花粉症ガール外伝・コンパーニュ記

会話リプレイ形式の「精霊少女や仲間たちの趣味雑談ブログ」。お題はTRPGを中心に特撮・怪獣ネタ成分が濃厚。現在は、ソード・ワールドのミストグレイヴ妄想リプレイ「魔神ハンター」を終了に向けつつ寄り道迷走気味。

ゴブリンスレイヤーの話3(種族と能力と経歴)

まだまだ続くよ、キャラ作り

 

NOVA「前回から、ゴブリンスレイヤーRPGのキャラ作りを始めたんだが、まずは只人の俺がダイスを振って能力値を決めたところだ。まとめると、以下の通りになる」

NOVA(只人)の能力値

               集中2         持久3        反射1

体力3    体力集中5  体力持久6  体力反射4

魂魄2    魂魄集中4  魂魄持久5  魂魄反射3

技量3    技量集中5  技量持久6  技量反射4

知力4    知力集中6  知力持久7  知力反射5

晶華「じゃあ、私が森人(エルフ)でダイスを振るね。(コロコロといっぱい)こんな感じかな」

晶華(森人)の能力値

               集中3        持久1          反射4

体力1    体力集中4  体力持久2  体力反射5

魂魄3    魂魄集中6  魂魄持久4  魂魄反射7

技量2    技量集中5  技量持久3  技量反射6

知力3    知力集中6  知力持久4  知力反射7

NOVA「肉体労働が苦手で、逃げるのだけが得意なキャラって感じだな」

晶華「そういうNOVAちゃんは、トロ臭くて、精神的にモロい感じじゃない」

NOVA「その代わり、持久力はあるので呪文の維持とかは得意だぞ」

ヒノキ「だったら、次はわらわじゃな。圃人(レーア)で振るぞ」

ヒノキ(圃人)の能力値

               集中1         持久2       反射5

体力2    体力集中3  体力持久4  体力反射7

魂魄4    魂魄集中5  魂魄持久6  魂魄反射9

技量3    技量集中4  技量持久5  技量反射8

知力3    知力集中4  知力持久5  知力反射8

NOVA「何だよ、その回避能力の高さは?」

ヒノキ「ふむ。驚異的な反射の高さゆえ、防御に秀でる反面、集中が低いため、能動的な行動が心許ないわけか」

ゲンブ「攻撃は我に任せよ。蜥蜴人で行くでござる」

ゲンブ(蜥蜴人)の能力値

               集中4        持久3        反射3

体力3    体力集中7  体力持久6  体力反射6

魂魄3    魂魄集中7  魂魄持久6  魂魄反射6

技量1    技量集中5  技量持久4  技量反射4

知力1    知力集中5  知力持久4  知力反射4

NOVA「怪力を誇る蜥蜴人にしては、体力が高くなくて、技量も知力も1って、どういうことだよ?  平均値は4、3、2、2のはずだろう」

ゲンブ「済まぬ。魂魄以外は全部1を出してしまった」

ヒノキ「やれやれ。ゲンブは相変わらず、ダイス目が悪いようじゃの」

ゲンブ「その代わり、第ニ能力値の集中、持久、反射で高い目を出したから、そこまで低い判定値にはなっていないはず」

NOVA「どうだかな。これって、レベルアップで能力値を伸ばせたりできるのだろうか?」

ヒノキ「無理じゃ。少なくとも、基本ルールの範囲では。一応、キャラ作成の時に、1点だけ好きな第一能力値に加算できるようにはなっておるが」

NOVA「俺は、弱点の魂魄を補うか、技量を伸ばして武器の命中を上げるか考えたいな。パーティーの技量集中がことごとく5ないし4というのが不安だ。攻撃を当てられない仲間ばかりになりそうで」

 

経歴の決定 

 

ヒノキ「能力の大小を心配するのは後回しにして、次は経歴を決めるのじゃ」

NOVA「出自と来歴と邂逅だな。これで職業とか技能が決まるという」

ヒノキ「種族で自動的に得られる技能もあるがの。ランダムで決めた結果が気に入らなければ、自分で選ぶことも可能」

NOVA「まあ、振ってみよう。只人の俺の生まれは(コロコロ)10だ」

ヒノキ「それは騎士じゃな。戦士1レベルと、【騎乗】技能(初歩)が得られる」

NOVA「結局、前衛かよ。まあ、いい。それじゃ、次は来歴だ。(コロコロ)4」

ヒノキ「戦場。戦争に参加したり、巻き込まれたりしたことがある。【沈着冷静】技能(初歩)が得られる」

NOVA「う〜ん、リュウソウCOOLって感じだな。まあ、騎士らしくていいと思うが、その技能は何ができるんだ?」

ヒノキ「動揺や混乱、誘惑に耐えることができる」

NOVA「だったら、魂魄を上げておかないと技能の持ち腐れになりそうだな。最後の邂逅は6」

ヒノキ「所属する組織に部下がいた」

NOVA「そりゃ、騎士だからな。何だかボーグナインを思い出すぜ。とにかく、俺は騎士だということだが、知力の高さを活かして魔法も使いたいが、魔法使いだと防具が軽装になるので難しい。僧侶魔法の使える聖騎士を目指すのもありだが、それには魂魄を上げないと。少し悩むので、先に晶華の方を進めてくれ」

