花粉症ガール
ヒノキ反省 ヒノキ「大変じゃ。わらわの守護するはずの九州の地に災厄が発生した。油断した。何たること」 ゲンブ「落ち着いてくだされ、アリナさま。何もお嬢さまのせいではござらぬ。それに、この度の地震は、3年前、2016年の熊本地震と異なり、今のところ…
コール・オブ・ガイア 謎の声(我が遠き娘よ、目覚めなさい) 翔花「ううん、お早う、NOVAちゃん」 謎の声(私はWhite NOVAではありません。新しい天空の星ではなく、古き大地の精なり) 翔花「え、ここはどこ? 私は誰? 私はそう、花粉症ガールの粉杉翔花…
年始のあいさつ ヒノキ「明けましておめでとう、なのじゃ。新兄さん、すなわちWhite NOVA氏に代わって、花粉症ガールの物語を取り仕切ることになった花粉症ガールV3、日野木アリナである。祝え、旧ブログからの引っ越しの儀を!」 ゲンブ「そして、我はアリ…
静かならざる聖夜前 コンパーニュの塔にて。 日野木アリナ(ヒノキちゃん)と護衛騎士ゲンブの前に現れた謎の男は、予言者ノヴァストラダマスを名乗り、この世界の終わりが近づいていることを告げた。 しかし、ヒノキちゃんは、予言者のもう一つの顔を指摘す…
クリスマス前の静かな一夜 ヒノキ「暇じゃ」ゲンブ「アリナ様、何をおっしゃるのですか? お嬢さまには大切な使命が……」ヒノキ「そう。わらわには大切な使命があるはずじゃった。本来なら、この年末にシンカリオンが最終決戦の時期に入り、今ごろは敵の本拠…
11月27日はガメラの日 ヒノキ「おお、アストロメガネスターから、メガネンジャー名誉特別隊員のわらわに通信がキター。ほう、メガネピンクの弥生からか。何? 司令の新星どのから、ゲンブにハッピーバースデイじゃと? おい、ゲンブ、喜べ。彼の御仁は、ガメ…
ヒノゲンOPコント ヒノキ「うわー、ゲンブよ。こんな姿になってしまうなんて。惜しい男を失くしてしまった」ゲンブ「いや、アリナ様。我はここにおりますが」ヒノキ「お主のことではないわ。わらわが言っておるのは、シンカリオンのエージェント・ゲンブのこ…
久々の長女と父と愉快な仲間たちのOPコント NOVA「今朝は、プリキュアも、ライダーも、戦隊もないニチアサだ」翔花「突然、何よ。ええと、11月4日なのよね」NOVA「ああ、それと昨日は11月3日。俺的にはただの文化の日だったんだが、実はゴジラの日、TRPGの日…
月と火 コンパーニュの塔の上空。 少し欠けた望月が東天に昇り、西天は燃え上がる夕暮れ時。 二つの光が激しく交錯していた。 かたや月光の黄金、かたや烈火の真紅。 群青色の空は、人知を超えた力が激突する戦場だった。 そしてーー、 ヒノキ「この女、いや…
コンパーニュ襲撃 ヒノキ「さて、コナっちゃんがいなくなると、寂しくなったのう。じゃが、わらわは桜島の異変に備えて、今はここを動くことはできん。九州守護の結界のために、霊力を供しないといけない時期でもあるし。そうでなければ、屋久島クエストにわ…
旅立ちのプレリュード ヒノキ「いよいよ屋久島編の始まりじゃ」翔花「これでコンパーニュの塔を出発するわけだから、ヒノキちゃんの出番も、しばらくなくなるのよね」ヒノキ「そんなことはない。わらわはいつだってそなたを見守っておる。いざとなったら、コ…
これが最後のソード・ワールド編? ヒノキ「とりあえず、ソード・ワールド編はこれで終わりじゃ」翔花「え、何でよ。キャラを育てて、これからだってのに」ヒノキ「いや、ゲームで遊んでばかりだと、肝心の花粉症ガールの物語が進展しないからのう。そなたが…
前置き的な神様話 ヒノキ「10月と言えば、神無月じゃ」翔花「神さまがいなくなるの?」ヒノキ「島根県の出雲大社に神さまが集まるという俗信があるためにのう。ただし、日本神話は天孫降臨以前の地神系である国津神と、天孫降臨した天津神の二つの系統に分か…
日野木アリナの独り言 花粉症ガールV3に正式認定された日野木アリナはTRPG好きの女の子。 先月は、ソード・ワールド2.5のルールブック2が発売されて、ワクワクしたのじゃが、それに関する記事書きの方が追いついてないのが、ちと残念。 まあ、いろいろ慌ただ…
粉杉翔花と日野木アリナのメタ談議 ヒノキ「コナっちゃん、そろそろ九九は全部覚えたかの?」翔花「まだだけど、三の段と四の段は覚えたので、これで前半の五の段まではバッチリだよ。それと九の段でおもしろい発見をしたんだ」ヒノキ「発見じゃと?」翔花「…
