する。愛を知らない哀しい暴魔に、正義のパワーで遥かな眠りの旅を捧げるためにね」

 

99の必殺剣

 

翔花「天には星、大地に花、人には愛、私には夢。今、時空魔術と、大地の精霊パワーと、愛情エネルギーがクロスして、夢の翼を形作る。モスラ・ウィング全開!」

スペースG「おお、小娘の背中に虹色の蝶羽が生まれ、浮遊していく。これがモスラの力か。さあ、来るがいい。受け止めて、吸い尽くしてくれるわ!」

翔花「花粉と鱗粉の融合したレインボー・パウダー噴出!」

スペースG「何だと?  これは眩惑効果のある毒粉だと言うことか?  体が……自由に動かん!」

翔花「花粉光剣(ポールン・レーザー・ブレード)生成! BGMスタート!」


レーザーブレード3曲+オマケ ニコニコより

 

翔花「一の太刀!  いんいちが一、一直線に突撃して真っ向一文字斬り!」

 

ズバッ!

 

スペースG「何だ、今のスピードは? 目にも見えなかったぞ!」

翔花「二の太刀!  ににんが四、死神の鎌(デスサイズ)起動、花粉分解でステルス、そこから死刃四段重ね!」

 

シュン!スパッ!ザクッ!ブシャッ!

 

スペースG「グハッ。剣技だと思っていたら、剣が変形して鎌になっただと?  しかも、突然、姿を消したかと思うと、背後から連続4回攻撃とは!  何たる暗殺技術!」

翔花「三の太刀!  さざんが九、苦しみ抜いて死ね。九連絞首地獄落とし!」

 

ヒュン!  ギュルルルルル、キューーーーッ! 

 

スペースG「う、うー(首が絞まって、うまく喋れん。娘の鎌が鞭に変わって、首吊り状態だと?)」

 

ピンッ、プチンッ!

ヒューーーーン、ドグワッシャー!

 

スペースG「うおっ、突如、拘束が断ち切られ、空中高くから落下して、思いきり地面に激突だと?」

翔花「ふ〜ん、まだ口が聞けるんだ。思ったよりもタフなんだね。さすがはG細胞。だけど、まだ3分の1しか披露していないので、簡単に死なれても面白くない」

スペースG「ちょっと待て。これは一体、どういう技なんだ?」

翔花「だから言ったじゃない、99だって。ヒノキちゃんから教わった九九の算術を応用した変幻自在の連続攻撃技。仮面ライダーさんが連続フォームチェンジで強敵を粉砕するような姿を、私も再現したんだけど」

スペースG「そんな一方的に攻撃するなんて、卑怯だとは思わないのか!」

翔花「思わないし。殺られる前に殺れ。最近のスパロボだと、覚醒や再動を連発して、怒涛の連続必殺技でボスキャラを動かさずに、自分のターン内で確実に仕留めることが達人のプレイだったりするし、私はプロレスラーじゃないんだから、わざわざ相手の技を受けてやる義理はないんだから」

スペースG「し、しかし、仮にも正義の味方が、『苦しみ抜いて死ね』とか『簡単に死なれても面白くない』とか言うか、普通?」

翔花「じゃあ、あっさりぽっくり簡単に死んでくれる?(ニッコリ)」

スペースG「いや、そう笑顔で言われても……。とにかく、我にも反撃させろ」

翔花「ダメ。九の太刀を仕掛けるまでが、私のターンなんだから。この技の発動中は、あなたの周囲の時間は遅くなっていて、体を動かすことは一切できない。できることは、思念で会話を交わすことだけ。せいぜい、泣き言を吠えてなさい」

スペースG「ぐーッ」

翔花「だけど、確かに『苦しみ抜いて死ね』は私のキャラにふさわしいとは言えないわね。時間を巻き戻すわ」

スペースG「何だと?  そんなこともできるのか?」

翔花「ここは花粉不思議時空だから、何でもありなのよ(あっさり)」

 

翔花「では改めて、三の太刀! さざんが九、クールに決めるわ、三味の糸。九連絞首天空落とし!」

 

ヒュン!  ギュルルルルル、キューーーーッ! 