NOVA(只人)の経歴

・種族技能:荷重行動、投擲武器、長距離移動

・出自:騎士。戦士1レベル、騎乗

・来歴:戦場。沈着冷静

・邂逅:部下。

晶華「私は一気に3回振るよ。4、5、6」

ヒノキ「出自は半森人。結局、ハーフエルフになったようじゃの。職業は野伏(レンジャー)か精霊使い(シャーマン)の好きな方1レベル。技能は応急手当。来歴は神殿で生活し、神学技能を持っておる。邂逅は、やはり部下」

晶華「う〜ん、ハーフエルフのシャーマンはいいとして、神殿と部下は合わないかなあ。5と6を入れ替えてもいい?」

ヒノキ「それなら来歴は孤児で、技能は忍耐。邂逅は取引相手ということになるが」

晶華「孤児のハーフエルフはいいかも。森の薬草を集める薬師のお婆さんに拾われて、育ててもらった。だけど、お婆さんが亡くなったので、また一人になった。取引相手は、薬師が薬草を納めていた地母神の神殿って感じで、どうだろう」

ヒノキ「いいんじゃないかの」

晶華(森人)の経歴

・種族技能:弩弓、暗視、精霊の愛し子

・出自:半森人。精霊使い1レベル、応急手当

・来歴:孤児。忍耐

・邂逅:取引相手

ヒノキ「次は、わらわの圃人(レーア)で行くのじゃ。ダイス目は9、6、12」

NOVA「出自は、酒場の亭主。来歴は孤児で、邂逅は師匠」

ヒノキ「これは、引退した元冒険者が酒場の主人をやっていて、孤児のわらわを拾ってくれて、店の手伝いの傍ら冒険の技術を仕込んでくれたってことで」

ヒノキ(圃人)の経歴

・種族技能:隠密、機先、調理

・出自:酒場亭主。斥候1レベル、観察

・来歴:孤児。忍耐

・邂逅:師匠

ゲンブ「最後は、我だな。9、9、10が出たでござる」

ヒノキ「出自は歩兵、来歴は学校、邂逅は婚約者?  歩兵はともかく、他の2つはどうかと思うが」

ゲンブ「確かに。我の能力で【博識】技能を得ても活かせそうにない。後の二つを振り直すぞ。6と8」

NOVA「孤児と親友か。このパーティー、孤児だらけだな」

ゲンブ「しかし、【忍耐】技能が得られるのは悪くない。疲労で消耗しにくいということだからな」

ゲンブ(蜥蜴人)の経歴

・種族技能:免疫強化、暗視、竜の末裔

・出自:歩兵。戦士1レベル、盾

・来歴:孤児。忍耐

・邂逅:親友 

能力ボーナス加算

 

NOVA「こいつは単純に体力、魂魄、技量、知力のどれかにプラス1すればいいんだな。俺は知識神を崇拝する騎士を目指す。書物や文化を守るために戦う騎士で、冒険しながら丹念に記録を付けている。魂魄プラス1で、3な」

晶華「私は、野伏志望で技量も上げておきたいな。技量プラス1で、やっぱり3」

ヒノキ「わらわも技量で、4になった」

ゲンブ「我も技量で、ようやく2」

 

状態の決定

 

ヒノキ「ここでは、生命力、移動力、呪文使用回数をダイスを振って決めることになる」

NOVA「呪文の使用回数は伸びにくいから、この出目が結構大事なんだな。7〜9で1回、10〜11で2回、12で3回。最低でも10を振りたいところだ」

ヒノキ「出目が気に入らなければ、5、7、9の3つにすることもできる」

NOVA「運命のダイスロールだ。10、8、3。くっ、最後の3が泣けてくるが、10は呪文使用回数、8は生命力、3を移動力に回すか。鈍足なのは、馬に乗ることで補う」

ヒノキ「すると、新兄さんの呪文使用回数は2回。生命力は体力+魂魄+持久+8で、17点。移動力は3×3で9m」

NOVA「移動力を増やす技能はないのか?」

ヒノキ「基本ルールではない」

NOVA「だったら追加ルールが出るまで、鈍足騎士で行くしかないか」

晶華「じゃあ、次は私ね。精霊使いの私も呪文の使用回数は大切だから、気合いを込めて……7、12、11が出たよ。やったね」

NOVA「それは羨ましいぞ」

晶華「12はもちろん呪文使用回数に入れて3回。11は生命力で16点。体力と持久が低いから、NOVAちゃんに負けたや。移動力は森人の場合、×4するから28メートルだね。NOVAちゃんの3倍の速さで移動できるよ。赤い翠星とでも名乗るかな」

ヒノキ「赤はわらわのトレードカラーなのじゃ。赤なのか翠(みどり)なのかハッキリせい」

晶華「じゃあ、髪の色が赤毛で、衣装は緑ってことで。普段は緑の頭巾をかぶっているので、赤毛は目立たないんだけど、頭巾をはらうと燃える髪の色がバサッて広がって、周囲の目を惹くとか」

ヒノキ「わらわも負けじと振るのじゃ。8、4、12。12は、やはり呪文かの。いや、ここは生命力に振って、20点。移動力は8を振って×3倍で24m。呪文は完全に切り捨てた。わらわは呪文を放棄する」

ゲンブ「我は、10、8、9。うむ、悪くはない。10を呪文で竜司祭の道を志す。9は生命力で18点。8は移動力で、×2だから16mってところだな」

NOVA「俺だけ足が遅くて、取り残されるパターンか。まあ、野外なら馬さえあれば大丈夫。それでも移動力をフォローするアイテムが欲しいなあ」

 

ヒノキ「それでは、いよいよ次回は職業と技能の自由習得に進むのじゃ」

 (当記事 完)