3ヶ月前のOPナレーション(と軽い総括) 光の眼鏡ライトグラス、それは真実を照らし、明示する。 闇の眼鏡ダークグラス、それは真実を覆い、隠蔽する。 光に選ばれしメガネンジャーと、闇に選ばれしインペイダー。 光と闇は虚実入り混じり、陰陽を伴い、今こ…
日野木アリナと弥生ウルシェードのちょっぴりマニアック談義 ヒノキ「やっぱり戦隊の赤といえば、今はパトレン1号、圭一郎さまが一推しじゃ」弥生「つまり、ルパンレッドはお気に召さないと?」ヒノキ「軽薄な若造はどうもな。前作だと、よっしゃラッキーよ…
日野木アリナと弥生ウルシェードのOP談義 ヒノキ「TRPG大好き娘のヒノキじゃ」弥生「TRPG初心者だけど、データ解析は得意なメガネピンクこと弥生です」ヒノキ「うむ。当初は司会がわらわで、解説を弥生に任せようかと思っていたのじゃが、話を進めるうちに、…
GM日野木アリナのごあいさつ 平成という一つの時代が終わりを迎えようとする昨今、ちまたでは何だか「新世界」というキーワードをやたらと耳にするような気がするのう。 新世界といえば聞こえがいいが、それはすなわち旧世界を終わらせるなり、住人たちがこ…
粉杉翔花と日野木アリナのシリアス談義 ヒノキ「コナっちゃん、大変じゃ」翔花「どうしたの、ヒノキちゃん?」ヒノキ「いい知らせと、最悪な知らせがあるんじゃが、どっちから聞きたい?」翔花「うう、最悪な知らせはあまり聞きたくないんだけど、先に聞いて…
日野木アリナの温泉ラブタイム述懐 はあ、みんなで入るキャッキャウフフな温泉タイムもいいが、一人でのんびり入る温泉もいいものじゃの。 おまけに、今朝はプリキュアも世界一周の末に温泉に入り、パトレン1号の圭一郎様も温泉を楽しむ。やはり時代は温泉の…
NOVA「晶華、大変だ」晶華「なあに、NOVAちゃん。私が改造されたこと以上に大変なことってある?」NOVA「ある。どうやら、ここで花粉症ガールの物語を記録するのは、来年春が限界らしい。平成が終わる辺りで、ここも消滅するとの予言ならぬ予定が下された」…
翔花2号「ねえねえ、NOVAちゃん。私、粉杉翔花であることを辞めたいの」NOVA「何だと?」翔花2号「だって、同じ名前のお姉ちゃんがいるって紛らわしくない? 固有名詞に1号とか2号って変だよ」NOVA「お前、仮面ライダーやパトレンジャー、それにパーマンなん…
翔花2号の述懐 私は粉杉翔花。妹の2号の方ね。 だけど、お姉ちゃんよりも、3年余分に生きてしまったので、それでも妹と言っていいのかな。 私は危険な冒険とは無縁な、日常に根ざしたお気楽極楽ガールだと思っていました。 だけど、世の中、そんなに甘くない…
娘のいない誕生日 NOVA「今日は8月27日、つまり、翔花の5ヶ月めの誕生日だ」ケイP『翔花ママはコンパーニュの塔で修行中だろ?』NOVA「姉の1号はな。妹の2号もお盆休み前に送り出したんだが、それから10日以上が過ぎて、今だ帰ってくる様子がない。温泉でキ…
父と娘のOP会話 翔花2号「お盆休みが終わって、平常運転に入ったのはいいけど、温泉編に引き続き翔花外伝なのよね」NOVA「ああ、毎週木曜はバトル創作の翔花伝を書くのが通常スケジュールだったんだが、まだ番外編エピソードが終わっていなかったからな」翔…
翔花2号の述懐 私は粉杉翔花。妹の2号の方ね。 元々は一人の花粉症ガールなんだけど、ブログ上の物語展開が「バトル創作の翔花伝」と「NOVAちゃんとのお喋りメインの日常編」に分かれた際、粉杉翔花もいつしか*1バトルの1号、日常トークの2号に分かれてしま…
入浴イラスト感想タイム(みたいな混迷空間) ヒノキ「サブロー殿から、イラストをいただいたぞ。わらわは幸せじゃ。これでいついかなる時も、笑顔を絶やさずに生きていけるのじゃ、ヒヒヒ」翔花「良かったね、ヒノキちゃん。あれ、でも私も載せてもらってい…
ビルド仕込みのOPコント(最近ルーブもマネしてるね) ヒノキ「さあ、何もかも忘れて、今回は花粉症ガールズのサービス回……と行きたいところじゃが」シロ「粉杉翔花と、その分身。お前たちのアリナ様に対する、度重なる失礼な振る舞い、このビャッコ、決して…
前回のあらすじ(みたいなヒノキちゃん語り) 花粉症ガールV3こと日野木アリナ(旧名・南郷阿里)はTRPG好きの女の子。 って、のんびり自己紹介している場合じゃないな。 昨日の記事の話じゃ。 わらわとコナっちゃんは、キャッキャウフフとソード・ワールド…