翔花「NOVAちゃん、大変だよ」
NOVA「うむ、とうとう来たな。想定内だ」
翔花「ウソ?」
NOVA「俺を誰だと思っている? 時空魔術師のWhite NOVAだぜ。これぐらいの地震を想定する訓練は日々積んでいる。本棚の本とか、ガンプラフィギュアとか、食玩のシンケンオーとか、一部被害はあったが、後で職場の無事も確認しなければいけないが、被害は決して多くない……はずだ(ワナワナ)」
翔花「NOVAちゃん、声と体が震えてるよ」
NOVA「大丈夫、武者震いって奴だ。ピンチな時ほど自分を鼓舞するアクティブ回路が起動したんだよ。こんな時に怯えても仕方ない。大切なのは、今、自分にできることは何かを冷静に判断し、慌てず騒がず行動することだ」
翔花「そのできることが、妄想ブログに書き込むことってのが、NOVAちゃんらしいんだけど」
NOVA「おお、通信が生きていることの確認と、心配しているかもしれない読者への安否発信だ。本来なら、掲示板にも書き込みたいところだが、とりあえず、ここに書き込んでいれば、非常処置としては十分だろう。余震の危険もあるから、もう少し落ち着いてから、他所にも書くようにする。まずは、翔花の涙目まじりの訴えに応じて、リアルに戻って状況対応することにする」
翔花「そうね。司令は現場に向かって。ここは私とKPちゃんでしっかり留守番するから」
NOVA「ロジャー。では、後は任せた。俺は直ちにリアルに復帰する」
(とりあえず、様子見しつつ続く)