 

スペースG「う、うー(どさくさ紛れに、もう一度、絞め技を喰らわせるだと?   この娘、鬼かよ!)」

 

ピンッ、プチンッ!

ヒューーーーン、ドグワッシャー!

 

スペースG「グオーッ。またも落下ダメージを受けるとは!」

 

翔花「ここから先は続けて行くわよ。四の太刀!  しし十六、獅子座流星群に乗って、よっしゃラッキーな、十六夜(いざよい)血花乱れ咲き!」

翔花「五の太刀!  ゴゴ25、いつもニコニコ笑顔を見せて、GOGO不幸返し!」

翔花「六の太刀!  六六36、6が3つは魔獣の数字、見ろ必殺のサムアターック!(親指で相手の秘孔を突く)  オワッターーーって言いつつ、まだ終わってないんだけどね」

翔花「七の太刀!  七七49、シクシク涙を流しつつ、七色虹の輝き乗せて、斜め二段の疾駆クロス断罪閃!」

翔花「八の太刀!  八八64、母虫(ハハムシ)モスラの祈りを込めて、発破無用の天然花粉鱗粉・粉塵大爆発!」

 

DOGAAAAN!

 

翔花「スペースGのライフ、これにてゼロよ」

 

   この時、翔花の脳裏に一年前の記憶が蘇った

 

翔花「そう。あれは屋久島へ旅立つ前、ヒノキちゃんとお話していたんだっけ」

 

思い出のヒノキ(99の力は、救急戦隊ゴーゴーファイブにもつながっておってな。正に地球の未来なのじゃよ)


ゴーゴーV Op

 

翔花「ええ、分かっているわ、ヒノキちゃん。99の技は、ただ相手を倒すだけの技じゃない。必殺剣は極めれば、相手の邪を断つと共に、その命を救う活殺剣ともなる。1999年、旧世紀末の破滅の予言を越えた先に未来があったように、破滅の八の太刀を越えた九の太刀こそ未来につなげる救急の剣。今こそ蘇れ、Gの魂よ。ヒノキちゃん、あなたの力もお借りします」

ヒノキ思念体(ああ、コナっちゃん。スペースGに囚われた我が友、セイリュウの魂を救ってやってくれ)

翔花「うん。剣よ、光を呼べ」


救急戦隊ゴーゴーファイブよりビクトリーロボの必殺技「ビクトリープロミネンス」【スーパー戦隊レジェンドウォーズ】☆チャンネルオリオン☆

 

翔花「九の太刀!  九九81、灰になっても飛ぶ火の鳥さ!  ハイジャンプ、大回転、分身チャージ!  燃える救急魂、不死鳥(フェニックス)活殺波動鳳(はどうほう)!」


| スーパーロボット大戦T | キングジェイダー | 全武装 |

 

   解説しよう。

   九九剣術最終奥義の九の太刀とは、これまでの変幻自在な各種の技を経て、最後に粉塵爆発した敵対相手の魂に不死鳥の復活効果を付与する技である。

   抵抗できない連続攻撃で散々相手を痛ぶった挙句、一度は完全に殺した相手に対し、最後の慈悲を与え、人生をやり直す機会を与える究極の贖罪活人剣とも言えるが、このような世界の理に反する技は花粉不思議時空内でしか発動させることができない、という問題点を抱えている。

   これも時空魔術と、九九に宿した言霊魔術、生命を育むモスラの力、そして花粉症ガールの精霊力が融合して初めて発動できる奇跡の技と言えよう。

 

セイリュウ「ハッ、わしの魂はスペースGに吸収されたはず。ここは?」

翔花「私の作ったバトルフィールドよ。もしかして、お爺さんがスペースGの正体なの?」

セイリュウ「いや、スペースGはわしの邪悪な分身よ。お主は……もしや、乙女、いや、ビャッコが語っていたパートナーの巫女か」

翔花「ビャッコって、シロちゃんのことよね。ええ、私は花粉症ガールの粉杉翔花よ。時空を翔ける精霊少女にして、NOVAちゃんの娘、そしてヒノキちゃんの弟子かつ友達って感じかな。よろしくね」

(当記事 完。「新・屋久島編その7 シロの想い」につづく)